「JR ウォーク」で 花とレンガの街 深谷へ(4回目)

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コースは約9.5km深谷駅右 市民サービスセンタースタート 旧深谷常夜燈(東)右福川鉄橋右備前渠鉄橋右煉瓦資料館右ホフマン輪窯右福川鉄橋右深谷城址公園右深谷駅 ゴール 

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深谷というと、中山道の宿場町で、野菜の王国「深谷ねぎ」と、花の王国「ガーデンシティー」で有名

  

5月4日(金)、快晴に恵まれ、ハトちゃんは、深谷(埼玉)「花とレンガの街 深谷めぐり」に出かけました。幕張本郷駅(7:41発)で上野まで出て、高崎線(8:35発快速アーバン)に乗って、1時間半弱で籠原の次駅、深谷に降りました(9:47着)。

駅のホームから、近代経済の父といわれる「渋沢栄一生誕の地」の横断幕とレンガ造りの駅舎が見えます。

赤レンガの駅舎は、東京駅丸の内駅舎をモチーフに大正時代に作られました。「ミニ東京駅」とも呼ばれています。日本初の機械方式による煉瓦工場、日本煉瓦製造会社がこの地に設立され、創設者は深谷市血洗島出身の実業家・渋沢栄一翁(1840-1931) です。

 

駅構内の市民サービスセンターで受付。 180504 (4).JPG 180504 (3).JPG

駅北口ロータリーには「ふっかちゃん」(ゆるキャラ)のショーウインドーがあり、広場に、渋沢栄一の銅像があります。

本日も一昨日に続き、腰痛のためレンタルサイクルでまわることに。北口大通り徒歩2分のふっかちゃん横丁へ。「フカペダル」と呼ばれ、料金は普通車(ミニベロタイプ)2時間200円。

180504 (6).JPGちょうど10時からの受付で1番でレンタル。若い男性が続いて来ていました。

小さくて乗りづらいかと思いきや、結構、軽くて走りやすい。

 

 

まずは線路に沿って続く遊歩道へ。深谷駅から小山川のほとりにかけて、かつて煉瓦工場への引き 180504 (2).JPG 180504 (10).JPG 180504 (9).JPG込み線が敷かれていました。1975(昭和50)年に廃線。この専用線の距離は約4km程となっていて、現在は遊歩道として整備されています。

この遊歩道は、瓦資料館まで4.2kmと長くて単調! 植え込みがあって、周囲は畑が多く、歩行者と自転車とに区分されている専用道路。ツツジが少しだけ咲いていました。ウォーク・散歩などにはもってこい。途中、遊歩道が切れる交差点で地元の人に道を教えてもらいました。

 

最初のポイントは、旧深谷宿常夜燈〔江戸時代中山道深谷宿の東と西の入 180504 (8).JPG口に、常夜燈が建てられ、旅人の便がはかられた。東端の常夜燈は明治初頭に建立。高さ約4mで中山道中最大の常夜燈。深谷宿の発展を祈願して、天下泰平・国土安民・五穀成就という銘文が刻まれている〕へ。

 

続いて、2kmほど先の福川を渡って、間もなく右手にブリッジパークと呼ばれる公園 180504 (11).JPGがあって、手前に福川鉄橋日本煉瓦専用鉄道が走っていた頃に架けられた鉄橋で鋼板桁橋〕があります。

鉄道の線路があり、ブリッジパーク側に下りると全貌が見えますが、今回は遊歩道から線路の部分を見学。

 

真っ直ぐ続く道をさらに直進。途中、隣接するトイレが数ヵ所。気温が22℃くらいあったので、風が気持良い。歩道を歩いている参加者を抜いたり、折り返して前から来るウォーカーと出会ったり。

 

バイパスの下をくぐるトンネル内には、カラフルな壁画が描かれています 180504 (22).JPG 180504 (19).JPG

そこから約500m先に備前渠鉄橋があります。小川にかかる小さな煉瓦橋。橋台に煉瓦が使用されていて、南側にアーチ橋も架かっています。手前左に細い舗装道があり、帰りはここから深谷城址公園に向かうことになります。

