11/8(土)の曇り空の下、ハトちゃんは外房線に乗り、「Let's ぐるっと 東金~みんなで歩こう東金のまち~(約9km)」に行って来ました。東金駅へは9時9分に到着。駅長をはじめ、ゆるキャラが出迎えてくれました。
前日、旭市の知人にメールして久しぶりに会えることを楽しみに...。コースは、昨年とほぼ逆コース。
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〔コース〕
スタート 東金駅→八鶴湖→最福寺→岩川池→東金文化会館→日殷上人塚→ときがね湖(東金ダム)→丸山公園→日吉神社→切り通し→本漸寺→御殿山(碑林)→東金高校→八鶴亭→ゴール 東金駅
スタートして、八鶴湖に向かう道路上で、早速、モーニングサービス。冷たいお茶とゆで卵のサービス。甘酒はなくなっていました。ウォーク開始ではありますが、 遠慮なくいただきました。地方ならではのおもてなし。
目の前に、1年ぶりの八鶴湖〔春には睡蓮の花で、桃色に染まる〕そうですが、湖面は葦や蓮の枯れ葉で覆われていて、茶褐色の装い。
その先で、東金高校の女子生徒さんが、琴演奏のチラシ配り。最初に最福寺〔東金の古刹で、807 (大同2)年、最澄によって創建。天台宗の寺院で1万7千坪の境内には四~五百年の老杉。もみじ、いちょうなど種々の樹木に囲まれ、築山、日本庭園もある〕へ。
本堂に続く坂道の途中に、安国山第7世日善上人と徳川家康公の並んだブロンズ像や、鐘楼堂前に長唄で有名な、切られ与三郎の墓もありました。各ポイントや分かれ道には、今年も東金高校の生徒さんが道案内。
最福寺を参拝後、いきなり急坂の登り道。前のウォーカーに続いて、山 道を進みます。落葉と雑木林でひんやり。登り切ったところの両側に、線路の枕木の古材を利用したガードレールやベンチ。どんぐりやしいの実が落ちていて、踏み跡も...。紅葉で色づき始めた木々を観ながら、山王台公園へ。
その先の公園展望台に寄って、東金市街を眺望。
岩川池が見えて来ました。池は、細くて長く、水面は濁っていました。
岩川池を過ぎて、ゆるやかな上りの県道301号東金山田台線を進ん で行くと、右手に東金文化会館が見えて来ました。あとでわかったことですが、旭市の知人と新人女性ウォーカーたちは、ここで休憩をしていて、立ち寄らなかったハトちゃんが、抜いてしまい、携帯電話の番号を控えていなかったために、結局、会わずじまい(ちなみに、昨年は新しいポイントだたので、立ち寄って飲食休憩したのに...)。
道なりに進んで行くと、黄色いジャンパーで道案内の東金高校生徒が立っていて、左手の山道に入って行きます。雑木林の道は、落葉が絨毯のように、歩いていて心地よい。
途中、林が開けた場所に、日殷上人塚があり、碑と説 明文、それにセントラルパークのガイドさんが説明してくれました。近くに聳え立つタブの巨木が見ごたえありました。
間もなく、ゆるやかな坂を下ると、幅広の県道へ。本来なら ば、横断歩道を渡らねばなりませんが、生徒さんが、交通案内してくれて、車に注意して横断。
ときがね湖(東金ダム)は、南北に細長く、出入口で今年は、ノルディックポールの無料貸出があって、借りる人が、係員に指導を受けていました。前方と湖面を左手に観ながら進みます。湖面にカモなどの水鳥が多く浮かんでいたり、、水を浄化する装置もあります。
周囲の遊歩道では、大勢のジョギングしたり、散歩する人たちと出会いました。歩くにつれ、ポールを使用している人たちを抜いて行きます。ポールに慣れていないので、スピードも上がらないようです。
湖は、同じような景色と直線が長いので、前に歩く人を目標にしながら、小生は歩行スピードを上げて、時計と反対回りで周遊道を進みます。
