2014年11月アーカイブ

前日の雨が上がった11月30日(日)、「JR 駅からハイキング」で「湘南の絶景と寺社めぐり(in 二宮)約8.3km」に参加。二宮は昨年の6月18日(火)以来。

 

コースは;二宮駅スタート右ガラスのうさぎ像・伊達時彰徳の碑右東海道松林の名残り右等覚院右東海道一里塚右茶屋の薬師堂右西光寺 右神社川勾神社右ふたみ記念館右吾妻山公園(神社吾妻神社・展望台・神社浅間神社)右知足寺右徳富蘇峰記念館右二宮駅ゴール


 

戸塚駅で東海道本線国府津行に乗り換えて、最寄り駅の幕張本郷からは約2時間。二宮駅には9時08分に到着。駅前北口から横断歩道を渡った建物(奥が 141130 (2).JPGなぜか体育館?)1階の二宮町観光協会で、スタート受付(9:15)。台帳では10人目。天候は晴れですが、ところどころ曇が多い不安定な空模様。

 

南口にまわると、ロータリーにガラスのうさぎ像〔太平洋戦争終結直前の爆撃に 141130 (63).JPGより、尊い多くの生命が犠牲になり、父を失った12歳の少女の戦争体験記「ガラスのうさぎ」(高木敏子著)が国民に深い感動を呼び、二度と戦争があってはならない、恒久平和への思いを込めて建造〕と、伊達時彰徳の碑〔二宮の発展に貢献したのを記念して、1951(昭和26)年建造〕がありました。

 

突き当たると、車が行き交う国道1号線へ。そこを右折す 141130 (3).JPGると、東海道二宮宿の名残りで、道路に沿って松並木があり、横を通過します。枝葉や松ぼっくいが多く落ちていました。

 

1号線(旧東海道)に沿って歩いて行くと、「吾妻神社入口」と表記された信号 と、鳥居があります。

 

いったん、斜め左に入る道を進みます。

 

途中、左に一段高くなって、等覚院〔境内には、六地蔵尊、子を抱 く観音地蔵など。本尊は不動明王 141130 (6).JPG141130 (4).JPGおよび両脇侍像〕へ(9:33)。

ふちが赤い鐘堂には、町指定の最古の梵鐘がぶら下がっており、薬師堂前のフジの木も町の天然記念物とのこと。寺の前に、師走の衆議院選挙候補者掲示板が取り付けられていました。

落葉を掃いている関係者の人から 『ウォーク頑張ってね』と激励を受けました。

道なりに進むと、1号線の「山西」で合流。以後、500m国道を直進すると、歩道橋と信号がある「川勾神社入口」へ。

 コースマップにしたがい、手押しの信号を押しますが、なかなか青になりません。

 

やっと、信号が変わって、歩道橋前に東海道一里塚〔江戸日本橋から 141130 (10).JPG18番目にあたる。江戸時代は一里塚周辺は旅籠、茶屋、商店などで賑わっていた〕の石碑が建っていました。

 

先ほどの信号まで戻ると、途中まで先にいたマスクをした若い男性ウォーカーと信号前で鉢合わせ。

 

141130 (11).JPG横断して、川勾神社方面に向かいます。右折して間もなく右側に小さなお堂が。茶屋の薬師堂〔木造薬師如来像が安置されているが、未公開〕の前で立ち止まりました。

 

その後、東海道本線の陸橋(川勾橋)を渡ると、ちょうど眼下を電車が通りました。400m先のバス停「川勾神社入口」を右に曲がると、 141130 (14).JPG左手に「川勾神社」の看板があります。

 

左折して間もなく、川勾神社手前に墓が立ち並ぶ西光寺〔鎌倉時代開山で、真 言宗東寺派の由緒ある寺〕(9:54)。参道が長く、奥の本堂前に 141130 (15).JPGは、カヤの大 141130 (18).JPG141130 (19).JPG木(樹齢約5百年)。カヤは町の天然記念物になっていて、また、本堂前には砂利の上に、円状に仏像の焼物が囲んでいました。

 

 

 

参拝後、右に曲がると、正面に延喜式内社の川勾(かわわ)神社 〔相模の国「二之宮」として、社名 141130 (20).JPG 141130 (21).JPGが大和朝廷「延喜式」に記されている、千年を超える由緒ある古社。子宝、縁結びのご利益がある〕へ(10:00)。

鳥居をくぐって、石段を上ると、藁葺きの随神門が表れます。

四方を森に囲まれた自然豊かな場所で、県内最古の随神の神様が...。

141130 (22).JPG 141130 (23).JPG境内の夫婦杉が立派でした。

 

 

その後、いったん来た道 141130 (27).JPG 141130 (24).JPGを戻って、今度は左折。山間の道になっていて、ゆっくりと坂を上って下ると、右手に山西プールがちょっと高くなったところに見えます。道なりに進むと、運動場入口の信号地点まで。左折して、その先の交差点「釜野橋」をまた左折。右手に用水路が流れる上り坂。

両側は色づいた山々で囲まれています。

 

ちょうど中間距離のチェックポイントのふたみ記念館(博物館)http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/futami_museum/ 前へ(10:15)。

141130 (30).JPG 141130 (29).JPG館内の入口にスタンプがあり押印。

館内の二見利節氏絵画〔二宮出身の異才の洋画家で、生前4千点もの作品を残す〕を鑑賞。抽象画の影響も受けたと思われる筆で、色づかいが茶や灰色を基調に、濃淡を大胆な構図で描くという印象。 

 

釜野橋のバス停まで戻って、今度は直進。車はほとんど通りません。左手にこんもりした吾妻山が観えました。

 

東海道本線の線路と通過する電車の音が近づき、線路沿いの車道へ。や 141130 (32).JPG 141130 (31).JPGっと吾妻山の梅沢口下へ出ました(10:32)。 

 

山道に入って、約300段の階段を上って、まず吾妻神社を目指しま 141130 (33).JPGす。くねくねと階段が続いて、市街地が見渡せる展望が開ける場所もあります。道は落葉の絨毯。

ウォーク中盤の山登りは標高約130mとはいえ、汗ビッショリになって、息も上がりました。下りて来る人たちをうらやましく感じました。吾妻山の緑豊かな森林浴を楽しむことはできずに、だらだらと長い山道・階段を上って行きます。

 

途中に、吾妻神社(日本武尊と妻の弟橘姫命伝説に因み、縁結びの神と 141130 (35).JPGして親しまれている)を通って、 さらに境内左手奥の手水場の先の道を頂上を目ざして上がります。

やっと、雑木林が切れて一段高い丘の吾妻山頂上。頂上が広い芝生広場になっていて、眺望したり休んでいる人たちが20人くらいいました(10:44)。公園管理の人たちが落葉の清掃におおわらわ。

展望台は、芝生や東屋、ベンチもあって、ちょっとどんよりと雲がかかっていまし 141130 (36).JPG 141130 (40).JPG たが、相模湾をはじめ湘南の海と市街地、そして丹沢などの山並み が観えます。

標高は136.2mと低山ですが、見事な景観が広がります。晴れて空が澄んでいれば絶景が見れたのに残念。それでも広々とした丘の上からの眺めは、来て本当に良かったと...。

しばらく眺望を楽しんだ後は、管理事務所側への道を下って行きます。長いローラー滑り台(全長約102m、傾斜10度)が見えて、木目調でロッジ風の公園管理事務所の手前を左折。前には、吾妻山公園〔今年、遊具をリニューアル〕の表示。

 

遊歩道には、左側にツツジが続く斜面 141130 (44).JPG 141130 (42).JPG 141130 (41).JPG があります。花の咲いた時期に再来したいですネ。

紅葉を観ながら山道を下ります。

間もなく、左手奥に鳥居が見え、浅間神社。曾我兄弟の仇討ちと関係があるんだそうです。

 

141130 (45).JPG 141130 (46).JPG坂(雨が降るとすべりやすい道)を下って、最後の急階段を下ります。途中で、数組の家族連れが登って来ましたが、大変そうでした。市街地が見晴らせます。

 

吾妻山公園の看板横を通ると、坂の終点。役場口から二宮町役場横を通って、マップを見ながら知足寺(浄土宗)へは10分程度(11:17)。細い道をジグザク行くと、正面に... 141130 (50).JPG 141130 (48).JPG

 

寺の左手に墓地があり、「曽我兄弟の墓」の案内板があり、墓参することに。意外と置くにあり、歩きでがあります。やっと敷地の端のところで発見。石碑が四つ並んでいました。

曽我兄弟は仇討ちで有名。1193(建久4)年6月、源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曾我祐成と曾我時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件。赤穂浪士の討ち入りと伊賀越えの仇討ちに並ぶ、日本三大仇討ちの一つ。

 

最後のポイントに向かう汚い川の浅瀬で鯉がうじゃうじゃ泳いでいたのにはビックリしました。県道秦 141130 (51).JPG野二宮線の生涯学習センター前(県園芸試験場跡の碑あり)を駅方向に進んで左折 141130 (55).JPGしたところにある徳富蘇峰記念館へ(11:35)。

 

入口から入ると、左手に建物 141130 (57).JPGがあ 141130 (60).JPG 141130 (56).JPGりましたが、館内への出入口に人気が無く、ドアも開いていなかったので、その前にある梅林の外観のみ。梅沢という地名があるだけに立派な梅林がありました。特に収穫は無し。

 

線路に沿った生活道路を通って、二宮駅前へ。観光協会で手続き。ハトちゃんは、今回、コースを完歩し、8.3kmを2時間半かかり先頭でゴール(11:45)。3人ゴールしていましたが、ショートカット組。

 

帰りは11時58分の東海道線(東京行)に乗り込みました。休日なので、平塚で座席が埋まりました。

 

吾妻山の眺望こそ霞んでいましたが、山あり、海あり、旧東海道あり、寺社の歴史めぐりなどにも触れることができて、最後の紅葉も観れた湘南駅ハイ(in 二宮)でした。

 

 

翌日(11/27)、山梨市勝沼の駅ハイに参加するため、前日、実家で宿泊することに...。

雨が小雨になった時間を見計らって、八王子まで約2時間。雨ということもあって、リュックの野菜は13.8㎏といつもより4㎏ほど軽くして出かけました。

 

午後2時過ぎに到着しましたが、降雨のため、外の作業はできません。

家の中の確認作業。築50年の実家は、雨漏りが発生して、2階の屋根の瓦の重みや東関東大震災の影響もあって、2、3ヵ月前から雨漏りで天井の板が割れて、バケツやブルーシートを敷いて、何とかしのいでいる状態。

 

は、満90歳で週にデイサービス2日、ヘルパーサービス3日を受けて、父が亡くなった13年前から一人暮らし。腰と膝の手術をして、杖を使って近所を歩く程度。ほとんど2階に上がらないので、生活に支障は無いのですが、家ということを考えると放っては置けません。

昼間は、旅行の土産話や携帯で撮った写真を見せてくれました。

 

最近、ビックリしたことがあって、お正月に習志野の小生の家に車椅子で電車を利用して来宅。それから自信をつけて、一週間前にデイサービスを受けている介護施設の旅行(鬼怒川温泉:バスで1泊2日)に、一人になってから初めて、介護付きで行って来ました。紅葉を観たり、ホテル「三日月」での食事・温泉に浸かったり、東武ワールドスクエア〔世界各国の遺跡や建築物を再現した日本のミニチュアパーク〕で楽しんだそうです。

 

 

が届けた野菜を洗ったり、風呂を DSC02269.JPG沸かしてくれたりした後、たまたまウォーク用の小型のリュックサックの端がホズレて切れていたのを、見つけて裁縫で直してくれました。

以前、伊勢丹へ和服を仕立てて出していた、昔とった杵柄は衰えていませんでした。端切れもちょうど良い色があって、目立たなく縫ってくれました。141126 (1).JPG

 

また、妻の実家で大量にできた小豆も、鞘を剝いて選別し、ゴミを取 り除いて、きれいに乾燥して、おはぎを作ってくれました。

 

 

その夜、1階の別室で眠りましたが、やはり1階の天井部分にも雨漏りの音が聞こえ、その跡がありました。先週、弟が、業者に頼んでくれて、来年1月以降、1 週間程度かけて屋根の葺き替え工事を行うことになって141126 (4).JPGいますが、早く直して、生活しやすくしてもっと長生きしてもらいたいと願っています。

 

が縫って直してくれたリュックは、大事に使っていこうと思います。

 

  

11月28日(金)は、神田先生をはじめとする「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の市内ウォーク。9時30分に京成実籾駅前広場に集まったのは13人。当初は屋敷周辺を先生が予定していましたが、みんなの希望で千葉市花島公園の紅葉観賞に変更。サークルで行く公園は、昨年11月22日(金)に続いて4回目。

 

本日は、午前中晴れる予定でしたが、雲が多い。

 

まず、実籾駅前から実籾のまちなかをジグザグと歩いて、千葉市と習志野市の境にあるマラソン道路の始点まで30分ほど歩きます。

角に業務スーパーがありましたが、コース前方、左手に移転して 141128 (2).JPG 141128 (1).JPGいました。また、お菓子の「オランダ屋」もつぶれて空き地になっていました。

 

