9月19日午後、友の会大会議室で、第6回目を迎えた「お楽しみ友の会寄席」が開催されました。20名を超える参加者は楽しいひと時を笑って過ごしました。
それに先立ち、舌を使って唾液の促進で健康を保つ「お口の体操」が紹介されて、「むすんでひらいて」に合わせ、全員で口を動かしました。
〔第一部 「いつでも元気」交流会〕
20年以上の歴史を持つ民医連の機関誌「いつでも元気」(医療・福祉の話題はもちろん、時事問題、料理や旅、海外の情報から有名人まで、豊富な内容)購読者から好きなページが紹介されました。
購読者からは、「誌のタイトルが目標になる」「クイズ欄を解く」「旅の記事がおもしろい、写真がきれい」さらに「表紙の活動や明るい笑顔がすばらしい」「全国の友の会諸活動が参考になる」「医療についての生の声がわかる」など。
〔第二部 落語二席〕
お馴染みの百楽庵金一さんとめずらし家芝楽さんの楽しい話芸が披露され、観客は大いに笑いました。「笑い」は健康の源といわれ、健康友の会としても有意義。
金一さんは、敬老の日にちなみ高齢者の話題から、演目は「粗忽の釘」。江戸時代の大風呂敷に家具を担ぐ大工夫婦の絶妙なやりとり。引越し先で長い釘を間違って打って、とんちんかんな行動をする亭主を好演。
芝楽さんは、自ら「歩く百ワット電球」を自称し、頭髪で笑いをとって、古典落語へ。聞けば、古典落語は約300年続き、900~1000ぐらいのネタがあるそうです。
演目は「猫の災難」。酒飲みが隣家からお裾分けで鯛をもらうところから始まり、酒飲みの家に兄貴が酒を持って来訪。鯛を見つけ酒を買いに。その間に、酒を飲んでしまい、隣の猫のせいにする。結局、猫が病気で寝ていることがわかり、嘘がばれてしまう。
とくに酒を飲んだり、こぼしてあわてる仕草や言い訳の面白さなど、身振り手振りで熱演。観客は江戸時代の庶民生活の一端を垣間見たような気がしました。
二人の熟練した落語に引きこまれて、あっという間の1時間でした。
最後に、岩名新事務局長の紹介で幕を閉じました。
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