コースは;秩父鉄道 武州日野駅 矢通反隧道如意輪観音堂陽野峠安谷川木橋昌福寺上田野地区そば畑ちちぶ花見の里札所29番長泉院秩父鉄道 浦山口駅
============================================
昨日に続いて、連チャンウォーク。6/6(土)は、JR東日本高崎支社と秩父鉄道合同の「秩父荒川の里山を歩きちちぶ花見の里へ(11km)」へ。
本日は夏日になりましたが、意外と風があるので爽やか。ハトちゃんは、意を決して、家を6時過ぎに出発。
片道約3時間40分かけて、高崎線まわりで、熊谷駅で秩父鉄道に乗り換えて、スタート駅の「武州日野」駅まで長丁場。熊谷駅からは、急行に乗り換え。秩父鉄道は、運賃が割高ですが、急行券は距離に関係なく200円均一。また、急行列車は座席も広くて、リクライニングができて心地よい旅ができます。
秩父鉄道影森駅で、三峰口行 普通列車を待っている20分は、トイレ が外にあり、改札口を出たり、ベンチでのんびりと景色(武甲山を眺める)を堪能できるほど。時がゆっくりと流れている感じ。
後続の電車に乗り換えて、スタートの武州日野駅へ。降りたのは、ほとんどが駅ハイ参加者(10:11着)。
コースマップ(いつもより簡単な地図で、秩父鉄道のベージュ色紙)と、缶バッチをもらってスタート(10:13)。
ハトちゃんは、スタート開始より1時間15分も遅かったので、本日はゆっくりウォーク。参加者の後に付いて行きます。
線路を渡って、舗装道を進みます。秩父鉄道ハイキングの矢印と、曲がり角には観光標識がしっか りあるので、道は間違えにくくなっています。田んぼもあってカエルの鳴き声や雑木林ではウグイスの声が聞こえる里山の風景が続きます。遠くには秩父の山々が連なります。
まず上り坂をくねくねと上って行くと間もなく、矢通反隧道(すいどう)の中へ(10:22)。足元には水があって、避けながらひん やりとしたトンネルを抜けます。暑かったので、ホッと一息できました。
その後、如意輪観音堂を右手に見て、左側の道へ。東屋の先が 陽野峠で、ここからはゆっくりとした下り道へ。
道端には、作物の横に、青色の鹿除け のネットが張ってありました。
前の男性ウォーカーの後に続いて行くと、案内人が立っていて、『道が滑りやす いので注意してください』 と。標識の「関東の奥入瀬渓谷」に期待感も高まりました。
安谷川の畔は、早い流れと苔むした岩肌も あり、「ミニ奥入瀬」に見えなくもありませんが、見所の流域が短く、だいぶ誇大宣伝の感。
写真を撮りながら進みます。安谷川木橋を渡ります(10:38)。その後、階段を上 がって、林道に出ます。「熊出没注意」の看板にドキッ。
ここから約15分、木漏れ日が降り注ぐ林道(ゆるやかな下り)は、足に心地よく感じます。
やっと、林道を抜けると、昌福寺へ(10:52)。東屋で、休憩している母 子のウォーカーに挨拶。
寺に参拝後、コースマップの道を進むと、子どもを肩車して歩いて いる3人連れに会いました。『頑張ってネ』 と声をかけて、先へと足を運びます。
しばらく歩いて、秩父鉄道の手前の武州中川駅方面へと左折すると、道の両側に「そ ば」の白い花畑が一面に咲き誇っています(上田野地区そば畑)。
駅を過ぎたところで、観光に来ていたオバちゃんに声をかけられ、次のポイントの「ちちぶ花見の里」で昼食のそばを食べに行きたい」とのこと。
ちょうど向かうところだったので、一緒に同行することに。話しながら歩いて行くと、栗の木の花が咲いて異臭が。『何の木』と聞かれたので、話すと初めて栗の花を見たそうです。国道140号線に出て間もなく案内板があって左折して正面に目的地が見えて来ます。
ちちぶ花見の里前には、一面に白いそばの花のじゅ うたん。花の里では、地元の新鮮野菜や土産品、昼食ができるお休み処がありました(11:25)。横の空き地では、高齢者によるペタング〔ボウリングに似た鉄球を投げて得点を競うスポーツ〕も行われていました。湯茶のサービスがあり、小休止して撮影。お休み処からは、山肌が削り取られている武甲山をバックに、 ビューポイントが。
国道に戻って、車に注意して右に曲がって、札所29番長泉院〔よみがえりの一本松が有名〕へ(11:36)。
境内には、あじさいが咲いていて、きれいな石庭もあります。本堂を参拝。
そこから道を下って行くと、浦山川にかかる橋の先に、浦山 ダムが見えました。途中に、橋立川キャンプ場脇を通過。
10分ほど歩くと、秩父鉄道の浦山口駅手前へ。高い位置にある駅へ、上り電車が入線したのが見えました。
駅に向かう近道は、空き家の庭を通って行くのにはビ ックリ。予定の電車は13時07分を予定していたので、だいぶ早くゴールに到着(11:50)。3分前に発車した次は、12時40分と50分待ち。
だいぶ待ち時間があったので、駅前の坂を下って1分。不動尊の前に、冷たい湧き水の蛇口(不動名水と呼ばれている)があって、ちょうど大型のペットボトルを10 本汲みに車で来ていた方に会いました(11:55)。ウォーカーも次々とペットボトルに入れて、お土産に...。
ハトちゃんも飲んでみると、冷たくてミネラルが豊富なおいしさでした。
駅の構内で電車を待っていると、珍しいSL(蒸気機関車)が汽笛を上げて 通過したので、あわててシャッターを押しピンボケ。懐かしい黒煙まみれになりましたが、レトロな雰囲気に。
帰りも、秩父鉄道の普通電車で1時間30分かかって熊谷駅へ出て、湘南新宿ライナーで赤羽駅から秋葉原へ出て帰路に... (幕張本郷駅16:30分着)。さすがに、途中の車内では、何回か眠ってしまいました。
秩父地方でのウォークは、山が多いのでアップダウンは仕方ないのですが、新緑の森林浴や里山を歩いて白い絨毯のそば畑を観られて、やはり遠くまで来た甲斐がありました。
コメントする