コースは;前橋駅北口 利根橋 群馬大橋群馬県庁前橋公園(楫取素彦功徳碑)臨江閣前橋るなぱあく柳橋広瀬川詩の道前橋文学館萩原朔太郎記念館(生家跡)諏訪橋千代田通り前橋プラザ元気21駅前天然温泉ゆ~ゆ前橋駅北口
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オジン隊は、去る7月25日(木)2015年に放映されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台にもなった群馬県県庁所在地の前橋に行って来ました。
当初、高崎の観音山ハイクの予定でしたが、同コースは一度行ったことが あったので、駅ハイ1週間前に小生から前橋を提案。2017年7月7日~9日の七夕ハイクのカラーマップを、当日メンバーに渡して歩くことに決定。高崎はスタート受付だけにして、高崎駅10時集合。
改札口前の観光案内所ではカードをかざすだけ。その後、両毛線下りに乗っ て4つ目の前橋駅へ(10:21着)。今年は長い梅雨が明けず、当日は曇り。関東甲信の梅雨明けは29日で、平年より8日遅く、昨年より30日も遅くなりました。
前橋は県庁所在地ですが、駅前も高崎と比べると質素。高崎は新幹線や在来線の接続の多さでアクセスが便利なことから、駅や駅前も広く人通りも多くて、人口も県下一番。
観光案内所には立ち寄らず、マップを見ながらスタート。兼子隊長を先頭に、ゆっくりと歩きながら和気藹々と雑談。最初に参議院議員選挙の結果や健康管理(高齢になるとつい心配になる?)について話が及びました。
北口から左折して、線路沿いの県道109号線を直進。
行きの電車からも見えた、新前橋方面への斜張橋形式の利根橋を渡ります。この時点まで、ハトちゃんはオジン隊では前橋が初めてだったと思っていました。
しかし、メンバーから橋付近の風景を見て、「前に来たことがある?」という話があり、小生は不可解な感じに。
橋を渡って階段を降りてすぐの道を右折。駅ハイ開催ではないので矢印はありません。サイクリングロード(利根川遊歩道)に入るところで迷って、ちょっと戻りましたが、何とかコースに。右手に利根川が見えて来ます。利根川は、大雨の影響でかなり増水して濁流。人と自転車ともほとんど遭いません。
途中に堰が1ヵ所。川沿いの道の途中に、福山雅治主演の映画「そして父になる」の撮影現場や萩原朔太郎の詩碑がありましたが、素通り。
遊歩道のゆるやかな坂を上ると、交通量の多い国道17号線へ。右折して、長い群馬大橋〔鋼ランガートラス橋;1953(昭和28 )年完成〕を渡る際、橋の間からひときわ高い建物が見えて来ます(群馬県庁)。
橋を渡って県庁南の四つ角まで広い道路を直進。一つ手前の閑静な道を左折してから200mほど、正面にひと際高い県庁が聳え立っています。県庁前の四つ角右側に、初代群馬県令の楫取素彦の前妻 寿ゆかりの寺(清光寺)がありましたが立ち寄らず。
続いて、広い芝生と剪定した松がある県庁広場の先に1999(平成11)年竣工:地 上33階、地下3階建てで高さ約154mの群馬県庁の建物。この場所は前橋城跡地で、楫取公が働いていた当時は木造の庁舎が建っていました。
せっかく来庁したので、展望ロビーへ。景色が見えるシースルーの高速エレベーターで一気に展望階へ。ロビー前には、人気キャラ「ぐんまちゃん」がお出迎え。
前橋市街や赤城山や妙義山など群馬の山々や利根川が観えました。天気が良ければ富士山も観えます。ここで、しばしの休憩と高層楼閣からの眺めを堪能。
1階エントランスホールで、冷たい飲み物を購入。案内嬢に挨拶して県庁をあとにしました。隣りに旧本庁舎(昭和庁舎)があり、県庁前には、群馬会館〔1929(昭和4)年竣工。県最初の公会堂〕もあり、レトロな雰囲気が流れています。
