9日(金)は6時に起床。梅雨の合間で曇り空。途中から日ざしが出て来ましたが、暑くもないウォーク日和。「中山道桶川宿とべに花観賞ハイキング(約8km)」に行って来ました。
桶川は、古くは中山道の宿場町として栄え、特に優良なべに花の郷として知られ、全国から多くの商人が集まりました。べに花まつりも今年で22回を迎えました。
コースは約8km;桶川駅中山道宿場館 浄念寺武村旅館木戸跡(下)島村家土蔵矢部家住宅稲荷神社山伏寺本学院べに花ふるさと館勤労福祉会館大雲寺中山道宿場館 桶川駅
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上野駅から高崎線(8:18発)に乗って、桶川駅へ(8:58着)。 スタートの中山道 宿場館(観光協会)は、東口から直進して中山道を左折し、徒歩5分ぐらい。桶川市の宿場情報や市内の史跡・観光情報の案内、中山道に関する情報などを提供しています。
受付を済ませると、コースマップは昨年とほぼ同じ。「べに花の 郷」といわれる桶川。受付の方から「今年は天候不順により生育が不全で、来週後半から見頃になる」とのこと。
最初に中山道沿いを上尾方面に歩いて、駅前通りを過ぎた浄念寺〔浄土宗:1701(元禄14)年に再建された桶川宿最古の
建造物でもある「朱塗りの仁王門」が有名〕へ。コースの要所には、小さめのオケちゃん(マスコット)入りの矢印案内があったので、道に迷うことはほとんどありません。
その先の信号角に木戸跡(下)の標識がコンクリート空地の前に立っています。
Uターンして反対側を進むと駅前通りを越えると、案
内板があり、島村ビルの奥に入ったところに島村家土蔵〔1836(天保7)年の建築と伝えられ、桁行6間、梁間3間の総3階建てで市内に現存する最古の建造物で国登録有形文化財〕があり、資料代100円で中を公開、説明してくれますが本日は定休日で外観のみ。
向かい側にあるのが、江戸末期頃に旅籠として建てられた小林家住宅。
その傍に、桶川本陣遺構の説明がある案内板がありました〔※本陣は、江戸
時代参勤交代の際、大名が使用するために設置された宿泊所〕。埼玉県内の中山道筋では、現在に残る唯一の本陣遺構です。敷地内へは途中までは入れますが、奥は公開されておらず、撮影禁止。
島村家土蔵と矢部家住宅と桶川本陣遺構は外観のみ。
「大盤石」は力石の中で特別に大きな石のことを指します。大盤石は全国でも4ヵ所しかないといわれ、稲荷神社の重量は610㎏あり、重量は日本一といわれています。
マップでは、歩道橋が3ヵ所もあり、昇降を避けて平坦な道を...。電波塔だと思って近くまで行って見ると目印にしていたのは高圧線塔。向かい側に、茶色の電波塔があり、良かった!次に、今回初めて訪れた山伏寺本学院へ
〔有名な節分会、採燈大護摩供が行われている〕。山門前に山伏の修行中の写真が飾られていました。
続いて、坂田保育所を左側に見て直進し、県道12号(川越栗橋)線の坂田交番前まで。交通量が増えて、大型ダンプも多く走っています。
長屋門をくぐると、正面の母屋には、うどん処。古民家を修復したべに花ふるさと館では、べに花まつり、陶器市など季節によって色々なイベントが開催されていて、古民家の見学ができます
。土産店では植木や山吹色のべに花を販売していました。事務所横のトイレを借用。
べに花は販売用だけで、満開にはまだでした。
ふるさと館で折り返し。桶川駅方面に戻ります。坂田交番前から県道川越栗橋線を直進し、国道17号線を横断してさらに直進。途中、朝日新聞店前を左折。
稲荷神社前の稲荷通りに入ると、これからコースをまわるウォーカーに出会いました。右折して最後のポイント、中山道に面している大雲寺〔曹洞宗;1557
(弘治3)年、清越の開山と伝えられている。桶川宿の
上方(京側)にあり、上の寺とも呼ばれていて、本陣当主である府川家の墓がある〕へ。
ゴールは、すぐ先の中山道宿場館〔観光案内所&休憩所〕でゴール。切り絵の絵はがきをプレゼントされました。ハトちゃんが本日の一番だそうです。
帰りは桶川駅から高崎線上野東京ライン普通 熱海行(10:58発)に乗って、最寄り駅(幕張本郷)へ12:36着と早めの帰宅となりました。
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