コースは;相模原駅 尾根緑道都立小山内裏公園鑓水公園小泉家屋敷八王子市絹の道資料館諏訪神社山王山日枝神社境川沿いの道牛久保家の長屋門橋本神明大神宮橋本駅
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10月29日(木)、オジン隊は「JR 駅からハイキング」で「旧戦車道路の緑道と絹の道史跡めぐり(約13km)」に参加。
小生は、前夜、西八王子の実家に泊まって約30分で、集合の横浜線相模原駅に到着。今回、メン バーは集合時刻の5分前に揃いました。受付が改札口の外にあるとばかり思っていましたが、何と改札通用口で受付。それも名簿に記入することに。乗客が通るので、何とも落ち着かず、邪魔になるかなと、別の心配も...。
メンバー全員、受付を特設した方が良いと感じました。駅員さんも日常業務があるのに、煩雑だと思います。地方で参加者は多くないのかな?
天候は曇っていて気温が低く、肌寒い感じ。まずスタートして北口へ出ますが、矢印がロータリー側に。横断歩道がある関係でしょうが、ハトちゃんの勘で左側に降りて、少し近道。
左に横浜線の線路、左に米軍の相模総合補給廠の塀に沿って、歩いて行きます。塀の途中には、ブ ロック(ところどころ中が見える)の上に鉄条網が張られていて、和洋折衷の様相。網の間から、広い敷地内の滑走路、建物や広場、車両、遊具施設などが見えます。
ここまでの各人の交通経路の話からおしゃべり。和気藹々と話しながら、相模原住宅公園(モデルハウス展示場)前を右に曲がって、さらに補給廠の塀に沿って全部で1kmほど歩いて行きます。なお、警備員に写真許可をもらい、敷地内は撮影ができました。
上空に軽飛行機が飛んで来ました。曲がり角では、広い敷地内が一望できて 『こんなに広い土地があるのは、もったいない』 とメンバーの声。
ここで、後から来た青年ウォーカーに抜かれました。
「マイナンバー制度」ができて、『これからどのように国や地方自治体に利用されるのか』『複数銀行のチェックによる税徴収が厳しくなる』といったところから、逆に『社保庁や年金機構「年金」情報管理のいい加減さがあって、どれだけ信用できるのか?』 や、個人情報の流出や詐欺などに言及しました。
その後、中年の男性ウォーカーについて行きます。途中、境川の小山橋を渡って、新しくできたと思われる道路に沿うように手前のゆるやかな上り坂を、兼子隊長を先頭に歩いて行きます。「トイザラス」の手前を右折。「トイザラス(おもちゃ販売など)」が、メンバーの住んでいる地域にも展開している話題に。
ポツンポツンと駅ハイウォーカーと出会います。横断歩道を渡って、南多摩斎場西の信号を横断して直進。
小山長池トンネルの手前の急な石段を上ります。着いた場所は平らになっていて、相模原市街地が一望できます。そこから、旧戦車道路の緑道〔屋根緑道〕が続いています。
左に曲がって歩いて行くと、散歩をしている人や走っているランナーにも出会い、両側は木立に覆われていて、鳥の鳴き声も聞こえて来る自然豊かな遊歩道。全長は約6.5kmにもなるそうです。
日差しが少し出て来て、樹々の間からそそぐ木漏れ日が眩しい。森林浴ができて、遊歩道をひたすら歩きます。
途中から、小山内裏公園へと続いています。「おやまだいり」公園という読みを、小生は「おさないうら」公園と呼んでいて、案内板の表記で間違いだとわかりました(笑)。
コースマップには、公園内の拡大図で曲がる箇所が書かれていましたが、何となく行き過ぎてしまい、途中で全員が『何かおかしい』 と。
コースに厳しい遠藤副長も気づかず、そういえば、前のウォーカーが看板のところを右折したことを思い出しました。
打ち合わせ後、そのまま遊歩道を真っ直ぐ進んで迂回することに決定。結局、戦車 道路の出入口の終点まで歩き続けることに。前方にカラフルな高い塔〔鑓水小前給水所〕が見えて来て、ラッキーと。
