27日(木)は5時過ぎに起床。前日も30℃を下回りましたが、本日はさらに薄曇りとときおり目にしみる小雨。
「青春18切符」を利用して、駅ハイで群馬県へ。
コースは約12km;高崎駅駅ビジターセンター(総合案内所) 群馬音楽センター高崎市山田かまち美術館観音山観光センター白衣大観音染料植物園ひびき橋洞窟観音清水寺高崎公園高崎市役所21階展望ロビー高崎駅
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高崎駅(9:10)到着後、東西連絡通路(上信電鉄の広告プリントが 2ヵ所)改札口前にある、駅ビジターセンター(総合案内所)へ。
9時30分からの受付でしたが、開いていて早速カードをかざしてスタート登録。コースマップと資料をもらいました。また、駅ハイ(群馬)スタンプラリーのC賞先着300名様にプレゼントの「オリジナル巾着袋」が残っていて、もらいました。
受付の女性から「どこからいらっしゃったんですか?」と聞かれて「千葉です」と答えました。
コースマップは4つ折の「たかさき遊び」。同コースは数回歩いていたので受付のみ。
続いて、11時までが受付終了の桐生へ向かうことに。小山行きの両毛線(9:37発)に乗って10駅約45分で桐生駅(10:23着)へ。
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コースは10km;桐生駅 観光物産館「わたらせ」 西桐生駅桐生織物記念館織物参考館 "紫(ゆかり)"後藤織物桐生天満宮有鄰館錦桜橋(きんおうばし)新桐生駅絹撚記念館 桐生駅
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桐生は6回目になりますが、テーマとコースは毎回違っていて、今回は4鉄道〔JR、東武鉄道、わたらせ渓谷鉄道、上毛電鉄〕の合同開催コースに参加。
スタートは駅構内の「桐生観光物産館わたらせ」で受付。マ ップを受け取ると、スタンプラリーが付いていました。
今回は、夏のウォークと腰痛のこともあり、レンタル自転車でまわることに。すぐ前の構内にある 「桐生市民活動推進センターゆい」で自転車〔無料〕を手続き。桐生は坂が結構多く、前回、一般車で苦労したので、今回は電動自転車を借用。
「桐生」といえば「織物」の町。桐生川と渡良瀬川の二つの川が市内を流れるこの地は「西の西陣、 東の桐生」といわれたほど織物の町として有名。まちなかには日本遺産の絹遺産群とし ての繭と絹織物のスポットがいっぱい。
西口前からロータリーを抜けてすぐ左折。途中に桃色が目印の「絹撚記念館」〔大正6年に建築された撚糸工場事務所棟で県内最古の洋風石造建造物。現在は市の郷土資料を展示〕があります。館内入口でスタンプを押印。
続いて、高架をくぐって反対側の東口へ。末広町の交差点を直進して間もなく、右手の桐生織物記念館〔1934(昭和9)年、桐生織物協同組合の事務所として建築され、「織都」の別称を持つ桐生の隆盛を今に伝え、国の登録有形文化財に指定されている〕へ。入館すると、桐生観光大使の篠原涼子さんが見つめる大型ポスターあり。1階では、織物製品(和装織物・桐生帯や着物など、洋装繊維製品・生地)を産地価格で販売。2階に織物資料展示室〕があります。
館内は無料で、資料展示室内を見学できます。桐生織の歴史と伝統、七つの技法を用いて 織られた和装織物の豪華絢爛さ、織機の種類など、過去から現在までの移り変わりを紹介していて、ガイドさんが説明してくれます。
その後、地蔵通りを右折。2番と3番目のスタンプ設置場所を目指します。本町通りに出ると本町4丁目。さらに直進。4つ角右側に「織物参考館 紫」、森秀織物〔森秀織物の旧釜場、旧整経場、旧鋸屋根工場を利用して、館内で染色や手織が体験できる体験型博物館〕の看板と建物が見えて来ました。受付前の土産店内で押印。