ゆるやかな下り坂を進むと、左手角に「マグドナルド(花見 川店)」の高い鉄塔の上に M の看板が回っています(10:14)。

 

花見川団地交差点を横断すると、千葉市で大きな人口規模を誇るビッグタウン、 141128 (6).JPG花見川団地へ。ここ数年、世代交代もあって、団地商店街も閉店の店があり、賑やかさが失せています。

 

141128 (4).JPG公園へ行く道は、いくつかありますが、今回は団地内を通らずに、右折して、団地横の遊歩道を進みます。電線の防護管にトゲがついた「鳥害防止器」を見つけました。津田沼駅前の「モリシア」のムクドリの騒音が話題になりました。

 

団地内の街路樹に紅葉した木が数本ありました。団地を抜けると、アスレチックの公園が。実は、ここからが花島公園。間もなく、花島公園西側出入口へ(10:27)。

広い駐車場を右手に見て、公園内に入ると、まず目に飛び込んで来たのが正面左側のパンジーな 141128 (9).JPG 141128 (10).JPG 141128 (12).JPGどの花壇に、紅葉した樹木。道路では、作業員が機械を使って、落葉を集めてゴミ袋に入れていました。右側に体育館 アリーナの建物。ここで、5分ほどトイレ休憩。

前方の広い芝生は開放感でいっぱい。

花島公園(梅、桜の名所にもなっています)には、平日でも、アスレチックで楽141128 (15).JPG 141128 (14).JPG 家族連れや園内を散歩する人が。何とかギリギリ間に合って、ところどころ鮮やかな紅葉の場所が...。

 

休憩後、遊歩道脇の木々を観ながら、左手にある階段を下って、噴水広場の方に向かいます。3色〔赤・黄・緑〕が1本で観られる木もあって、感激。

141128 (18).JPG 141128 (22).JPG 141128 (23).JPG東屋が途中にある、親水が流れている散策道を歩くと、観光地に来ている錯覚にもなるほど、警官がすばらしい。

 

途中の谷津池では、スイレンの枯れ葉がわずかに見られました。二十数羽のカモが泳いでいました。1羽 141128 (25).JPG 141128 (24).JPGだけ、羽根のきれいなオスのカモが...。ジグザグと池にかかる木の渡り橋を進みます。

 

次に、天福寺(花島観音)に寄って、本堂と山門などを見学・休憩(10:47)。隣りに花島神社

 

天福寺 〔真言宗豊山派、正式には花島山天福寺。通称、花島観音。開創、709(和銅2)年、行基の開基と伝えられる古刹。本尊の十一面観音立像(県の指定文化財)は鎌倉中期の作、秘仏になっていて、33年に一度のご開帳〕

花島観音には、正面参道石段脇から入りました。朱塗りの仁王門が風格を醸し出しています。仁王門の左右の仁王像を覗き込むと、特大の草履がかけられています。境内は、紅葉、黄葉の落葉で、境内が多い尽くされていて、絨毯の上を歩いているようです。


141128 (33).JPG 141128 (30).JPG 141128 (27).JPG本堂前の両脇の銀杏は黄葉が散141128 (29).JPGり始めて、境内のモミジは紅葉が見事。また脇 には二股に分かれて樹の幹に緑色のツタがビッシリ覆われていました。階段を下りて、左折。桜の名所になっているお花見広場を経て花見川沿いを歩きます。桜の紅葉は、ほとんど散っていて、残る葉がわずかに残っていた程度。

 

花見川〔人口の川で、印旛沼の水を放水、八千代市の新川大和田排水機場下流を花見川と名づ 141128 (35).JPG 141128 (37).JPG141128 (36).JPGけていて、東京湾の検見川浜まで続いている〕

ゆったり した川の流れも見え、春は菜の花、梅雨時は紫陽花、秋はコ スモスと、川沿いのサイクリングロードは四季折々の花を楽しめます。

ちょうど、地元の小学生が蒔いた菜の花の葉が出ていました。薄紫色の皇帝ダリアも見かけました。

 

 

帰りも、先生が案内。公園の山道を上って行くと、「イイギ DSC01697.JPGリ」の大木が...(11:00)。竹林が続く道を 141128 (40).JPG抜ける近道を、 先生が案内されて進んだのですが、前回も通った道でしたが、メンバーからは、迷路みたいで覚えられないとの声。

 

本日は、団地内の商店街を抜けずに、団地を過ぎて行きます。スタートの場所に戻るのには、団地内の 141128 (44).JPG 141128 (43).JPG陸橋を渡るはずでしたが、知らない道へ。団地のバス通りを抜けてT字路を右折。

 

メンバーの一人が、『八千代方面に向かっているんでは?』と言ったのが、正解でした。

 

車道から左に入り、右側が高くなっている下り坂を下りて行きます。ハトちゃんは、一度だけチャリンコで道に迷って、来たことを思い出しました。

141128 (47).JPG 141128 (49).JPG途中、住宅街の左側が八千代市南で右側が千葉市柏井町の境界線を歩くことに...(11:30)。ちょうど、ポツポツ雨が降り出して来て、洗濯物を全部出して来た小生は空を見上げ恨み節♪ 。

しかし、それ以上強く降らず、傘をさすまでもなく、止んで来たので一安心。

 

 

結局、スーパー「武蔵屋」がつぶれて、その後に建ったマン 141128 (54).JPG 141128 (53).JPGション前を通り、八千代台駅前商店街を抜けて、駅前のデパート「ユアエルム」まで歩きゴール(11:42)。「ユアエルム」での粗品引換券を持ってきた女性メンバーは立ち寄ることに。小生は、まさか八千代に来る予想が外れたので持参しませんでした。

 

晩秋の紅葉が地元習志野市で観れて、サークル員は大満足。いつもより歩行距離は長く、約9kmはあったように感じました。 急にコースを変更したにもかかわらず、神田先生、ご案内、お疲れ様でした。

 

 

『今回のウォークは、きつかった!』。 第一印象はこれ。アップダウンが半端じゃなくて、ウォークというより、ハイキング。パンフレットには「ややアップダウンあり」という表記。

上総中野 駅ハイは、昨年度、同時期に新規コース〔約10km〕が設定されました。ハトちゃんは、都合で行けずに、今年が初めて。

事前に、昨年度と今年度コースとを見比べて、コースも2km縮小されて、往復が多い楽なコースになったはずでした。

 

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11月23日(日・祝)勤労感謝の日は、内房線五井駅から小湊鉄道〔千葉県で最も海抜の高いところを走っている〕に乗って、終点「上総中野」駅へ。

本日は連休二日目で秋晴れ。

 

小湊鉄道〔2両編成・ベージュと赤の横縞の車体〕の車内は、一つ手前の「養老渓谷」が紅葉の最盛期で観光客でいっぱい。ジーゼル気動車は、音の割にはスピードが出ませんが、ローカル鉄道ならではの味わいが...。沿線の駅周辺には撮り鉄が結構、いました。

〔コース〕

スタート 上総中野駅→曼珠沙華寺→万葉ロード→大塚山→常徳寺→光善寺→紅葉まつり会場→ゴール 上総中野駅

 

8時38分着ですが、混雑と単線待ち合わせの関係で、約5分遅れて到着。

他のウォーカーに続いてスタート。駅前から国道465号線に出て右折。郵便局の先を右折して、単線の踏切を横断。

 

最初は県道177号線を遠方に色づいた山々を眺めながら、進んで行きます。二度ほど深い谷に 141123 (4).JPGなっていて紅葉が少しだけ観える渓谷が眼下に見えます。また、途中、一 141123 (2).JPG部歩道があ 141123 (3).JPGりませんが、交通案内人がいて、歩行の安全を図ってくれました。

あとは、歩道が付いていて、歩きやすい道です。

 

 

141123 (11).JPG 141123 (9).JPG最初のポイント、曼珠沙華寺は、左折して手前のひなびた素朴な寺。数々の民話が伝わっていて、スタート受付で「民話のチラシ」にも載っていました。戻って、鳥居の先に八幡神社がありましたが、同じように小さくて狭くて、行き止まりに。

前のウォーカーに続いて、県道に戻ります。途中で、後から出発したウォーカーたちと会います。今回のコースは、ポイントを往復3回するコースなので、以後も行き交うことが多くなりました。

 

 

さらに1kmほど歩くと、万葉ロード〔民話の里〕入口の看板。大塚山自然 141123 (15).JPG 141123 (14).JPG 141123 (12).JPG公園万葉ロードの山道を歩きます。高い木々が生えていて、紅葉した木々も少しありました。山林道には、万葉集の歌の案内板と歌に詠まれた草木が、植えられています。何段にもなっている上り坂は、何しろだらだらと長くて、勾配もあります。汗が噴き出て来ます。寒いと思って着込んだ上着を1枚脱ぐことにしました。

 

山道は、落葉や石ころもあって、なかなか運動靴では上るのはきつい。雨でなかったのが幸い。

 

途中で平らなところがあり、何人かは休んでいました。ところどころに、展望の開ける場所あり。

 

141123 (17).JPG階段を登って、最後は左右で傾斜が違う急坂を登ると、東屋があり、広場になっている大塚山(標高241.3m)頂上へ。

少し霞んではいましたが、山頂からは遠方まで 141123 (19).JPG 141123 (18).JPGすばらしい眺望が続きました。ぐるっと山頂を歩いて眺めた後は、汗で体が冷えるので早めに下ることに...。

帰りは、上り道とは違って、右前方を眺望 しながら急階段を下りて行きます。

141123 (21).JPG 141123 (23).JPG 

これから階段に向かうウォーカーたちと出会い、挨拶。結構、息があがっているウォーカーも。

 

万葉ロードを下りはゆっくり見ながら、県道177号線に出て、来た道を戻ります。

 

 

1.5kmほど歩いて、郵便局手前を右折し国道465号線へ。国道沿いの大多喜町立西中学校先を 141123 (28).JPG 141123 (25).JPG左折すると、また細い山道。赤い幟に「奉納 鬼子母尊神」と書かれて 141123 (27).JPGいます。坂道には苔がビッシリ。かなり長く感じた山間の道は、突き当たると、常徳寺〔この地域で最も高い場所にある古来から地元の人たちに慕われている寺〕へ。

参拝して、境内にいた方に聞くと、参道は手前の石段の方だと教えてもらって、覗いて見ると、急階段で、まだウォークコースの方が楽でした。

お参りには、急階段を利用される参拝客が多いそうです。

 

 

また、来た道を戻って国道へ。郵便局を過ぎて、今度は右折して、大イチョウが黄葉している光善寺 141123 (30).JPG 141123 (31).JPG 141123 (32).JPG〔駅の正面の山腹に位置している〕へ。

 

 

本堂参拝後、境内からお墓の先に七面山〔標高160m〕に通じる参道(木の階段)があり、山の斜面が紅葉して 141123 (34).JPGいます。

こちらも、階段が急で、ウォーク終盤での階段は足にこたえます。息も切れました。「マムシに注意」の看板も。下から山腹を眺めただけで良かったかも?

 

141123 (39).JPG山頂前のお堂まで行って、引き返しました。帰りに 141123 (37).JPG、境内の中に、自由に衝ける鐘つき堂があり、前のウォーカーが衝いていたので、小生も健康増進を 141123 (41).JPG願って、1回衝かせてもらいました。

 

 

階段を下ったところが分かれ道に。案内の矢印が無かったので、前のウォーカーは別道へ。

小生は、国道に出るまでは正しかったのですが、駅を行き過ぎてしまいました。「養老渓谷」の交通標識が出ていて、おかしいと感じ、地元の方に『駅はどこですか?』と聞いて、300mほど戻って、右に曲がると、スタートして歩くウォーカーや観光客であふれる「上総中野」駅前へ。

 

駅横の養老渓谷紅葉まつりの会場では、地元の農産物や銘酒、お土産な141123 (44).JPGどの販売をはじめ、駅ハイ参加者は無料(一般は200円)の豚汁をご馳走になりました。その 後、ゴール 141123 (49).JPG受付で、記念乗車券をもらいました。

 

 

次の電車まで、時間があったので着替えを済ませて、まつりや駅構内を見学。小湊鉄道の終点でもあり、向かい側には、大多喜→大原駅へ向かういすみ鉄道のホームもありました。両線とも、線路が行き止まりになっている、珍しい光景。

141123 (45).JPG 141123 (46).JPG電車がゆっくりホームに入って来るときには、カメラを向ける乗客に、駅員がマイク注意する場面も...。

 

帰りも、電車の到着が5分ほど遅れて 141123 (48).JPG出発。時間も早く、駐車場を確保して、次駅「養老渓谷」で降りる客が大半。1日フリー乗車券が五井⇔上総中野(大人往復2,800円→1,800円)で途中駅乗り降り自由となっているので推察。車内には、各駅の観光案内や名所などを車内アナウンスと観光サービス。また、11月30日かあr12月28日までは、イルミネーション列車主要駅舎のイルミネーション飾りつけが行われます。

 

小生は、予定どおりの列車で帰宅しましたが、勤労感謝の日でこの日だけ特別利用可。午後の勤労会館の筋トレで、パンパンになった足や腰の筋肉をほぐさざるを得ない、予期せぬ状態になってしまいました。

