〔コース〕
蒲田駅 蒲田東口商店街薭田神社聖蹟蒲田梅屋敷公園ぶらもーる梅屋敷商店街池上本門寺通り商店会・表和会長栄山池上本門寺・本門寺公園馬込文士村商店会郷土博物館馬込自然林緑地・馬込自然林区民緑地上池上商店街洗足流れ御松庵妙福寺洗足池公園東急洗足池駅
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ハトちゃんは、10月6日、いつでも駅ハイ蒲田の初日に「※まいせんを知る~歴史上の偉人が大田区に残した足跡をたどる」コースを訪れました。天候は曇り。
※「まいせん」とは古くから景勝地と知られる馬込・池上・洗足池の頭文字をとった呼称
以前、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」ウォーキングサークルで散策したことがあります。
蒲田駅中央改札口でスタート受付。都内のウォークとあって、多くの参加者が来ていました。
東口へ出て、駅前通りの東口商店街を進みます。あやめ橋を渡り、蒲田小学校横を通ってローソンが右手に見えて来ます。コンビニの横道を進むと、薭田神社〔7
09(和銅2)年に行基が開いたといわれる古刹。古くは蒲田神社とも呼ばれていた〕へ。境内は狭い。参拝。
参道を抜け鳥居をくぐって直進。京浜急行の高架が見えて来て、高架をくぐって線路の反対側、第一京浜道手前にある聖蹟蒲田梅屋敷公園へ。梅屋敷公園
は江戸時代の和中散(道中の常備薬)売業所が造った梅園。梅の木が約100本植えられていて、国道15号線沿道の喧騒が嘘のように、憩いの場として落ち着きます。
ハトちゃんは、次に向かう際、うっかりと京急蒲田駅方面に曲がってしまい、300mほど行って「おかしいな?」と思い、コンビニで聞くと、梅屋敷駅は反対方向。あわてて戻って、梅屋敷駅へと向かいました。
駅入口を左折して駅前の高架をくぐると、人通りが多くて活気のある、
ぶらもーる梅屋敷商店街。
商店街の真ん中を約1km。結構、長く感じました。途中、「梅屋敷」のアーケードあり。
やっと、JR京浜東北線の踏切があって、通り抜けると、呑川沿いの遊歩道へ。
双流橋から順次、橋が出て来て、池上通りまで川づたいに歩いて行きます。池上第二小を過ぎて1kmぐらい歩くと、池上通りが目の前に。
川と道路が交差するような形に。コースは、池上通りを進んで右折して、門前町の池上本門寺通り商店会・表和会から霊山橋を渡るようになっていましたが、小生は近道をして呑川沿いを真っ直ぐ進んで霊山橋へ。
霊山橋を右折すると、目の前に急峻な階段が聳え立つ。その階段(96段)を登ると、日蓮宗大本山で日蓮入滅の地である、長栄山池上本門寺・本門寺公園に到着。日蓮入滅の霊跡で、「誕生寺」「身延山久遠寺」と 並ぶ日蓮聖人の三大聖地の一つ。
本門寺境内は、さすがに広く建造物に圧倒されました。総門、大堂、
霊宝殿、五重塔など。
入滅時の1282(弘安5)年10月に咲いたとされる「お会式桜」もあります。また裏の墓地内には、加藤清正、力道山(享年39歳)の胸像がある墓もあります。
途中、高くそびえる日蓮上人立像や真っ赤な宝塔を横目に観ながら、最後に関東で最古で最大の五重塔を観賞後、池の横を通って、貴船坂を上って右側の梅田小から坂を下って直進すると、西馬込の交差点で国道1号線第一京浜に突き当たります。
歩道橋を渡らずに右斜め前の馬込文士村商店会の道へ。商店会は店が少なくひっそりとしています。ちなみに「馬込文士村」とは、大正から昭和初期にかけて、室生犀星や石坂洋次郎など文士が多く住んでいたことから呼ばれています。
坂を上って歩いて行くと、右側に大田区立郷土博物
館があります。入口横には、ゆかりの文士村地図の看板。今回は入館せず。大田区の地名(由来は、大森と蒲田のそれぞれ1字をつなげて大田に)。また、大森貝塚関連、大森の海苔養殖や発掘の考古学資料や、文人たちの「馬込文士村」の資料が展示されています。
次のポイント馬込自然林緑地・馬込自然林区民緑地の出入口がマップを見てもわかりづらく、近くのクリーニング店で聞いて、階段を上って緑地内へ。
住宅街の中に残されていて、薄暗い雑木林の傾斜地に緑地が二つに分かれて公開されています。
後から来たハイカーが迷っていたので、出入口を教えました。
今回のコースは、馬込自然林緑地・馬込自然林区民緑地の先に、洗足池→東急洗足池駅がゴールとなっていましたが、洗足池は知っていたのと、東急線では渋谷駅に出て遠回りになるので、総武快速線千葉方面に便利なJR京浜東北線の大森駅に出ることにしました。
帰りの道も、クリーニング店の女主人に教えてもらって、環八に出
てからジャーマン通りを直進して約1.5km歩いて、ゴールの大森駅に着きました。ちょうど昼食時間帯で、飲食店にサラリーマンの姿が。駅ホームに「日本考古学発祥の地」碑がありました。
結局、歩行距離は8kmぐらい。10月に入って、連荘で駅ハイに参加し汗をかきました。サークルで歩いた先生とメンバーの顔が浮かんで来て懐かしい思いに...。