「JR ウォーク」で 鴻巣ひなまつり(2回目)

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コースは;鴻巣駅  スタート  伝源経基館跡右勝願寺(登戸)右蓑田氷川八幡神社右宝持寺右満願寺右鴻神社右法要寺右鴻巣宿本陣跡右鴻巣御殿跡(東照宮)右勝願寺(本町)右産業観光館「ひなの里」右エルミこうのすショッピングモール右鴻巣駅  ゴール

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3/5(土)、ハトちゃんは2回目となる「中山道の歴史散策と鴻巣ビックリひな祭り(約12km)」に参加。今年のコースは、昨年とだいぶ変わって、北鴻巣駅近くの寺まで行って、中山道に沿って戻るロングコース。

上野駅から高崎線に乗って鴻巣駅に到着(9:07)。 

今年も曲がり角には矢印があって、ポイントには、必ず観光ガイドさんが立っていて親切に説明してくれました。

まず、受付をしてスタート。駅西口からコースマップにしたがい、前のウォー 160305 (2).JPGカーとともに最初のポイント伝源経基館跡〔平安時代後期の天慶の乱の一方の当事者「源経基」の館があった場所〕へ向かいます。

途中、鴻巣高校の東側に、雑木林のこんもりとした丘にガイドさんがいて説明。その際、ガイドさんから、校庭のフェンスに沿っての近道を聞いて進みます。突 160305 (5).JPGき当りにもガイドさんが立っていて説明中。鴻巣西中学校手前を右折して、矢印に沿って、さいわい公園横を通って、その後、生涯学習センター前を通過して田園地帯を一直線。

突き当たってから右折。少し歩くと左手に、初めて訪れる160305 (7).JPG 160305 (8).JPG戸勝願寺〔鎌倉時代北条経時が寄進し、一宇を建立〕へ。

参拝後、直進。コースは途中から左に曲がり、北鴻巣駅方向(蓑田氷川八幡神社宝持寺)へ向かいますが、距離が長いためショートカット。同じ考えのウォーカーもいて、真っ直ぐ進んで中山道へ。

 

中山道を横断して、先の線路沿いのコース道を歩きます。すぐ左を電車が通過。

下町公園を過ぎて、再び中山道と合流。中山道に出るところで、矢印が無く、コースに迷い立ち止まってマップを確認。後ろから来た男性ウォーカーは、小生のアドバイスを聞かずに線路を渡らずに真っ直ぐ行ってしまいました。結局、間違いでしたが、どうしたのでしょう?

 

ハトちゃんは踏切を渡って右手の鴻巣駅への近道を選択。車の往来もほとんどなく、安全に歩けました。

 

駅前に着くと、先にエルミこうのすショピングモールへ。

160305 (9).JPG1階吹き抜けフロアには、日本一の高さを誇るピラミッドひな壇が。31段約7mもあって圧巻。かなりの高さで続いています。周囲には観光客や買い物客が多数。例年、市役所内で飾られていましたが、今年は耐震工事のため、デパートでの披露となりました。

 

じっくり観賞、撮影後は中山道を横断して、そこから、約100mで鴻神社〔1873(明治6)年にこ 150221 (7).JPG の地ならびに近くにあっ 160305 (12).JPGた3ヵ所の神社を合祀したもので、もとは鴻三社といわれ、1910(明治40)年に鴻神社へ改名〕に行きました。

ここには、「こうのとり」伝説があります。その伝説は、災いをなす大蛇をこうのとりが飛んできて撃退、人々の平和な生活を戻してくれたというお話。こうした伝説があることから、諸々の災難除け・厄除け・家内安全・子授け(子宝)・安産・交通安全にご利益がある社として崇拝されているそうです。中でも赤ちゃんを運んで来てくれるといわれる「こうのとり」が、神様の使いとして祀られていることから、子授けを願う参詣が多いそうです。

社殿前に、御神木の夫婦銀杏が左右にあります。

 

150221 (10).JPG 150221 (11).JPGすぐ近くにある法要寺〔1457(長禄元)年の開基で、北本市 150221 (8).JPGにある深井寿命院の末寺。寺紋が、加賀百万石前田家に宿所を提供したことにより「梅鉢紋」が許可された〕へ。珍しい3色のツバキがありました。

