8月10日(土)、ハトちゃんは前日八王子で母の病院(内科・整形外科)付添い後、実家に泊まり「青春18きっぷ」で西八王子駅(6:35発)の普通電車で長野の2駅ハイ(富士見・信濃境)へ。
家を早めに出ると、6:35発の松本行きがあって、西八王子駅に停まりましたが、車内は満員。というのもお盆休みで出かける人が乗っていました。乗車し、高尾駅で降りる乗客がいないので、乗り換えて、予定通りの甲府行き(7:09始発)で、座って行くことにしました。
途中、臨時特急などがあり、数駅で待ち合わせの停車。甲府駅(8:53発)で松本行きの普通電車に乗り換えて、結局、3時間かけて小淵沢駅から二つ目の富士見駅(9:51着)へ。途中、車窓から山並みが続き、勝沼ぶどう郷では、ブドウ畑が見えました。
今回は「富士見駅周辺おさんぽコース(約5km)」。
富士見駅改札口は3両目の真ん中(8:51着)。富士見は受付のみなので、最初に改札を出て、ロータリー向かって左側にある駅前観光案内所へ。本日参加者ははじめてみたいで、案内所のおばさんが機械をあわててセット。ロータリーでは、山野草の入笠山(冬季にはスキーのゲレンデあり)からの大パノラマが望める発着駅になっています。そのためか、駅前に高原そばの店があります。次の信濃境へは中央本線上りで一つ目(9:57発)。すぐ電車が来るので、急いで改札口を入ってホームへ。階段を降りると、先頭車両が見えました。
コース;富士見駅駅前観光案内所 富士見駅前商店街分水の森公園高原のミュージアムゆめひろば富士見富士見駅
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信濃境駅へ(10:35着)。鄙びた無人駅。
今回は「縄文のロマンをめぐる井戸尻遺跡コース(約8km)」。
コース;信濃境駅 井戸尻考古館 池生神社藤内遺跡唐渡宮遺跡居平遺跡齋木浅右衛門屋敷信濃境駅
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駅で降りた乗客は、ハトちゃんのみ。 信濃境駅構内には、縄文時代の土器、土偶の一部と写真が飾られています。帰りが千葉まで時間がかかるので、井戸尻考古館・史跡公園往復だけに。駅前の道を一直線に下ると、昨夏、オジン隊で来た際のスタート受付珈琲店「夢屋」は閉店していて店舗受付中の貼り紙。人が少ないので仕方がないんでしょう。
渡されたマップは手書きで昨年よりわかりやすい。まだアジサイの花が残っていました。コスモスが咲いていて、トンボが飛んでいます。道端をきれいな水が水量多く流れていて山並みが近くに見えます。日差しは結構強く、汗が噴き出ます。暑さを避けて、誰も歩いていません。 畑で農作業をしていた老人の熱中症を心配。
10分ほど歩き、左に曲がって少し歩くと駐車場前に井戸尻考 古館の建物。考古館前のベンチでは、小中学生の縄文体験学習。弓矢や石器などの道具を館員の説明で作っていました。入館してスタート受付。冷房が効いていて生き返りました。駅ハイ参加者は無料なので、館内を見学。各種遺跡の土偶や土器、石器などが多数並んでいました。土器の中でも水鉢など複雑な文様などを付けた当時としては最高の作品などが目を惹きました。
隣接の歴史民俗資料館にも当地の民家の復元、農具展示、また昭和時代の世相や風俗をあらわす生活用具の展示をあわせて観ることができますが、靴を脱がなければならないので、出入口のみ。
その後、考古館前の道を下ると史跡公園。縄文時代中期の復元され た竪穴式住居の傍に水車小屋や大賀ハス、スイレン池がありました。ちょうど、白のスイレンとピンクの大賀ハスが咲いていて、きれいでした。
本日は2kmちょっとをウォーク。信濃境駅(10:59発)での乗客はまたしても一人。中央本線、中央 線、中央・総武線を乗り継いで最寄り駅の幕張本郷駅は15時を過ぎました。帰りは4時間かかり、腰や尻が痛くなり、本当に疲れました。
今夏は富士見・信濃境でも暑く、期待していた富士見高原の涼しさはほとんど無かったのです が、遠出して青春18きっぷを有効に利用し、縄文時代の遺跡にふれた駅ハイとなりました。
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