昨日に続いて、ハトちゃんは3連チャンウォーク。本日(1/10)は、JR東日本高崎支社と秩父鉄道合同の「開運祈願!寄居十二支めぐり(埼玉)(約10km)」に参加。
本日も晴天の行楽日和。秩父地方は久しぶりで、結構、千葉からは離れていて、家を7時に出発。
今回は、高崎線の熊谷経由で秩父鉄道に乗って、片道約2時間半をかけて、秩父鉄道寄居駅までの長丁場。途中、車窓から秩父地方が近づくにつれ、山々が迫って来ます。車内に大きいリュックを背負ったハイカーも多く見かけます。
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〔コース〕
スタート 寄居町役場→放光院→浄心寺→正樹院→西念寺→天正寺→正龍寺→善導寺→少林寺→秩父鉄道 波久礼駅
駅へ着いて、駅前の寄居町役場前で受付を済ませてスタート(10:04)。
駅の階段を上り反対側へと。階段を下りて、マップを見なが ら、最初のポイントを めざします。駅前に観光案内所がありました。コースは、要所要所に矢印の案 内板があるので大丈夫でしたが、最初だけ細い道をジグザグと進み、放光院(勢至菩薩)で午の守り本尊へ(10:17)。
都心から近くアクセスも便利なこともあり、多くのウォーカーが押し寄せて、御朱印をもらう列も...。
参拝後、前のウォーカーについて歩いて行くと、浄心寺(不動明王・酉)。 寺は、曲がり角にあり、境内も個人の庭のようで、見落としやすい場所(10:18)。
その後、広い通りへと。角の標識に正樹院の案内が。
広い通りを入った場所に、3番目の正樹院(大日如来・未、申)へ(10:26)。寺院は 境内に入って、 今年の干支である未が本尊なので念入りに、他のウォーカーたちと参拝。
続いて、JR八高線と秩父鉄道、東武東上線の陸橋手前を横断すると、西念寺(阿弥陀如 来・戌、亥)へ(10:30)。
陸橋を上がると、秩父の山々が良く観えました。道をしばら く直進。
国道140号線を横断し、さらにT字 路(正面に八坂神社)まで直 進。山をまわるようにコースを進むと、最後は階段を上って天正寺(虚空蔵菩薩・丑、 寅)へ (10:45)。参拝後は、迂回するなだらかな坂を下ります。鐘を撞くウォーカーの姿も...。
寺の前のみかん畑で、ウォーカーに地元の農家が野菜やみかんを売っていましたが、小生宅は、十分間に合っていたので覗くだけ。
途中、庭先に夏みかんやみかんがたくさん生っている家や、畦道に水仙が咲いていたり。妻が行って来た話では『今年は、鋸南の水仙ロードの水仙は2週間ぐらい早い』そうです。とてものどかな雰囲気の干支めぐりに...。
国道は通らず、車の通らない静かな道を進みます。ここが次の十二支まで一番距離・時間がかかりました(約20分)。
細い道に入って間もなく、やっと、正龍寺(普賢菩薩・辰、巳)へ (1 1:06)。紅梅もつぼみが膨らんで来ていて、陽だまりはだいぶ暖かく感じます。
その後、コースに沿って、秩父鉄道線路の傍に、広い境内 の善導寺(千手観音菩薩・子)へ。本堂内に靴を脱いで上がると、本堂天井には、鮮やかな色彩の一辺約85cm正方形の桐材の一枚板に、小倉百人一首の歌人の肖像画と作歌を記載してあり、見事。また、千手観音像も鎮座されていました。ベンチもあって、休憩している人たちも(11:18)。
コースは、踏切を渡って、県道を進むようになっていましたが、昨年、慣れたウォーカーが「少 林寺へは、線路沿いの道が近い」を付いて行くと、だいぶ近道になったことを思いだし、一人線路沿いの道を進みます。少林寺下の県道349号線につながっていました。優に5分は稼ぎました。
少林寺〔文殊菩薩・卯〕へは坂道を上って陸橋を上って道なりに進むと、一番奥の手前に本堂があり ました(11: 35)。片道20分で、羅漢山から円良田湖へ抜けることもできますが、駅へは往復するしかないので、波久礼駅へ戻ることにしました。
県道で交通整理をしていた男性に、『駅まで何分くらいかかりますか?」と尋ねると、『約20 分です』と言われて、予定していた12時26分発の1本前に間に合うかもしれないと思い、ピッチを上げました。秩父連山や田園風景が正面に観えて、気分爽快。
最後に、左折して末野神社が正面に見えて、右折。西行戻 り橋を渡って(11:48)、線路沿いの道を進み、国道140号線に出て間もなく右側の秩父鉄道「波久礼」駅がゴール(11:50)。
駅前で、地元のうどん、野菜や果物、土産品などが安価で販売されている掛け声が。小生は改札口で時刻を確認すると、1本前の電車が来る1分前。券売機が故障して切符が買えません。
そうこうしている内に電車が入線。駅員さんに他の2名のウォーカーと共に、切符を持たずに乗車。11時51分発に飛び乗って熊谷へ(12:27)。車内で同じく熊谷駅で降りる女性ウォーカーと話しこんで熊谷駅まで。車中で聞くと、『今年は、甘酒の無料サービスがあった」そうです。昨年は、何杯飲んでも50円の甘酒になりましたが、やはり、不評だったのでしょう。1年で元の無料に戻ったんですね。一電車遅らせば飲めたのに残念。
波久礼駅からの連絡で、窓口で運賃を払って、熊谷駅前で別れました。
帰りは、熊谷から湘南新宿ライン(特別快速)で赤羽経由で帰宅。
新年の開運祈願の十二支めぐりを通して、秩父の歴史・文化を垣間見たウォークとなりました。
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