前日の雨も上がり、6/13(水)雲り空の下、ハトちゃんは、「JR 駅からハイキング(in 奥多摩)」10kmにチャレンジ。昨年の12/18(日)に続き、「むかしみち」同コースを歩きました。参加ポイントが通常コースの2倍ということもあり、実家の八王子から出発。
平日の青梅線は思っていた以上に空いていて、乗客はリュックを持ったハイカーたちぐらい。御嶽駅での下車が多く、ハトちゃんは終点の「奥多摩」駅へ(9:32着)。
トイレに寄った後、駅前の奥多摩町観光案内所に寄って、会員番号と名前 を1番上に記入。コースマップをもらってスタート(9:34)。なお、このコース概要のブログ http://www3.plala.or.jp/sanpo/okutama.htm がありますのでご参照 くだ さい。約10kmといっても、アップダウンの多い山道コース。2回目なので、だいたい覚えていました。南氷川入口(9:39)に到着。
いきなり山道の急登が続きます。周囲の景色を 眺めている余裕はありません。登り切ると少し平坦な道になります。一汗かいたところで、薄日がさしますが気温は15度くらい。林の中は、ヒンヤリとしていて、地面は湿っているところが多い。水溜りができているところも...。国蝶の「アオムラサキ」が葉にしがみついていた瞬間に遭遇(9:55)。この道は、多摩川に沿っているのと、国道411号線(青梅街道)が側を走っているので、時折、車の音が聞こえます。川に沿って、縫うように歩きます。眼下に国道の弁天橋が見えて来ました。
槐木(さいかちぎ)集落にある休憩所で最初のトイレ 休憩。前後にハイカーの姿は一人も見えず、黙々と歩いて行きます。誰もいないのでマイペース。落石注意の標識と右側の崖には、落石防止用のネットがところどころ出て来ます。清水や滝もコースの途中であちこちに見かけます。また、緑の苔がビッシリの岩肌も趣きがあります。コースには、ところどころ人家があり、あじさいなどの花々も咲いていて、時々、癒してくれます。
途中、桧村のコンクリート階段を下ります。小中沢橋を渡る際、不動の上滝( 落差7m)を観ながら先に進みます(10:15)。ここから、しばらく、歩いて行くと右手石段上に、白髭神社の案内が。石段を登り、神社に参拝(10:25)。石灰岩の大 きい壁にくっつくように社殿が建っています。
その後、弁慶の腕抜き岩や耳神様〔耳の病気を癒すのに祈願〕などを通ります。いろは楓〔樹齢200年の巨木〕が3本ありました。林の合間から、眼下に川の流れや渓谷が時々観えて、足を止めて眺めることも...。
惣岳(そうがく)渓谷では、巨岩が多く観られ、しだくら吊 橋を渡ります(10:55)。続いて、馬の水飲み場、牛頭(ごず)観音や虫歯地蔵〔虫歯を癒すため〕、この辺は、山 奥の街道だったということもあり、病気や家畜、道祖神、不動尊、神社などが道すがら点在しています。日本画家の川合玉堂の歌碑を過ぎて、道所橋の吊り橋を渡り、くねくねと道を進むと、左手に水道局の鉄門が見えて来ました(11:00)。
その先から、また登りの山道に入ります。前から、10人 ほどのグループが降りて来て、結局、ゴールまでに会った人は20人ぐらい。「おはようございます」と、待ちながら挨拶。中山集落手前の山道で、間違えやすいところがあり、そのままなだらかな上りを進み、結局は、集落の先に出てしまい、今回は、浅間(せんげん)神社〔社殿は江戸中期の造営。富士山を木花咲耶姫(このはさくやひめ)と仰いで信仰〕をパス。鉄板橋手前の道に、大木が倒れていて塞いでいましたが、間を縫って通過(11:23)。その後、国道を横切り、落石注意箇所を通って、滝ノリ沢へ。小高い丘の上から、木々の間に小 河内ダムが観えて来ます。少し道を登った上に、青目立不動尊。奥多摩湖を眺望できるビューポイントで休憩(11:30)。不動尊の拝観料100円と書いてあったのは、前回無かったと思います。なぜなら、無意識に拝観してしまったから。
六ッ石山と奥多摩湖の案内板の向きがやはり判り難く、立ち往生。ちょうどパトカーで巡回の警察官に湖までの道を確認して、急斜面の舗装道路を下って行くと、水根出口(11:45)へ。ちょうど湖までの遊歩道の工事作業員に声をかけると、近道を教えてくれて、何と水と緑のふれあい館(11:50)の裏手に出て、奥多摩湖の湖畔へ。
前方に奥多摩湖が...。平日なので、観光客も少ない。数分写真を撮って、水曜のチェックスタンプのある小河内ダム展望塔へ。バス停から500mほど離れていて、やっと着いたのにまた歩くことに。
奥多摩湖のエメラルドグリーンの 湖面 と小河内ダムを眺めながら付近を散策。軽食と水分補給をして次のバスまでの30分間をゆっくり過ごしました「災い転じて福と為す」で、前回観なかった小河内ダムを上からダム下を覗くスポット や、奥多摩湖を半周の観光もできて満足(11:58)。12時19分発のバスで駅まで戻りました。バスは山間の道を、トンネルやくねくねした道を通って、駅まで15分ほど。
JR青梅線「奥多摩」駅に到着し、受付の観光案内所でチェック。
名簿を見ると、本日は、ハトちゃんのみ。今回もハイペースで、通常3時間50分のコースを2時間30分〔前回は2時間20分〕で踏破。 そうは言っても、急なアップダウンがあり、ちょっと疲れました。
電車の接続が良くて、青梅行(12:42)で、青梅特快に接続。御茶ノ水ですぐ千葉行に乗れたため、15時30分前に自宅に着きました。もちろん、途中の電車内ではスヤスヤと居眠り。心地良い眠りの時間に。最近、ウォーキングを続けている成果が出て、結構、歩けるようになり、自信が付きました。また、少しずつでも、妻と一緒に山歩きをしたいという思いに駆られました。
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