コースは7.5km;いすみ鉄道 大多喜駅 大多喜町観光本陣 大多喜県民の森タケの情報館大多喜城豊乃鶴酒造大屋旅館夷隅神社良玄寺・本多忠勝公墓所行徳橋・本多忠勝公銅像Resort Ⅴiew大多喜商い資料館渡辺家住宅大多喜町観光本陣 大多喜駅
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4月7日(日)、ハトちゃんは5時に起床して、6度目となる城下町大多喜へ向かうことに......。
天候は晴れ。妻は野菜収穫で小見川へ。
千葉駅6時29分発外房線上総一ノ宮行きに乗り、上総一ノ宮駅を3分接続で安房鴨川行きで大原駅下車。最寄りの幕張本郷駅から約2時間。
いすみ鉄道(ワンマンカー)に乗り換え。1両で運行。車窓の両脇には、田植えの準備やのどかな田園・里山風景が続きます。ところどころ黄色い菜の花畑と桜並木を観ながら大多喜駅へ。
電車に揺られて約30分。8時14分到着。駅構内に、忠勝候と家来の武者人形やムーミンがデザインされている車両があります。
房総の小江戸「大多喜」は、江戸時代、房総一の十万石を治め、徳川四天王の一人、本田忠勝を初代藩主とする「大多喜城」を中心とする城下町。
駅を出て、すぐ目の前に、スタート・ゴールの大多喜町 観光本陣。武家 屋敷の外観を呈する観光案 内所。レンタルサイクル(一般車1日300円、電動500円)も。早かったので係員があわててセッティング。チラシを見ると、前回と同じコース。いざスタート(8:20)。
町中は、いかにも城下町らしい。十字路などには、標識案 内が木製で、歌舞伎の 看板に使う勘定流文字で書かれています。歩いてすぐの所に、大手門。門をくぐり、「小谷松」駅方面へ線路に沿って歩き、南郭踏切を右に横断。
その先がメキシコ通り。 起点に、メキシコ国旗が掲げられている記念塔 があります。周囲は早朝で空気が澄んでいてすがすがしい。
沿道沿いに「本田忠勝・忠朝」を大河ドラマにという紫の幟が立ち並んでいます。これは町のあちらこちらでも見られます。ゆるい上り坂を、くねくねと~。歩道に蛙などのアートデザインが。
左手眼下に御禁止川(おとめがわ)の渓谷が続きます。手前に桜が数本咲いていました。夷隅川と同じ流れですが、お城の前は御禁止川という別名になっています。
1.2kmほど坂を上って、大多喜城への分岐を右 折せずに左の道を直進すると、大多喜県民の森・タケの情報館。両脇の桜並木は満開。入館。今回は竹のペン立て・湯のみのお土産なし。
情報館前から案内矢印で左折すると、その先が鎖の張ってあるゲート横を通って、桜が続く野球グラウンドに沿って大まわり。グラウンドが一望できます。
大多喜中央公民館を通過して、左の下り坂へ。 いったん下って駐車場横から上り坂になり、大多喜水道跡の先、城を目指します。
二の丸公園の見事な紫色のヤシオツツジを観て、右手に曲がると目の前の 大多喜城天守閣を見上げます。城周辺の桜が見頃で、初めて桜に彩られた城を撮影。外観のみ。
「大多喜城」は、徳川四天王の本田忠勝が1590(天正18)年に築城。千葉県立博物館大多喜城分館として、城郭と武器、甲冑武具などを展示。1871(明治4)年の廃藩置県で城は廃城。1975(昭和50)年に本丸跡に、天守閣作りの博物館を復元しました。
コースは、城敷地から山道を下りますが、膝の再発を 考慮し、元来た舗装道を下ります。踏切までの途中にある 大多喜高校の薬醫門〔二ノ丸御殿にあったと伝えられ、城建造物唯一のもの。県指定史跡〕に立ち寄りました。
その後、元来たメキシコ通りを戻って、踏切を渡る際、大多喜小学校の校舎〔三角屋根が並ぶ特徴的な外観で県建築文化賞を受賞〕を裏側から眺めました。本来のコースは、町の中心にある豊乃鶴酒造から回るコースでしたが、大幅にショートカット。
駅前に戻る観光案内所手前に天然ガス記念館があります。入 館すると、人形が受付に座っていてユニーク。
観光本陣でゴール(9:20)。コーヒーとなた豆茶の無料ドリンクサービス。本日はアップダウンが少々ありましたが、大多喜城往復で約3kmを歩きました。
帰りの電車は、当初1両だけでしたが、大多喜駅からもう1両連結。貴重な連結作業の瞬間を、子どものとき以来、久しぶりに見ました。
かつて日本のどこにでもあった懐かしい情景を車内案内を聞きながら、途中の国吉駅では、電車のかぶり物した弁当販売も現れ、のんびりと走る「いすみ鉄道」を味わって終点の大原駅へ。
外房線との接続はちょっとあって20分ほど。駅前を散歩すると、新たにセブンイレブンがオープン。その後、10時32分発千葉行きの電車に乗りました。2日連続で地元を歩き、初めて桜の大多喜を楽しみました。
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