コースは;保田駅 保田駅前観光案内所 権現橋頼朝桜(保田川)カーネーション団地鶴ヶ浜八幡神社中橋ファミリーファーム保田道の駅 保田小学校花つみ園チースの里元名花街道汐止橋 保田駅
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鋸南では、約830年前、石橋山の戦いに敗れ逃れた源頼朝が、当地の竜島海岸に上陸し、再起を図ったという史実にちなみ、「河津桜」に『頼朝桜』の愛称をつけ、日本一の桜の名所とすべく、植栽に取り組んでいる。町内各所に14,000本以上を植栽。その中で、保田川沿いに600本。「頼朝桜まつり」は、2月16日~3月10日。
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2年ぶりの参加となる駅ハイ 「鋸南・頼朝桜ハイキング(約7.5km)」は、例年と同コース。桜(河津桜)は1分~4分咲き程度。花はあまり期待せずに、地元ということで手軽さと気分転換に出かけることに...
ハトちゃんは、2月17日(日)千葉駅から内房線館山行(7:45発)に乗り、約1時間半。途中の上総湊駅を過ぎてからは、車窓に東京湾の青く広々とした海が観れました。
本日は、冬晴れながら雲が多く、北風も強めに吹いていました。それでも保田駅に降りると、ホームから桜や菜の花が咲いているのが見えました。保田川沿いの3.5kmに植えられた『頼朝桜』を観ながらのウォークが中心。
スタートの保田駅前観光案内所で手続き(9:15)。特典とし てカラーの観光ポストカードと内房線と桜の記念バッチをいただきました。受付を済ませたハトちゃんは、コースマップの国道127号線に出ないで、権現橋までの近道をして駅前公園広場横の細い道を進んで、踏切へ。その後、保田神社へ続く道の踏切を渡って神社へ。境内が広場風で鳥居と本殿だけで、神社としては小じんまり。
神社を過ぎてすぐ右折し真っ直ぐ進むと、保田川にかかる権現橋。頼朝桜の観光案内板あり。
権現橋を渡って左に曲がり川岸を上ります。川岸の両側に桃色の『頼朝桜まつ り』の幟が立っていて、桜並木が続きます。まだ満開には程遠く、ほんのちょっと花が咲いていて、蕾がピンクには染まっているものの次の暖かさが来てドッと咲く感じ。残念!
川辺には、菜の花の黄色い絨毯が空に映えます。道は舗装されていてきれいに整備されていました。
それでも小生は花が咲いている木を探して、立ち止まっては、写真を撮りながらのウォーク。展望所から、しばし観賞。
改装された天王橋まで進んで、橋を渡って矢印に沿って歩き、広い 駐車スペースがある鋸南町保健福祉センターへ。センター内に桃色の桜が咲いていて、ここだけ8分咲き。センター前を右折。
間もなく田園風景の中に、いくつかの丸いベンチと「生命なる大地」と刻まれた石碑がいきなり現われます。畑の中を通って行く と、左前方に富津館山道路(高速道)のインターチェンジと、高速道路が前方に見えて来ます。鋸南保田IC 手前を右折し 、高速道路に平行して歩き、高架下をくぐります。
今度は、高速道路の手前を左に沿いながら進みます。ここで、同じ電車で降りた前の女性に抜かれました。道の右手には、桜の木が数本並んでいて、少しだけ咲い ている状況。右手眼下にビニールハウスが立ち並び、カーネーションを栽培しているカーネ ーション団地(ハウス)と、遠方に鶴ヶ浜八幡神社の鳥居が見えて来ます。
長狭街道に出て、コースは保田川上流に向かってのお花見コースになっていましたが、前に3回歩いていて風景を見慣れていたのと花が期待薄なので大幅にショートカットして左折(9:53)。
長狭街道に出て左折すると、その先の「旅の駅苺直売所 ファミリ ーファーム」には、車が止まっていて、いちご狩りの観光客が並んで待っていました。
間もなく、道の駅 保田小学校。高速道を降りてすぐなので 、朝から駐車場(校庭)は、休日ということもあって多くの車が押し寄せていました。
2015年12月11日オープンした道の駅 保田小学校〔廃校となった小学校を「都市交流施設」として再生。旧校舎を活用したレストラン・カフェ、教室のイメー ジを残した宿泊施設「学びの宿」、温浴施設「里の小湯」をはじめ、旧体育館を改装して「里山市場きょな ん楽市」がある〕へ。
校舎を改装しただけに横に長い施設で、正面のまちのコンシェルジ ェの出入口には「開校中」「3年B組」などののユニークな表示。
時報 は学校のチャイムになっています。入館して情報室内の受付で、今年も道の駅名入りのボール ペンをいただきました。
道の駅脇の道を矢印に沿 って進むと 「チースの里(花摘み園)」前に。ハウスが開いていたので覗くと、ストックが少々咲いていましたが、切った跡が多く、土ばかり。別のハウスで栽培しているのかも?
その後、のどかな丘陵地帯を進むと紅梅、桜や菜の花、水仙が咲く、元名花街道へ(10:12)。
ビューポイントがあって、カメラマンがいたので畑を上っていて、横で撮影。帰ろうとすると、「イノシシ撃退用の電流線なので注意して」と言われて、跨いで道に戻りました。古い板の看板や小さな水車(壊れていました)、ソテツや巨大アロエの花も育っています。いかにも温暖な南房総という感じ。
花街道の石碑を左折し進みます。角に八重桜の木が一本。蕾が青いまま。2年前、満開だったことを思い出しました。
その後、川に沿って歩き、土木遺産となっている汐止橋 〔「元名川」に架かる石積み 上路アーチ橋〕を見学。川と橋手前に階段や手すりを付けて、じっくり観賞できる場所が整備されています。
ガード手前の道は、前方に見える鋸山の登山道に通じる道となっています。京葉銀行横に出る線路沿いの道から駅前へ。保田駅でゴール(10:30)。時間があったので、駅前から国道127号線まで行ってみましたが、食事処やコンビ二はまったくなく、寂れている様子。本日の歩行距離は約4.5km。11時ちょうど発の君津行きに十分間に合いました。13時過ぎに幕張本郷駅に着いて、「アトレ(イオン)」で買物をしてから自宅へ。
満開にはほど遠かったのですが、歩くことで土曜の八王子の実家での家事の疲れは解消されました。
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