前日に続き、5/31(土)は、駅ハイ 群馬・桐生七福神めぐりコースに、行って来ました。
上野から宇都宮線に乗って、小山で乗り継ぎ、両毛線で約1時間で桐生駅に到着。
両毛線は、全駅ドアは手動式という珍しさ。乗る人も降りる人も、ぼやっとしているとドアが開かない ので、初めての乗降客は一瞬たじろぎます。
10時27分に、桐生駅に着くと、本日は期間設定コースの最終日ということもあり、駅ハイ参加者が平日にもかかわらず多い。
〔コース〕
スタート 桐生駅前「桐生観光物産館わたらせ」→光明寺〔チェックポイント〕→妙音寺→法経寺→青蓮寺→久昌寺→鳳仙寺→西方寺→ゴール 桐生駅前「桐生観光物産館わたらせ」
今回のコースは、12kmと比較的長い。コースマップの所要時間も、次の七福神まで、長いところで20分はかかります。
何しろ今年一番の暑さで30度は超えていたでしょう? スタートも遅かったので、汗だくのウォークに...。
駅北口のロータリーを抜けて、末広通 りを横断して間もなく、左手に上毛電気鉄道の「西桐生」駅舎が見えて来ます。モダンな洋風建築の駅舎は、1928(昭和3)年から。
そのまま、道なりに山手通りを進みます。
右手に、野球で全国制覇もしたことのある桐生第一高校の校舎。
続いて、二つ目の信号を左折すると、途中、左手に宮本町の和洋折衷住宅街へ。木造平屋建ての母屋に、切妻屋根の洋間をつなげた和洋折衷住宅が見られます。
角に、光明寺の看板。奥に光明寺〔桐生七福神 弁財天〕。山門脇のツツジがきれい。
一段高い本堂脇にスタンプが置いてあり、押印。元の道を戻って、再び山手通りを左折して直進。桐生が岡動物園の下の道もありましたが、迷うといけないので、コースどおりに。
間もなく、左側の道が、3mくらい高くなって行きます。通りを走る車がだいぶ下に見えます。しばらく一段高い提を進むと、左手に美和神社〔1200年以上の古 刹で、境内社である西宮神社は、関東で唯一総本社の直系分社〕への参道と境内が見えます。
今回は、立ち寄らずに先へ。
間もなく寿老人の妙音寺へ。参拝。
汗が流れて来て、一枚上着を脱ぎ捨てて、山手通りを進みます。桐生工業高校を右手に見て、旧北中学校のグラウンドで野球の練習中。
前に二人の男性ウォーカーたちが直進したので、『何か、変だなぁ~』 と思いつつも、ハトちゃんもそのまま進むと、左手に青蓮寺 に入っていったので、一応、几帳面な小生は、あわてて野球グラウンドまで戻って、上り坂の先にあった法経寺〔大黒天〕へ。
本殿、および境内は大したことはなかったのですが、下り坂から、グラウンド越しに、山々が大きく見えて来て良かったです。ここで、100円の自販機を発見し、大き目の「CCレモン」を購入し、手に持って少しずつ飲みながら暑さ対策で水分補給。
その後、青蓮寺〔福禄寿;本堂は安土桃山時代の様式〕の境内〔多くの蓮、 睡蓮があり、寺の名前にもなっている。また桜や草木が多い〕を覗いて、再び山手通りを。
風もほとんど無い蒸し暑い状態でのウォーク。日陰を探しますが、通りには日陰がほとんどありません。太陽がだいぶ高くなってしまったようです。
やっと、天神町2丁目のT字路で、国道122号線に出て、梅田町方面へ。10分ほどで右手に久昌寺(きゅうしょうじ)恵比寿天へ。境内は狭く、広場に本殿という感じ。
さらに6番目の鳳仙寺へと向かいます。
桐生女子高校の手前を左折すると、空が一転して暗くなって来ました。あわてて、表参道奥にある鳳仙寺〔毘沙門天〕へ。山間を進むと、途中、右側に 威徳の瀧があり、大きな杉林に囲まれて、山門や仏閣などがあって、1574(天正2)年創建といわれるだけに、市史跡の桐生城城主の墓などもあります。
雨がポツポツ落ちて来ましたが、折角なので、最後の七福神の西方寺まで急ぎ足。コースでは、近いはずですが、意外とあせっているせいか、遠く感じます。
西方寺〔布袋尊〕に到着。1350(観応元)年創建、桐生国綱が開基といわれる古寺で、桐生氏の菩 提寺。境内と墓地が広い。
国道へ出る途中、時雨れて、大粒の雨が...。あわてて、通りにあった「セブンイレブン」へ。
すると、本格的に雨が降って来 て、昼食のおにぎりと、息子に推薦されていたコーヒーを飲んで、端っこのカウンター席で雨が止むのを待つことに。100円コーヒーは、美味で得した感あり。前日は、雨具を用意していたのに、本日は大丈夫だと思って、持参しなかったミス。その代わり、おいしいコーヒーにありつけて、瓢箪から駒。
途中、雹に変わってビックリ。
30分ほどして、雨が止み、再スタート。
桐生女子高校の前からバスが出ていると聞き、バス停の時刻を見ると、5分前にでてしまい、次が1時間後。仕方なくマップどおりに、国道を桐生駅北口方面へ戻ることに。
帰りの電車時刻に間に合うように急いだのと、また時雨れる可能性の雲だったので、群馬大学工学部キャンパスの出入口、桐生天満宮鳥居のみ。絹織物と発展し、歴史を伝える本町の伝統的建物群などは、さらっと見ただけで、次回の楽しみにとって置きます。本町通りを伊勢崎方面に進みます。
本町5丁目の交差点を右折して末広通りから駅前へ。少し雨が降って来ましたが、アーケードでセー フ。ゴールの「観光物産館」に到着。雹に降られたデジカメを見せると、ビックリしていました。
結局、時刻表の見間違いもあり、予定の電車には間に合わず。1本後の電車で帰宅の途に着きました(13:53桐生発)。発車は八木節のメロディー。待っている間に、隣りホームのわたらせ渓谷鉄道の車両と駅構内のさつき展、特産品コーナーをじっくり見ることができました。
時雨や雹が降る悪天候もありましたが、何とか桐生七福神めぐりだけは完歩しました。
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