コースは;東京モノレール天王洲アイル駅 ボードウォークボンドストリート聖蹟公園品川宿交流館・本宿お休み処品川神社近代硝子工業発祥の碑戸越公園戸越銀座商店街TOCビルねむの木の庭池田山公園目黒駅
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3月16日(水)、前日の強風もおさまり、晴れてウォーク日和。今回は「品川区を東西に横断~品川の文化巡り(約9.8km)」。
JR浜松町駅から東京モノレールに乗って一つ目天王洲アイル駅へ。スタート開始は10時30分と遅め。10分ほど待って中央改札口前からスタート。ハトちゃんは、花粉症のため、マスクを着けてのウォーク。突き当たりのエスカレーターを下ると、広場があって二つ階段があります。都内の駅ハイは矢印が無いので、もう一度マップを確認して2番目を下ります、正解。
広場の横を通って、天王洲運河に沿って遊歩道〔ボードウォーク〕を歩き ます。テラスに座席があり、食事もできます。
天王洲ふれあい橋の前を渡らずに左折すると、海岸通りへ抜ける道に、レスト ランやカフェがあって、倉庫の壁やフェンスに、クリエーターによるユニークな人物像や顔が描かれています〔ボンドストリート〕。
海岸通りから新東海橋(右は橋の上から撮影)、歩道橋を渡ると山手通りへ。交通量が急に増えます。聖蹟公園交差点を過ぎて左側の小さな公園の一角に、記念碑と銅像があります。保育園の児童が遊んでいました。
聖蹟公園は、品川宿本陣跡地を昭和初期に整備。明治天皇行幸の際の宿舎(行在所)になったことから呼ばれています。
続いて、次の信号を渡って、左に入る道を進むと、 品川宿交流館の前へ。建物の前に、人力車が1台置かれていて、観光情報などの発信基地となっています。チラシをもらって外観のみの見学。
いったん、山手通りに戻って、京浜急行「新馬場駅」手前の東海道北品川の交差点を 右折すると、賑やかな北馬場参道通り商店街へ。品川神社へ向かう参道両脇に店が続いています。
正面の一段高いところに、品川神社が見えて来ます。
横断歩道を渡ると、神社前の道路は工事中。ガードマンに歩道を案内 されて、双龍鳥居をくぐって、急な石段を上ります。石段を上ると汗が噴き出て来たので、上着を1枚脱いでから品川神社〔1187(文治3)年源頼朝が海上交通安全と祈願成就の守護神として、品川大名神と称したのが起源〕の拝殿へ。
左手に富士塚もあって、富士山信仰も。
石段を注意しながら下りて右折すると間もなく「新馬場」駅前へ。北品川2丁目 の信号を右に曲がって進むと、道の反対側に恐竜のオブジェが見える子供の森公園。遊具とともに、カラフルな恐竜が立っていて、子どもたちがお母さんと一緒に遊んでいました。
その後、マップを見ながらJRの高架下をくぐると近代硝子工業発祥の碑が右手に。その後、また歩道橋を渡って山手線の線路に沿って歩きます。
高架下を通って、目の前の歩道橋を渡って、百反通りへと。
百反通りのゆるやかな坂を上って、西品川保育園前の坂を下って、道なりに細い道を進みます。途 中、戸越銀座商店街の端にぶつかります。商店街を進んで、途中で左折。
突き当たって右折すると、戸越公園〔熊本藩細 川家の下屋敷跡に造られた公園で大名庭園の面影をとどめている〕へ。出入口は、大名屋敷の名残りの門があって、手入れされた松が。また各種竹垣もあります。
入園すると、右側に遊具が並んだスペースがあり、回遊式庭園には、木々や池には水鳥や鯉が泳いでいて、駒込の六義園のミニチュア版。
ここでトイレ休憩と小休止。ゴールまで約半分の5km。
戸越小学校の横を通ると、文庫の森と呼ばれる公園がありました。この公園は国文学資料館跡地の池や樹木など、もとからある環境資源をいかして整備され、水辺の広場、陽だまりの広場、木漏れ日の広場、憩いの広場に分かれています。ウッドチップが敷き詰められた遊歩道を通りました。
続いて細い道を進むと、突き当たりに、ふたたび戸越銀座商店街 。ちょうど東西1.3kmの中間あたりで、賑やかになって来て、商店街でウインドーショッピング。
第二京浜道路に出て、コースは真っ直ぐ商店街を抜けるようになっていましたが、同じ風景が続くと思い、少しだけショートカット。第二京浜を右に曲がって、そのまま、百 反通りを横断。歩道橋を渡ってTOCビル〔大型小売店や各種物販店など、350社が集積する流通センタービル―写真左側の茶色い建物〕前を通過。
第二京浜を真っ直ぐ進んで、桜の名所、目黒川を渡ると五反田駅。駅前は大勢の人たちが行き交っています。
駅ガード下をくぐって、100mほど先で左折。花房山通りの坂を上って住宅街に入ります。
右手に曲がった角の品川区立公園「ねむの木の庭」〔2004年8月開園 :皇后陛下 のご実家・旧正田邸跡地に整備された公園。皇后陛下が高校生時代に作られた詩「ねむの木の子守歌」にちなんで命名された〕へ。
園内には、バラのアーチの他、花壇には季節の花が咲いていて、案内板も立っていました。
その後、200m先の池田山公園〔旧岡山池田藩下 屋敷跡を整備した鑑賞型公園。四季折々の花 が美しく、高低差を生かした池泉回遊式で、高台部は遊戯・休憩ゾーン、低地部は回遊ゾーンとなっている〕へ。
入園すると、まず雑木林が目に入ります。下ったところに池があって、高台の東屋から全体を一望できます。兼六園が有名な雪釣りが観れました。紅葉の季節がベスト。昨年、11月に訪れた際は見事でした。
公園をあとにして、直進すると、首都高速目黒2号線の下の道路へ。右に曲がって上大崎の交差点前は見慣れた風景。目黒通りに出て、右手に東京都庭園美術館、自然教育園の木立が見えます。
最後は、目黒通りを目黒駅方向へ。「アトレ目黒2」のビル地下に目黒駅があって、ゴールのスタンプがあるものとエスカレーターを下って改札口に着きましたが、ゴールは東口とのこと。再度地上へ。
東口は「アトレ目黒1」の建物隣りで、やっとゴール(12:45)。スタンプ場所に行くと、今朝、同時刻に出発した男性ウォーカーがちょうどスタンプを押印中。小生がゴールを間違えたので追いついたのでしょう。帰りは運賃の安い東京メトロを利用。
目黒駅は目黒区だとずっと思っていましたが、品川区だったことを初めて知りました。
江戸時代、交通の要であった東海道の一番目の宿場町、品川。東西約9.5kmを急ぎではありましたが、歩いて貴重な体験ができました。オジン隊の兼子隊長が住んでいる町でもあり、この次はオジン隊でゆっくり歩きたいですネ!
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