コースは;太東駅 石田ストアー 玉崎神社太東海水浴場太東漁港津々ヶ浦飯縄寺太東海浜植物群落天神社長者町駅
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5/9(火)は翌日雨の予報なので、急遽、出かけました。
外房線に乗り、「サーフタウン「いすみ」潮騒と古刹巡りハイキング(約12.5km)」へ。スタートの太東駅へは9時10分着。途中から乗った向かい席の夫婦は、駅ハイカードを定期入れに入れて一緒に降車。話しぶりから初めての参加。
ハトちゃんは2年ぶり5回目。コース内容は大幅に変わって、太東駅から海岸をめぐって、長者町駅まで。
早速、駅前通りにある石田ストアーでスタート受付(9:15)。早朝から営業しています。スタートすると、車内で一緒だったご夫婦に会いました。同じ電車の参加は3名のみ。
今回は、腰痛もあって太東埼灯台だけは観たいと。曇っていて日差しが無く歩くのにはラッキー、昨日は30℃にも達する真夏日だったので。県道229号線に 出て、JAの建物を過ぎ後田踏切を渡って進むと、オレンジの外装で新しいパン屋さん「ラ☆パン」が左手にあります。
コースは左折して、田園地帯を進むようになっていましたが、そのまま県道を直 進。途中、道の両脇には水田があり、カエルの鳴き声が聞こえます。
歩道が無いところもあり、車に注意して太東埼灯台をめざします。
約30分歩くと、国道128号線にぶつかり、歩道橋がありました。歩道橋を渡らず車に注意して直進。
すると、左の道が漁港・海水浴場方面、真ん中が灯台、右が飯縄寺大権現の 標識がある分岐点。
灯台まで片道1.1kmの表示。次の電車(太東駅10:42発)の後は、1時間後だったので、灯台見物は断念。結局、古刹 飯縄寺の往復に変更。
細い道に入って、案内どおりに進むと、まず藁葺屋根で鳥が翼を広げたような山門の風格に目を奪われます。藁の敷き詰め方も細かくて趣きがあります(9:50)。大幅にショートカットした小生が一番早く到着。
飯縄(いづな)寺 〔808(大同3)年、 慈覚大師開山。天台宗・明王山無動院飯縄寺。飯縄大権現は、信濃国の飯縄山に対する山岳信仰から生まれた神様。神仏習合の神仏。浮世絵師として有名な葛飾北斎の作品「富嶽三十六景」「神奈川沖浪裏」の波に大きな影響を与え、波を彫っては天下一の 初代伊八の欄間彫刻や、天井画の墨絵「龍」、絵馬、鐘楼など県・市指定文化財が保存されている〕
境内に入り、建造物、池などを見学。本堂入口上部に、二つの天狗の面。
住職の奥様が本堂を開けてくれました。上部に装飾された伊八作の最高傑作『結界欄間』の正面に「天狗と牛若丸」、左右に「波と飛龍」があり、浮き彫りという独特の作風で表現されるダイナミックな波は、押し寄せてきそうなほどの迫力が感じられます。天狗の姿をした神様が沢山奉られています。
社務所に寄って、瓦煎餅1枚としおりのプレゼントをいただき、挨拶して別れました。
その後、山門を左折して棚場水門をまわるコースでしたが、元来た道を引き返します。道端にオレン ジのナガミヒナゲシの雑草がいっぱい。繁殖力が強く、今の時期、どこでも見られます。
途中、太東小学校先の「ラ☆パン」に寄って、明朝の食パンを購入。
後田踏切を渡ってすぐ先を右折すると、タクシー会社があり駅前に出ました。ゴールは10時30分。
駅員さんの姿が見えず、鄙びた駅は田舎の駅。スタート時には気がつかなかったのですが、付近の林からウグイスのさえずりがずーと聞こえて来て、短時間のウォーク(約4.5km)でしたが、癒されました。
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