 

来年の参加は、思案中で~す。

 

 

 

昨21日(金)は、の実家(千葉県・小見川)に日帰りで行って、畑作業に時間を費やしました。

 

義兄は、前日から出かけていて、ハトちゃんは、早朝6時起きで、7時15分に自宅を出発。高速で約1時間で実家へ到着。前日午後の降雨と違って、秋晴れで気温も上がって、作業は進展。

8時半から、早速、たまねぎの苗を植え始めました。昨年は、苗が細くて、植えた後に大雨になってほとんどダメになった経験から、今年は、だいぶ苗を大きくして天候も考えての作業。

5個ずつ丸い穴の開いた黒いシートに、シャベルで少し深めに穴を掘り、苗を置いて、根を棒の先で押し込んで土をかぶせて、そっと根もとを抑えます。

2列で、約700個のたまねぎをお昼までかかって、植えました。久しぶりに座りながらの作業でしたが、途中で腰がしびれて来て、何度か中断。腰を伸ばすストレッチをして、また気合を入れ直しました。

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午後からは、大根春菊などの葉物類の収穫と、先週、義兄が全部掘ってくれたさつまいもが玄関前に干してあったので、段ボール箱に種類・大小別に詰め込む作業。ハトちゃん宅の分だけで、大きい段ボール箱7箱あり、すごい収穫量に。

また、ツルムラサキが今夏最後ということで、全部抜いてしまったのですが、捨てるのはもったいないので、と十分食べられる葉・茎の部分をハサミで切り取ると、45ℓ の袋に3つほど。

その先に、タバコの葉っぱに似て大きく、ちょっとハッカぽい臭いがする野菜があって、義兄が1本掘っ 141122.JPGてくれて、その後、小生が作業を引き継いで抜いたのが、しょうがに似ているウコン

とりあえず、30本ほど根ごと掘って、葉っぱは全部捨てて、1袋になりました。

 

帰りの車は、野菜でいっぱい。トランクの上までと後部座席にもダンボール箱・袋を積みました。

帰りに、妻が仕事場に寄って、少し野菜・果物を置いて、また夕飯時ではありましたが、近所の奥さま方にも集まっていただき、駐車場前でダンボールや袋を置いて、できるだけ持って行っていただきました。珍しいウコンは調理法がわからず、残念ながら全然人気なしで残ってしまいました。

少しは減りましたが、ダンボールにして2個分ぐらい。自宅の玄関は、野菜の入った箱や袋で埋まっています。

幸い、本日、ウォーキング仲間のNさんが車で来てくれたので、ウコン半分と 1411223.JPGさつまいも1箱他を持って行っていただきました。

本日は、が紅葉を観に旅行(飛騨高山)に行っていて、また、遅く帰って来る息子を待つ間、インターネットウコンの食べ方を調べて見ようと思います。

明日は、上総中野駅ハイに...。翌日、八王子の実家へ、野菜を担いで行く予定です。

「少しは減るのかなぁ~」。野菜が存分に食べられるのは幸せですが、とても食べきれる量ではないですね。うれしい悲鳴というのでしょうか?

 

 

 

11月18日(火)は、ハトちゃんは少し遠出をして、常磐線(友部)から水戸線笠間駅へ(ちょうど最寄りの幕張本郷駅から約100km)。1年半前の「つつじまつり」と「陶炎祭(ひまつり)」駅ハイ以来。

 

笠間は、日本三大稲荷の笠間稲荷神社の門前町として古くから発展して来て、また陶芸のまちとして笠間焼をテーマにしたイベントも数多く開催されています。春のつつじまつり、秋には100余年の歴史を持ち、国内最古といわれる笠間の菊まつりが開催されます。

 

ちょうど笠間稲荷神社「菊まつり・菊人形展」を開催中(~今月24日まで)ということで、足を運びました。

 

本日は風が少し強く吹いていましたが、冬型の西高東低で秋晴れ。ほとんど真っ青な空。気温は朝方冷えましたが、日中はウォーク日和で暖かに...。

 

茨城県石岡出身のハトちゃんは、11月2日に、地元石岡の駅ハイを歩いて、今朝も車窓から石岡駅を眺めて、昭和のレトロな雰囲気と、叔父さん宅での楽しいひとときを思い出しました。

菊まつりで有名なことは聞いていましたが、観るのは初めて。期待に胸膨らませます。

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〔コース〕

スタート 笠間駅前観光案内所→笠間稲荷神社→笠間芸術の森公園→ギャラリーロード→陶の小径→やきもの通り→ゴール 駅前観光案内所 

 

スタート受付時間に一番早く着く電車で「笠間」駅に到着(9:08)。駅前にも、色鮮やかな大小の菊 141118 (65).JPG 141118 (1).JPGが並べてありました。コースマップと資料・プレゼント〔笠間焼の小皿〕をもらって、スタート(9:14)。

 

駅前から一直線で北上して約30分。笠間市役所笠間支所の角を右折して進むと、笹目酒 141118 (3).JPG(笹目宗兵衛商店)〔明治6年の創業。古くは笠間藩主牧野家経営の醸造元だったが、藩主より経営をゆずられ二波山松緑の銘柄で酒造りを始業〕が正面に見えて来ます。

141118 (58).JPG 141118 (8).JPG横丁通りを入ると、マンホールの蓋の模様は菊をあしらっています。

突き当たって、石畳の笠間門前通りへ。多くのお店が並んでいて、左折するところを、間違って右折。そのおかげで、T字路の角で、菊花の飾り付けを神社で観る前に観賞。地元の方に道を聞いて引き返します。

間もなく、笠間稲荷神社へ(9:44~10:07)。1年半前にも見た入口の鳥居は、東北大震災で壊れて、縄で釣られているまま。まだ建立されていませんでした。

  141118 (9).JPG 141118 (10).JPG 141118 (11).JPG

日本三大稲荷〔他に京都の伏見稲荷神社 、佐賀・鹿島市の祐徳稲荷神社〕の一つといわれるだけに、境内も広く、建物にも風格もあります。稲荷神社だけに、狐の像が参道・仲見世の両脇にあります。 

境内右手には、天然記念物の八重の藤棚があります。

境内には、丹精込めた菊が並んでいて、また、全国から献上された 141118 (13).JPG 141118 (12).JPG米と繭が展示されていました。

 

 

拝殿を参拝後、案内板にしたがって、裏手の笠間稲荷美術館141118 (16).JPG 141118 (30).JPGへ。

少し広くなっている美術館前には、愛好家による菊が所狭しと並べられて、ゆっくり観賞(この場所は無料)。

 

折角来たのでハトちゃんは、話のたねに、107回を数える菊人形展(有料)の会場へと。今年は、放送中のNHK大河ドラマ 「 軍師官兵衛 」の菊人形が飾られています。

141118 (22).JPG 141118 (23).JPG 141118 (25).JPG館内の前にも、茨城県を代表する筑波山や、各種風景の特作菊花壇があり、その美しさに目を奪われます。

入館すると、菊人形ができるまでや、新しい菊に着せ替え中に出くわしました。

 

スピーカーからはテーマ音楽や解説が流れて、色とりどりの菊花に飾られた人形た 141118 (31).JPG 141118 (27).JPGちが躍動しています。歴史上の出来事があった場面を中心に、時系列にストーリーをたどりながら観て行きます。

 

菊人形展・菊花展を観賞後、また境内を通って、門前通 141118 (32).JPGりへと。 

神社前の門前通りを左折して、コースは常陽銀行角を右折します。

 

 

PICT6949.JPG左手に曲がると笠間日動美術館大石邸跡坂本九ちゃんの生家つつじ山への道。前回は、つつじを観につつじ山 141118 (34).JPGへと向かいました 141118 (36).JPGが、今回は、黄葉した大イチョウがある笠間小学校脇を通って、大和田五差路を左折。

 

 

ゆるやかな上り坂を上って行きます。ギャラリーロードを通って、小高くなった丘の上の芸術の森公園へと真っ直ぐ向かいます。 

 

しばらく歩くと、駐車場が見えて来ます。駐車場横を抜けると、笠間工芸の丘がある芸術の森公園 141118 (39).JPG 141118 (43).JPG 〔茨城の新しい文化の発信基地として「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにした公園。54.6haを予定、現在35.9haを開園。陶芸美術館ほか野外コンサート広場、イベント広場、陶の杜、あそびの杜などがある〕へ(10:30)。

目の前に石彫広場と展望広場が広がります。ここが、ゴールデンウィーク時に、関東一といわれる陶炎祭〔大陶器市〕が賑やかに行われる会場になります。20万人以上の客が訪れますが、本日は、駐車台数も少なく、公園内も人がまばらで寂しい限り。 

 

階段を降りて、芝生広場を抜けて、左の方に曲がると、陶芸美術館〔2000(平成12)年、東日本初141118 (44).JPGの陶芸専門の県立美術館として開館。人間国宝や文化勲章者などの代表的作品や国内外の優れた作品、笠間焼の歴史や技法を展示、紹介している〕。 

その後、笠間工芸の丘(クラフトヒルズ 141118 (45).JPGKASAMA)〔陶芸の初心者や陶器作りを趣味とするアマ チュア愛好家まで幅広い人々が、ロクロをまわしたり、手ひねりができる体験工房〕の外観を横目に見ながら、丘を下って行くと、途中にユニークな彫像が現われます。

 

さらに下って出入口を出たところ(笠間民芸の里が正面にある)から右折し、 141118 (46).JPG 141118 (47).JPGギャラリーロ ードを進むと、「回廊ギャラリー門」〔主に作家の作品を展示。風や光の入る回廊の中に、様々なデザインや色彩の陶器が浮かび上がります〕をはじめ、自由に見て回れるギャラリーが道に沿って建っています。

 

 

その先「陶の小径」の案内板を左折し、陶の小径に入ります(10:45)。 141118 (50).JPG 141118 (48).JPG

道の両側に次々と窯元が点在しています。いろいろな形の陶器も店先で販売しています。国道355号線に突き当たる角にある笠間焼共販センターへ(10:50)。思っていた以上に、陶の小径を通過する時間が早かったので、時間調整もあって立ち寄り、店内の陶器を観賞。350万円もする高額な品もありました。

 

国道を右折して駅方面に向かうと、大型バスが駐車できて観光できる陶器店や、初心者でも丁寧に教 141118 (51).JPG 141118 (52).JPG 141118 (55).JPGえてくれて陶器作りの体験ができる工房・窯元が連なる141118 (57).JPGきもの通りへと(10:55)。

 

 

最後は、国道を左折 し駅へ一直線。笠間郵便局を過ぎて、駅観光案内所でゴール(11:15)。

141118 (63).JPG帰りの電車時刻(11:35)まで、20分ほど時間があったので、駅近くのコンビニでおにぎりを購入。帰りの電車で、景色を観ながら頬張りました。帰りも、行きと同じ経由で、最寄り駅に14時ちょうどに着きました。

 

本コースは、歩行距離7.5kmといつもより短め。

それでも、まち中に菊がいっぱいで、華やいだ気分になりました。菊人形は、子どもの頃に父母に連れられて二子玉川園で観たことを思い出しました。

平日で、空いていたのもラッキーでした。菊花は、最盛期が過ぎたものの、まだまだ十分に色鮮やかで、合わせて陶器(焼物)を観ることができて、遠出した甲斐がありました。

 

 

 

ちょっと風邪気味で、体調はいまいちのハトちゃん

 

それでも、秋晴れの暖かい日差しの中、JR 駅ハイ11月14日(金)本日から始まった期間設定コース西日暮里駅~谷根千~西日暮里駅   「開成学園俳句部プロデュース 下町情緒が溢れる谷根千とアカデミックな東京を歩く(約8km)」に参加。

大手町乗り換え、東京メトロ千代田線で西日暮里駅へ。昨年11月にも間違えましたが、地下鉄とJR出口への乗換えが難しく、またもJRのホーム下に出てしまい、駅員に話して suica を直して、出してもらいました。

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〔コース〕

スタート 西日暮里駅→富士見坂→寛永寺→上野恩賜公園→旧岩崎邸庭園→根津神社→全生庵→谷中商店街→よみせ通り商店街 →開成学園→ゴール 西日暮里駅

 

10時半過ぎにスタート。駅で動揺したのか、マップを見て歩いたのに勘違いして、開成学園のある広い通りへ。おかしいと思って、一度、駅に戻って仕切り直し。駅に戻る際、2人のマップを持ったウォーカーと出会いました。

駅員に聞くと、受付後、すぐ左折して線路に沿って、細い上り坂を進むとのこと。受付には、初日で駅員さんが多くいましたが、坂の下で案内をしてくれたら他のウォーカーも間違えなかったと思います。

 

141114 (3).JPG坂を上りきって間もなく、右手に石畳の趣きのある下る坂(富士見坂、由来は富士山が望めたことから、各地でも多い坂の名称)があり、女性ウォーカー4人組は、情緒があると言って、コースを変更して下って行きました。

 

間もなく、左手に、日暮里駅への近道。右側は、谷中商店街〔庶民 141114 (4).JPG感覚のお店が並んでいて、激安のお店も。お店を見るのに歩道が狭く買物がしやすく、下町の活気と人情が感じられて、昭和世代のハトちゃんには大変愛着のある商店街〕が 階段下に見える夕焼けだんだん

