コースは約11km;JR竹岡駅 黄金井戸燈籠坂大師の切通しトンネル燈籠坂大師堂三柱神社延命寺不動院松翁院住吉神社和蔵酒蔵 竹岡蔵岩谷観音堂東明寺旧湊川橋梁橋脚上総湊港上総湊駅
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いつもは内房線で無人駅の竹岡駅へ。1月19日(土)には初の竹岡開催で3月下旬の暖かさで快晴。2回目の開催3日間は雨降りで、最終日の11月21日(月)は朝から濃霧。
「竹岡の燈籠坂大師の切通しトンネルとノスタルジックな上総湊の町並みを巡るハイキング」 に行って来ました。
千葉駅から内房線に乗ると、君津を過ぎると車内はガラガラ。晴れていると上総湊付近から東京湾 の海が車窓から見られますが、本日はほとんど見えません。
同じ電車の参加者は10名。受付にいた富津駅の駅長さんに聞くと、雨の中、日曜は70名の参加。
主催のJR駅員や係員、地元の関係者は手持ちぶさた。
先着100名様サービス、「ふっつん(ゆるキャラ)」デザインタオルをもらえて良かったです。
コースマップと矢印案内を見ながら、駅前を下ると、海が広がっています。今回はポイントに入っていないのですが、左折すると、鳥居が見えて来て「黄金井戸(こがねいど)」へ。
日本で初めてヒカリモが発見された場所。水面は濁っていて、ヒカリモは全然見えませんでした。この地域は海底に沈んでいた場所で、黄金井戸は波による浸食でできた洞窟だそうです。
見学後は、国道127号線内房なぎさラインに沿って歩いて行きます。本日は霧で海が霞んでいて見えません。悔しいので、1月に晴れて青くはっきり見える海と左遠方には富士山やアクアラインも一望できた写真を掲載。車の往来は結構多く、一段高い歩道をゆっくりと約25分直進。
間もなく、城山隧道が見えて車道の左側に歩行者専用道があって、くぐり抜 けると右手に赤い門。話題の観光スポットなのに横断歩道が無くて、係員が立っていて交通整理。ゆるやかな上りを進むと小さなトンネル。「まさか、ここで は?」。
トンネルを抜けると目の前に巨大な燈籠坂大師の切通しトンネ ル(高さ約10m)が出現。両脇の岩壁には断層の織りなす模様が幾重にもあり、反りたつ岸壁は急峻。夏には涼しい風が吹き抜けるそうです。
聞けば、ここは人力で掘って作られたトンネルだそうで、大師堂への参道に なっていてパワースポットとして最近、知名度が上がっているそうです。確かに、迫力がすごい!写真好きな人には絶対お奨めです!
人力のすごさを目の当たりにし、感動後、階段を上がると 燈籠坂大師堂があります。ここには弘法大師空海に由来した話がありますが、空海がこの世を去った後、漁師が漁の安全を祈願して建てたそうです。大師堂は台風で損壊し、現在、外観のみ。見晴らしが良くないので、後方にあった展望台には行かず。
雨が降り出したので、竹岡駅へ戻ることに、1月には、全コースを歩いていたので。戻る途中、電車の間隔が1時間に1本なので、参加者には会いませんでした。
途中、国道沿いで今年の台風被害だと思われる国道に面した斜面の修復工事中で、かなり高い所で、ロープにくくられた作業員さんを見上げて、大変な仕事だと思いました。また、穏やかな入り江や黄色いエンジェルストランペット(大きなラッパ状の花)がたくさんぶら下がるように咲いていました。
駅近くになって、マップに載っていた近道を利用。ゴールは竹岡駅(10:00)。歩行距離は約3.5km。受付にいた駅員さんたちの労をねぎらい、立ち話。来年の開催と参加を約して別れの挨拶。間もなく次の下り電車が到着。単線なので、早めに入線。リュックを背負った参加者は7、8名でした。
手前のホームから上り電車に乗りました。車内はがらがら。朝食のパンを頬張りながら、君津駅で快速に乗り換えて、千葉へ―
霧と小雨で青い海や富士山は観れませんでしたが、10カ月ぶりに観た、燈籠坂大師の切通しトンネルは、相変わらず大迫力でした。
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