コースは;栗橋駅 吉田家水塚・総合文化会館栗橋総合支所赤花そば畑会津見送り稲荷利根川堤防深廣寺(六角名号塔)お休み処 宝来屋栗橋関所跡八坂神社宝治戸池鎌倉古道のなごり静御前墓所栗橋駅
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10月17日(土)は、雨の予報。
ハトちゃんは宇都宮線の栗橋駅開業130周年記念 「栗橋関所・静御前を偲ぶ、利根川散歩(約8km)」に出かけました。
上野駅で快速ラビットに1分前に間に合い、スイスイと。久喜駅で普通電車に乗り換え。約10分あったので、ホームの階段を上がってトイレへ。
トイレ前で、千葉市の中村さんとバッタリ。一緒に歩くことにしました。
11日(日)の桶川駅ハイで、小生が疲れから桶川西高校から駅へ戻ったことをお詫びして。
栗橋はどんより曇っていましたが、途中から薄日が差すことも。歩いていると汗ばむ陽気に。雨予報だったせいで、参加者はやはり少ない感じ。
二人で和気藹々と話しながら、栗橋駅前をスタートして、宇都宮線の線路沿いを南下し、踏切を渡ります。渡って左手にB&G海洋センターの建物。ガードレールに、スポー ツ競技の絵が描かれていて、海洋センターが体育館などでスポーツ振興をしている話題に。『海洋センターというと、水族館みたいなイメージだよね』 と二人で苦笑い。
その先に、久喜市栗橋文化会 館があって、会館敷地内に大谷石を積んだ白い蔵が見えて来ます。吉田家水塚で、利根川の洪水に備えて屋敷内に盛り土をした高台の建物で、市内に残る商家の水塚としては唯一のもの。
手前の大蔵は、江戸時代末期に造られ、土蔵造り2階建て、切妻屋根(54.4㎡,16.5坪)と、奥の向う蔵は1904(明治37)年で同様の造りで(93.6㎡,28.5坪)で、久喜市指定有形文化財になっています。
案内ガイドさんが資料を配布。蔵内を見学し、説明を受けました。
続いて、国道125号線を渡って、栗橋総合支所前で、麦茶のサービス。熱いのと冷たいのと2種 類。
立ち寄った後、2番目の四つ角を左折。
赤い花をつけたそば畑がありましたが、一面にはなっていませんでした。それでも、中村さんからそばの薀 蓄を聞いて、彼の博学に改めて感心しました。
JAの建物を左折し、踏切を渡って、広大な田園風景の中を約1km直進し、突き当たって左に入る道を進むと国道4号線の幅広い道路に出ます。
会津見送り稲荷〔民家の敷地内にある〕に参拝後、横断して、スーパーとガソリンスタンドの間の道 を入って、前のウォーカーに付いて行くと、一段高いところに利根川の堤防がありました。ほとんどのウォーカーが前方まで行かずに、目の前の草原の踏みしめた道を上って、土手の上に上がりました。
土手のサイクリングロードからは、広くゆったりと流れる利根川流域や河川敷が一望できて、ジョギングしている人の姿も見られます。
1kmほど歩いて左前方を見ると、前のウォーカーが階段を下りて、手前まで戻って歩いている光景が...。
一人では絶対にできないのですが、ハトちゃんがけしかけて、土手の急斜面を一気に駆け下りて近道。後続を見ると、さすがに付いては来ませんでしたが、恥ずかしながらもちょっと得した気分に。
深廣寺で参拝後、「栗原宿」〔170年前には家が404軒、本陣・脇本陣各1軒、旅籠25軒の宿場町〕 と書かれた水色の幟が下がった、旧日光街道を進みます。途中に、寺社がいくつもありましたが、今では宿場の面影はありません。人や車の往来もわずか。
お休み処 宝来屋は、外 観のみ。というのも湯茶の接待が無く、土産品等の販売のみだったため。
お休み処を過ぎて間もなく、現存する商家や蔵〔壁が大谷石〕を地元の観光協会の人?が案内し、ケーブルテレビの撮影が行われていました。
しかし、周囲を見ると、宅地の分譲が行われていて、高崎や川越の商家の重要有形保存地区と比べて、行政の取り組みがあいまいに見えます。
利根川橋のたもとに立ち寄って、栗橋関所跡〔日光道中7番目の宿場栗橋宿に入る関所があった場 所で、日光道中唯一の関所があったところ。東海道の箱根、中山道の碓氷と並ぶ関東三大関所の一つ〕へ。石碑が残るのみ。
旧日光街道の途中に八坂神社があって、 全国的によく聞く名前だということで、大宮神社や諏訪神社の話題に...。来年が諏訪湖を挟んでの諏訪大社(4社)の御柱祭で、11月に駅ハイがあることを教えてもらいました。
コースに沿って歩いて行くと、宝治戸池〔利根川橋の右岸橋詰から、400m西の 住宅地内に位置 する 。外周約350mの池だが、自然の湖沼ではなく、 1742(寛保2)年の利根川の洪水によって堤防が破堤した際に 形成された落ち堀(切れ所跡)〕があり、池のほとりを通ります。
ほとんどの四つ角に矢印があったのに、池の先に 無くて、そのまま進むと、住宅街に。道を確認しながら比較的細い鎌倉古道のなごりらしい舗装道を通ります。
正面に線路が見えて駅前の道へ。
最後の静御前墓所前に着くと、「静御前祭り」で、多くの屋台が出ていて、福引抽選 会も行われていました。二人とも、赤玉が出て、予想通りにポケットティッシュをいただきました、残念。
なぜか、ビールは売られていましたが、コーヒーは無し。墓所を出るとすぐ栗橋駅前。イベントの準備中で、観客が座っていました。また、商店街の出店も 出ていて、賑やかな雰囲気。
今回は二人でゆっくり話しながらのウォークでしたが、距離が8kmと短かった(歩行時間は2時間弱)ことと、最後のお祭りがメインで、途中の名所・旧跡には見るものが少なくて盛り上がりに欠けました。サービスも少なく、田園風景と利根川土手をひたすら歩いた印象だけ。
帰りは、栗橋駅から宇都宮線(11:07発熱海行)で上野駅まで。これまで行った駅ハイの状況や今後のお奨めコースなどを話しながら。
昼食を駅構内の常磐線、9・10番線の立ち食いそばと、昼食後のコーヒーを、中村さんが駅ハイ時 に良く利用している11・12番線1号車先のベックスコーヒーで飲みました。ホームの雑踏は聞こえず、店内は静かで落ち着ける穴場です。来週の吹上での再会もあるかも知れないと話しました。
休日切符でのんびりと同ホームの成田線で帰るというので、再会を約して別れました。
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