 

コースマップどおりに進むと、この界隈が寺町になっていて、お寺が続いています。また左方に広がる谷中霊園。途中、前からガイドさんと一緒の団体さんが...。

 

台東区立朝倉彫塑館〔2013(平成25)年10月にリニューアルオープン。明治から昭和の日本彫塑 141114 (8).JPG界をリードした朝倉文夫のアトリエ兼住居だった建物を現在は美術館として公開。かつては「朝倉彫塑塾」と命名され、弟子の育成などが行われていた。自らが設計した建物は様々な工夫が凝らされており、建物が国登録有形文化財に、中庭と屋上庭園が旧朝倉文夫氏庭園として国の名勝に指定されている。彫塑とは、対象を彫り削る彫刻と粘土などで造形する塑造を合わせた言葉〕前へ。

一緒に、説明を聞きました。その後、直進して、上野桜木の交差点へ。

 

左に、下町風俗資料館付設展示場旧吉田屋酒店〔明治43年に建 141114 (12).JPGてられ、1986(昭和61)年まで 谷中6丁目で営業していた「吉田屋酒店」を移築した展示場。前土間、揚戸の出入口 など江戸商家の建築様式を伝える貴重な建物で、歴史を伝える商家建築。腕木より軒桁が張り出している出桁造で、また正面入口には板戸と格子戸の上げ下げで開閉する揚戸が設けられている。屋内には、秤・漏斗(じょうご)・枡・樽・徳利・宣伝用ポスターや看板など酒類の販売に用いる道具や商いに関する資料を展示。また、観光パンフなどが置いてある〕 があり、資料をいただきました。

 

141114 (13).JPGまた、右には、カヤバ珈琲〔1、2階とも、二方に出桁造の軒をまわす姿が特徴的な町家型の建物は、 東から谷中に入る際のランドマークとなっている。 大正5年(推定)の建設以降、ミルクホール、かき氷・あんみつ店などを経て1938(昭和13)年に「カヤバ珈琲店」となり、 谷中のシンボルとなっている〕。

 

左折して、浄妙院江戸六地蔵の一つが墓地越しに見えました。

 

角を右に曲がると、長い塀があり、寛永寺〔天台宗の寺。1625 141114 (14).JPG 141114 (16).JPG(寛永2)年、天海が幕府の命により創建。比叡山が京都の鬼門(北東)にあたるのに対して、寛永寺は江戸の鬼門にあたり東叡山と号して、江戸城鎮護と国家安穏長久を祈願した。1698(元禄11)年に建立された根元中堂は、戊辰戦争で焼失。明治12年に川越喜多院本地堂を移築したもの。

 

江戸期には、将軍家の菩提寺として、現在の上野公園のほぼ全域が寛永寺の旧境内である。最盛期には、今の上野公園の2倍の面積の寺地を有していた。たとえば、現在の東京国立博物館の敷地は寛永寺本坊跡であり、博物館南側の大噴水広場は、根本中堂のあったところである。また、幕末から明治への変革期、大正・昭和の歴史を物語る際、上野寛永寺はその中心にあった。未公開の徳川6人の将軍霊廟もある〕に寄りました。

 

門扉に徳川葵の金色の紋と、各諸堂は、将軍家の菩提寺ということもあり、立派な造り。

ちょうど、根本中堂前で地元幼稚園生徒の七五三の記念撮影にぶつかりました。

 

その後、 工事中の国際子ども図書館〔国立国会図書館の児童書専門図書館。明治39年に帝国図 141114 (17).JPG 141114 (19).JPG書館として建てられた明治期ルネサンス様式の建物〕前を通って、すぐ先の 黒田清輝(近代洋画の父・「湖畔」が代表作)記念館も外観のみ。赤レンガの外装は趣きがあります。

141114 (20).JPG

その先の右手角に、旧博物館動物園駅(閉鎖中)横を横断して、上野恩賜公園へ。

 

園内に入ると、平日でも多くの人が歩いていて、旧東京音楽学校奏楽堂〔国重 141114 (21).JPG 141114 (25).JPG要文化財;1890(明治23)年、旧東京音楽学校・現東京芸術大学の講堂兼音楽ホールとして建てられる。日本最古の洋式音楽ホールとして木造総2階建、1階に資料や写真展示、2階が音楽ホール(かまぼこ型天井、パイプオルガン)。1987(昭和62)年に現在地に移築保存〕横を通過。

大噴水広場前には、ベンチなどでくつろぐ人たちがいっぱいいました。園内の紅葉もこのところの寒さでだいぶ色づいていました。

 

続いて、公園の南側にある東叡山 寛永寺清水観音堂の舞台へ。 脇の階段を下りて、横断。不忍池(しのばず の池)へ。

 

中の島にある弁天堂(「江戸最古の」谷中七福神弁財天)へ。 正面を進んで、広い池の中央部分 141114 (31).JPG 141114 (33).JPG 141114 (34).JPG へ。池は、枯れた蓮の茎で覆われています。 弁天堂の外装 は赤を中心にきらびやか。鯉や鴨が池で泳いでいました。 池のほとりにふぐの墓碑めがねの碑駅伝発祥の記念碑などもあります。

 

その後、コースは左折して、旧岩崎邸庭園方面でしたが、先日、141114 (38).JPG 141114 (36).JPG 都圏公園スタンプラリーで庭園内を見学していたので、ボート乗り場受付の右側の道を初めて通って、不忍通りへ。こちらは、枯れた蓮の茎が少なくて、なかなかのビューポイントがありました。

不忍通りに出て右に曲がって、約1km先の根津神社入口から左折して、日本医科大学大学院の横に立派な鳥居の

根津神社〔約2千年前に日本武尊により建立されたもので、その後江戸時代には、将軍家の徳川家 141114 (41).JPG 141114 (42).JPG 141114 (44).JPG に庇護され、6代将軍家宣の産土神として手厚く保護され、現在に至っている。
根津神社は、絢爛豪華な社殿等とツツジで有名。境内に、楼門、唐門、透塀、社殿が点在している。
特徴的なのは社殿が本殿と拝殿が連なった造りになっている。屋根の瓦に卍が彫られていて、神仏混合建物ならではのもの。社殿、唐門及び透塀は重要文化財に指定されている〕へ。

紅葉ももう少しで見頃になるところで、七五三詣の家族連れが来ていました。

参拝後、社殿裏に出ます。境内には神社や稲荷などが数社ありました。

不忍通りを谷中・千駄木方面へ。途中、千駄木の団子坂下からゆるやかな団子坂を上ると、左手に 141114 (47).JPG ある全生庵へ。

右手前には、創立112年の谷中小学校。校舎前には、「大名時計博物館」にある大名時計を 模した大きな和時計が立っています。

全生庵は、明治の思想家・政治家山岡鉄舟が幕末・明治維新の際、国事に殉じた人々の菩 141114 (49).JPG 141114 (51).JPG 141114 (52).JPG提を弔うために明治16年に建立。鉄舟の墓所と、居士との因縁で落語家の三遊亭円朝の墓所があり、円朝遣愛の幽霊画五十幅 明治大正名筆の観音画百幅が所蔵されています。

本堂裏手の墓所に行く右手前に、金色の観音菩薩が立っています。山岡鉄舟の墓は奥にあって、なかなか立派でした。

 

コースは、谷中銀座商店街よみせ通り商店街を経て、西日 141114 (58).JPG 141114 (57).JPG 141114 (46).JPG暮里駅でゴールでしたが、体調がすぐれないのと、両商店街は2回訪れて様子がわかっていたので、元来た道を戻ります。

 

両側に柳が続く道には、 老舗の店が数軒あって、レトロな雰囲気が...。

本日は、団子坂下の交差点角の東京メトロ千代田線「千駄木」駅をゴールとしました。

 

何度か駅ハイやサークルで歩いたコースで知っていたので、無理をせずに歩行距離は約6kmと軽めでしたが、一応、谷根千上野恩賜公園とをめぐった、盛りだくさんのウォークとなりました。

 

 

11月4日(火)は、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で「池尻から世田谷の緑道を歩き松陰神社へ(約7km)」を歩きました。

当日は雲一つない爽やかな秋晴れ。船橋西武前に集まった参加者は、先生を含め12名。先生がケガをされて9月26日以来のウォーク。

 

JR「船橋」9時41分発の横須賀線茅ヶ崎行に乗って、「新日本橋」で乗り換えて東京メトロ半蔵門線「三越前」へ。地下道を歩くも、距離が長くて、メンバーの一部から『疲れるー』 と早くも弱音。

やっと地下鉄に乗り、東急線と乗り入れてある「池尻大橋」駅へ。トイレを済ませて、早速、スタート(10:43)。

 

コース

スタート 東京メトロ半蔵門線・池尻大橋駅→見晴らし広場→北沢川緑道→北澤八幡神社→森巌寺→羽根木公園→松陰神社→烏山川緑道→世田谷城址公園→豪徳寺→ゴール 東急世田谷線・宮坂駅

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~改札口を上がると、目の前に首都高速道路と高架下の玉川通りへ。車の往来が激しく、さすが都心で騒音がうるさい。

神田先生の計らいで、通りの反対側に出て、前回、雨で展望できなかった 141104 (4).JPG目黒天空庭園に立ち寄ることに。

 

大橋図書館がある庭園上部の終点(タワー9階)まで、エレベーターに全員乗っ 141104 (5).JPGて上がります。昨年3月に開園した目黒天空庭園へ。首都高速中央環状線と3号線を結ぶジャンクションの上に回遊式の天空庭園が広がっています。

 

クロスエアータワーから眺める景色は、 晴天で、富士山も観えました。帰りは憩い・交 141104 (7).JPG流広場などを見ながら、階段またはスローDSC08169.JPGプを下りて行きます。庭園内には「十の庭」が回るように配置されています。庭園の手入れや花はいまいち。管理棟に寄って、チラシをもらいました。 

 

 

帰りは、エ レベーターを利用して2階から地上へ出てオーバスブリッジ 141104 (8).JPG 141104 (11).JPG(国道246号線)に出て、

コースに戻ります。

目黒川と反対の暗渠を利用した目黒区みどりの散歩道に沿っ

141104 (12).JPG
て、歩きます。いろいろな花が可憐に咲いていたり、鯉が泳いでいたり...。
141104 (15).JPG

 

 

最初のポイント、見晴らし広場へと向かいます。

階段を上って、鉄扉を開けて中に入ると、習志野市大久保にある騎兵第一連隊の石碑がありました。こんな場所を知っているのは先生 141104 (19).JPGぐらい。ほとんどのウォーカーは見落とします。習志野市に来る前は、駐屯地がここにあったそう 141104 (20).JPGです。

 

右折して間もなく、北沢川緑道へ。

 

 

緑道には、潅木や雑木類が植えられて、四季の花々が植えられていて、人工の小川も流れています。女性たちは、花の名前を言ったりして、ゆっくりと遊歩道を.. 141104 (25).JPG 141104 (21).JPG.。

 

 

途中で、いったん、緑道を離れて、北澤八幡神社〔室町時代中期の文明年間(1469~84)に世田谷城主の吉良家によって創建 141104 (28).JPGされた〕へ。社殿左前に、立派なイチョウの木があ 141104 (29).JPGり、ぎんなんの落ちた跡が...拝殿は比較的新しいものでした。

 

 

続いて、同じ通りの森厳寺〔浄土宗;京都知恩院の末寺。16 141104 (33).JPG 141104 (32).JPG08(慶長13)年、徳川家康の次男結城秀康公の位牌所として建立された。建物に三葉葵の紋所が見られる〕へ。

 

境内には、門扉に葵御紋が飾られていて、この紋所が目に 141104 (34).JPG入らぬかという感じ。樹齢400年の大イチョウが一対と、江戸時代から灸と針供養、富士講で名高い淡島神社淡島堂があり、「淡島の灸の森巌寺」として、参詣されています。本堂内に鎮座している閻魔様と不動様を参拝。

 

 

茶沢通りを左折すると、また北沢川緑道へと。今度は右折して緑道を歩き 141104 (37).JPGます。600mほど先に、環状7号線へ出ます。閑静なところから車の往来が激しい道路に出て、宮前橋の信号 141104 (36).JPGを横断して、また右に行くと、間もなく緑道へと戻ります。

 

 

緑道を直進して小田急電鉄の高架下を越えると、左側に「梅ヶ丘」駅。

北口駅前を抜けて、間もなくこんもりとした林の丘が、羽根木公園〔以前は六郎治山とか根津山と呼ばれていた。梅林に 141104 (41).JPG 141104 (43).JPGは梅の木が約650本植えられている。桜の名所でもある。子どもたちが遊びを工夫し、自由気ままに遊べるプレーパークも設けられている〕到着(12:17)。

園内には、立派な梅林が並んでいます。梅が咲いた頃に、ぜひ訪れたい地です。 141104 (45).JPG

 

丘の頂上に広場とベンチがあり、やっと昼食にありつきました。黄葉の横で、和気藹々と3箇所に分かれて、談義。30分ほど休憩した後、住宅街を南下して松陰神社へと向かいます。 141104 (47).JPG 141104 (54).JPG

