3月27日(木)、駅ハイ 「石戸蒲ザクラハイキング(15km)」に大学の先輩3人と参加。毎年3月下旬~4月上旬に開催されているコースは、案内標識がきちんとされています。
ハトちゃんは、当初、自宅の外装工事でキャンセルの予定でしたが、27日の一日だけ屋根洗浄後の乾燥日となり、急遽、参加することに。先輩たちも喜んでいました。
北本駅は、高崎線または湘南新宿ラインで、大宮の先。小生は、先輩たちより1本早い電車で駅へ到着。@品川の兼子局長、@藤沢の山根副長、@我 孫子の遠藤副長をお出迎え。天候は小雨。4人がそろって再会。全員が北本駅での下車は初。「今月も生きていた?」という冗談からスタート。
駅西口から直線400m(彫刻通り)先に、北本市観光協会。ここで、協会の駅ハイ担当のおじさんか ら、桜開花情報とマップ、チラシなど入った袋をいただきました。話では、『市役所で何かの手違えがあり、15kmコースと言っていますが、実際は9km』 という話。天候が悪いので、メンバーは『良かった』 と。それにしても、6kmの違いは、あまりにも差があり過ぎて、いい加減さに笑っちゃいました。
兼子局長を先頭に、間もなく北本中学校手前を横断して左折。面白談義に花を咲かせながら、マップに沿って歩いて行きます。
最初のポイント、真福寺(ご利益がありそうな名前)境内の山門にある仁王像と、本殿を参 拝。大楠や大銀杏の木が聳え立っていました。
続いて、車の往来が激しい県道下石戸上・菖蒲線へ出て横断し、右折。 間もなく、左手斜めに入る道に...。
校庭が広い石戸小学校の先に西部学習センターの建物が。 畑の脇の道の角に阿観堂。
北本自然公園内の道もありましたが、協会で勧められた舗装道に出てしまったの で、こちらの方が足元も歩きやすいので、舗装道を傘をさしながら、ゆっくり進みます。途中、梅は満開、桜も数本咲いていましたが、ちょっと北本(来た元? 来たのが)早かった感じ。また、自転車に乗って追い越したおじさんを見て、前回の大磯旧東海道で、わがもの顔の自転車のおじさん事件を思い出し一同爆笑。
四方山話に熱中しすぎて、チェックポイントの埼玉県自然学習センターに寄るとこ ろを、うっかり通り過ぎて、北里研究所メディカルセンター病院の先まで行って、気 がつきあわてて引き返すことに...。
この間、往復で1kmはロス。せっかく途中で抜いたご夫妻ウォーカーにも抜かれてしまうことに。
自然学習センターでは、トイレ休憩と、館内の見学。女性学芸員から、世界的にも珍しいピンク色のヘビ(モモちゃん)を紹介・観賞。2匹のタヌキの剥製の話も聞きました。
その後、2回目となるエドヒガンザクラが咲き誇るメディカルセンター病院前の道を通って、石戸神社 の先を右折すると、石戸蒲ザクラの案内板が出て来ました。
東光寺の先、一段高くなったところに、樹齢800年といわれる石戸蒲ザクラ。国指定天然記念物で、1922(大正11)年、指定を受けた当時、日本五大桜の一つに数えられていました。
樹種は「カバザクラ」という世界でただ一つの品種で、源範頼にまつわる伝説が残されているそうです。現在では、1本の幹と、孫生えが残るだけで、残念ながら枝に数輪咲いていた程度。ベテランのよく会うウォーカーが、見頃は4月4日頃で、もし、満開のサクラの写真が必要ならば、駅構内のポスターがあると教えてくれました。バスで来た観光客も、花がほとんど咲いていなかったのでガッカリ。
4月駅ハイにも同コースがありますが、オジン隊は、次回来るだけの気力はありません。
しばらく北本自然公園内の湿地や雑木林、草原、その先は木道になっていて、足元のぬかるみに注 意しながら散策道を歩いて行きます。自然が残っていて、野鳥の声も聞こえて来ます。途中、史跡一夜堤の掲示板がありました。
続いて、前方に城ヶ谷堤(荒川)の土手へと上がります。山根副長だけが、川に沿って歩いて河川敷の風景を。意 外と川幅が狭く、流れの激しいところがありました。そのまま、のどかな一本道を直進。約1km先、右手前方にサクラが咲いている高尾さくら公園にさしかかります。
約30種類200本のサクラが...。オオカンザクラは満開。淡い ピンクの花が1本の枝にぶら下がるように咲いていて、カバザクラを補って余りあるほど見事。
サクラを眺めながら、小高くなった園内を進みます。『なぜ、高尾という名前かな?高尾は多いね』 という声もありました。
阿弥陀堂のエドヒガンザクラは、墓地の中にあって、花も八分先。一般道に出ると、菜の花や サクラの小枝が100円と書かれて、売人がいなくてお金を投函して買うところ―道 端や観賞用の枝を切ったみたいで何となく買いづらい―や、隣りにおもしろい人形のかかし?が数体置かれていたり...。サクラのトン ネルをくぐって感激。
道中、いろいろな種類のサクラやこぶしの花を観賞。高尾宮岡ののどかな雰囲気を味わいながら、須賀神社と傍にあった高尾氷川神社を回りこむと、大きいツバキの木が。落花した花の大きいこと。 「菜の花まつり」の黄色い幟が...。サクラの桃色と、一面の黄色い菜の花畑のコ ントラストがまぶしく、陽気 にさせてくれます。これに、快晴で空の青さが入れば最高だったのですが、残念。
県道さいたま・鴻巣線を横切って、道標「石と舟の道」(近世、石戸河岸、高尾河岸の銘を刻む道標で、1727(享保12)年に鴻巣市馬室から北本市石戸宿に通 じる「鎌倉街道」と伝えられる道沿いに建立された)を通ります。関東に「鎌倉街道」という道が多いという話題に...。
一路、ゴールの北本駅方面への桜並木道路へと。サクラは若 い樹が並び、将来、立派な桜並木に生長するように植樹されています。
ここは最後の直線で、ゴールの観光協会まで1km強。結構、長く感じます。途中、最初に左折した北本中学校前を通過。あらためて見ると、広い校舎が目につきます。
朝スタートした観光協会でゴール。特産品のトマトをいただきましたが、スタート時の男性職員は昼休みでいませんでした。『9kmは少な過ぎで、万歩計は2万歩を超えて、歩行時間も小休止があったとはいえ、3時間半ぐらい。余分に歩いた1kmを除いても、12kmぐらいはありました。きっと雨でウォーカーがショートカットをせずに、最後まで完歩できるように、親切心から言ったのでは?』 と、4人は勝手に解釈しました。
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駅前のラーメン店「日高屋」で昼食&反省会。来月のスタート時の小金井駅を、大学のあった東小金井駅と間違えないようにとの注意。小生は、早めの電車(13:11発、湘南新宿ライン特別快速)に乗車。先輩たちは、駅から徒歩15分の天然温泉「湯花楽」でさらに乾杯し、ゆっくり湯に浸かってからの帰宅となりました。