そのまま下って広い道路を右折。目標の鑓水中学校までの道を近くにいたガードマンや工事作業員に聞くも地元民でなくわからず、やっと1人のガードマンに教えてもらい、坂を下って、若葉の丘保育園横に出ました。
鑓水公園で、コースに戻りましたが、この先のコースを協議。兼子隊長の考えで『迂回した分を取り戻すため、絹の道資料館方面をカットして帳尻合わせする』 ことになりました。
マップには道が省略されて載っていませんでしたが、多摩美術大へ向かうことに。中学校を越えて、広い道路をを左折。その先のバス停に は、水甫緑地、水甫団地入口という表記。真っ直ぐ歩いて行きました。コースは違うのに、朝抜かれた青年ウォーカーが前を歩いていました。
途中の交差点も直進。あとでグーグル地図で確認すると、多摩美術大行きのバスは右折して大学へ、と出ていました。
しかし、間違えたおかげで、トンネルを抜けて八王子の南大沢団地の高層マンション 前に出ました。『売り出し価格はどのくらいの値段なのか』から『バブル期のマンション高騰価格との比較』『一大ベッドタウンの多摩ニュータウンの過疎化問題』 などの話題に。
風景が似ていたので、小生が『トンネルを抜けると、法政だった』 というジョークに一同大受け。
そのまま進むと、何と「小山ヶ丘小学校前」へ出てしまってコースの先に。予想以上に距離を稼いで、みんなでキョトン。
小学校西の交差点まで戻って、やっとコースに復帰。階段を下りて、見晴らしの良い三ツ目山公園を下りて住宅街の間を抜けると、左手奥に山王山公園があって、鳥 居の先に山王山日枝神社が見えましたが立ち寄らず、先を急ぐことに。
その後、久保ヶ谷戸の交差点を直進すると、境川の寿橋に。橋 を渡って、川沿いの道を進みます。途中に鴨が泳いでいたり、 ヤマガラの姿を見かけたり。また、「チカンにご注意」の看板を見て、隊長が「カンチガイに注意」のダジャレ(大笑)。
結構、ジグザグになっている道を進んで、やっと横町橋を渡ります。相原の交差点で国道16号線に出て、こんなところにも16号が通っているという話題に。
途中、道の反対側の牛久保家の長屋門〔近世末の建築と推定され、桁行9.5間 (約17.1m)、梁行2.5間(約4.5m)の堂々たる構えで、現存する相模原市内の長屋門としては規模の大きなもの〕を外観のみ。
香福寺交差点でビックリ。マップの写真と同じ場所にバイクが1台。マップはだいぶ前に作られて印刷済みで、動力車が同じ場所にあることが不思議な感じ。
最後のポイントは、橋本駅近くの横浜線沿いの橋本神明大神宮〔1569(永禄1 2)年に創建。橋本の天神社や大鳥神社も境内に祀ってある〕へ。拝殿までの参道は長く、境内は広い。拝殿前の狛犬が子狛犬を踏んでいる姿が特徴的。記念写真は、後の俵 万智(歌集『サラダ記念日』で有名)の歌碑前でということでしたが、安全策で記念撮影。
参拝後、駅へと向かいます。通りには、10/31のハロウィーンの飾り付けのお店 が数軒。最近、日本でもイベントとして定着して来ました。
俵 万智の歌碑〔2006(平成16)年建立。造形作家・内藤友博さんによるモ ニュメントに相模原市にまつわる伝説の一つ「照手(てるて)姫」 を詠んだ作品〕は、商店街の一角にありましたが、歌の部分が小さくて、地元の人でも気がつかないほどしょぼい感じ(ハトちゃんの感想)。
橋本駅前は、駅ビルをはじめ、近代的な駅前に大変貌。バスターミナルでは、大戸行きのバス(法政大学経由)を見つけて、懐かしさも...。
道を間違えたり、得したりの駅ハイでしたが、何とか橋本駅でゴール。コース距離は約13kmでしたが、差し引き11.5kmぐらいに。駅スタンプを押印後、昼食は、駅近くのミウイ5階の実演うどん「杵屋」へ。
乾杯後、次回と忘年駅ハイ(12月)の打ち合わせ。遠藤副長と小生は、冷たいうどんにさらに1束のサービスで腹一杯に。
解散後、隊長と副長たちは、バスを待って、恒例の天然温泉へ。
小生だけ、橋本駅→八王子→御茶ノ水→幕張本郷駅(16:00)で帰りました。
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