 

 

1kmほどで、国士舘中・高校が見えて来て、手前の道を左折します。ぐるっとまわるように歩いて行くと、松陰神社〔1882(明治15)年創立。幕末の思想家・教育者である吉田松陰を祭 神とする神社。松陰の墓所があり、学問の神様として崇敬を受けている〕へ。
141104 (57).JPG 141104 (59).JPG 141104 (60).JPG

2015年のNHK大河ドラマの「花燃ゆ」の主人公 吉田松陰の妹・文が火付け役になって、参拝者がどっと増えることでしょう。

 

141104 (58).JPG 141104 (62).JPG境内には、松下村塾を模した建物や松陰の像・墓もあって、墓参しました。

境内を出ると、間もなく国士舘大学の建物がありまし 141104 (64).JPGた。

 

 

その後、烏山川緑道を通って、世田谷城址公園〔1940(昭和15)年に開園。 141104 (69).JPG 141104 (70).JPG区内唯一の「歴史公園」で「東京都指定文化財」。世田谷城は、初代吉良氏が南北朝時代、関東管領・足利基氏から武蔵国世田谷領をもらいうけて築城したのが始まりで、200年以上、居城として栄え、吉良御所、世田谷御所と呼ばれた。1590(天正18)年豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼしたとき、吉良氏も滅亡し廃城〕へ。

 

公園内には、昔のおもかげを残す土塁や丘、谷があり、樹木に覆われて自然豊かな公園になっていて、世田谷百景にも選ばれています。

 

最後に、豪徳寺〔曹洞宗;世田谷城主の吉良氏が 141104 (76).JPG創建、江 141104 (75).JPG 141104 (71).JPG戸時代に井伊家の所領となり、井伊家の菩提寺になる。また、「招猫観音」を祀り、招福猫児(豪徳寺では、まねぎねこ)を祀る「招猫殿」を置く。招猫殿の横には、願が成就したお礼として、数多くの招福猫児が奉納されている〕へ。

 

立ち寄って、境内を参拝。素木の三重塔はなかなか風情がありました。本堂の屋根のそり方も特徴的。安政の大獄で捕まり、殺された吉田松陰の墓の近くに、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓があるのも因縁めいています。

 

141104 (79).JPG 141104 (77).JPG招き猫発祥の地とする説もあるくらいで、井伊直 141104 (80).JPG孝が猫により門内に招き入れられ、雷雨を避け、和尚の法談を聞くことができたことを大いに喜び、後に井伊家御菩提所としたという言い伝えがあるそうです。

 

141104 (81).JPG 141104 (83).JPG

 

大小合わせて200匹あまりの猫が飾られていて、販売もしています。お正月には、猫があふれるほどいっぱいになるそうです。招福猫児は右手を上げており、小判などを持たない素朴な白い招き猫で、とても愛嬌がありました。 

豪徳寺から宮坂駅までは徒歩2分で、ゴール(14:10)。 

 

帰りは、東急世田谷線「宮坂」駅から、2両の目立つ色彩の世田谷線に乗って、「下高井戸」に出て、降り 141104 (84).JPGてすぐ、京王線「下高井戸」から直通の都営新宿線で「本八幡」駅まで。

あとは、京成本線と中央・総武線に別れて、それぞれ家路に着きました。

 

 

7kmは優に超えたウォークでしたが、天気が良かったのと、寺社をめぐって、歴史のロマンをふり返ることができたウォークでした。何より、案内役の神田先生の元気な姿に、サークル員一同、ホッと一安心しました。

 

 

ハトちゃんは、11月9日(日)、「古代ロマン漂う行田「のぼうの城」縁の地をめぐる(約10km)」駅ハイに参加。

当日は、朝からポツポツ小雨模様。今にでも雨が降り出しそうな雲に覆われていました。

北鴻巣駅は、上野駅から高崎線または湘南新宿ラインで、大宮の先。最寄りの幕張本郷駅から電車で約1時間半かかります。

 

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〔コース〕

スタート 北鴻巣駅→さきたま緑道→埼玉古墳群→高源寺→佐間天神社→水城公園→清源寺→忍城址・郷土博物館→ゴール 秩父鉄道 行田市駅

 

まずは駅前広場を左方向へ進み、さきたま緑道を目指します。 埴輪の道標に従って、駅前ロータリー沿いの歩道を時計回りに半周します。 埴輪の道標が見えて来ます。 141109 (3).JPGアベ 141109 (1).JPGリア通りの紅葉を観ながら、間もなく川が見えて来て、赤見橋を渡ります。
 

さきたま緑道入口で、また埴輪があらわれます。道標に従って、赤見橋を渡って、下方に武蔵水路が見えます。赤見台近隣公園 141109 (7).JPGを経て、 中山道に架かる歩行者専用の橋、さきたま緑道橋が見えて来ました。橋の上に、女性の像が...。

 

141109 (10).JPG

そこから緑道散策スタート! また「古墳群まで〇km」の案内板。

さきたま緑道は埼玉県鴻巣市にある赤見台近隣公園内から、隣りの行田市にある さきたま古墳公園付近までの全長4.5kmにわたる、田園の中ののどかな散策路〕



 

緑道は別名「彫刻の小路」と呼ばれていて、総数50点ほどのオブジェが緑道のところどころに展示 141109 (14).JPGされています。作品を眺めながらの散策なので、全長4.5 141109 (17).JPG 141109 (15).JPGkmを歩いて行くのもそれほど飽きることがありません。それぞれに趣向を凝らしたオブジェについては、作品前に解説プレートがあります。ペットボトルのアーチもありました。

 

道路は、歩行者道と自転車道との2本が平行しており、進行方向右側は、稲穂が垂れていたり、収穫後の田んぼが一面、ずっと続きます。散策路は舗装されていて、紅葉、黄葉を観賞。枯葉がだいぶ落ちますが、この長い散策路を、清掃 141109 (20).JPG 141109 (21).JPG員がきれいにしています。『距離が長いので、大変だなー』と...。またジョギングや散歩、サイクリングを楽しむ人たちと出会います。 141109 (12).JPG途中、石田堤へは工事中で迂回路の看板。

 

上越新幹線の高架下をくぐって、直進。

傍らを流れるのは武蔵水路。これは荒川と利根川を結ぶ水路で、緑道とは、どこまでも離れることはありません。

 

141109 (23).JPG

いったん、県道148号線を渡って、また緑道を進みます。熊谷バイパス下の緑 141109 (25).JPG道タイムトンネル〔壁の絵は、行田市内にある全小中学校の生徒の作品から選定されたもの〕をくぐって、そろそろ長い緑道歩きも大詰めに...。

さきたま緑道橋をスタートしてから約1時間半、終点まであと200mくらいというところで、さきたま古墳公園を示す指導標が現れました。

 

前方を横切る道を右折し、さきたま古墳公園に到着。 

ここは前方後円墳8基、円墳1基、計9基の大型古墳が保存された埼玉古墳群を公園として整備し、一般公開したものです。入園は無料。

141109 (27).JPG 141109 (29).JPG 

入園すると目の前に飛び込んで来たのは、6世紀中頃の築造になる奥の山古墳。大きさは8基ある前方後円墳の中で7番目と、公園内では比較的小さめです。

 


他に薬用植物園、ミニ古民家園、それにさきたま史跡の博物館141109 (32).JPG 141109 (30).JPGありました。また、同じ埼玉県内にあった古民家が2棟ほど移築保存され、公開されています。遠藤家住宅は、江戸時代末に建てられた稲作農家です。

 

141109 (34).JPG公園内で、地元の方に埼玉県名発祥之碑を教えてもらいました。

昔、この周辺一帯はさきたま郡(埼玉、あるいは前玉と表示)と呼ばれていて、その後明治時代の廃藩置県で、当初の県の管轄区域でいちばん面積が広かった埼玉郡がそのまま新しい県名に採用された。この辺りが当時の埼玉郡の中心地と考えられている所から、この石碑が建立され 141109 (36).JPGたそうです。


古墳公園は、県道をはさんで南北二つのスペースに分かれていて、北側のスペースへ。

県道行田・蓮田線 の横断歩道を渡って、みやげ物店と公園駐車場に挟まれた道を進んで行きます。  芝生広場の先に、二子山古墳。6世紀初頭の築造で、全長138mは古墳群内最大規模の前方後円墳です。

141109 (33).jpg続いて、丸墓山古墳 。古墳群内唯一の円墳で、日本で最大の、直径105mの大きさです。 高さ約19mの墳丘は古墳群内で一番高く、見晴らしの良い頂上までは階段で上って行けます。6世紀前半頃の築造。

古墳群をあとにして、河川工事中の忍川を過ぎてすぐ左折し、 141109 (39).JPG 141109 (37).JPG川沿いの道をしばらく進んで右折して、またも一直線に進みます。途中、教育文化センターの建物が左手に 141109 (40).JPG見えます。

 

前の男性ウォーカーだけが目に入って、後続はいません。50mぐらいの差でハトちゃんが付いて行くのみ。

 

しばらくして、水城公園〔忍城の外堀の沼を利用して作られた公園。浮 141109 (42).JPGき釣り専用の釣り場として開放されているしのぶ池や、ホテイアオイが繁茂しているあおい 141109 (41).JPGの池などがある〕を過ぎて、ユニークな名前の床屋を発見。行田市児童センターを右折しました。てっきり、みずしろ通りに入って、次のポイントの高源寺だと 141109 (48).JPG思ったら、何と清源寺

 

 

ウォーカーはその後、次のポイントへと向かいました。

小生は、ポイントを抜かすのは嫌だったので、 141109 (51).JPG焼きそばを販売している女性店員に聞くと、かなり前に通り過ぎてしまったことが判明。仕方なく、信号二つ先まで、400mほど戻ることに...。清源寺へ向かうウォーカーと行き違って、罰の悪いこと。水城公園横を通れて、園内の景色をゆっくり観れたのが、せめてもの救い。

 

やっと、交差点角に矢印を見つけて、高源寺へ。確かに矢印があり、前のウォーカーを信じて、目標 141109 (52).JPGにして歩くのに夢中で、見落としました。

 

反対側の佐間天神社〔忍城築城の際、成田氏が寄進〕へ 141109 (56).JPG 141109 (54).JPGも立ち寄りました。樹齢約400年の大ケヤキは圧巻。小雨が降って来て、傘をさしてのウォークに...。

 

 

神社を参拝後、先ほど歩いた道を通って、そのまま行田市役所横へ。市役所敷地で 141109 (61).JPG 141109 (66).JPGは、「第35回商工祭・忍城時代まつり」 が行われ、音楽が流れ、イベントステージや多数の模擬店が出ていて、行き交う人々で賑わっていました。 141109 (60).JPG

標識案内板にしたがって進むと、親水公園や整った造園の先に、忍城〔関東七名城の一つ。室町時代の文明年間に築城。豊臣秀吉の関東平定に際して、石田三成らによる水攻めにも果敢に耐えたことから「浮き城」の別名が生まれたと伝えられている〕が聳え立っています。

 

2012年5月に映画「のぼうの城」として上映された、和田竜による 日本の歴史小説。成田長親:野村萬斎が主演。

現在の忍城御三階 141109 (72).JPG 櫓は、明治6年に取り壊141109 (74).JPGされたものを再建したもの。最上階からは市内の景色が一望できます。

郷土博物館は、かつての忍城本丸跡地にあり、『行田の歴史と文化』をテーマとした展示を行っています。


 

141109 (68).JPGちょうど、時代まつりの開催中で、観光客が溢れて 141109 (73).JPGいて、城の敷地や内部に入るのに一苦労。また、観光客のために、戦国時代に秀吉軍〔石田三成〕と対峙した成田家の勇猛果敢な武将達をモデルに「忍城おもてなし甲冑隊〔観光PR隊として、主に、土・日・祝日に忍城にて観光案内・おもてなし・演舞披露している〕」を結成。その皆さんに会えました。また、火縄銃を打つ演舞を見ようと見物人が陣取っていました。

 

トイレ休憩を挟んで、ゆっくり観光を楽しんだ後、秩父鉄道 行田市駅へと 141109 (77).JPG 141109 (76).JPG向かいました。

商店街を抜けて、駅前へ。

 

秩父鉄道は、30分に1本の間隔。ちょうどホームに着いて一息つく間もなく、熊谷駅方面の下り電車〔11:27発〕が滑り込んで来て、二つ先の熊谷駅へ。

 

帰りは、高崎線で鴻巣で、特別快速の湘南新宿ライナーに乗り換え、浦和から京浜東北、武蔵野線経由で西船橋から帰りました。

 

行程は10kmということでしたが、コースの半分がさきたま緑道で、ほぼ一直線に歩き、行田市内でも直線が長かったので、だいぶ歩いた感じが......。もっとも、1ヵ所間違えてダブったのも長く感じた原因かも?

