コース;布佐駅 布佐図書館旧井上家住宅浅間神社布佐市民の森宮ノ森公園竹内神社布佐駅
============================================
台風が去って秋晴れの10月24日(火)、駅ハイで「芸術の秋!我孫子の森に現れた芸術作品を鑑賞するハイキング(約6km)」に参加。久しぶりの成田線沿線でのウォーク。自宅から近距離で、京成本線「京成成田」 駅で下車。徒歩2分でJR「成田」から5駅の布佐駅に到着(9:40)。新コース。
駅でスタート受付。駅前バスロータリーを過ぎて左折。幅広のやすらぎ通りを直進。信号で横断歩道を渡って右に曲がります。
公園を過ぎて間もなく右側に布佐図書館がありました。「我孫子 国際野外美術展」の幟が立っていたので入館しましたが、展示は無くただの図書館ですぐ出ました。
民家が両脇に立っている布佐下通りを進みます。途中、何軒かの庭においしそうな柿がぶら下がっていました。左側に国道356号線と手賀沼周辺の風景が続きます。
赤い鳥居ときつねのお稲荷さんが祀られている稲荷神社の先に、コンビニ「さいとうギャラリー」があり立ち止まりました。
次の曲がり角に旧井上家住宅〔井上家は、江戸時代前期から食料雑貨商「近江屋」を営んでいて、 手賀沼の干拓事業に参入し、名主になった豪農。市指定文化財〕の表門(江戸末期)、庭に入ると大きな母屋(江戸末期)があって、玄関から母屋の玄関先が覗けます。また、二番土蔵(江戸末期)、新土蔵(昭和初期)と庭門(昭和初期)もあり、広い築山・庭が広がっていました。
その後、布佐下通りを進むと、突き当たりに浅間神社。 土の階段を上る と、ちっちゃな社殿。山道を下って下の道に着いて、戻ります。ウォーカーと行き違い。
井上家住宅の前に干拓事業の石碑を見て左折すると、左側が 相島の森でうす暗い横道を通過。
間もなく、今回のメインである野外美術展会場の布佐の森(2.7haの森は調整池を囲むように森林が 続く散策路がある)へ。
森林の合い間合い間に、作品が展示されていて、鑑賞しながらのウォーク。台風 で枯れ木や小枝、どんぐりが多数落ちていて歩きづらい。作品が台風で壊れているものもあり、ときおり足を取られそうになりました。約40点のアーティストによる展示は、自然と文化との融合でみんなで作った美術展として国際交流に貢献しています。
森の中を1周して舗装道に出ると右折し直進。布佐南近隣センター前のやすらぎの道を右折。次の信号を左折すると眼下に余間戸公園の池が見えて陸橋の鉄網越しに成田線が下を通過。そのまま進むと交通量の多い国道356号線に出ます。
国道を右に曲がって布佐小学校入口交差点で右の道に入って下って行くと、間もなく 住宅街の先に宮ノ森公園。
園内を歩いて行くと、木々が色づきはじめ、すぐ右側を成田線が走り、左側に池があり、水中に海外のアーティストや布佐宝保育園児の作品が鑑賞できました。
その後、公園をぐるりと回って、竹内神社へ。急勾配の石段を上 ると、落ち葉拾いに精を出す関係者が。右側に神明神社。左側に竹内神社の社殿があり参拝。
階段を下ると立派な松並木の参道が続きます。
松の並木を眺めてから時計を見ると、次の電車の発車まで13分しかありません。急 ぎ足でマップと矢印をたどりながらジグザグに角を曲がりながら、駅前通りを南下すると、布佐駅東口まで10分で到着。
ホームで成田行きの下り電車を待っていると、船橋の駅ハイベテランウォーカーさんが反対ホームに座られていてホーム越しに挨拶。「布佐」駅の上り下りの発車時刻が単線で待ち合わせのため同時刻。
我孫子方面に向かうので「変だなぁー」と思いましたが、後で帰宅してパソコンで調べてみると、我孫子駅に出て常磐線で柏駅、柏駅から東武線で船橋駅に向かう方が運賃が安いことが解りました。
いつも成田駅からは総武快速線の方が近いという先入観が邪魔しました。
布佐は初めてでしたが、芸術作品を我孫子の森や公園など野外で鑑賞し、とてもユニークな作品群に出会えました。
コメントする