「JR ウォーク」で 佐倉七福神めぐり(9回目)

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東の佐倉、西の長崎」と呼ばれた蘭学の盛んだった城下町をたずねて

 

前日、午後2時から降っていた雨が未明に上がった1月9日(火)、駅ハイ(いつでもコース)で近場の佐倉へ。天候は冬晴れですが強風。

 「城下町・佐倉さんぽ~日本遺産と坂めぐり(約9km)」http://www.sakura-cci.or.jp/7fukujin/ に行って来ました。

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コースは;JR佐倉駅 右駅前観光情報センター  スタート 薬師坂右武家屋敷右大聖院右サムライの古径 ひよどり坂右くらしの植物苑右佐倉城址公園右国立歴史民俗博物館右菖蒲田右武家屋敷右麻賀多神社右旧平井家住宅右佐倉新町おはやし館右宗圓寺・甚大寺・嶺南寺右妙隆寺右松林寺右佐倉順天堂記念館右旧堀田邸・さくら庭園右JR佐倉駅  ゴール

 

京成大久保駅から京成佐倉駅までは約20分。そこから、千葉グリーンバスでJR佐倉駅へ(10:20)。

180109 (1).JPG駅階段下の観光情報センターで受付。マッ プとチラシなどをいただいてスタート(10:23)。小生は、昨春の駅ハイに続き7回目。サークルで2回。今朝は風が弱かったのですが、佐倉へ着くや否や、一段と強い風が吹き、2階のベランダに干した洗濯物が心配になって来たので七福神めぐり(うち五福神)だけにしました。

 

まず、駅前のロータリーから高崎川に架かる城南橋に向 180109 (5).JPG 180109 (6).JPG 180109 (3).JPGかう道の両側に、女性の彫刻像が等間隔で数体並んでいます。こ こは彫刻通りと呼ばれています。前回までは橋を渡ると左折しましたが、本日は直進。坂めぐりということもあり、薬師坂(10:33)へ。

 

ひよどり坂に比べゆるやかな舗装道。上ってまわり込むと武家屋敷通り。通りは、関東地方では最大級の武家屋敷が続き、藁葺屋根の旧但馬家住宅をはじめ、旧武居家住宅旧河 180109 (12).JPG 180109 (11).JPG 180109 (10).JPG原家住宅など5棟が道なりに点在していて、往時の城下町の面影を残しています。本日は連休の翌日で休館。

ひよどり坂を目指す左側にある最初の七福神、大聖院布袋尊・真言宗〕へ(10:40)。石の布袋尊の表情は趣があります。

 

間もなく、サムライの古径 ひよどり坂の上部へ(10:43)。昨 180109 (9).JPG年までは、すべてひよどり坂を上がっていましたが、今回は上から覗くだけ。両側が竹林に囲まれた坂道は、武骨な雰囲気が漂って、京都・嵯峨野を思わせる雰囲気。

 

コースは坂を下って右折し佐倉城址公園→国立歴史民俗博物館となっていましたが、小生は元来た道に戻って歩いていると、前から男性ウォーカー。自分が道を間違えているのかと思い声をかけて来ました。そこで「ショートカットして麻賀多神社へ向かうので、合っていますよ」と。ホッとした様子で別れました。

 

再び武家屋敷群を抜けて道なりに進むと、麻賀多神社手前には、佐倉養生所跡の石碑がありま 180109 (13).JPG 180109 (14).JPG 180109 (18).JPGす。町のあちらこちらに近代医学の先駆的役割を果たした"佐倉"の面影が残っています。

 

突き当たりに七福神の恵比寿天 福禄寿が祀られている 麻賀多神社〔佐倉藩の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕へ(10:51)。

180109 (17).JPG 180109 (15).JPG
境内には、数人の参詣客が訪れていて、参詣後、本堂裏手にある樹齢約800年の御神木の大イチョウ、本殿の両脇にある二つの七福神を参拝。境内には休憩ベンチやトイレもあります。今年の干支である戌の絵馬も多数ぶら下がっていました。

 

その後、佐倉市街の中心通り新町交差点に。旧城下町通りは歩道 180109 (29).JPGが赤色で区分されています。路線バスも通行。旧平井家住宅はうっかり見落とし。180109 (20).JPG 倉市立美術館 〔佐倉・房総ゆかりの作家、作品を展示〕も休館。佐倉一里塚(旧駿河家住宅)〔情報活動拠点で、明治期の呉服商の建物〕などがあります。何度も歩いているので特典のある店舗を覚えていましたが、一人なので立ち寄らず。 

 

180109 (21).JPG佐倉新町おはやし館は外観のみ。ガラス越しに大きな山車が見えます。佐倉市指定無形文化財の 佐倉囃子の歴史、伝統を継承する憩いの場で、きらびやかな山車人形を多数展示。 

 

 

180109 (22).JPG通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処、地元工芸作家の作 品展示・販売。 体験教室も有。立ち寄って七福神ポストカードをいただきました(11:03)。

 

その前を横断して狭い道を進みます。この通りに三福神が祀られている三つの寺があります。

一番奥にある甚大寺 〔堀田家の菩提寺で天台宗の寺院。本尊は十一面観音像。不動明王、金比羅 180109 (23).JPG権現なども祀っている。七福神毘沙門天〕 (11:06)へ。奥に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました

 

180109 (24).JPG 180109 (25).JPG来た道を戻ると、左側に宗圓寺甚大寺との間の閑静な場所にある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参(11:08)。佐倉藩主だった堀田家当主や夫妻の墓所が並んで建っています。

墓碑を読むと、伯爵という文字があり、大名だった堀田家の夫妻の墓碑には、両方の家紋が刻まれていました

 

すぐ先の左側に宗圓寺寿老人臨済宗〕(11:10)。 その向かいに嶺南寺 180109 (27).JPG 180109 (26).JPG弁財天・曹洞宗〕があり ます(11:11)。 

 

次に、コースは妙隆寺→松林寺佐倉順天堂記念館旧堀田邸・さくら庭園JR佐倉駅となっていましたが、同コースは以前歩いていたのと、JR佐倉駅からだと再度バスで京成佐倉駅に戻らないといけないので、ショートカット

 

 

佐倉七福神めぐりを終えて、ローソンを過ぎて市美術館前のバス 180109 (30).JPG通りを右折して、京成佐倉駅方面へゆるやかに下ります。約10分ほど歩くと角に観光案内所があり、信号を渡ると、正面が京成佐倉駅でゴール〔1時間で歩行距離約4km〕(11:26)。

家に着くと、強風で洗濯物が数着飛んでいたので、あわてて家の中にしまいました。昼食をとってゆっくりしていると、本日が小学校の始業式で早く終わったが野菜をとりに「ピン・ポーン」。1時間ほど新婚生活の苦労話に花が咲きました。

 

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このページは、hatochanが2018年1月 9日 13:36に書いたブログ記事です。

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