「JR ウォーク」で 北鴻巣から行田まで さきたま緑道を歩く

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ハトちゃんは、11月9日(日)、「古代ロマン漂う行田「のぼうの城」縁の地をめぐる(約10km)」駅ハイに参加。

当日は、朝からポツポツ小雨模様。今にでも雨が降り出しそうな雲に覆われていました。

北鴻巣駅は、上野駅から高崎線または湘南新宿ラインで、大宮の先。最寄りの幕張本郷駅から電車で約1時間半かかります。

 

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〔コース〕

スタート 北鴻巣駅→さきたま緑道→埼玉古墳群→高源寺→佐間天神社→水城公園→清源寺→忍城址・郷土博物館→ゴール 秩父鉄道 行田市駅

 

まずは駅前広場を左方向へ進み、さきたま緑道を目指します。 埴輪の道標に従って、駅前ロータリー沿いの歩道を時計回りに半周します。 埴輪の道標が見えて来ます。 141109 (3).JPGアベ 141109 (1).JPGリア通りの紅葉を観ながら、間もなく川が見えて来て、赤見橋を渡ります。
 

さきたま緑道入口で、また埴輪があらわれます。道標に従って、赤見橋を渡って、下方に武蔵水路が見えます。赤見台近隣公園 141109 (7).JPGを経て、 中山道に架かる歩行者専用の橋、さきたま緑道橋が見えて来ました。橋の上に、女性の像が...。

 

141109 (10).JPG

そこから緑道散策スタート! また「古墳群まで〇km」の案内板。

さきたま緑道は埼玉県鴻巣市にある赤見台近隣公園内から、隣りの行田市にある さきたま古墳公園付近までの全長4.5kmにわたる、田園の中ののどかな散策路〕



 

緑道は別名「彫刻の小路」と呼ばれていて、総数50点ほどのオブジェが緑道のところどころに展示 141109 (14).JPGされています。作品を眺めながらの散策なので、全長4.5 141109 (17).JPG 141109 (15).JPGkmを歩いて行くのもそれほど飽きることがありません。それぞれに趣向を凝らしたオブジェについては、作品前に解説プレートがあります。ペットボトルのアーチもありました。

 

道路は、歩行者道と自転車道との2本が平行しており、進行方向右側は、稲穂が垂れていたり、収穫後の田んぼが一面、ずっと続きます。散策路は舗装されていて、紅葉、黄葉を観賞。枯葉がだいぶ落ちますが、この長い散策路を、清掃 141109 (20).JPG 141109 (21).JPG員がきれいにしています。『距離が長いので、大変だなー』と...。またジョギングや散歩、サイクリングを楽しむ人たちと出会います。 141109 (12).JPG途中、石田堤へは工事中で迂回路の看板。

 

上越新幹線の高架下をくぐって、直進。

傍らを流れるのは武蔵水路。これは荒川と利根川を結ぶ水路で、緑道とは、どこまでも離れることはありません。

 

141109 (23).JPG

いったん、県道148号線を渡って、また緑道を進みます。熊谷バイパス下の緑 141109 (25).JPG道タイムトンネル〔壁の絵は、行田市内にある全小中学校の生徒の作品から選定されたもの〕をくぐって、そろそろ長い緑道歩きも大詰めに...。

さきたま緑道橋をスタートしてから約1時間半、終点まであと200mくらいというところで、さきたま古墳公園を示す指導標が現れました。

 

前方を横切る道を右折し、さきたま古墳公園に到着。 

ここは前方後円墳8基、円墳1基、計9基の大型古墳が保存された埼玉古墳群を公園として整備し、一般公開したものです。入園は無料。

141109 (27).JPG 141109 (29).JPG 

入園すると目の前に飛び込んで来たのは、6世紀中頃の築造になる奥の山古墳。大きさは8基ある前方後円墳の中で7番目と、公園内では比較的小さめです。

 


他に薬用植物園、ミニ古民家園、それにさきたま史跡の博物館141109 (32).JPG 141109 (30).JPGありました。また、同じ埼玉県内にあった古民家が2棟ほど移築保存され、公開されています。遠藤家住宅は、江戸時代末に建てられた稲作農家です。

 

141109 (34).JPG公園内で、地元の方に埼玉県名発祥之碑を教えてもらいました。

昔、この周辺一帯はさきたま郡(埼玉、あるいは前玉と表示)と呼ばれていて、その後明治時代の廃藩置県で、当初の県の管轄区域でいちばん面積が広かった埼玉郡がそのまま新しい県名に採用された。この辺りが当時の埼玉郡の中心地と考えられている所から、この石碑が建立され 141109 (36).JPGたそうです。


古墳公園は、県道をはさんで南北二つのスペースに分かれていて、北側のスペースへ。

県道行田・蓮田線 の横断歩道を渡って、みやげ物店と公園駐車場に挟まれた道を進んで行きます。  芝生広場の先に、二子山古墳。6世紀初頭の築造で、全長138mは古墳群内最大規模の前方後円墳です。