 

1年ほど前に、南浦和駅ハイで前のウォーカーたちに付いて行ってコースアウトして失敗しましたが、今回も地図を確認せずに、人に頼って付いて行くと、痛い目にあうことになるので、単独歩行時は注意が必要だと、あらためて反省......。

 

 

 

秋晴れの11月10日(月)、明日が天候が悪いので、本日三連チャンながら駅ハイ 「巣鴨から池袋へ   おとな散歩(約8km)」に行って来ました。。

 

10時からの受付なので、洗濯・洗濯物干しをしてからのゆっくり出発。

コース

スタート 巣鴨駅眞性寺→高岩寺(とげぬき地蔵)→巣鴨庚申塚→鴨台さざえ堂→造幣東京博物館→豊島区立郷土資料館→立教学院展示館→旧江戸川乱歩邸→ゴール 池袋駅

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JR「巣鴨」駅ビュープラザ内の受付でカードをタッチし、スタート(10:38)。

まずは、駅前から白山通りへ。江戸六地蔵〔本堂に向かって左手前に、柔和な顔をした地蔵さま。江 141110 (2).JPG 141110 (4).JPG 141110 (6).JPG戸六街道の出入口に置かれて、中山道を守っている〕がある、眞性寺〔真言宗豊山派。1615(元和元)年開基。400年の歴史がある巣鴨で最も古い寺〕へ。地域の人々や旅人の信仰の対象になっています。11月は菊まつりが開催されていて、境内には大小合わせた菊花の鉢が並んでいました。まわる菊人形もあり、参拝者の注目を集めています。

 

参拝後、地蔵通り入口に、ゆるキャラ「すがもんのおしり」が置かれていてなご 141110 (7).JPGやかな雰囲気。

 

「おばあちゃんたちの原宿」で有名な巣鴨地蔵通り商店街へ。洋服店や 飲食店、土産物屋が集まっています。店先で買い物をする人、さらに、中高年の姿が目に付き、活気を呈しています。つい、足を止めて覗いてしまいます。

 

商店街に入り、間もなく左側に高岩寺・とげぬき地蔵(延命地蔵尊)へ。1596 141110 (9).JPG(慶長元)年に江戸湯島で開かれ、明治24年にこの地に移転〕。とげぬき地蔵の本尊 141110 (11).JPG 141110 (14).JPGは、本堂に安置されていて、平日でも参拝客の足が絶えません。境内にある洗い観音は、病気や痛むところが治癒するといわれ、多数の人が、並んで観音様に水をかけたり、拭いたりしていました。

 

 

賑わう商店街をウィンドーショッピングをしながら進み、都電荒川線「庚申塚」駅前踏切手前の巣鴨 141110 (17).JPG 141110 (15).JPG庚申塚〔江戸時代、中山道の立場(休憩所として賑わった)へ。

 

 

その後、横断歩道を渡って庚申塚通りを直進すると、右手 141110 (20).JPG大正大学。その構内に、鴨台さざえ堂〔昨年5月に完成した正式名称「すがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう)」は八角・三匝(さんそう)の階堂で、堂内の回廊は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっている。その構造を巻き貝のサザエ(栄螺)に例えて「鴨台さざえ堂」とも称している〕へ。

入口で、係員からしおりと東京ソースをいただきました。館内は無料で、らせん状の階段60段を上ると、頂上階には聖観自在菩薩(鴨台観音)が安置されていました。

その後、明治通りから淑徳巣鴨中・高校を過ぎて、すぐ左折して道なりに進むと、都電荒川線の巣鴨新田駅前へ。現在は都内に荒川線のみで寂しい思いですが、この路線だけは、昭和世代の郷愁でもあり、ぜひ残ってほしいと願っています。

  141110 (23).JPG

駅前の狭い路地を抜けると、空蝉橋下の広い道路へ。大きな桜並木のゆるやかな坂を上ります。駐停車している車が多い。

坂上の空蝉橋にかかると、左手下にJR大塚駅。東京スカイツリーが駅越しに 141110 (24).JPG観えましたが、橋の鉄網などで、ビューポイントにはいま一つ。

真っ直ぐ、通りを進んで、春日通りを横断。 141110 (26).JPG

朋有小学校の通りに入って、遠景に池袋のサンシャインシティの高層ビルが観えます。

 

 

以前見学した建物が見えて来て、守衛さんがいます。入館者の記入とバッチをもらって、1939(昭和14)年に現在地に移転し、勲章、貨幣を製造している、造幣東京博物館へ。造幣局 141110 (27).JPG 141110 (29).JPG構内に残る明治時代の西洋風建物を博物館に改装。2階に上がると、資料が入ったファイルをいただきました。

過去から現在までの硬貨、記念貨幣、勲章、都道府県の貨幣、金属工芸品など、国内外の物4000点を展示。貴重な豆知識や映像などでも紹介されていて、大変、参考になりました。お金の作られる過程がわかりやすく解説されてい 141110 (31).JPG 141110 (34).JPG 141110 (33).JPGて、感激。また、金と銀塊を直に触って、感触と莫大な価値を体験。その後、長椅子に座って、5分ほど水分補給とトイレ休憩。

 

この後、マップでは池袋駅へのコースになっていましたが、喉がちょっと痛いのと、後のスポット〔豊島区郷土資料館立教学院展示館旧江戸川乱歩邸〕は昨年歩いたので、ショートカット。

 

大塚駅まで戻って、ちょうどバラ祭りは終わってしまいましたが、都電の線路際に咲くバラを観賞しながら、都電を通るのを4本観ました。現在は都内に荒川線のみと寂しい思いですが、この路線だけ 141110 (36).JPG 141110 (35).JPGは、昭和世代の郷愁でもあり、ぜひ残ってほしいと願っています。

こうして、本日の駅ハイを終了(歩行距離約5km)。10月中旬並みの暖かさで、ゆっくり歩いて"深まりゆく秋"を楽しみました。

 

 

 

11/8(土)の曇り空の下、ハトちゃんは外房線に乗り、「Let's ぐるっと141108 (1).JPG 東金~みんなで歩こう東金のまち~(約9km)」に行って来ました。東金駅へは9時9分に到着。駅長をはじめ、ゆるキャラが出迎えてくれました。

 

前日、旭市の知人にメールして久しぶりに会えることを楽しみに...。コースは、昨年とほぼ逆コース。

 

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〔コース〕

スタート 東金駅→八鶴湖→最福寺→岩川池→東金文化会館→日殷上人塚→ときがね湖(東金ダム)→丸山公園→日吉神社→切り通し→本漸寺→御殿山(碑林)→東金高校→八鶴亭→ゴール 東金駅

 

141108 (2).JPG 141108 (4).JPGスタートして、八鶴湖に向かう道路上で、早速、モーニングサービス。冷たいお茶とゆで卵のサービス。甘酒はなくなっていました。ウォーク開始ではありますが、 遠慮なくいただきました。地方ならではのおもてなし

 

目の前に、1年ぶりの八鶴湖〔春には睡蓮の花で、桃色に染まる〕そうですが、湖面は葦や蓮の枯れ葉で覆われていて、茶褐色の装い。

 

その先で、東金高校の女子生徒さんが、琴演奏のチラシ配り。最初に最福寺〔東金の古刹で、807 141108 (6).JPGDSC00863.JPG(大同2)年、最澄によって創建。天台宗の寺院で1万7千坪の境内には四~五百年の老杉。もみじ、いちょうなど種々の樹木に囲まれ、築山、日本庭園もある〕へ。

 

本堂に続く坂道の途中に、国山第7世日善上人と徳川家康公の並んだブロンズ像や、鐘楼堂前に長唄で有名な、切られ与三郎の墓もありました。各ポイントや分かれ道には、今年も東金高校の生徒さんが道案内。

 

最福寺を参拝後、いきなり急坂の登り道。前のウォーカーに続いて、山 141108 (10).JPG 141108 (9).JPG道を進みます。落葉と雑木林でひんやり。登り切ったところの両側に、線路の枕木の古材を利用したガードレールやベンチ。どんぐりやしいの実が落ちていて、踏み跡も...。紅葉で色づき始めた木々を観ながら、山王台公園へ。

その先の公園展望台に寄って、東金市街を眺望。

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141108 (16).JPGゆるやかな下りを経て、右手に狭い浅間神社。

岩川池が見えて来ました。池は、細くて長く、水面は濁っていました。

 

 

岩川池を過ぎて、ゆるやかな上りの県道301号東金山田台線を進ん 141108 (17).JPGで行くと、右手に東金文化会館が見えて来ました。あとでわかったことですが、旭市の知人と新人女性ウォーカーたちは、ここで休憩をしていて、立ち寄らなかったハトちゃんが、抜いてしまい、携帯電話の番号を控えていなかったために、結局、会わずじまい(ちなみに、昨年は新しいポイントだたので、立ち寄って飲食休憩したのに...)。

 

141108 (21).JPG道なりに進んで行くと、黄色いジャンパーで道案内の東金高校生徒が立っていて、左手の山道に入って行きます。雑木林の道は、落葉が絨毯のように、歩いていて心地よい。

 

途中、林が開けた場所に、日殷上人塚があり、碑と説 141108 (23).JPG 141108 (22).JPG明文、それにセントラルパークのガイドさんが説明してくれました。近くに聳え立つタブの巨木が見ごたえありました。

 

 

間もなく、ゆるやかな坂を下ると、幅広の県道へ。本来なら 141108 (25).JPG 141108 (26).JPGば、横断歩道を渡らねばなりませんが、生徒さんが、交通案内してくれて、車に注意して横断。

 

 

ときがね湖(東金ダム)は、南北に細長く、出入口で今年は、ノルディックポールの無料貸出があって、借りる人が、係員に指導を受けていました。前方と湖面を左手に観ながら進みます。湖面にカモなどの水鳥が多く浮かんでいたり、、水を浄化する装置もあります。

141108 (34).JPG 141108 (29).JPG

周囲の遊歩道では、大勢のジョギングしたり、散歩する人たちと出会いました。歩くにつれ、ポールを使用している人たちを抜いて行きます。ポールに慣れていないので、スピードも上がらないようです。

 

湖は、同じような景色と直線が長いので、前に歩く人を目標にしながら、小生は歩行スピードを上げて、時計と反対回りで周遊道を進みます。

 

141108 (37).JPG 141108 (38).JPGしばらく歩いていると、やっと湖の折り返し地点。東金ダムの案内板。途中、ときがね湖公園横の植え込みに、さつきが数輪咲いていました。

  141108 (39).JPG

その先は、湖が相対しているので、左手に、後続のウォーカーが多く歩いているのがよく観えます。それにしても、1周 約3.6kmが長く感じました。会えなかった知人も今年は頑張って、湖一周完歩したそうです。

 

湖を出て、県道を右折し、間もなく右手に案内の生徒さんが立っていて、丸山公園内へと。園内は広くて、東金高校による発掘調査で見つかった住居跡、竪穴式住居などの丸山遺跡141108 (40).JPGあるそうです。広場とアスレチックでは、家族連れが遊んでいました。ポプラの落葉に混じって実も落ちていました。コース隣接のトイレを借用。

 

公園を出て左折すると、前方に高い鳥居が。日吉神 141108 (48).JPG 141108 (46).JPG 141108 (45).JPGの横道から境内に入ります。本殿に参拝後、参道を通ると、市天然記念物の杉並木。幹の周囲が3人でもまわらないほどの樹齢400年以上の木々が両側に立ち並んで、荘厳な別世界に来たようです。

 

その後、300mほど先に、あたり が薄暗くて両崖が切り立って、地層の観える切通しが。ジグザクと 141108 (50).JPG 141108 (52).JPG141108 (51).JPG崖を観ながら下って行きます。途中に湧水や小さな滝もあり、ひんやり していて気持ちが良いのですが、階段は滑りやすく、段差も一定でなくて、雨が降ったりすると大変です。足元に注意して下りました。

 

 

細い道を進んだ先に、ウォーク最初に観た八鶴湖に出ます。ちょうど、ポツポツと雨が落ちて来て、折り畳み傘をさしながらのウォークに...。

141108 (53).JPG 141108 (56).JPG 141108 (60).JPG周遊道に沿って歩き、観光案内所を過ぎると、イ 141108 (57).JPGチョウが黄葉した公園へ。その後、本漸寺〔顕本法華宗の名刹。鎌倉時代に禅宗の寺として創建されたが、戦国時代に改宗。境内裏には杉が天をついて林立〕へ。階段を上って本殿に向かうと、徳川家康公が植えたみかんの木がありました。

 

 

そして、今回、新たな最終ポイントになった御殿山(碑林)へ。東金高校の卓球場横の門扉の奥に御 141108 (63).JPG 141108 (64).JPG殿山碑の森が〔東鏡城(とうきょう)、鴇ヶ嶺城(ときがね)と呼ばれていた城の本丸跡(現在は何も残っていない)の御殿山頂に行く道中に22の 詩碑、歌碑、句碑などの石碑が建立〕市民が自由に散策できるようになっています。

  141108 (67).JPG 141108 (66).JPG

山道と険しい階段を上って行くと、小さな御殿山神社の先に開けた場所が物見台跡。高さもさほど高くないので、木立から市街地を覗く程度。

景色を眺めた後、下りで脇道に入ってしまい、後続のウォーカーに道を教えてもらいました。出入口に案内人はいましたが、暗い山道なので、矢印があっても良さそうだと思いました。

この城跡に東金御殿や陣屋等が建つことになったそうです。

 

