コースは;中之条駅ふるさと交流センターつむじ(観光商工課) つむじ足湯歴史と民俗の博物館ミュゼ中田木材稲荷石稲荷神社林昌寺小渕恵三像(ツインプラザ前)ツインプラザ伊勢宮中之条駅
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昨年12月にオジン隊で、1泊で中之条の駅ハイに参加(ただし、ハトちゃんは叔父の会葬になってしまい不参加)。内容は2015年12月アーカイブを参照してください。
吾妻線に乗るのは初めて。途中の渋川には7月6日(水)「咲き誇るアジサイと渋川まちなか名所めぐり」に来て、今回は普通電車では最長。
9/6(火)快晴。最寄りの幕張本郷駅(5:40発)から青春18切符の5回目(最終)を利用。渋川の先まで遠出(乗車時間片道4時間)して、高崎線、吾妻線に乗りました。吾妻線は本数が少なく、次は約2時間待ち。
今どきドアを手で開けての乗降は、関東では珍しい。田園地帯を抜けて、トンネルを抜けて山並みが迫って来ます。途中、温泉の地名が付く駅も通過。
高崎から1時間で中之条駅へ(9:39着)。
今回の中之条(群馬)駅ハイは「真田ゆかりの路地裏散歩(約4km)」。
駅へ降りると、緑のユニフォームの観光ボランティアの方が、スタートのふるさと交流センターつむじまでの略図(徒歩700m)で教えてくれました。
駅前通りを直進して、国道353号線を左折。途中に町田家住宅〔江戸時代末期に建てられた建物で、役宅兼住宅の役割を担った歴史的な屋敷構え。町屈指の旧家で、代々名主を務め、文化年間(1804~17年)には大総代として村役人の代表を務めている〕を見つけて足を止めました。
県道脇には、六文銭と真田街道の赤い幟が並んでいます。間もなく、Y字路に出て伊勢町上の信号を右に行くと、急な上り坂「かねんての坂」を進んで行くと、右手にドーム型の屋根が見える建物が...。
館内に入って駅ハイの手続き。本日初の参加者で、機械をセット。受付の女性から、コースの説明と「暑いので気をつけてください」と 。それに、次のポイント歴史と民俗の博物館ミュゼの入館料・コーヒー・音声ガイドの割引券をいただきました。
ちょうど、車椅子のお年寄りたちのグループが、隣接の足湯で足を浸けてリラッ クス。観光案内・チラシ、土産品や野菜などの販売、食事処など。他にも、ワークショップの開催やアートの展示なども行われ、文化や芸術に気軽に触れることができます。
来た道のすぐ左手奥に、歴史と民俗の博物館ミュゼ。ちょうど、「真田氏と戦国時代の吾妻」展を開催中。建物は、1885(明治18)年に開校 された旧吾妻第三小学校の校舎で、県重要文化財に指定されています。1982(昭和57)年に資料館として開館。
館内には中之条町を中心とした資料およそ6,000点余が、2階から原始・古代・中世・近世資料の順で展示され、1階では展示室別に、明治・大正・昭和資料、温泉資料、民俗資料などが飾られています。
続いて、博物館を出て県道を横切って、細い博物館通りを下ります。突き当たりに裁判所があって左折。法務局までの建物を確認して、スーと歩いて行くと、朝来たY字路手前に。あわてて引き返して中田木材の倉庫の壁に描かれている「向かい合わせの犬」を見つけて、一安心。
その先の左手の道を回り込むと稲荷岩稲荷神社。かなり狭くて小さいので見落としがち。社屋内に真田十勇士の絵が祀られていました。
次に、Y字路を渡って、舗装道を川にかかる橋を渡って進むと、道の両脇に人家がありますが、お寺の位置がわかりません。墓地の前で会った、おじいさんに聞くと「寺はだいぶ先にあるけれど、墓地内を行けば本堂だから」と、近道を教えてもらい、墓地の中を通って時間を節約。
林昌寺〔南北朝時代に、僧の長馨(ちょうどん)が創建。戦国時代に真田幸隆の弟、矢沢薩摩守頼綱によって再建され、沼田真田氏の保護下に寺勢を伸ばした。
境内の観音堂と鐘楼の間にある、しだれ桜の古木(目通り3.8m、樹高16m)が有名〕
山門が古風で趣きがあり、寺紋は六文銭で、真田氏ゆかりの寺を参拝。
続いて、山門を出て左折しゆるやかな坂を上って、中之条小学校の校庭横を通ると、前方に階段上 にツインプラザ〔様々な文化活動に対応した交流拠点としての学習センターと図書 館を併設した生涯学習施設〕の建物が見えて来ました。左側に、小渕恵三元総理の手を上げた銅像が立っています。小渕氏は中之条出身で「おらが町の総理大臣」と町の超有名人。
ツインプラザの横を抜けて、県道へ。ただし、歩行者用道路は無くて、白線のみで車に注意。
ゆたか薬局本社前を左折すると、鳥居が見えて、森の中に急な石段が長く続い ています。伊勢宮へ意を決して上を見ずに足元だけ見て上りまし た。丘の平らな場所の社殿は閉まっていて、意外と小さくて期待はずれ。帰りはさらに注意して下りました。
その後、ゆたか薬局とメリヤス工場との間の道を直進すると国道353号線に出ました。昼食用のコンビニを探すため県道を直進。駅前通りとの交差点にJAがあったのみ。仕方がないので、パンを購入。これが「瓢箪から駒」。天然酵母のパンで美味でした。
駅前通りの紙・文房具店では、「百円コーナーでお気に入を見付けて下さい」とおもしろい掲示。
中之条駅前の自動販売機には、観光などの写真が貼り付けてあって目に止まりまし た。また駅の外には、花鉢が並べられていて「花と湯の町 なかのじょう」を象徴していました。
今回は4kmということもあって、11時には駅構内へ。冷房が効いた待合室で、特急を見送り。上野まで特急が走っていることにビックリ。ただし、平日で乗客の姿は見えず。
その後、15分して普通電車(中之条11:40発)で新前橋から熱海行きで上野まで。予定した電車に乗れたので、15時半過ぎに家に着きました。途中の車中でも寝ましたが、夕食後、早めに就寝。やはり、往復8時間の座っての旅は限界ですネ。
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