冬晴れの下、1月19日、ハトちゃんは「昭和の名建築・浪漫が残る風景めぐり(10.5km)」に行って来ました。
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〔コース〕
スタート 御茶ノ水駅東京都水道歴史館 ニコライ堂(東京復活大聖堂)明治大学博物館京都 便利堂太田姫稲荷神社神田須田町木造名建築東京駅丸の内駅舎福徳神社丸石ビルディング柳森神社マーチエキュート神田万世橋御茶ノ水駅
本日は安い運賃の東京メトロ丸の内線で御茶ノ水駅へ。順天堂大学病院の前を横切って、スタート地点の「東京都水道歴史館」へ。9時30分スタートで10分前に到着。十数人が並びました。
入館・手続き後、ペットボトル「東京水」1本をもらい、ビンゴスタンプ押印してスタート。
4回目の来訪ですが、見学者とともに館内を見学。入館は無料。館内には、江戸、東京の生活に欠かせない水道の歴史のパネル、模型、貴重な資料が展示・紹介されていて、近代水道に至る水道の歴史を学べます。
コースは、水道歴史館から御茶ノ水聖橋を渡って学生街から神田古書街を経て東京駅から御茶ノ水駅へ戻って来ます。
「御茶ノ水」の地名由来は1596~1615年(慶長年間)に、神田山の麓の高林寺の庭に湧き水があり、2代将軍徳川秀忠に献上すると、「大変良い水」と褒められて以来、この水を献上し続けて、「お茶の水」と呼ばれるようになったそうです。
最初のポイントは本郷通りを御茶ノ水駅方面に戻って 行くと、右手に東京医科歯科大、左手に湯島会館が見えて、その先の神田明神〔730(天平2)年創建。東京の中心部108町会の総氏神で、2年に一度行われる神田祭は、別名天下祭といわれる〕へ。建造物の外装は新しく、境内も広い。近くの湯島聖堂と同じく合格祈願の絵馬が多くぶら下がっています。アニメ「ラブライブ」の聖地。
ついでに聖橋手前の湯島聖堂〔儒学者・林 羅山の廟殿と家塾を、徳川五代将軍綱吉が儒学の振興を図るため、1690(元禄3)年、湯島の地に聖堂を創建して、この地に移す。その後、およそ100年を 経た1797(寛政9)年、幕府直轄として、世に名高い「昌平坂学問所(通称『昌平校』)」を開設され、多くの学者を輩出〕にも立ち寄りました。大成殿(本来は孔子廟)のみ見学。孔子像の高さは、世界最大。
聖橋を渡って、御茶ノ水駅前聖橋口からすぐのところの「ニコライ堂(東京復活大聖堂)」へ。正教会の教会で、屋根が丸くなった大聖堂。ビサン チン・リバイバル様式の建物で、電車の車窓からも観える、この地の象徴的建造物。外観のみ。
学生やサラリーマンが多く行き交う大学が集中する学生街へ。明 治大学博物館 は、アカデミーコモン地下1階にあり、商品・刑事・考古部門からなる大学の付属博物館。今回はオリジナルポストカードセットをもらいました。大学の施設が多く立ち並んでいるので、学生さんに聞いてやっとたどり着けました。
その後、神田神保町へと向かいます。靖国通りにぶつかり横断すると、懐かしい学 生時代を思い出す神田古書街。相変わらず、古書や専門書を探す人たちで賑わっていました。
その後、大手の出版社 岩波書店アネックス2階にある「京都 便利堂」のショップをちら見。全国の博物館・美術館の名品の複製ハガキなどが陳列されています。
すずらん通りを駿河台下まで歩きます。飲食店や中国物産展、書店が並んでいます。
左折して御茶ノ水駅方面へ少し戻って明治大学紫紺館を右折すると間もなく、左手角に太田姫稲荷神社。境内は狭い。
マップでは、ジグザグにコースを進みますが、わかりやすい靖国通りを秋葉原方面へと。
淡路町の先の歩道橋近くを左折して細い通りを入って行くと、神田須田町木造名建築の建物が数軒並んでいます。手前から、鶏すき焼きの「ぼた ん」、あんこう鍋の「いせ源」、甘味の「竹むら」、そばの「神田まつや」など。昭和の浪漫を感じる老舗が多く残っています。
コースは東京駅丸の内駅舎福徳神社丸石ビルディング柳森神社マーチエキュート神田万世橋御茶ノ水駅 となっていましたが、ショート カットして、マーチエキュート神田万世橋から、最寄りの秋葉原駅でゴールすることに。
万世橋をめざして、歩いて行きます。停車場跡の赤レンガ下に新しく商業施設マーチエキュート神田万世橋が2013年9月オープン。赤レンガ造りの高架内部には、趣味・嗜好性の高いショップやカフェが並んでいるのを万世橋から眺められます。
万世橋を渡って、中央通りを進むと、右手にJR秋葉原駅。電気 街も最近ではアニメの聖地、コスプレなどのメッカになっていてオタクの人たちや中国人と見られる外国人が多くいて、商品を買ったり、ウインドーショッピングを楽しんでいたり。
帰りも運賃を安くあげるために、東京メトロを利用することに。
電気街付近を探しましたがわからず、近くのパチンコ店前にいた女性コンパニオンに道を尋ねて、昭和口前まで迂回。コンパニオンは、今話題の米倉涼子似の背が高い美人で印象に残りました。
最後は、東京メトロ日比谷線で秋葉原から茅場町→東京メトロ東西線で西船橋経由で帰宅。
結局、歩行距離は約半分の5kmで終了。
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