12月3日(水)、千葉健生病院健康友の会の花クラブでは、11月例会で、近場の紅葉狩りを計画。松戸にある「長谷山 本土寺」 http://www.hondoji.com/ へ。JR幕張駅に9時30分、集まったのは3人。JR総武線、武蔵野線、常磐線を利用して、「北小金」駅へ......。
約45分で最寄り駅に到着。紅葉シーズン終盤ということもあり、平日にもかかわらず、同じ観光地へ向かう人たちが多数降り立ちました。小生の本土寺紅葉観賞は、3年ぶり。
本土寺へは、北口からほぼ一直線でわかりやすい道。商店街を抜けて、水戸光圀公の寄進と伝えられる両脇が古松・老杉の大木の参道を進んで行きます。真ん中に車道があり、ところどころに駐車代500円の表示。
飲食店や土産店が立ち並び、観光客を呼び込み、試食もできて、無料の休憩所になめこ汁など、活気のある光景が...。
すでに観終えて、帰る人たちとすれ違いながら、ゆっくり歩いて10分ほどで、仁王門前へ。
門をくぐり抜けると、紅葉したカラフルな色彩の木の下で、写真 撮影をする人 たちでいっぱい。
この場所(無料)でも紅葉は楽しめましたが、今回は入場料を払い境内に入ると、鮮やかな赤・黄に染まった約1,500本ものモミジ・楓が境内を彩っています。さらに、寺の建造物とマッチして、その鮮やかさに一同感動。
しだれ桜や楓の古木が「赤、黄、緑」の色の織りなすハーモニー(ステンドグラス似) で目の覚めるような風情に、思わず「きれい」という声があちらこちらで聞こえて来ます。
携帯電話やデジカメで記念写真をはじめ、、カメラ(三脚付き)を抱えて、本格的な撮影まで、多くの人たちが紅葉を楽しみ賑わっていました。
小生が案内役で、順路には従わず、紅葉の一番きれいなスポットの左手奥から散策。足元には落葉が道全体を覆って、踏みしめてまわりを観ながら進みます。
紅色で葉の大きい楓や、オレンジ色に染まった木々や、赤・黄・ 緑と1本の木で三色が楽しめる楓の種類など、高低や、色の濃淡など、趣きの違う紅葉が楽しめます。
さらに境内の奥まで行くと、竹林とのアクセントや、池の周りの紅葉もすばらしく、何度も話をしながら、足を止めて、魅入ってしまいました。
境内が 広いのにビックリしてしまい、紅葉狩りの見物者が多いのにもかかわらず、ピークを過ぎて平 日だったので、ゆっくり紅葉を鑑賞できました。
本堂や五重塔の周囲も、遠景からは色鮮やかな絶景スポットでしたが、紅葉した葉の先がだいぶ枯れはじめていました。
本堂裏手には、徳川家康の側室・秋山夫人の墓近くに自生のシュウザンコウがあり、他にオオサカズキなどもありました。
近場で、こんなに見事な紅葉が観られる寺は、なかなか無いと思います。有料でも大満足でした。
40分ほど、3人で境内をめぐり、そこで、写真を撮ってもらったり、記念に楓の葉を集めたりして、ひととおり堪能して 「紅葉の名所 本土寺」 をあとにしました。
その後、帰り道は、参道の土産物店をウインドーショッピング。参道の途中にある「草木庵」で、手打ちそばを食べました。そば湯も出していただき、歓談しながらおいしい味で大満足。企画した花クラブ代表者(そば打ちの名手)にもぜひご賞味していただきたかったですネ、残念!
時間があったので、寺に向かう際、目的地まで800mの案内板があった大谷口歴史公園に立ち寄ることに...。
県道280号線を右折。何人かの人に尋ねても、知らない方がほとんど。
道路左側のマンションの先に、こんもりした雑木林を発見。
やっと、歴史公園下へ。
あたりが雑木林の階段を上って行くと、堀跡や土塁があって、頂上には案内板に、大谷口城(小金城)址の説明文がありました。残念ながら、木が邪魔して、眺望はきかず。
階段を下って、大谷口の出入口へ。トイレ休憩。トイレが男女兼用で、便器が二つで、後から来たウォーカーと鉢合わせ。
元来た県道の反対側を歩いて行き、小生が 『コンビニ「セブンイレブン」のコーヒーがおいしい』という話から、立ち寄って、ホット珈琲を注文。
カウンターもあって、美味な珈琲を味わいながら、ゆっくりと休憩。
最終ゴールは、「北小金」駅。車内でも話題が尽きず、和気藹々として談笑しながら帰りました。
絶好のシーズンより一週間ほど遅かったのですが、すばらしい紅葉が観られて感激! 本土寺は、千葉県下の「あじさい寺」としても有名なので、開花時期に合わせて、次回は多くの人数で来たい(期待?)気持ちになりました。
コメントする