このところ、陽気も暖かくなって来て、本来ならばハトちゃんは、ウォーキングに邁進しているはずですが、いろいろと家の修繕関係や隣地の新築工事の関係で、業者との話しあいなどで少々、くたびれモード。
来週こそはと思っていると、義兄から電話があり、連休にじゃがいもを植えるので、手伝ってほしいとの依頼。19日の水曜日に、千葉健生病院健康友の会の健康ウォーク案内があるくらい。
したがって、駅ハイも3月末までに、あと行っても3回ぐらい行ければというペース。今年度は、現在、162ポイント。Suica ポイントが無くなったとはいえ、昨年度の213ポイントには遠く及びません。
それでも、後半は常連の中川さん、中村さん、江田ご夫妻にもイベントコースでお会いして、一緒に楽しく歩いたことが、記憶に残っています。また、大学の先輩たちとの、毎月の期間設定コースで、各地を歩いて珍道中を続けられていることに感謝しています。
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前置きが長くなりましたが、病院友の会の毎月平和学習会が、3月14日(金)18時から友の会大会議室で行われ、メンバーでもある小生も参加。
前月の14日が大雪で中止になり、1月も都合で開催できなかったので、12月6日以来。
今回は、民医連医学生担当の秋元 司さんのお話で、「千葉民医連被ばく対策委員会 福島被災地視察報告」で、1時間半を超える熱弁とディスカッション。
3年を迎えた3.11東日本大震災の報道の後だけに、特に内容の重要性を確認できました。
福島原発事故の半年後に行った現地入りは、避難後の現地の被ばく の怖さもありながらの視察。地形概要の説明から始まり、放射線量の多少の差、3区域(帰還困難・居住制限・非難指示解除準備)の自治体の事情や、第一原発を中心の避難状況・指示の不徹底。
元の地域ではゴーストタウンと化し、荒れた土地や、泥棒の多発、除染ゴミのゴミ袋の放置、警察官や一部の許可者以外には出入りができないなど。
仮設住宅生活の苦しさ、先が見えなくて自殺をした人など、町・村民のいのちと健康・暮らしが厳しい状態にさらされている状況などが、パワーポイントを使って、写真入りで説明されました。
3年経っても、被災後のままという地域もあるそうです。
浪江町の馬場町長の現状、町民の長期的健康管理(健康管理手帳を持つ)、避難区域見直し、復興ビジョンとまちづくり、コミュニティーづくりを通しての基本的人権を守る重要性を書いた資料も添付されました。
民医連の被ばく対策委員会の取り組みも、同じような考え方に立って、人権から見た福島の問題を捉えていました。
最近のエネルギー政策問題では、福島原発事故がいまだ見通しが混迷していて、終息していない段階で、政府自民党と原子力規制委員会の検討で、川内(せんだい)原発の再稼動有力の報道にあきれるばかりです。
除染ゴミの最終処理、核燃料の最終廃棄処理問題が解決していない中で、またも後の世代にツケをまわし、原発事故の反省と、原発の恐ろしさを実感した日本が、また世界の有識者から笑われるのを、今の専横政権は、わかっていません。
本日は、夜ということもあって、6名の参加者になってしまいましたが、今村事務局長も別の機会を設けて、講師にもう一度お願いすることになりました。
話を聞いて、学んだことを忘れないで、一人でも多くの人に伝えていくこと。よそのことだとは思わずに、自分たちが避難者だったかも知れないという気持ちになって、福島被災地の問題を考えていく必要があると思いました。
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