オジン隊 「JR ウォーク」で 世界文化遺産の烏山「山あげ祭」へ

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コースは;烏山駅 スタート 菓子工房シマダヤ右天性寺右御菓子司ひらさわ右八雲神社右寿亀山神社右白木屋右えちごや丸山菓子店右和菓子処美与志堂右あきもと洋菓子店右市民カフェ35番館右烏山和紙会館右島崎酒造右山あげ会館右烏山駅 ゴール 

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オジン隊は7月21日(金)、遠路はるばる宇都宮方面烏山駅まで出かけることに...。というのも、本日から3日間、ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財で、日本最大級の移動式野外劇「山あげ祭」がどんなものか観たかったので。昨夏、ハトちゃんは一人で 170721 (34).JPG 170721 (1).JPG出かけて感動したので、メンバーに推薦。

先輩たちは宇都宮まで新幹線。小生は「青春18切符」を利用して普通列車のみ。最寄り駅の幕張本郷駅から3時間50分かかりました。宇都宮駅ホームで一緒になり、単線2両は山奥の町、烏山駅へ。烏山遠藤副長のお母さんの実家があって那珂川などで遊んだそうです。

 

初日の平日というのに乗客はいっぱい。コース那須烏山市街の「烏山のウマイとこ取り「山あげ祭」と名物めぐり~(約6.5km)」。

長時間の乗車でお尻が痛くなりましたが、無事に烏山駅に到着。駅長をはじめ大勢の人々が歓迎。小さい駅前はほとんど観光客。休日だとごった返しになるほど。人力車(500円;駅⇔山あげ会館)も出ていました。天候は8月の長雨が想像できない真夏の暑さで、かなり蒸し暑い。

 

駅前でスタート手続き後、マップを見て雑談しながら駅前通りから国道294号線へ。左折して天性寺へ向かいました。途中、今回のお菓子屋さんスタンプラリー最初の店、菓子工房シマダヤへ。やはり烏のスタンプを押印。

店を出て右折。ゆるやかな坂の先に急な石段があり、看板がかか 170721 (4).JPG 170721 (3).JPGっていて、石段を上ると天性寺〔1199(正治元)年、那須与一宗隆の法号曹源院を院号に創建〕の本堂。隊長の先導で、那須家を墓参。他にも織田信長公位牌 170721 (6).JPG 170721 (5).JPGなど、烏山城主関連の文化財が残っています。市街地も眺望できました。

 

 

続いて、八雲神社へと向かいました。車の往来が少ない一直線の道の途中に御菓子司ひらさわがありました。出会ったおじさんウォーカーから、何か買わないとスタンプがもらえないと聞いて、義理堅い山根副長を除いてパス。

神社〔1560(永禄3)年烏山城主那須資胤が疫病消除などを祈願し 170721 (9).JPG 170721 (8).JPGて勧請〕の祭礼余興が、昨年ユネスコ無形文化遺産に登録されました。ちょうど、昨年神社前で、小生は運よく見物することができました。階段を上がったところに本殿があり、参拝のみ。

 

帰りの電車の関係で、寿亀山神社〔烏山城三の丸にあって、裏山に烏山城跡が広がっている〕、白木屋方面には向かわずに、先に山あげ祭450余年の伝統・日本一の移動式野外劇〕を観劇するために、ちょうど行 170721 (10).JPG 170721 (15).JPGわれている時間帯の泉町自治会館前へ。神社前の通りを進み左折。途中、自治会館や町のあちらこちらで、町名の書かれた法被を着た町衆たちが準備・飲食する姿に出くわしました。山車を引く姿にも遭遇。

 

山あげ行事は、地元産の和紙を竹の骨組みに貼り合わせた舞台を背景に、野外で歌舞伎舞踊が披露されます。舞台背景は「」と呼ばれ、行事は450年以上前に始まったとされ、当初は地元の八雲神社の奉納余興として相撲などが行われていましたが、江戸末期に豪華絢爛(けんらん)な現在のような野外劇になったそうです。 

しかし、残念なことにこの場所での祭は終了。仕方なく、12時半から始まる日野町自治会館へと、汗が流れる中、移動しました。

 

その後、県道10号線を戻って、八雲神社前の通りを左折して直進。途中 170721 (11).JPGえちごや丸山菓子店和菓子処美与志堂で押印。これらの店や松月下模擬店では冷たい麦茶やカルピスのサービスコーナー。冷たい飲み物で汗がだいぶ引きました。

170721 (16).JPG 

自治会館へ行く途中には、山あげ大橋の長い橋脚も見られました。

 

 

会館前には大勢の観光客がカメラなどを持つ人並みで道をふさいでいました。外国人も多数。舞台正面の座席は有料でしたが、ほとんど立ち見客。 170721 (17).JPG 170721 (18).JPG

ところが、開始10分経っても一向に開演しません。アナウンスも無く、観光客は炎天下で待つのみ。やっと、演目の説明。英語の説明者はだいぶテンションを上げていました。その後、沈黙。オジン隊も辛抱して待ちましたが、30分経ってもダメ。関係者の話では「山の準備に時間がかかった」そうです。

160723 (9).JPG160723 (11).JPGの写真は、昨年のもの。芸題は将門で、山あげ三体と演者の雄姿。

隊長の判断で、今回は「山あげ観劇を断念。せっかく、大勢の人が期待して、開始時間が決まっているのに。ユネスコ無形文化遺産の名前が泣きますネ。

 

 

帰りにあきもと洋菓子店を見つけてスタンプ4個をゲット。ゴール170721 (21).JPG和紙のひとこと箋をいただきました。烏山和紙会館まで歩いて5分ほど。入館は無料で、和紙の製造コーナーやきれいな和紙の作品を販売していました。

 

直進し、二つ目の大きな四つ角前の左側にある地酒の蔵元 島崎酒造へ。烏山唯一の蔵元で銘酒東力士が有名。酒造では冷たい 170721 (24).JPG 170721 (25).JPG仕込み水の振る舞いがあり、早速、喉を潤しました。また、利き酒コーナーもあって、先輩たちは試飲。帰りに銘酒を買いました。

 

最後のポイントは、山あ 170721 (28).JPGげ会館前広場へ。さすがにメイン会場なので多くの観光客や観光バス、人力車の姿、ふるさと物産コーナーも見受けられ、活気に満ちていました。隣接 170721 (30).JPG 170721 (31).JPG商工会館では、烏山燦陶会展が開かれ見事な陶芸品が陳列されていました。

 

ゴール烏山駅に13時半過ぎに戻ると、14時00分始発の電車が止まっていて、昼食なしで乗り込みました。2両編成ですが、臨時に1両連結し数分遅れて発車。

宇都宮駅先輩たちと別れて、名物の焼餃子ダブル弁当を車中で頬張りながら帰りはグッスリ。3人は宇都宮駅でタクシーの運転手さんの推奨で、日帰り温泉ベルさくらの湯」に入って帰りました。

山あげ祭を観賞できなかったのは残念でしたが、夏休み前の駅ハイを無事に終えました。

 

次回は9月7日葛飾柴又で元気に会いましょう!

 

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このページは、hatochanが2017年9月 2日 05:58に書いたブログ記事です。

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