コースは;東武線北越谷駅 越谷梅林公園浄光寺元荒川の桜堤み越ヶ谷御殿跡建長元年板碑久伊豆神社逆川緑道天獄寺葛西用水中土手東武線・越谷駅
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3月8日(火)「ゆうほ(友歩・遊歩)21」ウォークは、「旧元荒川梅林公園から葛西用水中土手を歩く(約8km)」へ。
京成船橋駅と西船橋駅構内に集合したのは、神田先生を含めて18名。
西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、南越谷駅へ。近くに越谷レイクタウンもあって、新興住宅地が多く、駅前も整備されて乗降客も多数。徒歩2分の東武線・新越谷駅へ。すぐ近いのに、駅名は違っていて、各会社線の呼び名を使用しています。たとえば、武蔵野線・北朝霞駅と東武線・朝霞台駅のように。利用者には少々わかりづらい。
新越谷駅では遅延で少々待たされましたが、二つ目の北越谷駅へ。
構内のトイレを利用後、先生を先頭にスタート。
越谷は、江戸時代の五街道の一つ日光・奥州街道の3番目の宿場町として栄えました。現在では、戦災や急速な都市化で昔の面影は残っていません。
東口から、北越谷駅前通りを左折して直進。途中、東武伊勢崎線の高架下をくぐります。その後、宮内庁管轄の鴨場前で説明を聞き、大林地区の越谷梅林公園をめざします。
古くから梅の名所として知られていて、現在でも白加賀、梅郷など300本あまりの梅の木が植えられ ています。広さは約2.56ha。大林という地名の由来もそういうところから来てい ます。
園内は広くて、ちょうど満開の梅林の間を縫うように歩いて、臭いをかいだり観賞しながら進みます。主に白梅。桃色のシダレ梅や紅梅も十数本あって、彩りを添えています。
土の道を歩くのは気持ちが良くて、足に優しい。川の流れや河川敷を右手に観ながら、左は宮内庁埼玉鴨場の森が続きます。鴨場がどのように運営されているのかわかりませんが、広い敷地に立入禁止の杭とロープが。
越谷第5公園を過ぎて、目の前に高架を走る東武鉄道の電車がときどき通過するのが見えます。
蛇行する川沿いを歩きます。このあたりから、道は一人で通るほど狭くなり、縦長で先生の後をついて行きます。
途中で土手を上がって階段を下り、舗装道へ。直進し、県道北越谷停車場線の広い道路に出て右折。
四葉のマークのスーパー「ライフ」の手前の右手の浄光寺の境内へ。正面右手に高く聳える松の古 木があり、その先に屋根が反っていて立派な本堂があり、参拝。また、境内には防火用の2m以上深い池や青銅製の「五智如来像」(大日・薬師・阿弥陀・アシュク・釈迦)もあります。五つの智を授ける仏で、メンバーはそれぞれに祈願。
寺を出て、再び元荒川に向かって直進。間もなく神明橋のたもとに立ちます。
土手を左折して、再び元荒川に沿った桜堤通りを歩きます。このあ たりの桜並木は古木で、幹周りや根が道路にまで伸びて、道にひびが入っていたり、盛り上がっている部分が続きます。お花見の季節は、絶景のスポットになりますネ。残念ながら、蕾が赤くなっていましたが、開花には早かった。
しばらく歩くと、東武線の高架下をくぐって、その後、舗装道から県道足立越谷線にぶつかります。
右に曲がって、元荒川橋。橋の欄干の上に、なぜか親バトが巣の子バトにエサをやっている銀色の オブジェがありました。そういえば、道のあちらこちらのマンホールのデザインが、二羽の鳩でした。これはシラコバトで、一時期には生息数が減って越谷市でしか見かけないほどになり、天然記念物に指定されたそうです。
橋の上からは、蛇行している元荒川や川辺の風景が一望できます。
