オジン隊 「JR ウォーク」で 雨中の銚子へ〔小生2回目〕

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房総半島の一番東に位置し、海に囲まれ自然に恵まれた漁港としても有名な街「銚子」。

12月17日(月)総武本線、成田線の終点、銚子駅へ。成田線では妻の実家がある小見川駅の先にあたります。

ぬれ煎餅」で有名な銚子電鉄にも乗れることや数年前から駅ハイ事務局に、ハトちゃんは銚子での開催をお願い。昨年、実現して2回目。新コースは 「魚の街を感じる、ちょうしがよくなるハイキング」。しゃれが効いてるキャッチコピーです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

コースは約11km 銚子駅右 銚子セレクト市場  スタート 銀座商店街右飯沼観音右川口神社右銚子漁港第二卸売市場右銚子漁港第三卸売市場右銚子ポートタワー右ウオッセ21(水産物卸売センター)右嘉平屋本店おみやげセンター右~海のそばのハーブ園~ハーブガーデンポケット右海鹿島海水浴場右君ヶ浜右犬吠埼灯台右銚子電鉄犬吠駅 ゴール 

 

銚子へは兼子隊長と山根副長が特急で先着。遠藤副長小生は成田から成田線経由。ハトちゃん 181217 (8).JPGは最寄り駅から京成本線で京成成田へ。電車が遅れて、JR成田駅では乗車の際、ドアが閉まりかけ、あわてて右手を入れて何とかドアが開いて、飛び乗りました。冷や汗をかいた後、遠藤副長と話しながら銚子駅へ。

 

あいにくの雨(銚子方面のみ)で、久しぶりに傘を 181217 (3).JPG 181217 (2).JPGさしながらの駅ハイ。駅前大通りを直進。通りは広く、歩道の切れ目には、港にある船のロープをつないでおく、Lを逆さまにした形)のビット船留め)が漁港町を表しています。大通りなのに信号機がほとんどありません。

 

間もなく右手に銚子セレクト市場の建物。市場内には食事処銚子ジオパーク事務所もあり、土産店でスタート受付。店員さんの話では「本日、はじめての参加者です」と。一応、千葉方面の上り電車の時刻表を確認。コースマップをもらい、歩くコースを検討。隊長から提案があり、「悪天候で犬吠埼までは無理だろう。今回は途中の卸売市場の見学と昼食、土産品購入までとしよう」にメンバーも賛成。

隊長を先頭にスタート

 

 

まず、銚子市役所交差点を右折して、街の中心部を歩きます。歩道に敷き詰めたタイルが滑る箇所や、切れ目では大きな水溜りの箇所も...。

181217 (6).JPG 181217 (7).JPG港岸の2本手前の銀座通りは名前負けしていて、シャッター通りと化していて、営業中の店は少なく鄙びた感じ。直進。

 

 

20分ほど歩くと、観音前交差点へ。正面に飯沼観音が見えて来て、横断して境内へ。雨中でも参拝に来る人たちがいました。境内は広くて、整然と建物などが配置されて立派なお寺の印象。本尊・十一面観音を安置する観音堂本堂)や五重塔があり、日本における河川測量の原点である「飯沼水準原標石」があります。

181217 (18).JPG 181217 (9).JPG 181217 (12).JPG 

本堂前の両脇には、醤油の街としても有名なヤマサ醤油ヒゲタ醤油のお供物があって、駅ハイプレゼントの御縁守をいただきました。

 

飯沼観音圓福寺)は、坂東三十三ヵ所観音霊場第二十七番札所。728(神亀5)年、漁師の網にひっかかった十一面観音像の奉安に始まり、弘仁年間(810~824年)に 181217 (13).JPG 181217 (15).JPG 181217 (17).JPG 181217(37).jpg東国を巡っていた弘法大師が開眼したと伝えられています。銚子の繁華街や商店街は、飯沼観音を中心に形成され門前町として繁栄してきたそうです。文化財としても歴史的、学術的に価値のあるものだそうです。

  181217(38).jpg

 

