コースは7.5km;いすみ鉄道 大多喜駅 大多喜町観光本陣 大多喜県民の森タケの情報館大多喜城豊乃鶴酒造大屋旅館夷隅神社良玄寺・本多忠勝公墓所行徳橋・本多忠勝公銅像Resort Ⅴiew大多喜商い資料館渡辺家住宅大多喜町観光本陣 大多喜駅
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12月4日(火)、ハトちゃんは5時に起床して、5度目となる城下町大多喜へ向かうことに......。
天候は昨夜の雨も上がって場所に寄っては靄っていました。しかし日が射して晴れ上がると、季節はずれの暖かさ、最高気温は約22度。
千葉駅6時29分発外房線上総一ノ宮行きに乗り、一ノ宮駅で3分の接続で安房鴨川行きで大原駅下車。最寄りの幕張本郷駅から約2時間。
いすみ鉄道 ムーミン列車(ワンマンカー)に乗り換え。ちょうど 通学時間だったので車内は大多喜高校の生徒たちばっかり。2両で運行。車窓の両脇には、のどかな田園・里山風景が続きます。大多喜駅へと向かいます。
房総の小江戸「大多喜」は、江戸時代、房総一の十万石を治め、徳川四天王の一人、本田忠勝を初代藩主とする「大多喜城」を中心に、現在まで続く城下町。
電車に揺られて約30分。8時12分到着。駅構内に、忠勝候と家来 の武者人形やムーミンの車両が保管されています。
駅を出て、すぐ目の前に、スタート・ゴールの大多喜町 観光本陣。武家屋敷の外観を呈する観光案 内所。早かったので係員が機械をあわててセッティング。チラシをもらって見ると、前回とまったく同じコース。いざスタート(8:20)。
町中は、いかにも城下町らしい。十 字路などには、標識案内が木製で、歌舞伎の 看板に使う勘定流文字で書かれています。歩いてすぐの所に、大手門。大手門をくぐり、「小谷松」駅方面へ線路に沿って歩き、南郭踏切を右に横断。
その先がメキシコ通り。 起点に、メキシコ国旗が掲げられて いる 記念塔があります。周囲は昨夜の雨上がりで空気が澄んでいてすがすがしい。
沿道沿いに「本田忠勝・忠朝」を大河ドラマにという紫の幟が立ち並んでいます。これは町のあちらこちらでも見られます。ゆるい上り坂を、くねくねと。 歩道に蛙などのアートデザインが。
左手眼下に御禁止川(おとめがわ)の渓谷が続きます。紅葉がちらほらと。夷隅川と同じ流れですが、お城の前は御禁止川という別名になっています。
1.2kmほど坂を上って、大多喜城への分岐を右折せずに左の道を直進すると、大多喜県民の森・タケの情報 館。入館して、展示場を観賞。竹細工の香りと自然を生かした技法が伝わって来ました。帰りに竹のペン立て・湯のみがお土産。
情報館前から案内矢印で左折すると、その先が鎖の張ってあるゲートを通って、野球グラウンドに沿って大まわり。左 側の雑木林は紅葉が見事。グラウンドから一望できます。
大多喜中央公民館を通過して、左の下り坂へ。 いったん下って、上り坂になり、天守閣を目指します。今回、初めて大多喜水道跡を見つけました。
通行門があ って、 その先が駐車場。落葉を清掃している人に挨拶。右手に曲がって目の前の大多喜城天守閣を見上げます。城内には開館前だったので入館せず。
「大多喜城」は、徳川四天王の本田忠勝が1590(天正18)年に築城。千葉県立博物館大多喜城分館として、城郭と武器、武具などを展示。1871(明治4)年の廃藩置県で城は廃城。1975(昭和50)年に本丸跡に、天守閣作りの博物館を復元しました。
城前の展望所から大多喜町街が一望できます。横の急ですべりやすい階段を下って、大多喜高校のグラウンド前へと進みます。授業中で校内は静か。すぐ前に大井戸〔忠勝が掘ら せた大きくて深い井戸で周囲17m、災害時用。県指定史跡〕がありました。
その先、高校の入口階段を上がったところの薬医門〔二ノ丸御殿にあったと伝えられ、城建造物唯一のもの。県指定史跡〕に寄りました。
その後、元来たメキシコ通りを戻って、踏切を渡っ て、大多喜町役場、 上南郭公園、減速通学路〔石像あり〕、大多喜小学校前へ。標識やバス停の白壁に土蔵のデザインが。大多喜小学 校の校門と校舎〔三角屋根が並ぶ特徴的な外観で県建築文化賞を受賞〕を眺めました。
小学校前の南郭通りを進んで左折すると、間もなく夷隅神社〔鎮座の年 代は不詳。大多喜町では最も格式の高い神社;社殿は権現造り、玉垣を廻し、古来、牛頭(ごず )天皇宮ともいわれている〕の裏手から境内に入り本殿を参詣。その後、隣接する大屋旅館〔国の登録有形文化財〕を見て右折し、良玄寺へ向かって、細い道を直進。
突き当りに大圓寺。
行徳橋への近道を知っていたので大圓寺から左折して直進。橋の手前に大多喜町の観光絵図が立っています。
フィッシングパーク入口の看板が。橋の下には夷隅川が流れていますが川幅は狭い。行徳橋の親 柱の上に、本多忠勝公の威風堂々とした武者姿の座像。
コースは、Resort Ⅴiew大多喜〔大多喜城を中心にした街を一望できるホテル・レストラン〕になっていましたが、大多喜駅9時55分の次が1時間以上も開いてしまうので、橋を渡らずに中心街のみのウォークに変更。
橋からUターンして、大圓寺の先に、広場のような境内で殺風景な良玄寺 。境内を右手奥に まわると、小さいが風情のある「忠勝公園」。墓地の一番奥に「本田忠勝親子」の墓が並んでいます。ちょうど参拝者がいて挨拶。
その後、城下町通りを駅方面に戻りま す。昭和通りとの曲がり角に十万石最中が有名な御菓子司「津知屋」。すぐ先の角にある銘酒「大多喜城」の醸造元である豊乃鶴酒造〔国の登録有形文化財〕前へ。外観のみで城下町通りを左折して直進。
途中、道なりに進むと「商い資料館」。出入口で駅への一番の近道を教えてもらいました。
釜屋や、商い資料館などの商屋造りや土蔵造りが見られる城下町通りの町並みは房総の小江戸といわれるたたずまいが色濃く残っています。
100m先の向かい側に、渡辺家住宅〔江戸時代末期の商屋造りで 、国の重要文化財〕が、コンビニ「セブンイレブン」の隣りにあり、外観のみ。現在は一般公開していません。
左折してコンビニ横の坂を上って行く途中、房総中央鉄道館の建物を発見。有料なのでパス。
坂はゆるやかで短く、途中、雨露に濡れた夏みかんがなっている 民家がありました。上がったところが駅前で、観光案内所手前に天然ガス記念館があります。入館すると、人形が受付に座っていました。
観光本陣でゴール(9:45)。本陣ではコーヒーとなた豆茶のドリンクサービス。Resort Ⅴiew大多喜を除いて約5.5kmを歩きました。
電車1両(9:55発大原行き)に乗客は3名。かつて日本のどこにでもあった懐かしい情景を、のんびりと走る「いすみ鉄道」を味わいながら終点の大原駅へ。
昨年に続き晩秋?暖かい大多喜を楽しめました。
外房線との接続は良くて、6分待ちで千葉行きへ。帰宅・昼食後、時間があったので、12月は27日までの筋トレ(毎月10回目標:今月3回目)へ出かけました。
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