コースは約4.5km;京成幕張駅 京成谷津駅谷津公園自然観察センター読売巨人軍発祥の地記念碑 谷津バラ園(希望者のみ)京成谷津駅
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10月18日、来週24日(水)に予定している千葉健生病院健康友の会「健康ウォーク(谷津干潟一周)とバラ観賞」の下見に行って来ました。
このところ、朝夕ぐっと冷え込み、秋本番。曇っていましたが、だんだん晴れて来ました。
今回は、「谷津干潟一周コース」に挑戦。当日集合は9時に京成幕張駅。電車で2駅移動し京成谷津駅の南口へ。駅前の時計台はからくり時計になっていて、「ドレミの歌♪」 が流れます。
谷津銀座商店街を抜けて、横断歩道を渡ると正面に高いマンション。
案内標識があって、谷津公園・谷津干潟方面へ。
公園内の木々は、台風24号の塩害の影響もあってか、枯れていて落葉が目立ちます。芝生広場では保育園児などが遊んでいました。「習志野名木百選の木」として、「鈴懸け」「スモッグツリー」の樹木もあります。
ハトちゃんはウォーキングサークルや個人でも何度も歩いているコース。健康ウォークでも数年前に幕張から干潟まで歩いたことがあります。
ここが球場跡になっていて、巨人軍の長嶋や王選手をはじめ、有名な選手の手形が並んでいて、1934(昭和9)年の日本野球発祥の地ともいえる場所が、習志野にあることは、市民として誇らしいものです。
バラ園の出入口には、高い椰子の木があり、庭園内の周囲がカーブしているて、球場だったことを物語っています。
また、この地が明治45年~大正時代は、伊藤新田(塩田)の地として栄え、その後、1925(大正15)年に京成電鉄が直営・運営する京成遊園地(改称:谷津遊園)になり、1982(昭和57)年の閉園後は、バラ園のみ残すことになりました。1957(昭和32)年にバラ園として開園、当時東洋一といわれる。その後、一時閉園されましたが、1988(昭和63)年5月に習志野市の都市公園として誕生しました。春と秋バラの季節には、多くのバラ観賞者で賑わいます。
バラ園裏から、谷津干潟(約40ha)周辺遊歩道に到着。船橋ららぽーと方面に進みま す。周回道路には標識があり、自分の歩いた距離がわかります。なお、自転車は乗り入れ禁止になっているので、ランナーに気をつければ安全に歩けます。1周3.5kmで、本日は干潮時で、干潟は泥が一面に見える状態。
うっすらと潮の香りが漂い、歩きながら、広大な干潟を眺めて、すがすがしい感じです。風の向きに寄っては、周囲に悪臭が漂うのですが、夏と違って、あまり感じませんでした。歩くには良いのですが、正直、住むにはきつい。
左回りで干潟(自然生態観察公園)の反対側に出ると、「自然観察センター」に到着。 館内に入ると、巨大なガラスの前面に、干潟の全貌が見えます。早速、備え付けの望遠鏡で、野鳥たちを観察。干潟に来る鳥の模型や写真、資料、そして出版物もたくさんあって、干潟の様子がわかりやすく解説されています。また、学芸員によるビデオ上映があり、詳しく説明を聞くことができます。
「谷津干潟だけが埋め立てられずに残った理由(この土地を大蔵省が所有していて、自然保護のために残した)や、2つ(高瀬川、谷津川)の水路で、東京湾からの水が入り、1日に2回、潮の干満がある」など。
110種類以上の鳥(カモ・サギ・シギ・カモメなど)が多数飛来し、カニやゴカイなどの多くの生き物が生息することから、1993(平成5)年 ラムサール条約に登録されて国際的湿地に認定。
途中、鳥を観察できる展望台・観察所には休日やイベント時は、多く のカメ ラマンで賑わいます。
センターの周囲に広場・庭園があり、ベンチやトイレ、休憩所があります。赤い実のなる木も...。
その後、東京湾からの取水堰を越えて、右側に津田沼高校が見 えて来ます。干潟を見ると、水面から杭が並んで出ていて、コガモが羽根を休めていました。
一周を終えて、バラ園前で自由解散。希望者はバラ園に入園予定。園内の前方は、塩害で枯れた花もありましたが、後方は昨年並みとのこと。色とりどりの花が咲いていて、バラの芳香に、幸せ気分を味わいました。世界各国のバラ800種、7,500株。
参加者が自分も含めて13名と寂しいのですが、高齢者ばかりなのでのんびりと歩いて秋を満喫できればと思います。
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