東日本大震災から3年 傷跡深く 原発はいらない

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明日(3.11)で大震災から3年。昨日も被災地の現在の様子と、震災時の映像を見て、大津波で一瞬のうちに人も建物もその他 飲み込まれていって、本当に地獄絵のような状態になってしまいました。場所によっては火災が起こって、途方も無い瓦礫の山、山、山。

震災以降、現場では、復興のための環境整備が進められていますが、いまだに多くの場所で更地のまま状態。被災者で生き残った人たちは、逃げて助かるのに精一杯。家族を失い、生活がずたずたにされて、気持ちに整理をつけて、立ち上がり始めている頃といえます。

 

最近の安倍首相は、福島原発事故が収束していないにも関わらず、「安全」と認めた原発を再稼動させる、エネルギー案を提案しようと躍起です。日本の未来を考えているのでしょうか? 考えていません。

いまだに福島では、13万5千人の避難民がいて自分の住んでいた場所に戻ることもできず、また東京電力による賠償が遅れる中、被災者の気持ちがまったく解っていません。

使用済み核燃料の最終処分方法、場所が決まらないのに、また再稼動して事故が起きたら、自分の責任と言えるのでしょうか? まさに、政府といった一部の人間で決めるのではなく、国民投票で決めるべき事項と考えます。

 「安全神話」が崩壊した今、コスト面での議論は無意味で、もし事故が起きたら大変だ、事故をなくす方法に進むのが、3年前の大震災に対する反省です。「原発に頼らないエネルギー」にすべきです。諸外国から見て、「日本は何をやっているのだろう」 と、あきれられます。

また、被災3県に対して、巨大防潮堤を築く計画があります。

危険性を回避するという目的はわかりますが、今回規模の大津波が来る確率は極めて少ないと思うことと、海岸の美観や住民が合意できる高さでの合意が必要です。

それよりも、津波情報の正確性を追求し、避難体制をしっかり取ることが先決では。

逆に高い防潮堤に安心して、被災が起こる可能性も少なくありません。

 

実際に生活している人たちの意見が、最も尊重されるべきではないでしょうか?

 

3.11のテレビ、新聞報道で、大きな爪あとが残る中、被災者たちが復興のために一生懸命頑張っている姿を見て、自分は恵まれていることを実感し、自分なりにもっと頑張ろう  という気持ちになりました。

 

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このページは、hatochanが2014年3月10日 16:11に書いたブログ記事です。

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