橋を渡って、今度は左手に川を眺めるように歩きます。たもとのベンチでのんびりと休んでいる年配のおじさん二人から「どこから来たの?」と声をかけられました。
正午を過ぎて、だいぶお腹が空いて来ました。
道沿いの右側に、越ヶ谷御殿跡の石碑と説明板。1 604(慶長9)年、徳川家康が鷹狩りや旅の休息のために建てられ、約6町歩もあったという広い敷地があったそうです。
すぐ近くの左側に、建長元年板碑〔1249(建長元)年の銘になっていて、梵字の文字が刻まれていました。近くの民家に、手毬のようなマンサクの花が。
道を進み、左折して宮前橋を渡って突き当りの交差点を横断すると、 正面に久伊豆神社の石柱と鳥居があり、左側に天獄寺の看板。社の参道は、長い、長い。石畳が続きますが、必ずしも平らではありません。
やっと、左手にあった芝生広場と休憩所のある緑の森公園に着いて昼食。本日は ウォーク終了後、サークル会議があることもあって、13時までの約30分、急いで昼食にありつきました。この時間がゆっくりメンバーとも話せる至福のとき。
しかし、集合時刻を過ぎてものんびりムード。やはり、大人数だとなかなか守れないことと、先生の引率の大変さがわかりました。
昼食後、神社に参拝。境内には、タコの足のような古木の藤が目を惹きます。巫女さんの話では「最 近では、久伊豆(クイズ?)と呼んで、頭が良くなる祈願が増えた」とのこと。
また、本殿の廊下に置かれた狛犬 の足に縄が巻きついていたのでビックリ。本殿の裏手には 第二次世界大戦中、パラオ共和国コロール島に建立され日本人入植者などの信仰を集めた「南洋神社」をしのぶ「旧官幣大社南洋神社鎮座跡地遥拝殿」が建立されている。 伊勢神宮の南洋における分社であったことと、パラオと交流が深かったことから建立〕にも参拝。
本来ならば、逆川緑道と天獄寺へ立ち寄るコースでしたが、先生が帰り時刻を配慮してくれてショートカット。
そのまま、マップに沿って新宮前橋を渡って、最後のポイント元荒川沿いの葛西用水中土手〔農業用水路として利用されたが、現在では遊歩道が整備されて、散歩をする人たちの姿...。見晴らしも良 くて、歩くのには最適。水際には水鳥が生息。
花壇は背の低い城のチューリップと紫のパンジーの花壇(女性メンバーからはあまり美しくないとの指摘あり。右側の土手沿いに藤棚が延々とつながっていて、日本一の長さだそうです。藤の花が咲いて連なると、薄紫のカーテンで覆われて、ナイアガラの滝を彷彿させてくれるそうです。
花ショウブの切り株、そして対岸へは飛び石になっているコンクリート片の上を渡ります。若人みたいにポンポンと歩けず、慎重に足を運んで無事全員渡れました。ちょっとしか水面より上なので、雨が降ると渡れなくなります。
土手に上がって、藤棚の下を歩いて行くと東武線・越谷駅に通ずる交差点へ。右手には、越谷市役所。先には緑色のドーム屋根が目立つ市民会館。角では、手芸・輸入食品・花などが街頭で売られていましたが、覗くだけ。
右に曲がって市役所前を通過。正面に近代的な越谷駅が見えてゴール。
ここがゴールでしたが、先生を除くメンバーは、京成大久保駅まで一緒。駅近くの勤労会館に15時20分に到着。ウォークを休んだメンバー1名も駆けつけて25名中17名が参加して会議を開始。
5月以降のサークル運営について、各自、サークルの危機感のもと、考えを発表し、意見交換しました。結論として「先生に代わる方を、先生に相談して探す。その結果で存続の有無を問う」ことに。4月12日に結果を報告。また、4月22日 市内ウォーク終了後、先生の慰労会を行う。会計年度を今年度のみ4月30日として、現役員が継続。預金は会計年度でできるだけ使い切ること」が承認されました。
16時55分に終了。
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