「JR ウォーク」で 笠間の菊まつりを観賞

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11月18日(火)は、ハトちゃんは少し遠出をして、常磐線(友部)から水戸線笠間駅へ(ちょうど最寄りの幕張本郷駅から約100km)。1年半前の「つつじまつり」と「陶炎祭(ひまつり)」駅ハイ以来。

 

笠間は、日本三大稲荷の笠間稲荷神社の門前町として古くから発展して来て、また陶芸のまちとして笠間焼をテーマにしたイベントも数多く開催されています。春のつつじまつり、秋には100余年の歴史を持ち、国内最古といわれる笠間の菊まつりが開催されます。

 

ちょうど笠間稲荷神社「菊まつり・菊人形展」を開催中(~今月24日まで)ということで、足を運びました。

 

本日は風が少し強く吹いていましたが、冬型の西高東低で秋晴れ。ほとんど真っ青な空。気温は朝方冷えましたが、日中はウォーク日和で暖かに...。

 

茨城県石岡出身のハトちゃんは、11月2日に、地元石岡の駅ハイを歩いて、今朝も車窓から石岡駅を眺めて、昭和のレトロな雰囲気と、叔父さん宅での楽しいひとときを思い出しました。

菊まつりで有名なことは聞いていましたが、観るのは初めて。期待に胸膨らませます。

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〔コース〕

スタート 笠間駅前観光案内所→笠間稲荷神社→笠間芸術の森公園→ギャラリーロード→陶の小径→やきもの通り→ゴール 駅前観光案内所 

 

スタート受付時間に一番早く着く電車で「笠間」駅に到着(9:08)。駅前にも、色鮮やかな大小の菊 141118 (65).JPG 141118 (1).JPGが並べてありました。コースマップと資料・プレゼント〔笠間焼の小皿〕をもらって、スタート(9:14)。

 

駅前から一直線で北上して約30分。笠間市役所笠間支所の角を右折して進むと、笹目酒 141118 (3).JPG(笹目宗兵衛商店)〔明治6年の創業。古くは笠間藩主牧野家経営の醸造元だったが、藩主より経営をゆずられ二波山松緑の銘柄で酒造りを始業〕が正面に見えて来ます。

141118 (58).JPG 141118 (8).JPG横丁通りを入ると、マンホールの蓋の模様は菊をあしらっています。

突き当たって、石畳の笠間門前通りへ。多くのお店が並んでいて、左折するところを、間違って右折。そのおかげで、T字路の角で、菊花の飾り付けを神社で観る前に観賞。地元の方に道を聞いて引き返します。

間もなく、笠間稲荷神社へ(9:44~10:07)。1年半前にも見た入口の鳥居は、東北大震災で壊れて、縄で釣られているまま。まだ建立されていませんでした。

  141118 (9).JPG 141118 (10).JPG 141118 (11).JPG

日本三大稲荷〔他に京都の伏見稲荷神社 、佐賀・鹿島市の祐徳稲荷神社〕の一つといわれるだけに、境内も広く、建物にも風格もあります。稲荷神社だけに、狐の像が参道・仲見世の両脇にあります。 

境内右手には、天然記念物の八重の藤棚があります。

境内には、丹精込めた菊が並んでいて、また、全国から献上された 141118 (13).JPG 141118 (12).JPG米と繭が展示されていました。

 

 

拝殿を参拝後、案内板にしたがって、裏手の笠間稲荷美術館141118 (16).JPG 141118 (30).JPGへ。

少し広くなっている美術館前には、愛好家による菊が所狭しと並べられて、ゆっくり観賞(この場所は無料)。

 

折角来たのでハトちゃんは、話のたねに、107回を数える菊人形展(有料)の会場へと。今年は、放送中のNHK大河ドラマ 「 軍師官兵衛 」の菊人形が飾られています。

141118 (22).JPG 141118 (23).JPG 141118 (25).JPG館内の前にも、茨城県を代表する筑波山や、各種風景の特作菊花壇があり、その美しさに目を奪われます。

入館すると、菊人形ができるまでや、新しい菊に着せ替え中に出くわしました。

 

スピーカーからはテーマ音楽や解説が流れて、色とりどりの菊花に飾られた人形た 141118 (31).JPG 141118 (27).JPGちが躍動しています。歴史上の出来事があった場面を中心に、時系列にストーリーをたどりながら観て行きます。