途中の通りで、俳優ケイン・コスギ似でイケメンの中曽根康隆(中曽根康弘の孫)衆議院議員のポスターが貼ってあり、群馬・中曽根家の地盤を確認。駅ハイで行った中之条で小渕恵三氏の銅像が話題に。
県庁を左手後方に観ながら、前橋公園方面へ。園内に入ってトイレ手前の楫取素彦功徳之碑(短刀を受け取った吉田松陰を囲む4人の立像)を観賞。その後、園内奥の方へと向かって、臨江閣への近道を進みます。
臨江閣の日本庭園を観ながら、主要地方道・群馬・高崎線の大手町の交差点地下をくぐると、臨江閣へ。こちらは、1884(明治17)年に、楫取公によって建てられた前橋の迎賓館で、現在では結婚式の記念写真撮影や会合や催し物などでも利用されています。ここで、本日の記念撮影。外観のみ。
【参考;2017年7月に入館した際の館内の様子】
本館は木造二階建、入母屋造りで数奇屋風建築で、主屋部分は当時の面影を残しています。また茶室は木造平屋建、同じく入母屋造りで数奇屋風建築で、県令楫取素彦の号である「畊堂庵(こうどうあん)」と命名されています。別館は1910(明治43)年に貴賓館として建てられ書院風で、前橋市の大公会堂としても利用されています。本館と茶室は県指定、別館は市指定の重要文化財になっています。観覧無料。
その後、大手町の交差点を直進。左側歩道下に見える、昔風のなつかしい前橋るなぱあく(入園無料:10円から乗り物利用可)では、家族連れや子どもたちで賑わっていました。
次の千代田町の信号を左折して、途中に神明宮。その先の広瀬川沿いへ。ここで、先輩たちは前回、川を見ずに駅へと引き返したとのこと。小生は川の風情を観ていたので別の日だったと確信。帰宅後、調べて見ると、2015年11月にハトちゃんが不参加で3人でまわったと、わかりました。ハトちゃんは広瀬川に来るまで、話から先輩たちと一緒に前橋に来ていたと思ったのは間違いでデジャブ状態。
柳橋手前の川沿いの道(広瀬川詩の道)は風情があります。両岸の道端には柳やイチョウの木、いくつもの詩・歌碑があります。、川の流れはふだんゆるやかですが、本日は増水し豊富な流れで川面が地面からすぐに。このあたりは、案内板によると明治~昭和にかけて、製糸工場がたくさん立ち並んでいたそうです。長梅雨で、ほとりに紫のアジサイが満開。
川沿いの景色を眺めて、約1km。やっと、萩原朔太郎の資料が多い前橋文学館(企画展無料、常設展一般100円)。外観のみ。朔太郎の立像が建物玄関前に。朔太郎橋を渡って左側に朔太郎記念館(生家)があり、覗きました。
その後、朔太郎橋を戻って川沿いを直進。諏訪橋西詰の交差点 から、真っ直ぐ千代田通りを進んで、馬場川通りにぶつかる左の前橋プラザ元気21とア ーツ前橋(西友リヴィン前橋店跡地・改修)前へ。
国道50号線歩道橋が架かる五差路の本町2丁目信号を渡って、駅へと通じる、けやき通りへと...。
途中、彫像、休み処・ベンチあり。
前橋駅でゴールでしたが、手前の歩道橋を渡ったところに「駅前天然温泉ゆーゆ」があって、メンバーは入館し昼食。2ヵ月後の駅ハイを「新白岡(埼玉)」に決定。
反省会では、元の職場で亡くなった人やハトちゃんが隠れ宝塚ファンで、職場の女性と一緒に出かけて知人に見つかったエピソードなどで盛り上がりました。
先輩たちはここで入浴。小生のみ別れて前橋駅(13:35発)から高崎→湘南新宿ライナー特別快速で赤羽→秋葉原→幕張本郷(16:50着)で帰宅。
今回は、水と緑と詩のまち、前橋市内をゆっくりと散策し、県庁からの展望&駅前温泉で暑気払いをした駅ハイとなりました(歩行距離は約9km)。
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