『今回のウォークは、きつかった!』。 第一印象はこれ。アップダウンが半端じゃなくて、ウォークというより、ハイキング。パンフレットには「ややアップダウンあり」という表記。
上総中野 駅ハイは、昨年度、同時期に新規コース〔約10km〕が設定されました。ハトちゃんは、都合で行けずに、今年が初めて。
事前に、昨年度と今年度コースとを見比べて、コースも2km縮小されて、往復が多い楽なコースになったはずでした。
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11月23日(日・祝)勤労感謝の日は、内房線五井駅から小湊鉄道〔千葉県で最も海抜の高いところを走っている〕に乗って、終点「上総中野」駅へ。
本日は連休二日目で秋晴れ。
小湊鉄道〔2両編成・ベージュと赤の横縞の車体〕の車内は、一つ手前の「養老渓谷」が紅葉の最盛期で観光客でいっぱい。ジーゼル気動車は、音の割にはスピードが出ませんが、ローカル鉄道ならではの味わいが...。沿線の駅周辺には撮り鉄が結構、いました。
〔コース〕
スタート 上総中野駅→曼珠沙華寺→万葉ロード→大塚山→常徳寺→光善寺→紅葉まつり会場→ゴール 上総中野駅
8時38分着ですが、混雑と単線待ち合わせの関係で、約5分遅れて到着。
他のウォーカーに続いてスタート。駅前から国道465号線に出て右折。郵便局の先を右折して、単線の踏切を横断。
最初は県道177号線を遠方に色づいた山々を眺めながら、進んで行きます。二度ほど深い谷に なっていて紅葉が少しだけ観える渓谷が眼下に見えます。また、途中、一 部歩道があ りませんが、交通案内人がいて、歩行の安全を図ってくれました。
あとは、歩道が付いていて、歩きやすい道です。
最初のポイント、曼珠沙華寺は、左折して手前のひなびた素朴な寺。数々の民話が伝わっていて、スタート受付で「民話のチラシ」にも載っていました。戻って、鳥居の先に八幡神社がありましたが、同じように小さくて狭くて、行き止まりに。
前のウォーカーに続いて、県道に戻ります。途中で、後から出発したウォーカーたちと会います。今回のコースは、ポイントを往復3回するコースなので、以後も行き交うことが多くなりました。
さらに1kmほど歩くと、万葉ロード〔民話の里〕入口の看板。大塚山自然 公園万葉ロードの山道を歩きます。高い木々が生えていて、紅葉した木々も少しありました。山林道には、万葉集の歌の案内板と歌に詠まれた草木が、植えられています。何段にもなっている上り坂は、何しろだらだらと長くて、勾配もあります。汗が噴き出て来ます。寒いと思って着込んだ上着を1枚脱ぐことにしました。
山道は、落葉や石ころもあって、なかなか運動靴では上るのはきつい。雨でなかったのが幸い。
途中で平らなところがあり、何人かは休んでいました。ところどころに、展望の開ける場所あり。
階段を登って、最後は左右で傾斜が違う急坂を登ると、東屋があり、広場になっている大塚山(標高241.3m)頂上へ。
少し霞んではいましたが、山頂からは遠方まで すばらしい眺望が続きました。ぐるっと山頂を歩いて眺めた後は、汗で体が冷えるので早めに下ることに...。
帰りは、上り道とは違って、右前方を眺望 しながら急階段を下りて行きます。
これから階段に向かうウォーカーたちと出会い、挨拶。結構、息があがっているウォーカーも。
万葉ロードを下りはゆっくり見ながら、県道177号線に出て、来た道を戻ります。
1.5kmほど歩いて、郵便局手前を右折し国道465号線へ。国道沿いの大多喜町立西中学校先を 左折すると、また細い山道。赤い幟に「奉納 鬼子母尊神」と書かれて います。坂道には苔がビッシリ。かなり長く感じた山間の道は、突き当たると、常徳寺〔この地域で最も高い場所にある古来から地元の人たちに慕われている寺〕へ。
参拝して、境内にいた方に聞くと、参道は手前の石段の方だと教えてもらって、覗いて見ると、急階段で、まだウォークコースの方が楽でした。
お参りには、急階段を利用される参拝客が多いそうです。
また、来た道を戻って国道へ。郵便局を過ぎて、今度は右折して、大イチョウが黄葉している光善寺 〔駅の正面の山腹に位置している〕へ。
本堂参拝後、境内からお墓の先に七面山〔標高160m〕に通じる参道(木の階段)があり、山の斜面が紅葉して います。
こちらも、階段が急で、ウォーク終盤での階段は足にこたえます。息も切れました。「マムシに注意」の看板も。下から山腹を眺めただけで良かったかも?
山頂前のお堂まで行って、引き返しました。帰りに 、境内の中に、自由に衝ける鐘つき堂があり、前のウォーカーが衝いていたので、小生も健康増進を 願って、1回衝かせてもらいました。
階段を下ったところが分かれ道に。案内の矢印が無かったので、前のウォーカーは別道へ。
小生は、国道に出るまでは正しかったのですが、駅を行き過ぎてしまいました。「養老渓谷」の交通標識が出ていて、おかしいと感じ、地元の方に『駅はどこですか?』と聞いて、300mほど戻って、右に曲がると、スタートして歩くウォーカーや観光客であふれる「上総中野」駅前へ。
駅横の養老渓谷紅葉まつりの会場では、地元の農産物や銘酒、お土産などの販売をはじめ、駅ハイ参加者は無料(一般は200円)の豚汁をご馳走になりました。その 後、ゴール 受付で、記念乗車券をもらいました。
次の電車まで、時間があったので着替えを済ませて、まつりや駅構内を見学。小湊鉄道の終点でもあり、向かい側には、大多喜→大原駅へ向かういすみ鉄道のホームもありました。両線とも、線路が行き止まりになっている、珍しい光景。
電車がゆっくりホームに入って来るときには、カメラを向ける乗客に、駅員がマイク注意する場面も...。
帰りも、電車の到着が5分ほど遅れて 出発。時間も早く、駐車場を確保して、次駅「養老渓谷」で降りる客が大半。1日フリー乗車券が五井⇔上総中野(大人往復2,800円→1,800円)で途中駅乗り降り自由となっているので推察。車内には、各駅の観光案内や名所などを車内アナウンスと観光サービス。また、11月30日かあr12月28日までは、イルミネーション列車や主要駅舎のイルミネーション飾りつけが行われます。
小生は、予定どおりの列車で帰宅しましたが、勤労感謝の日でこの日だけ特別利用可。午後の勤労会館の筋トレで、パンパンになった足や腰の筋肉をほぐさざるを得ない、予期せぬ状態になってしまいました。
来年の参加は、思案中で~す。
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