11月19日(火)久しぶりに妻とバスツアー(走行距離345km)で、紅葉観賞。
西船橋駅前8時30分集合。バスは一路、東関道から首都高速を経て、中央高速で石川SAへ向かいます。西船からの観光バスは2台で2号車。バスの色は黄色で目立ちます。ナンバーを覚えて乗り込みました。あらかじめ座席は決まっていて、後部から4番目の席。妻が窓側。ガイドさんは新人の女性。語尾に「~ませ}を連発。ときおり、言葉が詰まりますがご愛嬌。
最初のトイレ休憩で、集合時間厳守。
最初の紅葉は、都留文科大学裏の楽山公園へ。バスを降りて、裏山の公園内を高台の頂きをめざ して、ガイドさんが先導して、45名がゆっくりと落葉を踏みしめながら上って行きます。途中、すべる箇所も。
頂上が近づくにつれて、もみじの木が紅葉しています。東屋近くには、松尾芭蕉の句碑も建っています。その後、自由散策になり、歩きたい妻の案内で、紅葉ポイントと眺めの良い場所へ。展望は高台が低いので今一。
集合時間に間に合うように、紅葉を観ながら、少し広い散策路 を下って公園の出入口へ。
ところが、時間に来るはずのバスが遅れて、さらに慣れないガイドさんの判断ミスで、停まった1号車の前で集合したので、乗車を待っていて遅れ、停車位置まで移動する破目に。
紅葉にはちょうど良かったのですが、公園も狭くて単調で、期待していた感動はなし。
続いて、昼食の信玄館へは、いったん大月まで戻り、再び中央高速で勝沼ICで降りて、フルーツラインを通って、塩山方面へ。途中、沿道にはぶどう畑やぶどう園が連なっていて、青空に山並みがくっきりと見えました。妻は日頃の疲れからか、横でグッスリと就寝中。
昼食場所の信玄館の前には、信玄公の戦時の坐像がありました。2階の大広 間で、大勢のツアー客とともにマツタケ入り五目と牛肉すきやき、海老1尾に吸い物でしたが、ご飯が冷たかったのと肉や野菜の鮮度が悪く、お世辞にも「うまい」とは言えないレベル。ツアー代が安いので仕方がないと納得。
道を隔てて、乾徳山恵林寺〔臨済宗妙心寺派:信玄の菩提寺〕に時間があったので、妻と参拝。境内 は広くて、古刹を感じさせる山門、 屋根や瓦の大きさを感じる本殿や奥にある奥の院。池もあって、その周りに植樹。山門近くには、山梨といえば有名な「桔梗屋」があり、店頭にはつるし柿があり、信玄餅をお土産に買いました。
時間に余裕があったのですが、ハトちゃんは食べた後、いつもの腹痛。集 合時間は迫っていて、あわてて寺の方に聞いてトイレへ。
時間は5分前。二人であわててバスに走って戻ると、小生たち以外は全部着席。2分前でしたが、冷や汗ものでした。
午後は、石和温泉駅徒歩5分の〔松本山大蔵経寺(しょうほんざんだいぞうきょうじ)は奈良時代722(養老6)年に行基菩薩を開祖として創建されたと伝えられている。古くは松本寺と呼ばれており、山内に物部神社を勧請し、大寺院であった。応安年間(南北朝時代)足利三代将軍義満の庶子、観道上人が中興開山として入山するにあたり、義満公が甲斐の守護武田信成に命じて七堂伽藍を建立させた。
この時より武田家祈願寺になっている〕へ。絵画など数多くの文化財があり、特に室町時代に活躍した画僧「霊彩」よって描かれた「絹本著色仏涅槃図」は、国の重要文化財に指定されていて大変貴重なもので、また勝戦地蔵像(甲冑を着けた地蔵)は、日本で一つともいわれ信玄公が戦いの際、必勝を祈願したものです。