次に、東金高校〔徳川家康が鷹狩りのために建てた東金御殿の跡地にある、 141108 (72).JPG 141108 (61).JPG緒ある学校〕前へ。正門入口に女子生徒が案内係で立っていて挨拶。箏曲演奏と有料のお茶のおもてなしがありましたが、今回も外観のみ。 

 

湖周遊道を進むと、明治18年創業の老舗の料亭「八鶴 141108 (74).JPG亭」へ。

 

東金駅前の信号手前の湖月堂本店で、昨年まではゆ 141108 (73).JPGずジュースのサービスがありましたが、今年から販売。駅前の商店街は、土曜というのにシャッター通りの様相。

 

東金駅に出て、ゴール(11:54)。受付後、隣りの「おもてなしテント村」へ。

ここで、目にとまったのが、ハーブティー専門店のオリジナルブレンドハーブティーの試飲・販売。現在、騒がれている「エボラ熱・デング熱」などに関心のある小生は、超・免疫力アップのティーを購入。また、先ほどの湖月堂さんが、駅ハイ限定でお土産商141108 (76).JPG品を安価で販売。今年、入社した男性店員から、ゆずジュースを1本購入して立ち話。

改札口で電車の時刻を見ると、ちょうど11時58分発の千葉行に間に合いました。車内で、軽食と水分補給をして、東金駅ハイを終了しました。

 

昨日に続き、11月2日(日)の駅ハイは、「昭和の雰囲気漂うレトロな街 「石岡」を歩く(約6km)」に参加。

141102 (2).JPG朝方、石岡は雨がだいぶ降って、土浦を過ぎたあたりから濃霧。電車の前方も視界が悪い状態。

 

石岡は、母の実家があって、ハトちゃんは実家で生まれて、おじいさんが生きていた頃から、大変お世話になりました。小生にとって、思いで深い "第2の故郷"です。大きくなるまで夏休みなど、過ごした馴染みの多い街です。141102 (3).JPG

 

スタート受付が9時でしたが、早めに駅に着きました(8:16)。駅に降りる と、駅の改装中。しかし、駅前の風景はほとんど変わらず、昔のまま。

 

コース

スタート:石岡駅→①国分寺→②イベント広場(商工祭)→③民俗資料館→④常陸國總社宮→⑤看板建築→⑥府中誉→⑦ゴール:石岡駅 

 

昨夜、叔父さん(母の弟)の家に電話して、駅ハイ終了後寄ることにしました。ただし、路線バスが午前中10時35分発一本のみ。間に合わないと、歩いて1時間ほどかかるので、何としても乗らなければなりません。

 

受付は、資料の袋の組み合わせで準備中。事情を話すと、受付の男性は親切に、ゴールドカードを自分の携帯にかざして、1番でスタートさせてくれました。人柄の良い茨城県民という感じ。マップとバッチだけもらい、ゴール後、必ず寄るということに。

 

駅前は、早朝ということでほとんどの店は閉まっていました。御幸通りを直進して、T字路で国道365号線香丸通りへ。右折して、二つ目の信号先に矢印があり、左折。矢印は、その後、道を必ず間違えないようにほとんど付いていました。

 

右側に常陸国分寺跡〔741(天平13)年、聖武天皇の勅願により、国土安泰・万民息災を祈願して 141102 (10).JPG 141102 (16).JPG 全国66か所の一つとして建立され、常時30名の僧がいました。1977(昭和52)年の発掘調査により、本堂西側に鐘楼基壇、その後、各伽藍(主要建造物)、金堂跡などの大規模がわかり、中門・金堂・講堂が一直線に並び、中門から金堂にかけて回廊が巡っていたことが分かりました。国指定特別史跡〕へ。

 

141102 (13).JPG出入口に太い枝が低く生えている桜の木をくぐって入ると、境内奥には塔跡のものと思われる礎石(心礎)がありました。また、出入口近くに、萱葺きの旧千手院山門が古刹を感じさせてくれました。

 

国分寺跡付近を見た後、弁天 141102 (42).JPG地を左折すると、30回記念「いしおか商工祭」の会場であるイベント広場へ。前日の雨で、出入口に 141102 (22).JPG 141102 (20).JPGは水溜りができて、芝生が 141102 (17).JPGだいぶ濡れていました。

 

飲食や販売、展示コーナーおよびイベントステージは準備中。帰宅後、知人である旭市在住の江田ご夫妻の話では、10:00~10:50に行われた幼稚園児・保育園児の鼓笛隊演奏が素晴らしかったそうです。

 

さらっとまわって、広場を出ると右に曲がります。直進して、信号を左折。若宮 141102 (26).JPG八幡宮は右にちょっと入ったところで寄り道。お稲荷様と併設されていましたが、境内は狭く感じました。

 

狭い道を進んで、市民プール前で清掃中の人を見かけました。

141102 (28).JPG 141102 (29).JPG左手に立派な市民会館の建物。

すぐその先を左折すると、石岡小学校前に、陣屋門〔1828(文政11)年火災に遭って焼失した江戸小石川の常陸府中藩邸が再建された際の余材を使って建築された。1969(昭和44)年まで小学校の校門として使用。高麗門形式〕がありました。

 

次のポイント 郷土資料館の看板を確認したのですが、場所が見つかりません。 141102 (31).JPG 141102 (33).JPG

小学校の校庭では少年野球の練習中。ちょうど車を止めていたお母さんたちに聞くと、わからず。もう一度、看板を見直すと、小学校敷地内と書いてあり、校庭を入った右手に小さな郷土資料館の建物があり、外観のみ。お母さんたちも 『学校には来ていたのに、郷土資料館だとわからなかった』 と。

ハトちゃんが、マップを持って歩いていたので、『今日は、何かのイベント? どこから来たの?』 と聞かれて『JRの駅からハイキングで千葉から来ました』 終了後、母の実家の地名を言うと、『親戚がいるので良く知ってんど!』と、懐かしい茨城弁で答えてくれました。

 

その後、道を進むと、石岡小学校の南に常陸國總社宮〔大宝令に制定された神祇官に相当するも 141102 (35).JPG 141102 (36).JPGので、祭祀を掌り国内の諸社を総官した神社で常陸国の総社として崇敬される神社。9月の例大祭では見物に訪れる観光客は毎年40万人を数え、「関東三大祭」で有名〕へ。

東向きに、参道入口の鳥居が立っています。鳥居をくぐって、参道を進むと、突き当たりで左折。手水舎があり、正面に随神門が。

 

141102 (37).JPG141102 (39).JPG随神門をくぐると境内になってい て、社務所の前に、幾つかの境内社が並び、141102 (41).JPG境内141102 (40).JPG手前に拝殿、後方に本殿があります。拝殿の横にも、十二末社や石碑などが並んでいます。

また、神楽殿に白い獅子頭が一対、置かれていました。拝 殿の前には、御神木の大樟があります。

社伝によれば、聖武天皇の天平年間勅令により、常陸国では、現在の石岡小学校辺りに国府〔府中城跡〕があり、近くに神社が造営されました。

 

その後、マップに沿って左折し、筑波銀行前で、女性の史跡ボランティアさんから、チラシと看板建築の店とビューポイントを教えてもらい、右に曲がって中町通りを進みます。

――看板建築は、老朽化により急速に減っているそうです。看板建築とは、関東大震災後、商店などに用いられた建築様式で、建築史家藤森照信が命名したもの。 典型的なものは木造2階建ての店舗兼住宅で、建物前面を平坦として(軒を前面に出さない)モルタルや銅板で仕上げて装飾をつけます。ちょうど看板のような平坦な壁を利用して、自由なデザインが試みられたため、看板建築と命名されました。建築物の造作に商店の「看板」を作りつけたものではなく、また、看板建築の平面は看板・広告スペースとして用いられるものではありません。

 

石岡大火(1929年)の後に建てられた建物で、まず右手に看 141102 (44).JPG 141102 (43).JPG板建築の「すがや化粧品店」。その先にまち蔵「藍」〔江戸時代末期に建てられた木造2階建ての商家建築、染物屋「丁子屋」を活用した観光スポット。各種展示や特産品の販売、喫茶スペースあり〕へ。

そこから道路反対側の福島屋砂糖店久松商店十七屋履物店など、昭和レトロを感じさせる懐かしい看板建築の代表的な建物 141102 (45).JPGが立ち並び、国の登録有形文化財〔1996(平成8)年の文化財保護法の一部改正でスタート〕に、中町通りを中心に12件18棟が登録されています。

 

また、コンビニ手前にいた女性交通整理員の案内で細い道に入ります。

間もなく石岡が酒の醸造で有名になった「府中誉酒蔵へ。筑波山 141102 (49).JPGからの豊かな水を利用して酒造りは、「関東の灘」とも呼ばれています。 141102 (48).JPG

 

帰りは、金丸寿通りを石岡駅方面へ。駅前でゴールして、濡れ 141102 (50).JPGティッシュやチラシの入った獅子頭のデザイン袋をいただきました。ウォークの途中からはどんどん晴れて来ました。

 

まだバスの時刻まで時間があったので、観光案内所でたずねて推奨された「高野菓子店」の釣鐘最中を買いに...。

久しぶりに田舎に来たことと行き先を話すと、母の勤めた農協下志筑店(現在のJA)の上司の娘さんが店の女将さんでした。話してみると、奇遇なことがあるんですね。

 

バスは15分前にターミナルに到着。珍しい若い女性の運転手さんで、石岡の最近の様子を聞くと、『駅前は過疎化が進み、シャッター通りになって来て、街も国道6号線から外れているので、デパートやスーパーが無く、発展しません。レトロな雰囲気の観光などを工夫して、まちの活性化が必要ですね』 と...。結局、乗客は2名のみ。ほとんど、乗用車で行き来している現状です。

約10年ぶりの帰省だったので、途中からは道路が整備されていてビックリ。

バス停を降りて、運転手さんに挨拶。叔父さん宅への道は、子どもの頃、良く遊んだ道で、懐かしさが甦りました。

 

141102 (66).JPG 141102 (67).JPGほぼ10年ぶりだったので、叔父さん宅の敷地 内に洋風な建物が立っていて、右手の作業場では、息子のお嫁さんが千代田女性部の皆さんと一緒に志筑名産「なすの辛子漬」の詰め込み作業でおおわらわ。お土産として、三ついただきました。

 

 

141102 (60).JPG小生は、84歳になった叔父さんと居間で、久しぶりの四方山話に浸りまし 141102 (58).JPG 141102 (56).JPGた。腰が曲がって、遠出ができないとのことだったのですが、会うことができ、顔色も良くて、元気そうでした。

 

141102 (65).JPGかすみがうら市の戦没者遺族会の副会長を務めるいとこ(小さい頃から、兄さんのような存在)も、水戸から戻って来て、一緒に談笑。昼食をご馳走になり、約3時間 半、楽しいひとときを過ごしました。

帰りは、石岡駅まで車で送っていただきました。途中、車窓から赤色の獅子頭のモニュメントが目にとまりました。141102 (68).JPG141102 (9).JPG

 

今回は、慣れ親しんだ石岡のまちの歴史・文化再発見と、叔父さん他皆さんと久しぶりに会えて、貴重な時間を過ごしました。

 

 

 

11月6日(木)、神田外国語学院プロデュ-ス  駅ハイ 「神田に残る寺社・橋、新しい建造物を見て歩く(約8km)に行って来ました。

 

天候は曇りですが、折り畳み傘を持ってのウォーク。ウォーク中は、晴れ間も出ました。

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コース

スタート 神田駅南口→マーチエキュート神田万世橋→神田明神→湯島聖堂→東京復活大聖堂(ニコライ堂)→「お茶の水」の石碑→新島襄先生 生誕地記念の碑→気象科学館(気象庁)→東京駅丸の内駅舎前→神田西口商店街→ゴール 神田駅

 

本日が期間設定コースの初日で、神田駅西口でスタート(9:38)。 西口商 141106 (1).JPG 141106 (2).JPG店街とガード下の飲食店が立ち並びます。

まず、万世橋をめざして、歩いて行きます。停車場跡の赤レンガ下に新しく商業施設マーチエキュート神田万世橋が昨年オープ 141106 (3).JPG 141106 (4).JPG ン。赤レンガ造りの高架内部には、趣味・嗜好性の高いショップやカフェが並んでいるのを万世橋から眺められます。右141106 (5).JPG手には、秋葉原電気街が見えます。

 

万世橋を渡って、外堀通りを進むと、中央線高架下を通る昌平橋に差し掛かります。

 

中央・総武線の高架下、昌平橋の信号を右折して、神田明神下まで。

右側に神田明神〔730(天平2)年創建と伝わる古い神社。「神田祭り」で有名〕の鳥居。秋葉原も近 141106 (6).JPG 141106 (7).JPG 141106 (8).JPGいビルの谷間に鳥居が立っています。参道は短く、両側に甘酒や土産品を販売する店が数軒。鳥居をくぐって、境内に入ると、平日にもかかわらず参拝客が途絶えない。

 

