秋晴れの11月10日(月)、明日が天候が悪いので、本日三連チャンながら駅ハイ 「巣鴨から池袋へ おとな散歩(約8km)」に行って来ました。。
10時からの受付なので、洗濯・洗濯物干しをしてからのゆっくり出発。
〔コース〕
スタート 巣鴨駅→眞性寺→高岩寺(とげぬき地蔵)→巣鴨庚申塚→鴨台さざえ堂→造幣東京博物館→豊島区立郷土資料館→立教学院展示館→旧江戸川乱歩邸→ゴール 池袋駅
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
JR「巣鴨」駅のビュープラザ内の受付でカードをタッチし、スタート(10:38)。
まずは、駅前から白山通りへ。江戸六地蔵〔本堂に向かって左手前に、柔和な顔をした地蔵さま。江 戸六街道の出入口に置かれて、中山道を守っている〕がある、眞性寺〔真言宗豊山派。1615(元和元)年開基。400年の歴史がある巣鴨で最も古い寺〕へ。地域の人々や旅人の信仰の対象になっています。11月は菊まつりが開催されていて、境内には大小合わせた菊花の鉢が並んでいました。まわる菊人形もあり、参拝者の注目を集めています。
参拝後、地蔵通り入口に、ゆるキャラ「すがもんのおしり」が置かれていてなご やかな雰囲気。
「おばあちゃんたちの原宿」で有名な巣鴨地蔵通り商店街へ。洋服店や 飲食店、土産物屋が集まっています。店先で買い物をする人、さらに、中高年の姿が目に付き、活気を呈しています。つい、足を止めて覗いてしまいます。
商店街に入り、間もなく左側に高岩寺・とげぬき地蔵(延命地蔵尊)へ。1596 (慶長元)年に江戸湯島で開かれ、明治24年にこの地に移転〕。とげぬき地蔵の本尊 は、本堂に安置されていて、平日でも参拝客の足が絶えません。境内にある洗い観音は、病気や痛むところが治癒するといわれ、多数の人が、並んで観音様に水をかけたり、拭いたりしていました。
賑わう商店街をウィンドーショッピングをしながら進み、都電荒川線「庚申塚」駅前踏切手前の巣鴨 庚申塚〔江戸時代、中山道の立場(休憩所として賑わった)へ。
その後、横断歩道を渡って庚申塚通りを直進すると、右手 に大正大学。その構内に、鴨台さざえ堂〔昨年5月に完成した正式名称「すがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう)」は八角・三匝(さんそう)の階堂で、堂内の回廊は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっている。その構造を巻き貝のサザエ(栄螺)に例えて「鴨台さざえ堂」とも称している〕へ。
入口で、係員からしおりと東京ソースをいただきました。館内は無料で、らせん状の階段60段を上ると、頂上階には聖観自在菩薩(鴨台観音)が安置されていました。
その後、明治通りから淑徳巣鴨中・高校を過ぎて、すぐ左折して道なりに進むと、都電荒川線の巣鴨新田駅前へ。現在は都内に荒川線のみで寂しい思いですが、この路線だけは、昭和世代の郷愁でもあり、ぜひ残ってほしいと願っています。
駅前の狭い路地を抜けると、空蝉橋下の広い道路へ。大きな桜並木のゆるやかな坂を上ります。駐停車している車が多い。
坂上の空蝉橋にかかると、左手下にJR大塚駅。東京スカイツリーが駅越しに 観えましたが、橋の鉄網などで、ビューポイントにはいま一つ。
朋有小学校の通りに入って、遠景に池袋のサンシャインシティの高層ビルが観えます。
以前見学した建物が見えて来て、守衛さんがいます。入館者の記入とバッチをもらって、1939(昭和14)年に現在地に移転し、勲章、貨幣を製造している、造幣東京博物館へ。造幣局 構内に残る明治時代の西洋風建物を博物館に改装。2階に上がると、資料が入ったファイルをいただきました。
過去から現在までの硬貨、記念貨幣、勲章、都道府県の貨幣、金属工芸品など、国内外の物4000点を展示。貴重な豆知識や映像などでも紹介されていて、大変、参考になりました。お金の作られる過程がわかりやすく解説されてい て、感激。また、金と銀塊を直に触って、感触と莫大な価値を体験。その後、長椅子に座って、5分ほど水分補給とトイレ休憩。
この後、マップでは池袋駅へのコースになっていましたが、喉がちょっと痛いのと、後のスポット〔豊島区郷土資料館、立教学院展示館、旧江戸川乱歩邸〕は昨年歩いたので、ショートカット。
大塚駅まで戻って、ちょうどバラ祭りは終わってしまいましたが、都電の線路際に咲くバラを観賞しながら、都電を通るのを4本観ました。現在は都内に荒川線のみと寂しい思いですが、この路線だけ は、昭和世代の郷愁でもあり、ぜひ残ってほしいと願っています。
こうして、本日の駅ハイを終了(歩行距離約5km)。10月中旬並みの暖かさで、ゆっくり歩いて"深まりゆく秋"を楽しみました。
コメントする