コースは;久留里駅駅前交流広場(新酒まつり会場)水汲み広場正源寺新井白石居宅跡真勝寺久留里神社久留里城址資料館久留里城森林体験交流センター円如寺円覚寺浮戸神社駅前交流広場(新酒まつり会場) 久留里駅
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3月6日(日)は、「生きた水の里 久留里新酒まつりハイキング(約8km)」へ。
昨年は3月7日に開催。天気予報では雨の心配がありましたが、朝起きてみると、雨が降っていなかったので、意を決して自宅を出ました。
千葉(6:44発)の内房線に乗り、木更津終点。ホームを変えて、カラフルな2両編成のワンマン・ジーゼル車久留里線に乗って久留里駅(8:10着)へ。田園風景の中を走ります。
駅に着くと、20人余りが降りました。スタートの受付準備中。1時間に 1本なので、事前に準備してい ただきたいと思います。この間、トイレに行って、結局、15分待ってスタート(8:25)。今年は空のペットボトルはくれません。
駅前の駐車場の先、水汲み広場〔自由に飲むことができる〕で持参したペットボトル1本に水を汲んで行きます。帰りに、お土産用に持って行こ~うと!
最初のポイント、正源寺〔浄土宗;久留里で一番古い古刹で 、里見義尭氏の母 の菩提寺。将軍家光の頃、幕府直轄のご朱印寺となったため、山門に葵御紋が残っている〕へ。
紅梅、白梅が咲いていて、山門の両脇には、なぜか象の石像が一対ありました。今年は、案内の矢印はありますが、コースに君津市観光協会の方々は立っていません。
寺を参詣後、国道410号線(久留里街道)に出ます。久留里商店街に沿って歩いて行くと、右手の 家屋の門の横に、高澤の井戸〔一般に開放されていて、1931(昭和6)年にこの地の伝統技法「上総掘り」によって掘られた。深さ480mから水が湧き出る有名な井戸〕があります。
久留里街道を車に注意しながら進んで、左の道へ。途中、曲がり 角に新井白石居住跡の石碑がありました。
細い山道の先に上りの参道があり、、真勝寺〔曹洞宗;1540〔天文9)年の開 山。境内に久留里最後の城主、黒田直養や杉木良蔵の墓や、県内最古の水道の水源地あり〕へ。
門があり、左手にカエルの大きな石像。また、「願いかない観音 」像があったので、健康を祈願しました。
境内に、「杉木良太郎の墓」の案内があり、一瞬、俳優の杉良太郎か?と勘違い。まだ死んでいません。また、「お菓子を自由に持って行ってください」という表示があり、昨年話したおばさんがいて『一番乗りですよ。頑張ってね』 と。
その後、久留里街道に戻って道なりに進みます。途中の右側にあった 久留里神社を通り過ぎてしまい、あわてて戻ります。一緒に降りたご夫婦のウォーカーが先へ。
街道に面した赤の鳥居の先に石段があり、上ると山門があり、平らになった境内には社殿〔市指定文化財〕があり、神仏習合時代の名残りがうかがわれる建築物として評価されています。また、湧水が池に注がれていて、その横に亀の鎮魂碑が置かれています。
その後は、街道を少し戻って信号を右折すると、横道へ。「久留里城」の標識あ り。そ の手前にも、水汲み場「銘水」の表示がありました。
自治会館前を通って、上り坂へと。
前にトンネルが見えて来て、トンネル内は路面が濡れているところもあって、ヒンヤリ。
トンネルを抜けると、間もなく右が久留里城への登り。今回はそのまま左に進みます。昨年、城まで登って見学したことや天候と腰痛を考えショートカット。一応、城の写真(2015.3.7撮影)だけを掲載し ます。久留里城〔平安時代末期に平将門の子孫が築城した ものといわれる。甲斐の武田氏から分かれた真理谷氏(上総武田氏)の城。のちに城主が変遷。1872(明治5)年、 廃城令により廃城。現在の天守閣は、1978(昭和53)年に再建。標高180mの城山の山頂に築城〕
城の駐車場と、農家レストラン「ぽ~たる亭」 の前を通って、左手に河津桜 が散り始めていました。桜が続く道へ。その道を進むと、曲がり角に君津市森林体験交流センターがあり、突き当たりの道路へ。
県道32号線を左折して、ひたすら直進。周囲の林には、梅が咲いています。右手に山が見えます。
交流センターからから400mほどで、円如寺〔真言宗;開創は1395(應永2)年と伝わり、里見義頼 より、ご朱印・高札を与えられ、江戸時代には城主黒 田公の祈願寺〕へ。
境内には、仁王門、鐘楼、地蔵堂があって、奥に本堂、六地蔵もあって、本堂では弘法大師1150年御遠忌の記念事業として1987(昭和62)年に再建。上総の七福神・寿老神を祀っています。
やすらぎ遍路道。四国八十八カ所の写しです。本堂裏山を廻るコースになっており、弘法大師御影の石碑が並んでいます。また、道路沿いに白いブツダの像が鎮座しています。
続いて、傍にある円覚寺〔曹洞宗;1604(慶長9)年、城主土屋 忠直は建 立した土屋家の菩提寺〕へ。寺の本堂は扉が閉まっていて寂れた感じ。
参道に「県内最大の五輪塔の土屋家五輪塔」がありますが、前回観ているのでパス。言葉どおりではなく大きくなかった。
その後、駅方向へと向かいます。畑に少し菜の花が咲いていました。市営駐車場を過ぎて、町の中心に入って行きます。幼稚園の手前、道の脇に新町の井戸〔余水用井戸と呼ばれ、久留里街道沿いの堀抜井戸から地下の水道管を通って引水された比較的新しい井戸〕がありました。
最後のポイント、浮戸神社に参拝。山車の倉庫に祭りの絵が描かれていましたが、神社の境内は狭 くてコースの矢印がなければ見落とします。先の須藤本家(酒造)へ行こうと途中までで、引き返して駅前へと。5分ほどで、久留里駅前広場でゴール(9:45)。結局、歩行距離は約6kmで1時間半。
ベンチがあって休憩できる、にぎわい市〔新酒まつり 〕が開催されていて、地元の特産物や銘酒、食料品を販売していました。
駅に着くと、ポツポツと雨が落ちて来て、早くまわって正解でした。お土産用の水を水汲み広場まで汲みに行って駅へと。
ちょうど武者姿の3人と駅長さんがいたので記念に1枚。構 内で船橋のウォーカーさんと久しぶりに出会い、稲毛駅まで道中、来年度の駅ハイなどについて談笑。10:06発の木更津行きに乗りました。
千葉県で唯一「平成の名水百選」(環境省)にも選ばれた名水の里、久留里。町の至る所に自噴井戸が点在し、自由に水が飲めるのは、うらやましい地だと思いました。ただいま「おいしい水」を飲みながら、ブログを作成中。
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