三叉路を間違って進んでしまい、途中で地元の人に聞いて、道を修正。すぐ傍を曲がったところに銚子第一卸売市場がありましたが、寄らずにコースに沿って前進。

 

歩いて行くと、商店や民家がポツポツと点在。雨は止まず、言葉少なめに歩いて行きます。隊長は結構、早いペース。後ろの3人は付いて行きますが、ペースが上がりません。

 

すると、ハトちゃんの靴に違和感。犬の糞を踏んづけてしまい、雨のせいか時間が経っていないのか、跳ね返りがズボンの右裾にべっチャリ。「参りました!」。困っていると、すばやく山根副長がティシュを出してくれ、それで拭きました。「いつも優しい山根さんに感謝!」。

遠藤副長からは「これで来年は運(うん)がつくネ」と冷やかされ、一同大笑い。信号で追いついた際に隊長にも報告。「まぁ、良いんじゃないの?」と笑われました。

 

 

観音から約2km海岸が観える道路に出て、再び街なかへ。海が眼下に観える信号前右側に川口神社。川口町の小高い丘の上にあり、986(寛和2)年に創建の古社。昔から利根川河口を出入りする 181217 (21).JPG 181217 (23).JPG漁船の船主や漁師の守り神として、拠り所となって来ました。「白紙明神」ともいわれ、あざ除けの祈願に訪れる女性も数多くいるそうです。

 

参拝後、海岸沿いの道路を渡ると、周辺が漁港第二卸売市場。外観のみ。堤防沿いを漁港を 181217 (27).JPG 181217 (25).JPG観ながらのウォーク。カモメが羽根を休めていたり、桟橋や漁船が停泊していたり。海面は暗く観える光景。漁港独特の磯の香がすいます。

 

道路の一段低くなった場所が海浜公園になっています。正午になっていなかったので、先へと急ぎます。公園内の歩道には、いたるところに犬の糞が落ちていて、観光地なのに市民マナーの悪さを痛感。またも、「うん」の話に花が咲きました。

海の眺望が同じなのと雨が降り続き、第三卸売市場で土産や食事処が見つかるかはわからないので、銚子ポートタワーからだいぶ手前で引き返すことに...。

 

 

181217 (30).JPG 181217 (31).JPG今度は右側に海を観ながら、第二市場へと。すでに市場内は閑散としていましたが、船の網を直している漁師の姿を見かけました。お奨めの食事処の名前を教えてもらい、探しながら海岸沿いを、一路、駅方面へ向かって行きました。船宿や網元の家や直営店もありました。

 

結局、中心街に一番近い第一市場近くで女性店員が呼び込みをして 181217 (35).JPG 181217 (34).JPGいた「蔵鮪(まぐろ)」に入店して魚料理を食べながら反省会と新年一発目の日時と場所を決めました。味はさすがに漁港なので美味でした。

時間を見ながら出て、三叉路近くの生鮮魚店で土産の干物を購入。観光客が来ない日に、われわれは魚店に貢献し、店主もさ 181217 (20).JPGぞかし喜んでいたでしょう。

 

 

三叉路を渡る際、行きに間違えた道がわかりました。再び、銀座通りに戻り、少し歩いて左折。ス 181217 (4).JPGタート時の銚子セレクト市場(セレクト館)で、銚子電鉄を守るために自社工場で焼いている「ぬれ煎餅」や地酒など土産品をそれぞれ購入。

  181217 (36).JPG

市場を出ると、皮肉にも雲の切れ間から青空が見えはじめ、運の悪さをみんなで嘆きました。

 

銚子駅ではハトちゃんだけ千葉行き普通(14:05発)に乗って帰宅。隊長と副長たちは後発(14:17)の特急しおさいで千葉駅へ。千葉駅からタクシーで年末最後の天然温泉「笑がおの湯」へ。

 

雨中の銚子で、約7kmしか歩けませんでしたが、来年こそ「上り調子」で「ちょうしがよくなるハイキング」にしたいですネ!

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このページは、hatochanが2018年12月21日 06:00に書いたブログ記事です。

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