12月3日に発表された2018流行語大賞のトップ10に選ばれた「スーパーボランティア」尾畠春夫さんは辞退しましたが、その精神、行動力は、今年1番頭が下がりました。
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千葉健生病院健康友の会主催のボランティア講座が28日午後、友の会大会議室で開催され、ハトちゃんも参加。参加者は32名。
講演に先立ち、会長から友の会の「たすけ愛」活動が、千葉市市政功労賞に選ばれ、表彰されたことを紹介。
続いて、今回は、千葉あんしんケアセンターの三枝 文子さん(社会福祉士主任介護支援専門員)が講演。
パワーポイントでまとめたレジメに沿って、説明〔内容が多岐にわたるため、主な点を箇条書きで列挙〕
1.あんしんケアセンターとは? 施設の位置づけと仕事内容の紹介。千葉勤医協では2ヵ所(幕張・
花園)
2.民医連の紹介・はじまりでは、1976年千葉健生病院と健康友の会発足。
「いのちは平等」「良い医療は、良い政治から」で、地域に根ざした医療活動を通して介護・福祉
分野も、安心して住み続けられるまちづくり運動を進める。平和活動も大事。
3.ボランティア活動とは?
(1)原則―自主性(強制されない)、無償・非営利性、社会性・連帯性、先駆性・創造性な
ど。
(2)10か条 ①できることから始める ②相手の立場に立って考える ③無理をせず、ゆっくり ④
約束を守る ⑤けじめをつける(自分の能力・日時を決定) ⑥点検し、反省する
(謙虚さ) ⑦学ぶ(双方向の活動) ⑧安全に配慮(保険に加入、危機管理を
持つ) ⑨家族や周囲の理解を得る ⑩秘密(相手のプライバシー)を守る
4.健康友の会のボランティア活動
地域の要求を形にしたボランティア活動になっている。
5.高齢者に対する政府、地域包括ケアシステムの取り組み
(1)自助(セルフケア)、互助(ボランティア、住民組織の活動)
(2)共助(介護保険など社会保障制度及びサービス)、公助(高齢者・福祉事業―生活保護など)
現状として、人材不足のワースト3位が千葉県。対策として、外国人介護就労や技能実習制度の見直しなど。
民医連でも活用すべき制度で、ボランティアの力が支えになる。
1.ねたきり老人や認知症予備軍の早期発見
2.健康づくり(食事・運動)の推進
〔テレビで紹介された情報より〕
・健康寿命を延ばすために「人との関わりを作ると免疫細胞が活発になって炎症を抑える→長生き
・一人のボランティアの力より、多くの協力がより大きな力になる。
【結論】
みんなが、自分らしく生きていくため予防しきれずに寝たきりになっても、認知症になっても、最後まで自分の望む地域で生活できる自分たちの手でまちづくりをしていく必要がある。
〔質問〕
「あんしんケアセンター」に行く前の段階で、周囲の人たちとどう関わっていくか心配。方法は?
その後、友の会ボランティア(現在17種類)で、代表していくつかの活動紹介が行われた。
最後に、船橋二和病院リハビリ科の杉山 春香さんによる「ワンポイントレッスン―体を動かそう」の実技指導があり、参加者は会場でリラックスして運動を楽しんだ。
15時30分閉会
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