次に、反対側のカトリック桐生教会の建物裏にあたる後藤織物〔織物業界に貢献し、現在も織物生産を続けていて、木造のノコギリ屋根工場見学が有料でできる〕へ。今回はスタンプのみ。
なぜか、後藤織物を出た後、方向音痴になってしまい、道を聞いたんですが、なかなか本町通りに出られず四苦八苦。自転車でかえって先まで行ってしまい、混乱してしまったようです。
やっと本町通りに出て右折。本町3丁目先の有鄰館へ。
右側の市指定重要文化財の有鄰館と矢野本店店舗及び店蔵〔二代目矢野久左衛門が1749(寛延2)年に店舗を構えて以来、商業の発展に寄与してきた土蔵群。酒類、醤油、味噌などの醸造を行ってきたところで、江戸から大正期にかけて建築された〕に立ち寄って、敷地内を見学し、スタンプを押印。
※「有鄰」とは、孔子の「徳孤ならず必ず鄰あり」という故事から引用した言葉。
突き当たりの桐生天満宮まで本町通りの歩道にオブジェが間隔をあけて立っています。
有鄰館を越えて間もなく、一本、道を入った買場通りにノコギリ屋 根の旧 曽我織物工場(1922(大正11)年建築された)の大谷石造り5連の建物を見つけました。
本町通りに戻って近くに無鄰館の建物。オジン隊で昨夏、兼子隊長が「桐生が世界文化 遺産を目指している」と話すと、隊長から「それは無鄰館(無理ん感)」というダジャレを思い出しました。
道の両側が桐生新町重要伝統的建造物群保存地区になっていて、1591(天正19)年 、徳川家康の命を受け、大官大久保長安の手代 大野八右衛門により新たに町を興し在郷街として発展。絹織物業を中心に発展してきた桐生を象徴する伝統的な家並み群(主屋や土蔵、ノコギリ屋根など)が並んでいます。
右手に、土蔵やレンガ造りの建物が目を惹きます。
ただし、川越と比べると、新しい建物や壊れた土蔵もあり、整備されているとはお世辞にも言えません。
桐生天満宮〔桐生新町創設にあたり、現在地に遷座された
と伝えられる。社殿 は権現造で、本殿と 幣殿の外壁に極彩色の装飾が施されている〕を参拝。天満宮だけに、牛が鎮座して いました。毎月1回、骨董市が開催されています。
〔 折り返し〕
天満宮前の道を左折して、織物工場跡に喫茶&パン屋を営業している、「レンガベーカリー」へ。店 内にはおいしそうなパンや休憩処がありました。食パンを買って、男性店員に「習志野から来た」と話すと、偶然、「一時、住んでいた」そうで懐かしそうでした。
帰りもわかりやすい本町通りを戻って、本町3丁目の信号を右折。宮本町1丁目からぐるっと回って、山手通りに出て小曾根町方面へと。途中、桐生第一高校前を通過。この道は、桐生七福神めぐりで歩いたところ。
JR桐生駅、上毛電鉄「西桐生」駅方面に進むと、セブンイレブンがあります。交差点右側に西桐生駅。駅名の看板は、右からの横文字で駅舎とともにレトロな雰囲 気。車両の中に自転車を乗せられる「サイクルトレイン」が名物。
ここで5押印済みの「ウォーキングラリー」用紙を提出。電車が表紙の自由帳をいただきました。「西桐生」駅から直進3分で桐生駅東口のロータリー前へ。駅 前広場には、8月4~6日に行われる、八木節まつりの看板が立っていました。また広場中央に織物の町、桐生を象徴するカラフルな糸をデザインした塔が立っています。
駅構内の「市民活動センターゆい」で自転車を返して、ゴール。すぐ前の「桐生」駅へ。
帰りは、12時27分発の両毛線小山行に間に合って小山駅(13:23着)へ。昼食がまだだったので、宇都宮線上りホーム8号車付近の「立食いそば」へ。値段も安価で、おいしかったです。次回も利用したいと思いました。
湘南新宿ライナー(14:02発)で赤羽→秋葉原→幕張本郷駅へ16時前に到着。
今回、桐生はサイクリングで、めぐりましたが、次回は歩いて、できるだけ知らない場所をゆっくり見学したいと思います。
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