〔足利〕
コースは;足利駅足利まちなか遊学館 史跡足利学校鑁阿寺足利大学法玄寺八雲神社香雲堂本店友愛会館(足利商工会議所)太平記館 足利駅〔約5km〕
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北の鎌倉といわれている足利へ5度目の駅ハイ。晴れて行楽日和の4/28(日)最初に足利の地を訪れました。
5時起床。ひと月前までこの時間、暗かったのが嘘のよう。あたりはだいぶ明るくなっていました。上野駅(6:48発)宇都宮線快速ラビットで、小山駅で両毛線に乗り換えて足利駅(8:45着)へ。本日はゴールデンウィーク中、大藤で有名な「あしかがフラワーパーク」駅への観光客で、ラッシュ並みの混雑。それでもハトちゃんは、ゆったり座ってゲームをしていた生徒さんに詰めてもらって、座りました。最寄り駅から片道で約3時間。
今回は「感動の詩の生まれたまちを歩く~相田みつをの故郷をたずねて~」となっていて新コース。
いつものスタート受付の太平記館はゴールで、まちなか遊学館から初のスタート。足利駅から3分ぐらい歩いて、国道293号線通1丁目交差点を渡った角のまちなか遊学館へ。9時前だったので閉館中。大門石畳通り入口には孔子の立像。石畳の突き当たりに足利学校。入学証をもらって入構。
史跡足利学校は、1921(大正10)年に国の史跡に指定された日本最古の学校で、創建は奈良時代 や平安時代など諸説あります。
また、宣教師フランシスコ・ザビエ ルが「日本国中最も大にして最も有名な坂東の大学」と世界に紹介して有名になりました。
孔子廟は工事中で見れませんでしたが、南と北庭園の池や築山や植木、歴史ある建物や旧遺構図書館などを見学。
見学後、学校門を出て右折して、次の角を右折すると、正面に古くて格式のある山 門、太鼓橋と堀が見える鑁阿寺へ。堀には鯉が泳いでいます。
鑁阿寺(ばんなじ)〔1196(建久7)年、足利氏2代の義兼が創建。本堂 が鎌倉時代後期の禅宗様建築で国宝に指定されている〕の全容に圧倒 されます。広さだけでなく、各種建物(経 堂、多宝塔、鐘楼などが重要文化財など。本堂は平成25年8月に国宝指定)が建っていて、広い境内や建物に 歴史を感じる厳粛な雰囲気が漂っています。境内を散策。弘法大師像も参道右側にあります。
山門を出て元来た道を戻ると、右側に足利尊氏の立像、石畳脇の老舗などを見ながら、まちなか遊学館に戻ってスタート手続き。その後、国道293号線を渡って足利駅へ。
9時43分発の両毛線下りで足利駅から三つ目の佐野駅へと移動。
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〔佐野〕
コースは;佐野駅ぱるぱーと観光案内所 星宮神社日光例幣使街道佐野市郷土博物館佐野市観光物産会館佐野厄除け大師観音寺宝龍寺人間国宝田村耕一陶芸館さのまるの家佐野東石美術館佐野市役所7階展望ロビーぱるぽーと 佐野駅〔約5.5km〕
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佐野といえば小京都と呼ばれ、江戸時代、日光例幣使街道の宿場町で佐野厄除け大師、佐野ラーメンと、最近ではゆるキャラの「さのまる」が有名。
9時56分に佐野駅に着くと、改札口前に特設の観光案内。1階に降りて隣接のぱるぽーと観光案内所で受付スタート。コースは「日光例幣使街道を行く 歴史と伝統のまち佐野めぐり」。
駅前広場には、番いの鳩の噴水と花壇や休み処が設けられています。
駅前通り(あいさつ通り)を直進。右側に建物の一部が吹き抜けになっている立派なのは、佐野市役所。駅から近距離で便利。
その先、信号の左右に走る県道67号線日光例幣使街道〔徳川家康の没後、東照宮に幣帛を奉献するための日光例幣使が通った道。中山道の倉賀野宿を起点として、楡木宿にて壬生通り(日光西街道)と合流して日光坊中へと至る〕へ出ます。ところどころに旧商家の見世蔵造りが残って いますが、重要文化財指定地区にしては新しい建物もあって、川越や高崎の新町と比べると、小規模。
横断して右側すぐに「さのまるの店」があって、ゆるキャラ関連グッズやラーメンなどの特産品を販売しています。人気キャラで2013年にグランプリを獲得。
左側角には、まちなか活性化ビル「佐野未来館 」1階が「佐野市人間国宝 田村耕一 陶芸館」(入館無料)になっています。佐野市出身の氏の偉大な功績を讃え、生涯作品を展示・公開して、街なかにぎわい創出事業により創出されたものです。鉄絵と呼ばれる模様・色彩に数々の技法を加えて、高い芸術性を持つ陶芸を制作。
さらに直進すると、二つ目の信号左側に洋館風のピンク色の建物があり、クリケット協会。登録有形文化財の旧影澤医院で佐野市内に現存する最も古い歴史と伝統ある建物。
交差点を左折して進むと、佐野厄除け大師の看板。金井通りを進み、右手に間もなく出入口があり、大師の境内へ...。惣宗寺(そうしゅうじ)〔944(天慶7)年創建で開基は藤原秀郷〕 は、一般には佐野厄除け大師として有名。関東三大師の一つ。他に青柳大師、川越大師を指すそうです。
厄除け大師とも呼ばれる元三大師(良源)を祀る寺院(天台宗)で、弘法大師(空海)を祀る関東厄除け三大師とは全く別物だそうです。境内は、名前から予想していたより狭い印象を受けます。高さのある建物がありません。出入口門の紋は、金色の葵御紋。その他、本殿の垂れ幕などにも葵紋。
本堂、山門、金銅大梵鐘、子育地蔵尊、水子地蔵尊、春日稲荷大明神、東照宮などが、それほど広くない境内に、効率よく整理されて収まっている感じがしました。 境内にキリシマツツジが赤く咲き誇っていました。バスツアーの観光・参拝客が大勢来ていました。
本堂で厄除けの祈願をして、1時間に1本の電車に乗るため、急いで駅へと引き返しました。
道路反対側の観光物産会館横の佐野ラーメン店は外観のみ。
元来た道を戻って佐野駅へ。すると、定時前に、電車がホームから走り去る光景が見えてビックリ。ホームで駅員さんに聞くと、「フラワーパークの観光客のために、1時間に1本では間に合わないので臨時電車(上り)を出していて、その分、下りも多くなっている」とのこと。わかっていれば、もう少しゆっくり観光できました。混雑のため、下りの小山行きも3分遅れての到着。
小山駅では、両毛線の5分遅れに合わせて宇都宮線も発車を遅らせてくれたので何とか間にあいました(11:34発)。
本日は「休日きっぷ」を利用したので、寄り道。中央・総武線の本八幡駅で下車。連休用のきっぷと買物をして15時に帰宅。本日は足利と佐野合わせて、約2時間で6kmの歩行。
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