今月は末日まで1週間。23日(金)はとくに予定も無かったので、遠出をして両毛線沿線に出かけることにしました。5時に起床。
コースは約8.5km;足利駅太平記館 鑁阿寺吉祥寺厳島神社・明石弁天足利織姫神社渡良瀬橋歌碑史跡足利学校太平記館 足利駅
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天候は晴れて気温が高く真夏日で、半袖で十分。
上野駅から宇都宮線(6:59発)に乗って、小山で両毛線に乗り換え。
最初に下車した栃木駅は、駅構内の観光案内所で「駅ハイは24日から」と言われ、1日間違えてしまう今月2回目の大チョンボ。仕方なく1本遅れて両毛線上りで論語のまち、足利駅へ。足利は華々しくも厳かな北の鎌倉といわれています。
国道293号線をはさんで、史跡足利学校手前の太平記館〔NHK大河 ドラマ「太平記」を記念して建てられた、地元の観光案内所も兼ねた売店〕へ。駅から近道を通って徒歩3分ぐらい。
歩道橋下にある押しボタン式の信号を渡ると、堀がめぐらしてあって、足利学校の建物、敷地を横に眺めながら進みます。学校前の石畳の 商店街を抜けて学校の出入口へ。本日は入構。
手前に足利尊氏公の銅像がありました。受付でチラシと珍しい「日本最古の学校 足利学校入学証」としおりをいただきました。
史跡足利学校は、1921(大正10)年に国の史跡に指定された日本最古の学校で、創建は奈良時代や平安時代など諸説あります。また、宣教師フランシスコ・ザビエルが「日本国中最も大にして最も 有名な坂東の大学」と世界に紹介して有名になりました。
敷地内は広くて、南向き庭園に面した茅葺き屋根の教室 「方丈」を中心に建物が点在。ちょうど子供たちが論語を読んでいました。日本最古の孔子廟〔1668(寛文8)年建立〕があり、御茶ノ水の湯島聖堂と同形。植木や芝生がきれいに刈られています。
校内をまわって、受付嬢に挨拶後、商店街の石畳前方に厳かな山門が見えて来ます。
堀と太鼓橋を渡ると、鑁阿寺(ばんなじ)〔1196(建久7)年、足利氏2代の義兼が創建。本堂が鎌倉時代後期の 禅宗様建築で国宝に指定されている〕の全容に圧倒されます。
広さだけでなく、各種 建物(本堂、経堂、多宝塔、鐘楼などが重要文化財など)が建っていて、広い境内に 歴史を感じる厳かな雰囲気が漂います。あちらこちらにアジサイも咲いていました。
堀に沿って歩くと、「カルガモに注意」の看板と堀には錦鯉などがゆうゆうと泳いでいました。
二つの歴史ある建造物を観て、あとは暑さと同じコースなのでカット。「太平記館」へ戻りました。ゴールするとヤクルトのレモリア(飲料水)のパックサービス。
帰りは、足利駅から小山方面に戻らず、高崎駅に向かい、高崎線で帰りました。高崎線の乗り換え 待ち時間は少ないのですが、足利駅からは小山駅に向かった方が乗車時間が少ないことを改めて知りました。桐生駅ならば、ちょうど中間なので高崎線の方が便利だと思います。
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