 

菊人形展・菊花展を観賞後、また境内を通って、門前通 141118 (32).JPGりへと。 

神社前の門前通りを左折して、コースは常陽銀行角を右折します。

 

 

PICT6949.JPG左手に曲がると笠間日動美術館大石邸跡坂本九ちゃんの生家つつじ山への道。前回は、つつじを観につつじ山 141118 (34).JPGへと向かいました 141118 (36).JPGが、今回は、黄葉した大イチョウがある笠間小学校脇を通って、大和田五差路を左折。

 

 

ゆるやかな上り坂を上って行きます。ギャラリーロードを通って、小高くなった丘の上の芸術の森公園へと真っ直ぐ向かいます。 

 

しばらく歩くと、駐車場が見えて来ます。駐車場横を抜けると、笠間工芸の丘がある芸術の森公園 141118 (39).JPG 141118 (43).JPG 〔茨城の新しい文化の発信基地として「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにした公園。54.6haを予定、現在35.9haを開園。陶芸美術館ほか野外コンサート広場、イベント広場、陶の杜、あそびの杜などがある〕へ(10:30)。

目の前に石彫広場と展望広場が広がります。ここが、ゴールデンウィーク時に、関東一といわれる陶炎祭〔大陶器市〕が賑やかに行われる会場になります。20万人以上の客が訪れますが、本日は、駐車台数も少なく、公園内も人がまばらで寂しい限り。 

 

階段を降りて、芝生広場を抜けて、左の方に曲がると、陶芸美術館〔2000(平成12)年、東日本初141118 (44).JPGの陶芸専門の県立美術館として開館。人間国宝や文化勲章者などの代表的作品や国内外の優れた作品、笠間焼の歴史や技法を展示、紹介している〕。 

その後、笠間工芸の丘(クラフトヒルズ 141118 (45).JPGKASAMA)〔陶芸の初心者や陶器作りを趣味とするアマ チュア愛好家まで幅広い人々が、ロクロをまわしたり、手ひねりができる体験工房〕の外観を横目に見ながら、丘を下って行くと、途中にユニークな彫像が現われます。

 

さらに下って出入口を出たところ(笠間民芸の里が正面にある)から右折し、 141118 (46).JPG 141118 (47).JPGギャラリーロ ードを進むと、「回廊ギャラリー門」〔主に作家の作品を展示。風や光の入る回廊の中に、様々なデザインや色彩の陶器が浮かび上がります〕をはじめ、自由に見て回れるギャラリーが道に沿って建っています。

 

 

その先「陶の小径」の案内板を左折し、陶の小径に入ります(10:45)。 141118 (50).JPG 141118 (48).JPG

道の両側に次々と窯元が点在しています。いろいろな形の陶器も店先で販売しています。国道355号線に突き当たる角にある笠間焼共販センターへ(10:50)。思っていた以上に、陶の小径を通過する時間が早かったので、時間調整もあって立ち寄り、店内の陶器を観賞。350万円もする高額な品もありました。

 

国道を右折して駅方面に向かうと、大型バスが駐車できて観光できる陶器店や、初心者でも丁寧に教 141118 (51).JPG 141118 (52).JPG 141118 (55).JPGえてくれて陶器作りの体験ができる工房・窯元が連なる141118 (57).JPGきもの通りへと(10:55)。

 

 

最後は、国道を左折 し駅へ一直線。笠間郵便局を過ぎて、駅観光案内所でゴール(11:15)。

141118 (63).JPG帰りの電車時刻(11:35)まで、20分ほど時間があったので、駅近くのコンビニでおにぎりを購入。帰りの電車で、景色を観ながら頬張りました。帰りも、行きと同じ経由で、最寄り駅に14時ちょうどに着きました。

 

本コースは、歩行距離7.5kmといつもより短め。

それでも、まち中に菊がいっぱいで、華やいだ気分になりました。菊人形は、子どもの頃に父母に連れられて二子玉川園で観たことを思い出しました。

平日で、空いていたのもラッキーでした。菊花は、最盛期が過ぎたものの、まだまだ十分に色鮮やかで、合わせて陶器(焼物)を観ることができて、遠出した甲斐がありました。

 

 

 

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このページは、hatochanが2014年11月18日 16:40に書いたブログ記事です。

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