5月25日(日)、自治会のゴミゼロ運動で町内の樹木の剪定・草取りに午前中、参加。
午後、予報より気温が上がらず、曇りのち晴れの中、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で5月13日(火)にメンバーが歩いた「市川関所跡から善養寺・篠崎公園コース」を歩きました。
いつもどおり、歩行距離7km。一人で歩いたので、コースマップは見ながらも、途中で道を尋ねること3回。
〔「ゆうほ21」コース〕
京成線・国府台駅→市川関所跡→江戸川土手→善養寺・影向の松→妙勝寺→浅間神社→都立篠崎公園A地区・B地区→都営新宿線・篠崎駅
13日は、京成線の国府台駅から行ったそうですが、ハトちゃんは、JR「市川」駅からスタート。
江戸川土堤までは、駅から10分ほど。市川橋手前の中央分離帯に、ピンクと赤のバラが満開でカラフル。
本来は、右手の土手へは、橋の下をぐるっと回らなければいけないのですが、地元の人と一緒に、車の流れが途絶えたのを見計らって小走りに横断。
渡ってすぐの土手に、市川関所跡〔江戸時代、幕府の防衛上の理由から江戸へ出入りする街道に関所が設けられ、江戸へ入る武器や江戸から出る女を特 に厳しく取り締まった。成田街道(佐倉道は)にも関所が設けられ、江戸川の渡河地点となる小岩市川渡し(現 市川橋付近)で、小岩側の渡船場に関所が置かれた〕。以前、「ゆうほ」で最終ポイントで立寄って以来。
土手からは、幅広でゆったりした流れの江戸川をはじめ、休日のため、グラウン ドでの野球練習・試合、京成線の電車が橋の上を通過、和洋女子大、里見公園の森などが観えます。広々としていて、すがすがしい気持ちに...。
交通量の多い国道14号市川橋 横の自転車道を抜けて、右手の階段を下りると、左手にグラウンドが延々と続きます。
広いサイクリングロードからは、多くの少年野球の元 気にプレーしている風景、市川の高層マンション(高さ150メートルのⅠlink・タウン)も...。
珍しい自動二輪の練習場もありました。
サイクリングロードでも、サイクリングやジョギング、ウォーキン グを楽しむ市民たち。中には、甲羅干しをしているカップルも。
右手横の土手下に沿って、車道があり、バスも走っています。
小岩カルチュアセンター入口から土手下の車道を横切って、善養寺 〔真言宗豊山派。1527(大永7)の創建と伝わる。末寺130余りを擁する中本寺格の寺院であり、「小岩不動尊」の別名でも知られ ている。境内に生育する国の天然記念物 「影向の松」は、香川県の「岡野マツ」との日本一争いで名高い〕へ。
境内は広く、本堂前の「影向の松」の大きさは圧巻。本堂がすっぽり見えなくなり、屋根部のみ。太い枝を支える丸太の数も多い。天然記念物に選ばれたことはあります。小生は、こんなに大きくて、横に這うような古木を観たのは生まれて初めて。これを観れただけでも、今回、歩いた価値あり。
境内をしばらく散策後、今度は土手下の狭い歩道を進みます。土手は、結構 な高さ。
北篠崎2丁目を過ぎて上篠崎前から、雑木林の続く篠崎公園(A地区)〔都立公園としては、緑が多く落ち着いた雰囲気で、千葉県との境を流れる江戸川の堤防の西に広がる。広場と運動施設を備え、 緑地の少ない東部地区にあっては、貴重な存在〕へ。バーベキュー広場では、多くの人がバーベキューで大盛り上がり。
駐車場前へ出て、駐車場の係員に聞いて、妙勝寺と浅間神社の位置を確認。
最初に、駐車場前の妙勝寺〔成就院日尚上人が、1307(徳治2)年に開山した寺院で 区内でも歴史のある古刹として知られている〕一歩、足を踏み入れると都内とは思えない程の豊かな緑樹が目の前に広がり、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
途中に、まだ花壇が整備中の上篠崎はなの広場で、鴻巣(埼玉) にははるかに及ばないものの、ポピーや、花菖蒲が咲いていました。
続いて、篠崎二小前を通って、浅間神社〔938(天慶元)年に 創建したと伝えられる。境内に13の社があ り、神明社(天祖神社)、浅間社、香取社など、神社内に鎮座している〕へ。周囲が鎮守の森に囲まれ、荘厳な雰囲気。
篠崎公園の小野球場横から公園に入園して、サービスセンターに立ち寄りました。テニスコートの受付中。その先に、壁打ちコートがあり、練習していました。
芝山では、ボール遊びやシートを引いて休憩している家族連れやユニフォーム姿の子どもたちなどが、思い思いに遊んでいました。
桜の広場を抜けて、西門から公園を出て、柴又街道1本手前がマップに記させていましたが、人通りを避けて西篠崎1丁目の細い路地を進みます。
早くもアジサイや紫アネモネなどが軒先に咲いていて、季節のバラと共に共演。
道端の花を観賞しながら歩いて行くと600mの直線先に、鹿骨街道にぶつかります。
ツツジのきれいな街道横を横断して、三角地帯の先、篠崎公園(B地区)へ。
手前に、これも公園では珍しい小型犬、中・大型犬のドッグラン場があり、いろいろな種類の犬たち が、飼主と共に自由に柵内で走ったり、戯れたり...。江戸川区ならでは。飼主に聞くと、『事務所で登録すれば、自由にチェーン無しで、犬と遊べるので、犬も大変喜び、自分も楽ができる』 とのこと。
その後、児童遊園、野球場を見ながら、いったん、公園沿いの道路へ。周囲が親水公園になっているところあり。
そこに、ハーブ、ローズマリー、草花育成地があり 、何種類かのハーブ、ローズマリー、きれいな紅白の花などがありました。匂いをを嗅ぐと、確かにハーブの香りが...。
少々、歩き疲れたので、トイレ休憩と芝生広場前のベンチで、遊具で遊んでいる家族連れを見ながら、水分補給と軽食をつまみました。
休憩後、篠崎四小の裏から左折し一直線で、都営新宿線「篠崎」駅へ。外壁に沿って、ピンクのバラが陽光に照らし出されて...。
途中に、高いマンションがあり、子ども連れのお母さんに 『タワー の入口は?』 と聞くと、『マンションのみで、一般の人は入れませんよ』 と。子どもたちも怪訝そうに。
後で、駅に着いて、ハトちゃんは、同じ都営新宿線船堀駅前の「船堀タワー」 と勘違いしていたことに気づき、納得。とんだ恥さらしでした。
やっとゴールの「篠崎」駅前に到着。バスロータリーで行き先を確認すると、JR中央・総武線へは小岩行がありましたが、最寄り駅の幕張本郷より遠くなるので、当初予定どおりの都営線で「本八幡」へ(次駅)向かいました。
今回の、市川~篠崎 は、土手沿いの道は日陰が無いので、暑い日は厳しいのですが、アップダウンもなく、道もわかりやすかったので、ほぼ迷うことなく完歩できました(所要時間は約2時間)。
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