141109 (33).jpg続いて、丸墓山古墳 。古墳群内唯一の円墳で、日本で最大の、直径105mの大きさです。 高さ約19mの墳丘は古墳群内で一番高く、見晴らしの良い頂上までは階段で上って行けます。6世紀前半頃の築造。

古墳群をあとにして、河川工事中の忍川を過ぎてすぐ左折し、 141109 (39).JPG 141109 (37).JPG川沿いの道をしばらく進んで右折して、またも一直線に進みます。途中、教育文化センターの建物が左手に 141109 (40).JPG見えます。

 

前の男性ウォーカーだけが目に入って、後続はいません。50mぐらいの差でハトちゃんが付いて行くのみ。

 

しばらくして、水城公園〔忍城の外堀の沼を利用して作られた公園。浮 141109 (42).JPGき釣り専用の釣り場として開放されているしのぶ池や、ホテイアオイが繁茂しているあおい 141109 (41).JPGの池などがある〕を過ぎて、ユニークな名前の床屋を発見。行田市児童センターを右折しました。てっきり、みずしろ通りに入って、次のポイントの高源寺だと 141109 (48).JPG思ったら、何と清源寺

 

 

ウォーカーはその後、次のポイントへと向かいました。

小生は、ポイントを抜かすのは嫌だったので、 141109 (51).JPG焼きそばを販売している女性店員に聞くと、かなり前に通り過ぎてしまったことが判明。仕方なく、信号二つ先まで、400mほど戻ることに...。清源寺へ向かうウォーカーと行き違って、罰の悪いこと。水城公園横を通れて、園内の景色をゆっくり観れたのが、せめてもの救い。

 

やっと、交差点角に矢印を見つけて、高源寺へ。確かに矢印があり、前のウォーカーを信じて、目標 141109 (52).JPGにして歩くのに夢中で、見落としました。

 

反対側の佐間天神社〔忍城築城の際、成田氏が寄進〕へ 141109 (56).JPG 141109 (54).JPGも立ち寄りました。樹齢約400年の大ケヤキは圧巻。小雨が降って来て、傘をさしてのウォークに...。

 

 

神社を参拝後、先ほど歩いた道を通って、そのまま行田市役所横へ。市役所敷地で 141109 (61).JPG 141109 (66).JPGは、「第35回商工祭・忍城時代まつり」 が行われ、音楽が流れ、イベントステージや多数の模擬店が出ていて、行き交う人々で賑わっていました。 141109 (60).JPG

標識案内板にしたがって進むと、親水公園や整った造園の先に、忍城〔関東七名城の一つ。室町時代の文明年間に築城。豊臣秀吉の関東平定に際して、石田三成らによる水攻めにも果敢に耐えたことから「浮き城」の別名が生まれたと伝えられている〕が聳え立っています。

 

2012年5月に映画「のぼうの城」として上映された、和田竜による 日本の歴史小説。成田長親:野村萬斎が主演。

現在の忍城御三階 141109 (72).JPG 櫓は、明治6年に取り壊141109 (74).JPGされたものを再建したもの。最上階からは市内の景色が一望できます。

郷土博物館は、かつての忍城本丸跡地にあり、『行田の歴史と文化』をテーマとした展示を行っています。


 

141109 (68).JPGちょうど、時代まつりの開催中で、観光客が溢れて 141109 (73).JPGいて、城の敷地や内部に入るのに一苦労。また、観光客のために、戦国時代に秀吉軍〔石田三成〕と対峙した成田家の勇猛果敢な武将達をモデルに「忍城おもてなし甲冑隊〔観光PR隊として、主に、土・日・祝日に忍城にて観光案内・おもてなし・演舞披露している〕」を結成。その皆さんに会えました。また、火縄銃を打つ演舞を見ようと見物人が陣取っていました。

 

トイレ休憩を挟んで、ゆっくり観光を楽しんだ後、秩父鉄道 行田市駅へと 141109 (77).JPG 141109 (76).JPG向かいました。

商店街を抜けて、駅前へ。

 

秩父鉄道は、30分に1本の間隔。ちょうどホームに着いて一息つく間もなく、熊谷駅方面の下り電車〔11:27発〕が滑り込んで来て、二つ先の熊谷駅へ。

 

帰りは、高崎線で鴻巣で、特別快速の湘南新宿ライナーに乗り換え、浦和から京浜東北、武蔵野線経由で西船橋から帰りました。

 

行程は10kmということでしたが、コースの半分がさきたま緑道で、ほぼ一直線に歩き、行田市内でも直線が長かったので、だいぶ歩いた感じが......。もっとも、1ヵ所間違えてダブったのも長く感じた原因かも?

 

1年ほど前に、南浦和駅ハイで前のウォーカーたちに付いて行ってコースアウトして失敗しましたが、今回も地図を確認せずに、人に頼って付いて行くと、痛い目にあうことになるので、単独歩行時は注意が必要だと、あらためて反省......。

 

 

 

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このページは、hatochanが2014年11月12日 08:20に書いたブログ記事です。

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