 

 

県道164号線(旧中山道)を真っ直ぐ進み、見慣れた街並み。車の交通量も多い旧中山道を進むと、両脇に人形店とひなまつりの幟が立っています。

160305 (15).JPG 160305 (18).JPGしばらく歩くと、鴻巣人形町の一角にある産業観光館「ひなの里」〔観光情報発信基地 として、雛人形の展示や鴻巣の歴史・産業がわかる写真や展示品を紹介。また土産品も販売〕へ。

ここでは、館内に飾られた、 160305 (19).JPG 160305 (17).JPGきらびやかなおひな様と、人形、鴻巣宿のグッ ズの他、外の広場にも、小さくて華麗なおひな様が多数飾られていて、ゆっくり観賞。ベンチには冷たいお茶のサービス。

広場の先から館内奥にあるきれいなトイレを利用。係員の方々とちょっと立ち話。

 

続いて、今年はコース外になってしまいましたが、その先の広田屋人形店へ。

店内に入ると、店員さんから、ひな人形や五月人形で使う、きれいな生地の切れ端セットひな人形の歴史やしまい方のチラシのプレゼント。

人形店らしく、多数のおひな様と、五月人形が整然と飾られていて、しばし観賞。20年前に浅草橋160305 (20).JPG(東京)で買った、「娘の内裏雛をいつまで飾るか」を聞きました。本日は5、6人のウォーカーが訪れ ただけで、店員さんは手持ち無沙汰で残念がっていました。

店の前にある太鼓橋(長寿橋)は、一方向から上って下ると1年長生きを するということになっていて、今年も1回渡りました。

 

 

ひなの里」手前の石畳の道を進んで、ひなの里通りに出て桜の名所の鴻巣公園前を通過。訪れた 160305 (22).JPGのが勝願寺〔現在地に勝願寺が建立されたのは、1573~92年(天正年間)の頃 160305 (13).JPGで、 160305 (23).JPG 160305 (24).JPG清厳上人が再興。寺紋は関東十八壇林(僧の学問所)の一つで、家康から「葵の紋」を許可された〕。 「真田丸 小松姫ゆかりのまち」の幟が立っています。真田家に嫁いだ小松姫の墓がありました。

境内左手奥に、仁王門、その先に本殿があり、建造物は風格が漂います。

 

その後、本町の線路沿いに鴻巣御殿跡(東照宮)徳川家康により、鷹 160305 (26).JPG 160305 (25).JPG狩りや領内視察のため、築造〕へ。ガイドさんの案内で細い路地を入って、奥に小さな鳥居が民家の前に立っていました。ここで、横浜の短パンウォーカーと会って挨拶。

 

参拝後、中山道に出ると、「鴻巣宿本陣跡」〔鴻巣宿は、元々、本宿村 160305 (27).JPG(現在の北本市)にあった宿駅を1602(慶長7)年に現在 地へ移して鴻巣宿と改称。旅籠は58軒あったといわれている〕の黒色の標識がありました。

 

鴻巣駅前入口の交差点に、鴻巣宿の碑160305 (29).JPG 160305 (28).JPG内板があって、 自動販売機がカラフルなおひな様のデザインでご当地ならでは。

左折して、駅前東口でゴール(11:15)。 歩行距離約10kmを2時間強。北鴻巣方面をカットしたのと、後半は「ひなの里」から戻って来るコースに変更。反対から歩くと、また違った風景が楽しめました。駅東口前のバスロータリーには「ひな人形と花のまち こう のす」のオブジェが目を惹きます。

 

中山道と歴史散策とひな祭りコース」は、待ち遠しい春を感じつつ、たくさんのおひな様を観賞(特に日本一の高さを誇るびっくりひな飾り)し、鴻巣宿の歴史・寺社にも触れられて満足できたウォークとなりました。春にはオープンガーデンなど花の祭典があるので、再訪する予定です。

明日の駅ハイは、久留里(千葉)で、久留里城と名水に浸ります。

 

 

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このページは、hatochanが2016年3月 5日 17:17に書いたブログ記事です。

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