コースは;前橋駅 前橋駅観光案内所 利根川遊歩道群馬大橋ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館・群馬県庁前橋公園(楫取素彦功徳碑)臨江閣広瀬川詩の道前橋文学館アーツ前橋前橋駅観光案内所 前橋駅
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来週の日曜(12/13)に最終話となるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台になっている群馬県県庁所在地の前橋に、初めて先月の28日(土)に行って来ました。
翌日が駅ハイ「いつでもコース」の最終日で、1~3月には設定されないコースのため。
幕張本郷駅を6時31分出発。上野から高崎線普通に乗って、高崎駅 (9:17着)。高崎駅から両毛線に乗って4つ目の前橋駅へ(9:38着)。天候は快晴で小春日和。
駅の観光案内所で受付スタート(9:40)。その際、受付の女性から『4.5kmよりは少しあると思います』 と。
前橋は県庁所在地ですが、新幹線や在来線の多さなどアクセスなどの関係から、高崎の方が駅や駅前も広くて人通りも多く、人口も県下一番。
まずは、南口から直進すると、県道2号前橋・館林線に突き当たります。
県道を右折して、500mほど歩くと十字路の角に、赤レンガの前橋刑務所が見えて来ます(10:00)。正門前での撮影は禁止されているので、遠方のみ。
すぐ先に刑務所作業製品展示場がありましたが、立ち 寄らずに先を急ぎます。
行きの電車からも見えた、新前橋方面への斜張橋形式の平成大橋を渡ります。
橋を渡ってすぐの道を右折。車道を進んで、途中からサイクリングロード(利根川遊歩 道)に入ります。右手に利根川が見えて来ます。ときおり、自転車が通ります。
遊歩道を進み、JR両毛線と利根橋の下をくぐると、前方右手に群馬大橋が段々近づいて来ました。
川幅はそれほど広くありません。途中に堰が1ヵ所。川沿いの道の途中に、結婚で話題になった福山雅治主演の映画「そして父になる」の撮影現場や、萩原朔太郎の詩碑がありました。
国道17号線を右折して、群馬大橋〔鋼ランガートラス橋;1953(昭和28 )年完成〕を渡る際、橋の間からひときわ高い建物が見えて来ます(群馬県庁)。
橋を渡って県庁南の四つ角まで広い道路を直進。左折してから200mほど、セブンイレブンの裏にあたる場所、初代群馬県令の楫取素彦の前妻 寿ゆかりの寺(清光寺)を参拝(10:27)。
続いて、通りに戻って進むと、広場の先に33階建ての群馬県庁の建物。この場所には楫取公が働いていた当時は木造の庁舎が建っていました。出入口前で、隣りの昭和庁舎2階で開催されている大河ドラマ「花燃ゆ」の案内係が立っています。休日でしたが、まずは『展望ができる』 と聞き、外の景色が観えるシースルーのエレベーターで、32階まで。
展望ロビーでは、前橋市街や赤城山や妙義山など群馬の山々や利根川、天気が良かったので、富 士山もバッチリ観えました(10:35)。ここでトイレ休憩及びしばしの休憩と高層楼閣からの眺めを堪能。
小休止後、大河ドラマ館〔1928(昭和3)年に県庁舎として建てられた昭和庁舎〕の2階展示場に飾られている楫取素彦・文・寿のゆかりの品や、業績などの資料や写真が展示されていました。ちょうど放映中なので、興味深く観賞しました(10:50)。
県庁前には、群馬会館〔1929(昭和4)年竣工。県最初の公会堂〕もあり、楫取公が力を入れた県医学校衛生所跡地でもあって、レトロな雰囲気が流れています。
県庁を右手後方に観ながら、前橋公園方面へ。歩道橋を渡って、 マップの市に楫取素彦功徳之碑を探すも見当たりません。仕方なく、左側に広がる前橋公園内へ。出入口とトイレ手前に記念碑が。刻まれた文字が読み難く、わからず仕舞い。帰宅後、パンフで確認すると、トイレ手前の記念碑が該当していました。
公園内を進んで主要地方道・群馬・高崎線の大手町の交差点地下をくぐると、臨江閣へ(11:02)。こちらは、1884(明治17)年に、楫取公によって建てられた前橋の迎賓館で、現在では結婚式の記念写真撮影や会合や催し物などでも利用されています。
本館は木造二階建、入母屋造りで数奇屋風建築で、主屋部分は当時の面影を残しています。また茶室は木造平屋建、同じく入母屋造りで数奇屋風建築で、県令楫取素彦の号である「畊堂庵(こうどうあん)」と命名されています。別館は1910(明治43)年に貴賓館として建てられ書院風で、前橋市の大公会堂としても利用されています。本館と茶室は県指定、別館は市指定の重要文化財になっています。
なお入館は無料。チェックポイントなので、スタンプを押印。館内をゆっくり観賞後、日本庭園も。手入れが行き届いた園内を散策。
その後、歩道下に見える前橋るなぱあく(管理事務所でスタンプ ラリー受付)では、家族連れで遊園地の乗り物などで賑わっていました。
次の千代田町の信号を左折して、途中の神明宮は外観のみ。その先の広瀬川沿いへ。柳橋手前の川沿いの道は風情があります。両岸の道端には柳やイチョウの木、詩・歌碑もあったり、川の流れもゆるやかで川面が地面に近くなっています。案内板によると明治~昭和にかけて、製糸工場がたくさん立ち並んでいたそうです。
川沿いの景色を眺めて、約1km。やっと、前橋文学館(11:40)。萩原朔太郎の立像が建物玄関前に。
諏訪橋西詰の交差点から、コースは中央通りアーケードになっていましたが、真っ直ぐ千代田通りを進んで、馬場川通りにぶつかる左のア ーツ前橋と前橋プラザ元気21(西友リヴィン前橋店改修・跡地)前へ。ちょうど、専門学校生がガイドさんの説明を受けていました。
本町2丁目の信号を渡って左折。間もなく駅へと通じる、けやき通りへと...。
この時点で、予定していた電車にギリギリ間に合うかの状態。腰痛から足に違和感がありましたが、少し駆けて何とかゴールの観光案内所へ(11:51)。
あわてて、帰着時間を台帳に記入し、駅の改札口からホームへと駆け上がると、電車は来ていて、1分後に発車(11:56前橋発 高崎行)。汗ビッショリで着替えもできず。高崎駅(12:11着)でも湘南新宿ライナー(特別快速)(12:14発)にギリギリ。幕張本郷駅に14時55分に到着。
前橋のウォークは、至誠の人初代群馬県令の楫取素彦、妻の文・寿のゆかりの地めぐりができましたが、もう一つ、マップで案内の歩行距離4.5kmは絶対に間違いで、歩数計では約6.5~7kmのコースということが解りました。短いと思っていたので、だいぶ疲れました。
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