 

遊歩道の終点にあたる県道由良深谷線にぶつかり、すぐ右手に、日本煉瓦資料館(旧事務所)〔富国強兵 のスローガンを掲げる明治政府のもと、1888(明治21)年に操業を開始。製造された煉瓦 180504 (14).JPGは、東京駅や東宮御所(現赤坂迎賓館)などに使用されており、日本の近代化に大きく寄与。しかし、時代とともに煉瓦需要が減少し、安価な外国産煉瓦の市場拡大を原因として、2006(平成18)年約120年の歴史に幕を下ろした。現在は、写真や文書などの貴重な資料を展示〕へ。駅ハイ期間中は無料で特別公開されていました。

 

隣りのホフマン輪窯〔ドイツ人ホフマンが考案した連続焼成の可能な窯で、6号窯は長さ56.5m、幅 180504 (15).JPG20m、高さ3.5mの規模の煉瓦造り。内部に窯は同型18あり、順次工程をまわって 180504 (17).JPG 180504 (18).JPG半月で一周〕へ。こちらも一般公開されていて内部を見学。ヘルメットをかぶって、係員が説明。

 

180504 (21).JPG 180504 (20).JPG

 

ここで折り返して、遊歩道を戻ります。これから輪窯や資料館に向かうウォーカーとすれ違います。

 

福川鉄橋を過ぎて、すぐ右折。福川(水量が少ない)に沿って、しばらく直進。前方右手に茶色い建物で簡単な取水ダムがあります。

180504 (23).JPG 180504 (24).JPG階段があって、えっちらおっちら自転車を押して土手の上へ。舗装道を左折して唐沢川に沿って、深谷駅方面に戻ります。土手沿いに、きれいな花壇がありました。

 

 

右手に市民文化会館が見えて来て、次の橋を渡ると市民文 180504 (26).JPG 180504 (29).JPG化会館が併設する深谷城址公園へ。深谷城は、戦国時代に深谷上杉氏によって作られた平城。江戸時代のはじめに180504 (32).JPG 180504 (28).JPG廃城となるまで、深谷の中心でした。公園の周囲には石垣があり、園内には芝生広場や彫像、遊具などがあり、家族連れが遊んでいました。残念ながら、花フェスタは(28、29日開催)で終了。公園内は静かな雰囲気。

 

180504 (33).JPGぐるっと園内を歩いた後、深谷小学校前を通って右折し進むと、国道17号線の広い道に出ます。交差点前には、「渋沢栄一生誕の地」の看板があり、立派な市役所の建物が見えました。国道を横断して旧中山道沿い右手にある「七ツ梅」の大きな看板に出会います。

 

時刻を見ると、自転車返却の2時間まで30分ほどあったので、近くの旧七ツ梅酒造跡へ立ち寄りました。旧七ツ梅酒造の廃業によって使われなくなっていた酒蔵 180504 (34).JPGがよみがえり、今はノスタルジックなロケ地 に。豆腐屋、カフェ、古書店「円の庭」、映画館深谷シネマ」が集まっていて、看板や建物、土蔵など、レンガ造りの店舗旧商家の建物も見られました。憩いの場・ふれあいの新名所になっています。ミステリーツアーの受付もやっていました。レトロな気分に浸れます。

その先には、藤橋藤三郎商店酒蔵販売と奥に高い煉瓦の煙突

 

180504 (5).JPG大通りに出て、りそな銀行の前にあるふっかちゃん横丁の受付で自転車を返却し御礼の挨拶。

 

駅に着いて時刻を見ると11時35分。小田原行(11:50発)5分遅れの普通電車に間に合いました。

 

数年前まで、「花フェスタとオープンガーデン」が組み合わさっていて、花と緑があふれる企画でした。花好きには堪らないウォークだったのに。来年はぜひ復活させていただければと願うばかりです。

 

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このページは、hatochanが2018年5月 4日 16:57に書いたブログ記事です。

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