バスを降りて秋色に染まる山をバックに、墓地が連なり、途中に立派な墓が二つ。その先の本堂へ。靴を脱いで建物内に入ると、まずビックリするのは、弟子たちが描いたとされる仏画がお出迎え。本堂内で住職の息子さんから、寺の沿革を講話を受けた後、堂内を自由に散策、写真撮影できるとのこと。住職がいて話を伺うと、大震災や戦争に も建物は被災を免れて、今日に至っている」と。石庭があるのは関東では珍しく、池泉回遊式蓬莱庭園、背景の山の紅葉も見頃ですばらしく、ハトちゃんは感激。仏画の多さや寺の雰囲気も落ち着いていて 、もっと拝観時間がほしいと思いました。今年12月末に「青春18きっぷ」で甲府に行くので、ぜひ立ち寄ろうと考えています。
続いては、ツアースポンサーの「ストーンエッグ」で、係員による説明と店舗案内。出入口には大小 多色の水晶の他、運気が良くなる石や鷲の彫り物、紅水晶(表示額1千万円)の巨大な水晶も。話術とお客さんを惹きつける話術と珈琲サービスで、トルマリン(パワーストーン)の実演販売で、乗客の数人は宝石を買っていました。小生たちは観るだけ。それでも、話の面白さといろいろ観れて良かったです。
バスの出発時には、お店の方々が手を振る挨拶。
その後、河口湖へとバスはまわって、「ハーブ庭園 絵日記(入園無 料)」へ。やはり園内を説明付きで案内されました。各種ハーブの特徴や効用、時季の花ポイントセチア、シクラメンなどの栽培方法などを教えていただきました。山梨にちなみ、富士山を模った胡蝶蘭も目を惹きました。
建物内では、ブルーベリーや桃のジュースのサービス。ローズゼラニウムが肌に優しくアトピー効能がある化粧水や乳液などの安価販売パフォーマンス。終了時には、日が暮れて各種イルミネーションも鮮やか。こちらでも、お別れの「サヨナラ」の手を振りました。
最後の河口湖もみじ回廊に行く途中、車窓から山並みに沈む夕焼けが映って幻想的。
間もなく、バスはもみじ回廊の第1駐車場に停車。あたりは日が暮れて真っ暗。ガイドさんが誘導して、橋の先の回廊まで。地図では、近く感じましたが、徒歩15分かかってしまいました。回廊までの橋の袂もライトアップされて、紅葉が楽しめます。回廊では、水の無い暗渠の土手両側に、朱色に照らし出された道が続き、多くの観光客が来訪。とくに外国人が目立ちました。
妻と二人で、次の小さな橋まで、ライトアップの道を歩いて、反対側もゆっくりと観ながら戻って来ました。帰りは時間があったので、クラフト市で木製のオートバイや木製の彫刻、手芸品を観てから、営業時間が6時半までといわれた、和菓子の「金多留満」で、この時期限定の「モンブラン大福」〔割引券提示〕を買いました。ただし、賞味期限が2日間という商品でしたが、食べる分だけ。
その後は、イベント広場の飲食店コーナーを観て回って、早めにバスに戻 りました。出発時間の2分前に2名が不在。10分ほどバスは出発できず。街灯がなく、暗くて戻る道を間違えてしまったとのこと。多少の遅れで良かったです。車内で、ガイドさんが自分の携帯番号を教えていれば、心配しなくても済んだかも?あと一つ、ライトアップが見せ場だったでしょうが、走っているとわかりませんが、コースの効率さを考えた回り方を変えれば、もっと出発時間を遅らせられるか、早く帰宅できる方法が取れると思いました。
やっと、本日のツアーポイントを終えた後は、平日だったので、高速道路は空いていて、車はスムーズに発着駅の西船橋駅前へ。帰りに、ラベンダー石鹸と富士山の名水〔ペットボトル〕、国産牛肉のお土産をいただき、京成船橋駅経由で京成大久保駅へと帰宅しました。
車内で寝てはいましたが、結構、疲れたのか、翌朝は7時半過ぎに目が覚めました。
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