コースは約15km;安房小湊駅 和匠 かまた(鯛せんべい工場)両親閣 妙蓮寺誕生寺鯛の浦とんねる水族館北斗星天津漁港明神の鯛ロシア人上陸の地鴨川シーワールド鴨川市市民会館前(食フェスタ会場)安房鴨川駅
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10月21日(日)は、駅ハイ「学生駅ハイ 見たい! 歩き鯛!! 味わいタイ!!! タイにまつわるエトセトラ散歩&鴨川食フェスタ(15km)」に参加。久しぶりの一日イベント。今回はロングコースなので、安房天津まで(約8km)までに決定。
千葉駅から外房線各駅停車に乗って、勝浦で特急を待っての出発。途中、御宿手前あたりで、車窓から外房の海が見えて来ました。
安房小湊駅(9:07着)に降りると、雲一つ無い秋晴れ。駅長さんや城西国際大学の学生さんやご当 地キャラ、駅長犬がお出迎え。ウォーカーは遠いためか思ったより少ない。
ハトちゃんは5年ぶり3回目で、以前は安房天津~安房小湊への逆まわり。
まず、誕生寺、鯛の浦をめざします。
線路に沿って歩き小湊小学校から海岸方面へ。思ったより離れていた、最初のポイント鯛工場。室内で女性作業員が鯛せんべいを作っているのを見学。案内していた学生さんから白いせんべい1枚をいただきました。
海岸線に出ると、目の前に「鴨川スパホテル三日月」が見え て来て、外観を見ながら脇を通って 先へと...。
多くの漁船が停留する漁港を過ぎて日蓮交差点で、細い道を直進。両親閣 妙蓮寺(日蓮宗:日蓮の父と母(両親)がともに葬られた地に、大本山誕生寺(3世)を引退した日蓮の弟子で中老僧の日静を開山に創建〕に参拝。
交差点を左手にまわるように進むと、鯛が屋根に踊るウオ・ポート〔小湊漁協直営の魚マーケット〕が目に入ります。
鯛の絵が書かれた「鯛の浦」の看板を過ぎると、右手に黄緑の駅ハイの幟が。旅館「吉夢」。日帰り温泉のチラシが入っていたので聞いてみると、「本日は温泉はやっていません」と。トイレだけを借りました。あとでチラシを読み返すと、11時半からの営業でした。小生の不注意ですが、駅ハイと言っているので可能時間を話すべきでは。イベントなので、運営上現場の対応を確認すべきではないでしょうか。
気を取り直して、とりあえず少し先の左側にある誕生寺を観ることに。
大きな石灯籠と、両脇に白い石灯籠が並ぶ誕生寺〔1276(建治2)年、直弟子日家上人が日蓮上人生家跡に一宇を建立し日蓮誕生寺としたのがはじまり。県内最大級の仁王門、日蓮上人像を安置する祖師堂などがある〕へ。本殿は改装工事中でした。
奥に、本師殿宝塔(写経、散華などを収納)があります。また来る途中に観えた裏山の白い仏舎利塔も誕生寺の所有。今回は先が長いので、境内と本殿を参拝したのみ。
下に鯛の浦遊覧船乗 り場が。特別天然記念物 鯛の浦タイ生息地の看板。船を待つ観光客が並んでいました。帰りに女子学生から「頑張ってください」と励ましの声が。
その後、日蓮通りから海岸線沿いに進んで、ホテル「三日月」を過ぎて国道128号線に入ります。
内海海岸に出ると、波は思ったよりおだやか。海岸道路から外房の大海原・地 平線が展望できてすがすがしい気分に。視界は良好で、ゴールの鴨川海岸まで見渡せました。これから歩く距離が長く感じられます。
間もなく 宇宙飛行士来町記念碑が海岸側に...。右側には観光案内所があり、最初に来た際、雨のゴールで同行した船橋のウォーカーさんを思い出しました。
県民の森入口交差点の先に新実入トンネルの工事中。
やっと小湊から天津へと抜ける実入(みいり)トンネル。横の歩行者用トンネル内にトンネル水族館があり、出入口付近は色が褪せて来ましたが、大壁画は長さ233.5メートルの壁面を海中に見立て、色とりどりの魚たちが回遊する絵が描かれて、楽しい光景。トンネルを利用する方が安心し、楽しく通行できるように、 行政並びに市民の支援により有志のボランティアで2年間かけて平成17年11月に完成したそうです。清掃をしている作業員の姿も。
続いて、海岸線は途絶えて雑木林を 見ながら、道端には枯れ葉やどんぐりが道端に落ちていたり。ゆるやかな下りが続いて、やっと「北斗星」。帽子をかぶって駅員の服装した男性が待っていました。外装が特急「北斗星」になっている食事処で、駅アナウンス風にしゃべってくれました。
帰りの電車が1時間に1本なので、残り2.4kmを40分以内に歩かないといけないので、急ぎ足に。
コースマップを見ながらのウォークでしたが、安房天津駅への案内標識にしたがって、道なりに進みましたが、海岸線からはだいぶ離れてしまい、マップのポイント間距離があいまいで、道を間違えたかと不安に。とりあえず、駅をめざして進みます。城崎海水浴場付近から人家が目たち、「ひもの」店の看板も見えて来ました。
途中、道を尋ねたご老人はだいぶ認知症が進んでいて、道の話から反れてしまい時間がないので困りました。やっと左側に天津漁港の出入口へ。漁船と赤い灯台を見たのみ。「時間がなく、明神の 鯛〔水深3~4mの浅いところに、黒鯛をはじめとする魚類が生息 。大海原と岩礁のコントラストの景勝地〕はパス。
コースはこの先も国道を進んで鴨川シーワールド→鴨川食フェスタ→安房鴨川駅がゴールでしたが、ふれあい橋の手前を右折して安房天津駅へ。
駅では駅員さんが一人。乗客は平日昼間の時間帯で小生を含め二人。何とも寂しい限り。
安房天津駅には帰りの電車時刻(11:03発)の10分前に到着。上空にとんびがぐるりと輪を描いて、のんびりした光景。
帰りの外房線は、疲れてウトウトしてしまい、起きたのが蘇我駅を過ぎた頃。
秋晴れで気持ちよく海岸線を歩けたので、急遽、明日も外房の勝浦へ行くことに決めて、最寄り駅できっぷを購入し、テンションを上げました。
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