しばらく歩いていると、やっと湖の折り返し地点。東金ダムの案内板。途中、ときがね湖公園横の植え込みに、さつきが数輪咲いていました。
その先は、湖が相対しているので、左手に、後続のウォーカーが多く歩いているのがよく観えます。それにしても、1周 約3.6kmが長く感じました。会えなかった知人も今年は頑張って、湖一周完歩したそうです。
湖を出て、県道を右折し、間もなく右手に案内の生徒さんが立っていて、丸山公園内へと。園内は広くて、東金高校による発掘調査で見つかった住居跡、竪穴式住居などの丸山遺跡が あるそうです。広場とアスレチックでは、家族連れが遊んでいました。ポプラの落葉に混じって実も落ちていました。コース隣接のトイレを借用。
公園を出て左折すると、前方に高い鳥居が。日吉神 社の横道から境内に入ります。本殿に参拝後、参道を通ると、市天然記念物の杉並木。幹の周囲が3人でもまわらないほどの樹齢400年以上の木々が両側に立ち並んで、荘厳な別世界に来たようです。
その後、300mほど先に、あたり が薄暗くて両崖が切り立って、地層の観える切通しが。ジグザクと 崖を観ながら下って行きます。途中に湧水や小さな滝もあり、ひんやり していて気持ちが良いのですが、階段は滑りやすく、段差も一定でなくて、雨が降ったりすると大変です。足元に注意して下りました。
細い道を進んだ先に、ウォーク最初に観た八鶴湖に出ます。ちょうど、ポツポツと雨が落ちて来て、折り畳み傘をさしながらのウォークに...。
周遊道に沿って歩き、観光案内所を過ぎると、イ チョウが黄葉した公園へ。その後、本漸寺〔顕本法華宗の名刹。鎌倉時代に禅宗の寺として創建されたが、戦国時代に改宗。境内裏には杉が天をついて林立〕へ。階段を上って本殿に向かうと、徳川家康公が植えたみかんの木がありました。
そして、今回、新たな最終ポイントになった御殿山(碑林)へ。東金高校の卓球場横の門扉の奥に御 殿山碑の森が〔東鏡城(とうきょう)、鴇ヶ嶺城(ときがね)と呼ばれていた城の本丸跡(現在は何も残っていない)の御殿山頂に行く道中に22の 詩碑、歌碑、句碑などの石碑が建立〕市民が自由に散策できるようになっています。
山道と険しい階段を上って行くと、小さな御殿山神社の先に開けた場所が物見台跡。高さもさほど高くないので、木立から市街地を覗く程度。
景色を眺めた後、下りで脇道に入ってしまい、後続のウォーカーに道を教えてもらいました。出入口に案内人はいましたが、暗い山道なので、矢印があっても良さそうだと思いました。
この城跡に東金御殿や陣屋等が建つことになったそうです。
次に、東金高校〔徳川家康が鷹狩りのために建てた東金御殿の跡地にある、 由 緒ある学校〕前へ。正門入口に女子生徒が案内係で立っていて挨拶。箏曲演奏と有料のお茶のおもてなしがありましたが、今回も外観のみ。
湖周遊道を進むと、明治18年創業の老舗の料亭「八鶴 亭」へ。
東金駅前の信号手前の湖月堂本店で、昨年まではゆ ずジュースのサービスがありましたが、今年から販売。駅前の商店街は、土曜というのにシャッター通りの様相。
東金駅に出て、ゴール(11:54)。受付後、隣りの「おもてなしテント村」へ。
ここで、目にとまったのが、ハーブティー専門店のオリジナルブレンドハーブティーの試飲・販売。現在、騒がれている「エボラ熱・デング熱」などに関心のある小生は、超・免疫力アップのティーを購入。また、先ほどの湖月堂さんが、駅ハイ限定でお土産商品を安価で販売。今年、入社した男性店員から、ゆずジュースを1本購入して立ち話。
改札口で電車の時刻を見ると、ちょうど11時58分発の千葉行に間に合いました。車内で、軽食と水分補給をして、東金駅ハイを終了しました。
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