鳥居の奥に、朱の神門。神門の四方には、四神の金の彫刻が施されている。

神門をくぐった境内は、かなり広い。朱塗りの社殿も美しく、鮮やかでした。


参拝して、次に向かったのが、湯島聖堂〔儒学者・林 羅山の廟殿と家塾を、徳川五 代将軍綱吉が儒学の振興を図るため、1690(元禄3)年、湯島の地に聖堂を創建して、この地に移す。その後、およそ100年を経た1797(寛政9)年、幕府直轄として、世に名高い「昌平坂学問所(通称『昌平校』)」を開設され、多くの学者を輩出〕へ。 141106 (9).JPG

 

今回のコースは、大成殿(本来は孔子廟)から中に入りました。 

 

聖堂内に、 PICT3748.JPG 孔子像の立像。高さは、世界最大で、他にもや学寮も設置されてい 141106 (10).JPGます。また、櫂(かい)の名木もあり、紹介されている。学問に関係することから、湯島天満宮湯島天神)とともに、年間(特に受験シーズン)を通して合格祈願のため、参拝に来る受験生が多い。

 

 

 

 

聖橋を渡って、御茶ノ水駅前南口からすぐのところの「ニコライ堂(東京復活大聖 DSC00651.JPG )」へ。正教会の 141106 (13).JPG教会で、屋根が丸くなった大聖堂。ビサンチン・リバイバル様式の建物で、電車の車窓からも観える、この地の象徴的建造物。残念ながら、館内見学は、13時からだったので外観のみ。建物を写生している人が4人いました。

 

 

その後、御茶ノ水駅傍で、交番横にひっ そりと残っている「お茶の141106 (15).JPG水」の石碑を見学。

1596~1615年(慶長年間)に、神田山の麓の高林寺の庭に湧き水があり、2代将軍徳川秀忠に献上すると、「大変良い水」と褒められたとのこと。以来、この水を献上し続けて、「お茶の水」と呼ばれるようになったといわれています。

 

コースマップでは、神田川沿いの外堀通りに出て、水道橋駅前の白山通りを南下しますが、一ツ橋にある学士会館へは、明治通りを南下した方が近いので、後のコースを選択。

 

学生街の神田は、大学も多く、学生の行き交う姿が目立ちます。

マップを見て下を向いていると、いきなり体のごつい学生風の若い男が、ハトちゃんの右肩にぶつかって来ました。予想をしていなかったので、その衝撃にビックリして後ずさり。

振り返りも、謝りもせずに、平然と行ってしまいました。多少、筋トレ等で鍛えていたので、大丈夫でしたが、足腰が弱いお年寄りでは、よろけて倒れてしまったかも知れません。不運でしたが、人通りの多いところでは、前を見て歩かないととんでもないことになりかねません。 『くわばら、くわばら!』

141106 (16).JPG 

右側に、私立大学人気度No.1の明治大学。「~号館」が立ち並ぶ中でも、高層建造物のリバティータワーは、とりわけこのあたりでは突出した高さを誇り、下から見上げるとぐ~んと聳え立っています。

直進して、靖国通りにぶつかったところが駿河台 141106 (19).JPG 141106 (18).JPG下。角には、三省堂本店も見えます。神田古書街の裏にあたる、神田すずらん通りも。飲食店や中国図書 ・物産店、古本店が両脇に並びます。 

 

 

DSC07828.JPG141106 (21).JPGそれから、白山通りの一ツ橋交差点手前の学士 141106 (20).JPG会館〔東京大学発祥の地。野球発祥の地〕へ。ボールを握る右手の巨大な像や、東大発祥の地の 記念碑は知っていましたが、新島襄先生の生誕地記念の碑〔1941(昭和16)年に生誕100年を記念して建立〕は初めて見ました。

 

錦橋を渡って、内堀通りに入ります。10月29日に歩いた、皇居東御苑の皇居外周道路に出ます。皇居の石垣と外堀、市民ランナーの姿も見えます。

 

 

マップに沿って直進すると気象科学館(気象庁)。入館無 141106 (25).JPG 141106 (22).JPG料なので、「気象」をテーマにすた展示体験施設を見学。気象庁の仕事内容 や観測・監視・予測・提供する情報などが、観るだけでなく、シミュレーターできて、あらためて気象庁の大変さがわかりました。とくに、東日本大震災や御嶽山の噴火など、地震や台風、火山活動、地球環境の温暖化問題などの緻密なデータ・監視・予測の重要性と迅速な判断、身近な情報提供で国民を守れるように、今後も頑張ってもらいたいと思います。

 

次のポイントである東京駅丸の内駅舎は、何度も観ているのでカット。最後に、横断歩道を渡って、 141106 (28).JPG皇居側に立っている大きな「和気清麻呂銅像」前で小休止。堀に舟を浮かべて、清 141106 (29).JPG141106 (27).JPG掃する係員に挨拶してゴール(11:00)〔歩行距離約5km、所要時間1時間20分〕。

 

目の前の東京メトロ東西線の竹橋駅から西船橋経由で京成大久保駅まで。チャリンコを停めていた大久保中央公園内の勤労会館でストレッチを35分、身体を揉みほぐしてから帰宅しました。

 

 

11月1日(土)、駅ハイ 北本のまつりと雑木林散歩(約10km)」に参加。小雨模様の中、スタート当初は傘をさしてのウォークでしたが、途中から雨もやみました。しかし、最後に本降りになって、それでも何とかゴールまで歩き切りました。

 

コース

スタート 北本駅→北本宿緑地公園→北本中央緑地→猿田彦太神→無量寿院→北本総合公園→宮内氷川神社→東間浅間神社→ゴール 北本駅

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北本駅は、上野駅から高崎線または湘南新宿ラインで、大宮の先。自宅から電車で約1時間半かかります。

141101 (35).JPG1日は、宵まつりで、夕方から北本を彩る関東最大級のねぷたまつりが行われ、2 141101 (37).JPG日は北本中学校で、産業まつりが行われます。イベント、品評会、市内商店自慢の品々が販売されたり、青森県弘前市の土産品なども買えます。 

また、市内の個人、会社、公園などで1日~3日まで、丹精込めたきれいなお庭のオープンガーデンが開催されています。

 

 

スタートは駅西口から(9:10)。まず西中央通りから左折してほぼ直線1kmで、北本宿緑地公園へ。途中か 141101 (4).JPG 141101 (5).JPGら、雑木林内を歩きます。落葉を踏みしめて歩きますが、ところどころに水溜りがあって、避けて通ります。また、どんぐりや椎の実がいっぱい落ちていました。

 

公園を抜けて左折し、北本中央緑地141101 (7).JPGは、またも雑木林の中を進みます。こちらも前の公園と同 様に市民の再生保全活動で身近な場所で自然が残っています。

 

 

踏切を渡って、左手に線路と緑地前の住宅地に沿って歩くと、前日のハロウィンの飾り付けをした庭を発見。緑地中央地区あたりで左折して県道鴻巣・桶川・さいたま線(中山道)に出て、陸橋を渡って、少 141101 (10).JPG 141101 (11).JPGし幅広の道路を直進。

 

中丸スポーツ広場を時計回りにまわって、畑が両側に続く田園風景を進むと、道の角に猿田彦太神〔18 141101 (18).JPG12年建立の庚申塔。

塔はかなり黒ず 141101 (17).JPG 141101 (16).JPGんで、文字が見えづらくなっていました。

 

 

その先もほぼ一直線で1kmほど。やっと県道311号線窪田・鴻巣線に出て古市場交差点を右折して、真っ直ぐ。無量寿院〔真言宗の寺院〕は、コースから少し外れていたのと矢印が無かったのでパス。前方に北本総合運動場の野球場の照明鉄塔が見えて来ました。

 

北本総合公園では、手前の池で、太公望が竿を垂らしていて、池をまわると、野球場など運動施設 141101 (20).JPG 141101 (23).JPG 141101 (24).JPGで試合や練習が行われていました。また、公園内では、9日まで菊まつりを開催中。色とりどりの色で飾った「どらえもん」が目を惹きます。

公園内を散策して、反対側の道路に出ました。鮮やかな紅葉も観れました。

 

県立北本高校前の道路を直進し、県道窪田・鴻巣線手前で右に曲がって、上手館跡を通って、宮内氷川神社〔近辺に多い氷川神社の一つで、境内に厳島 141101 (28).JPG 141101 (26).JPG神社がある。 「武蔵野国三宮」の称号を持つ旧社。かつては広大な社領を有したが、現在は無人。社殿の前に、新ほむら形狛犬が一対ある〕へ。参道に大量のぎんなんが落ちていましたが、臭いで迷惑をかけるので、拾わず見るだけ。

社殿に参拝後、国道17号線宮内の交差点を横断。

 

三軒茶屋通りを北本駅に向かって歩いていると、ポツポツと。次第に本降りになって来て、傘をさして 141101 (29).JPGのウォークに...。

 

最後のポイント、東間浅間神社をカットしてとも、一瞬、思いましたが、ゴールが近いのと、折角なので、東間浅間神社へ向か 141101 (31).JPG 141101 (30).JPGいました。

神社に着くと、境内は比較的広く、鳥居を入ると右手に庚申塔があり、正面の浅間塚(富士塚)上に社殿が鎮座されています。石段を上って社殿に参拝。

祭神が木花咲耶姫であることから、安産・子育てにご利益があると信じられています。また、富士山信仰もあり、富士山の山開きにあわせて初山参りが行われ、1年間に産まれた赤ちゃんが親と共にお山に登り、額に神印を押されて成長を願うお祓いを受けるそうです。

雨の中、参拝できて良かったです。

 

踏切を渡って、左折して間もなくスタート時点の駅西口でゴールとなりました(11:20)。ゆる 141101 (33).JPG 141101 (34).JPGキャラ「トマちゃん」が出迎えてくれました。トマちゃんは、北本特産品のトマトから名づけられました。

 

北本は、大学の先輩たちオジン隊で3月下旬に東光寺の先、一段高くなったところに、樹齢800年といわれる石戸蒲ザクラ〔国指定天然記念物で、1922(大正11)年、指定を受けた当時、日本五大桜の一つ〕を観に来ましたが、残念ながら早すぎて、枝に数輪咲いていた程度。

それ以来の北本ウォークでしたが、今回はハトちゃん一人で、秋の気配を感じながら、、まつり前と史跡・寺社、それに雑木林の木々の間を散策して、森林浴を楽しみました。

 

連休の3日(月)は、駅ハイを休養

 

が久々に休みになったのと、昨日、習志野市は強風が吹いてぎんなんが落ちていると思い、9時過ぎに妻の車でぎんなん拾いに出かけました。妻の元職場の近くで、すぐ傍を通過...。

ハトちゃんは、今年すでに4回来ていて、それぞれ1時間でレジ袋(中)一つずつ。

また、今年は既に拾いに来ている人が数人(予測?)来ています。中身を取り出して、3箇所も残りの皮と果肉を捨ててある証拠があり、付近に異臭が漂っています。

今朝は、思っていたとおり、木の下から半径3mぐらいのあたり一面にいっぱいに落ちていました。自分ひとりの時は、落葉を掻き分けては、見つけて拾っていたので効率が悪かったのですが、今回はほとんど落ちているぎんなんを拾うのみ。

用意したゴム手袋で、せっせと拾い集め、大きいレジ袋いっぱいにぎんなんを詰め込みました。一人だと黙々と拾わねばならないのが、おしゃべりをしながらの楽しい共同作業。大きいのを拾うと自然と顔がほころびます。

拾い続けて50分で、2袋にいっぱいに。は、今年初だったので、目いっぱい頑張り、小生よりも1/3(約200個ぐらい)多く拾って、ご満悦。昨年も妻と来たときは、大量ゲットで"拾いの神"です。

ほとんど拾って満足して、車に戻ろうとすると、レジ袋を持って拾いに来たおじさんがやって来て、見ていたら、なかなか拾うのに苦労していました。もう少し、ハトちゃんたちが遅かったら、大量ゲットは無し。先に来てラッキーでした。

車に臭いがつくと大変なので袋を二重にして、ぎんなんを持ち帰りました。

 

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午後は、前2回分のぎんなんと本日のぎんなんハトちゃん一人で、皮をむく作業。臭いは仕方ないのですが、イスに座っての手作業は大変。同じ姿勢なので腰が痛くなって来ます。

食べられる種子の部分のみ、水を張った大きいポリ容器に投げ入れます。ゴミも混じりますが、スピーディさを追求。その後、鉄製のざるで残った果肉を取り除きます。それでも少々付いた果肉はご愛嬌。

 

ゴム手袋で、何度も揉み洗いして種子の部分は、表面をきれいに。本日のゲット数は、 DSC02043.JPG1000個以上。前回と前々回とで、600個ぐらい。やはり、強風後に拾いに行った条件とタイミング、二人での作業は効率が違いますネ。 13時から始めて、ほぼ休憩なしで、17時過ぎまで。最後の1個まで、やり遂げました。

洗ったぎんなんは、あたりが暗くなって来たので、翌日以降テラスで新聞紙の上に干すつもりです。このところ晴天が続いているので、数時間で真っ白に乾くと思います。

八王子の実母も大好きなので、作った野菜と一緒に5日(水)に持参したいと思います。

今年も当分、ぎんなんを食べて、元気になって、ウォークを励みたいと思います。

 

 

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