「JR ウォーク」で 渋谷から代官山を歩く

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本日(9/20)は晴れの予報。駅ハイの期間設定「渋谷・代官山エリアコース(約9km)」を、一人で歩くことに...。まだまだ最高気温は30度を超えますが、爽やかな秋風も吹いています。

 

JR「幕張本郷」駅から総武・中央線で西船橋、東京メトロに乗換えて、東西線と銀座線で渋谷駅へ。到着が遅れて、スタート時刻の10時を15分ほど過ぎて渋谷駅前〔モヤイ像、忠犬ハチ公像など〕をスタート。109交差点を渡って、道玄坂方面へ。前に、ウォーカーが数人。最初のポイント鍋島松檮公園に行く道を、前の二人のウォーカーは戸栗美術館を通らずに間違え、ハトちゃんはマップどおり DSC02430.JPGに、 DSC02424.JPG無事、公園に着きました(10:30)。途中、閑静な住宅街が続きます。緑多き小さな公園内には、湧水池があって、水車も。

次に向かったのが、京王井の頭線沿いに約1km歩いて、駒場東大前駅改札前を通ると、階段下前方に、東大教 養学部正門と安田講堂が見えます。(10:45)。                                   

DSC02433.JPG北口方面の狭い道路を進み、左折すると曲がり角の先に日本民芸館〔1936(昭和11)年開館。日常生活で使われた陶磁器や織物、工芸品など約1万7千点を収蔵。500点を常時展示〕があります。入口の長屋門だけ見学。                                 

 

その裏手にある駒場公園〔区立公園で二番目の面 DSC02437.JPG積。 加賀百万石の当主 旧前田利為公爵駒場邸跡。敷地内に旧前田邸の洋館・和館あり〕東口から入園(10:54)。すぐ左手に和館(1階のみ公開)があります。書院造りで、玄関から奥座敷に続く広間や重厚な床の間、欄間の透し彫りなど、また庭園は見事に池や石、樹木が配置されていて、風情があります。

DSC02452.JPG DSC02444.JPG DSC02441.JPGまた、公園内を散策すると洋館があります。、入館して見学。とくに、1929(昭和4)年に建てられた洋館はチューダー様式を取り入れ、化粧レンガやタイル張りを採用。内部は王朝風に装飾が施され、各部屋に大理石のマントルピースなど、豪華に。天井の高さ、シャンデリア、部屋数の多さや家具・調度品なども目を瞠ります。華々しい  社交の場だったことを窺わせます。20人ほどのグループが館内ガイドに案内されて見学(11:00)

両館あわせて、宅地全体が都有形文化財に指定されています。公園南口を出て来た道を戻ります。

DSC02460.JPG DSC02462.JPG駅反対側の南口には駒場野公園(11:12)。果樹園、雑木林がある緑の多い 公園で、桜が満開に。駒場農学校が設立され、近代農業が行われた場所ということで、ドイツ人教師ケルネル田圃が残っています...。

 

続いて、公園内を抜け、車止めがあり、コースでは真っ直ぐでしたが、道がわ DSC02467.JPGからず右折して遠回り。変だと思って、近くに立っていた守衛さんに聞くと、親切に教えてくれました。立派な建物なので、聞いてみると、「大学入試センター」だと。大学職員時代は全く知らずに、迷ったおかげで新発見!

 

DSC02468.JPG DSC02472.JPGその後は、優秀な生徒が通う「筑波大附属駒場中・高校」の脇を通って、駒場住宅の先の階段を下って、目黒川緑道〔あたりを暗渠化して整備した緑道〕へ(11:30)。せせらぎの両岸には、水生植物や四季折々の花が植えられていて、また浅瀬の水辺には鯉や錦鯉が泳いでいて憩いの場所に持って来い(鯉?)の場所に。

突き当たると、前方に巨大な首都高速の池尻大橋ジャン DSC02476.JPGクション(11:36)。一変に、車の騒音が聞こえて来て、マグドナルド前の山手通りを横断します。

 

DSC02477.JPG真っ直ぐ進むと、目黒川沿いの道を進みます(11:40)。目黒川緑道と違い、普通の一般道で工事中が続き、歩きづらい。常盤橋から5個目の目黒橋で道を右折。桜並木が続き、お花見の時期に来たいですネ。信号一つ目を左折横断して直進すると、正面に菅刈公園〔旧岡藩の屋敷跡で、回遊式の大名庭園の名所。明治初期 DSC02483.JPGに、西郷隆盛の弟、従道が土地を購入し、洋館や書院を建て和洋折衷に。2007(平成9)年に復原した公園として和館を建築。現在、洋館は愛知県犬山市に移築〕の芝生広場と遊具が見えて来ます(11:45)。

園内の和館に入ると、前方に手入れされた回遊式庭園が広がります。公園西側出口付近に、明治天皇行幸記念碑があります。

DSC02487.JPG公園を出て間もなく、裏手にこんもりした丘のある西郷山公園〔同じく西郷従道屋敷跡で「西郷山」の愛称から名づけられた。急斜面の階段は結構、きついが、高台に上がると、都内目黒方面の景色が眺望できる〕へ...(11:50)。汗を拭いて水分補給。

台地横にある「グリーンカフェ西郷山」の前で、 DSC02490.JPGチェックポイント(11:54)。先の旧山手通りに出ると、急にカラフルでオシャレなお店や建物が目に入って来ます(12:00)。横断DSC02502.JPGして右手に進むと、東急代官山駅方面へと。デンマーク大使館の建物・国旗 も。駅前まで進み、八幡通りに入ると、プディックやカフェ&レストランなど落ち着いた街並みが続きます。お昼時で、サラリーマンやOL の姿が目立ちます。

 

渋谷駅方面に向かって直進し続け、JR山手線の上(猿楽橋 )を通って、東急東横線のガード下をくぐると明治通り。多くの通行人と一緒に横断して、少し上ると左手に石の鳥居が...。ゴール金王八幡宮〔1092(寛治6)年、源義家が、後三年役の勝利は河崎DSC02510.JPG土佐守基家(後の渋谷家)の崇拝する八幡神の加護なりと勧請、基家が創建。堀河天皇より「渋谷」という名を賜ったことから「渋谷」になった一説も?重家の子、渋谷金王丸は武勇に勝れ源義朝・頼朝に仕えた。 社殿は1612(慶長17)年の造営〕。境内には、社殿の他に、門、金王丸影堂、金王桜などがあります。また、休憩する椅子も多数あり。ここで、しばし休憩(12:24)。

最後に、渋谷駅まで出て、人ごみを避けながら東京メトロに乗って帰宅しました。

 

全長9キロのコースは、暑さのせいもあり、結構長く感じたのと、道が間違えやすかったのですが、公園、自然あり、歴史と古刹に触れられた、変化に富んだコースで面白くウォークできました。

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このページは、hatochanが2012年9月21日 15:09に書いたブログ記事です。

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