先月に続き、ハトちゃんはリフォーム工事立会いのため不参加。山根副長も所用のため行けなくなり、兼子隊長と遠藤副長の駅ハイに。
当日の様子を兼子隊長に依頼、寄稿していただき、ここに掲載いたします。
正規のコースは;日向和田駅紅梅苑 蝋梅の道大聖院吉川英治記念館即清寺岩割りの梅(跡)下山八幡鎌倉の梅(跡)青梅きもの博物館天澤院青梅市梅の公園日向和田駅
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「早春の吉野梅郷~再生中の「青梅・梅の里」とオープン・ガーデン巡り~ 」
3月29日(木)晴れ。駅ハイの日向和田駅には青梅駅乗換えだったが、その青梅駅で遠藤さんとバッタリ。と言っても本数が少ないので、会えるかもと予想していた。10時20分着。駅から5分ほどの和菓子屋「紅梅苑」が受付場所。地図と缶バッチを受け取り、さっそく出発。残念なことは、山根さん、ハトちゃんが不参加だったこと。遠藤、兼子二人だけの駅ハイは何回かあり。
少し歩くと汗が出るような夏の天気だ。Tシャツでも十分。どこか色づいた感じの霞がかかっている。この日は約7.5キロ、見学含めて3時間30分の日向和田駅に戻るコース。駅前には青梅街道が走っていて、多摩川を渡ると同じように国道45号線が走っている。パクリ的に表現すれば、青梅路はすべて山の中である。
川沿いの臘梅の道を進み、西小学校の手前を左折し、大聖院を目指す。遠藤さんが山の様子をずーっと気にしていて、よく観察すると、伐採された杉林一帯に立ちこめている煙は、霞とか靄ではなく花粉だった。山火事の煙のように舞い上がっている。写真を撮って置けばよかったのだが、後悔先に立たず。
ここで一句。
『青梅路を覆い尽くして杉花粉』
青梅も桜は満開で、大きな一本桜もあって見事だ。連翹や雪柳、コブシやツツジなどの春の花も綺麗に咲いている。大聖院を抜けて、少し歩くと吉川英治記念館がある。入
館料500円のところ、駅ハイ割引で400円に。吉川英治が戦争中から戦後にかけて住んでいた所で、広く立派な屋敷だ。吉川英治は引っ越し魔で、生涯30回も転居したとか。その中で青梅は約10年と一番長い。ここで大作の「新平家物語」が書かれ、その洋風の書斎が展示されている。
その記念館で一句。
『諸行無常の平家桜満開』
ここからは、即清寺などのオープン・ガーデンがつづき、青梅市梅の公園から駅にもどるコースと
なっていたが、地図の位置を読み誤り、今回も迷走することになった。地図上はカーブミラーが多くあって、確認のポイントにもなっていたが、そのミラーの位置がうまく特定できなかった。他の参加者も迷っていたようなので、多分地図の問題とも考えられたが、それは言い訳か?
そこで国道45号線にとりあえず出て、梅郷4丁目の信号を探した。梅郷3丁目の信号はすぐ見つけたが、青梅駅方向に歩き出したのが失敗。そこで諦めて稲荷神社前から青梅駅行の都バスに乗る。おかげで日向和田駅13時予定が、青梅駅に13時 前に到着。歩数計は1万5千歩である。
昼食は温泉でということで電車に乗る。当初、拝島駅の温泉を考えたが、遠藤さんが河辺駅を提案し、駅前にある「天空の温泉」に変更。駅ハイで2、3回は来たことあり。屋上の露天風呂に入る。食事処の窓からは満開の桜が霞んで見えたが、ここでも花粉の影響か。遠藤さんのパンフレットで4月の駅ハイを決めて、この日の駅ハイは終了した。
最期に一句。
『空爆を逃れても追う山桜』
お疲れ様でした。
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