コースは;偕楽園臨時駅 偕楽園常磐神社・義烈館徳川ミュージアム茨城県立歴史館保和苑常磐共有墓地回天神社・回天館水戸八幡宮弘道館旧水戸彰考館跡・二の丸展示館杉山門柵町坂下門義公生誕の地東照宮水戸駅
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3/13(日)、ハトちゃんは昨日の小見川での野菜収穫と畑の耕作を終えて、だいぶ足腰が痛かったのですが、妻も山に出かけたので、偕楽園の観梅に出かけました。
コースは「水戸の梅まつり120回記念 日本遺産を辿る道(約12km)」 。
中央・総武線、武蔵野線、常磐線で約2時間半。最寄りの幕張本郷駅から 約100kmの偕楽園臨時駅へ。梅のシーズン、限定時間に常磐線下りのみ臨時に開業。
駅には9時30分に到着。駅前の常磐神社&偕楽園前からスタート。
雲が厚く気温も低く冬に逆戻り。駅を左折して、偕楽橋を渡らずに偕楽園出入口へ向かいます。「日光いろは坂」のようにジグザクと坂を上って行くと、茶屋があり、その左手が梅の名所で有名な偕楽園〔金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三大公園の一つ〕の東門へ。
庭園内は無料なので、自由に出入りできます。休日でイベント開催ということで大勢の人でごった返えしていました。
しゃべっている人たちの会話は、懐かしい茨城弁。「~だっぺ」と、語尾が上がります。
観梅客と一緒に入園すると、観光案内所があり、その先に人だかりができていました。
赤や桃色の着物にたすきをかけた歴代の「水戸の梅むすめ・梅大使」が集結。談笑したり、撮影されたり。中には、50代ぐらいの娘?もいらっしゃっいましたが、艶やかな姿で会場に彩りを添えていました。
偕楽園の高台、見晴広場からは、千波湖を一望できます。ハトちゃんは湖畔を眺めて、右手奥に広がる見事に満開になった梅林をしばし眺めてから、園内を散策。
広大な芝生と、手入れの行き届いた松や梅林。好文亭〔水戸藩9代藩主、徳川斉昭公自らが設計し、木造2層3階建てには、各所に創意工夫と 酒脱さを入れている 〕は黒っぽい建物で、満開の梅近くには、黄門さま、助さん、格さんの扮装をした観光大使と一緒に無料で撮影できるサービスも。
その後、約100種、3千本あるといわれる東西梅林の中を観梅・撮影しながら、ゆっくりとまわりました。花の香りと色とりどりの多品種の梅に魅了されました。
次に、隣接する常磐神社〔1874(明治7)年、「常磐神社」の社 号のもと、社殿を造営。戦災で本殿以下を焼失するが、1958(昭和33)年に現在の社殿が完成。境内には戦災を免れた能楽殿(鎮座当時の神楽殿・神饌殿)などが残るほか、水戸学関係の資料や日本一の大きさがあると言われる陣太鼓などを展示した義烈館がある〕の境内へ。
大鳥居の先に、立派な社殿があって参拝。右手奥の義烈館〔徳川光圀公・斉昭公の遺品、遺墨をはじめ水戸学関係の資料等を展示〕に入館する観光客もいました。
本日の約12kmのコースでは、偕楽園内から徳川ミュージアムに向かう梅桜橋を渡ることになっていましたが、前日の野菜収穫で足腰が痛かったので、いったん神社の石段を下りて、臨時駅前のスタート受付へ。
結局、もう一度、坂を上って、常磐線の上に架かる偕楽橋を渡って、千波湖畔に出ることにしました。
橋の上で、カメラの三脚がずらっと並んでいてカメラを構える撮り鉄さんと一緒に、5分待つと、特急「ひたち」が梅林の横を走って来て、小生も撮り鉄の仲間入り。
橋の途中から下りて、湖手前を流れる桜川のサイクリングロードを左折。川越しに湖畔に沿った千波公園内の遊歩道ではジョギングやウォーキング、サイクリングを楽しむ人たちが見えます。
また、ハトがえさをついばんでいたり、白鳥が優雅に泳い でいる姿も観賞できました。湖畔に目を移すと、スワン(足こぎ船)が30数隻浮かんでいました。湖中央には、時間で水の勢いが 変わる大噴水も。 ところどころに点在するベンチで湖を眺める人たちの姿も...。
「水戸駅まで約1.9km」の表示があって、舗装された茶色 い道路を直進。一段小高い丘の上に、昨年5月に入館した茨城県近代美術館の建物が見えました。
しばらく歩くと、桜川の遊歩道先に千波大橋が見えて、橋 の上の道路に。そのまま幅広の駅南通りまで直進。駅南通りを左折すると、正面に水戸駅が見えて、エスカレーターを上り、ペデストリアンデッキを進みます。
駅前広場に、水戸の納豆記念碑があり、水戸駅南口でゴール。今回歩いた距離は約4kmで、観梅中心に千波湖・桜川の畔を歩いて、生まれ故郷の半日を楽しみました。19日に、石岡駅まで叔父の35日法要でまた茨城にお邪魔します。
常磐線の上りは30分間隔、ちょうど11時発の普通電車で帰りました。上りは、偕楽園臨時駅には停車しないので、車窓から千波湖畔や偕楽園の梅林を目に焼き付けて、待ち遠しい春を感じつつ水戸をあとにしました。
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