2013年6月アーカイブ

6月28日(金)、薄曇りながら蒸し暑い中、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の市内ウォーキング(約7km)。京成「大久保」駅南口ロータリー前に9時30分集合。

今回は、神田先生を含め、11名の参加で今年最低。

 

先生のかけ声でいよいよ出発。駅前から、大久保中央公園に向かって歩き出 PICT8758.JPGします。公園内で中高年の健康体操。

このコースは、ハトちゃんが、勤労会館に筋トレで往復するコースで、大久保 PICT8760.JPGのミサワホームの分譲・住宅街を抜けて、本大久保保育所横を通ります。

園児が園内で遊んでいて、手を振ってくれました。

途中、高台に小生の家が見えることもしばしば。いつも通っている道なので、庭を歩いている感じ。

屋敷小学校習志野市立第6中学校の間の道路PICT8762.JPGを「 PICT8764.JPG屋敷」バス停に向か って歩いて行き、6中校庭脇の中学生がよく走っている周回道路へ。最初は舗装されて景色も明るいのですが、右手は雑木林で木が道路上空まで覆っていて、暗くなると危険な道。

 

女性メンバーから、「夜は歩けないわ」という声も。左手に見える中学のグラウンドの広さを実感。

斜めに上がる細い坂道を上がると、バス通り。横断して左折後、間もなく、右に曲がり幕張PAに行く PICT8765.JPG近道。今回は、集会所手前を左折して直進。

しばらくして、市の生産緑地の広大な畑が見えて来ます。

畑は、習志野市の特産品であるにんじんの収穫が終わっ PICT8768.JPGて、枝豆やさつまいもの葉が少し見えるだけで、他は現在耕地のまま。

畑の手前を進み、途中、畑の中央を左折すると、2人が通れるほどの細い舗装道路、車止めを過ぎると、右手の近隣公園芝生広場では、グラウンドゴルフのプレー中。

 

反対側に、東部保健センター・屋敷ヘルスステーションが見えて来ました。入館して、トイレ休憩と PICT8773.JPG PICT8774.JPG小休止。館内の受付の方とお話。入口の雰囲気が、ハワイアン風に模様替え。ハトちゃんは、先日、3のの湯に入った感想をおしゃべり。

 

そこから、建設着工前に反対運動 PICT8776.JPG・署名・カンパなどで着工が延びた、ヤオハン大型パチンコ店の敷地前へ。すでに工事着工中。パチンコ店だけに駐車場は、777(オールセブン)台収容とは出来過ぎ。

それから、千葉パルコーポ工場前を右折して、京王線の踏切前へ。踏切で下り PICT8782.JPG電車の通過中。

渡ってから二中裏を直進すると、東金街道にぶつかります。右手に、日大生産工学部の大学・学部名と大きな赤のNや建物が見えます。コースは左に進んで、直進すると、ハミングロードにぶつかります。

 

そのまま、アジサイの咲くハミングロードを進んで、PICT8788.JPG大久 PICT8789.JPG保商店街手前の信号 を右折して、誉田八幡神社(こんだはちまん・ほんだはちまん)へ。すぐ、神社裏にサークルメンバーの中村宅があります。

 

八幡神社の入口は、新しい石鳥居と参道が、昨年できました。習志野の由来は習志野演習場から PICT8794.JPG PICT8796.JPGで演習を総監した明治天皇が後日「習志野原」と命名し、軍の演習場になりました。大久保町は日本騎兵旅団発祥の地、神社のすぐ裏手の公園には、習志野騎兵旅団指令部がありました。
神様は、武家(あるいは源氏)の守護神と皇室の守護神としての両面があった八幡神。ということで陸軍の関係者たちに篤く信仰されていた。河内国の誉田八幡神社より勧請。

境内には、習志野市名木百選のアカガシの古木が本殿脇に聳え立って PICT8804.JPGいます。ま PICT8803.JPG PICT8806.JPGた、紀元二千六百年記念参道敷石之碑として、栗林忠道(大日本帝国陸軍の軍人。最終階級は陸軍大将)の記名がありました。

 

〔大久保(おおくぼ)の名前の由来は、
浜田川の支流の奥に窪地があることから名付けられたとも、あるいは江戸時代の初めに、近隣の鷺沼などの領主であった旗本の大久保氏の名から付けたともいわれています。江戸時代の新田開発によって生まれた村なので、大久保新田といわれていました。
また、本大久保(もとおおくぼ)
大久保新田を拓く前に、関西からの移住者たちが帰農したところといわれています


 

その後、境内を抜けて、東邦大学附属中・高校前を見て、十字路手前の市民プラザ大久保PICT8809.JPG〔2012年1月開所;市民の異世代間、異分野間にわたる文化交流を推進す PICT8807.JPG ると PICT8810.JPGともに生涯学習活動、福祉活動、情報交換等の振興を図ることにより、市民生活の質の向上、健康の増進及び地域社会の活性化に資するために、習志野郵便局旧局舎跡地を利用。市民、地元大学、行政が一体となりワークショップを開催し策定し、ギャラリーやスタジオ、交流スペースがある施設〕へ。

 

その後、日大生産工学部前を通過し、東邦大学キャンパス内へ。

PICT8817.JPG PICT8821.JPG PICT8823.JPG司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」で有名な秋山好古にゆかりの地を辿る史跡があります。

先生の案内と解説で、第一騎兵連隊騎兵第13連隊跡の記念碑、また、傍に司馬遼太郎の文学碑が建立され、冒頭の筆者肉筆の碑を見学しました。遼太郎の独特な筆のタッチが見られて、感激しました。さらに戦前から残る貴重な建物。

また、薬草園横に、明治44年に皇太子〔後の大正天皇〕の騎兵 PICT8827.JPGPICT8828.JPG教練台覧之処碑と、横に質素、信義、礼節など6項目の教訓を書いた石碑もありました。

 

最後に、大久保商店街を駅方面に戻ります。商店街には、秋山好古にちなんだ資PICT8832.JPG料、写真、展示品が並ぶ「文化交流ギャラリー(通称;お休み処)」もありますが、今回は立ち寄らず。ギャラリーと反 対側に、馬の上半身に「秋山好古大将」の顕彰碑(薬師寺隣り)の傍を通過。

PICT8833.JPG PICT8835.JPGゴールは、駅前の「ブックオフ」前で11時30分に解散となりました。

 

息子(東邦大学6年)に、キャンパス内の記念碑を聞いたところ、知ってはいましたが関心を示さず。歴史には興味が無いようです。理科系なので、仕方ないかも?

日露戦争で勇敢に戦った、戦士たちの記念碑を観ると、明治期における海外列強に対する日本の富国強兵策を垣間見ることができて、明治期のロマンに浸れます。地元に住んでいても、由緒ある場所を知らない人も多いと思います。先生に案内されて、有意義でした。

自宅から徒歩で15分あたりの場所に、深い歴史があるなんて、思っても見ませんでした。

6月22日(土)、朝から曇り空ながら時々晴れ間が見えてまずまず。「南房総 あじさい寺ハイキング(南三原~千倉)約12.8km」へ。

今回は、ゆっくりと自宅を出ます。千葉駅8時21分発の内房線館山から南三原(みなみはら)へ。

 

南三原駅に着いて、手続きを済ませてスタート(10:41) 。 千葉県の駅ハ でお世話になっている男性係員に会い、言葉を交わす。 PICT8551.JPG まずは、国道128号PICT8548.JPG線を渡って、自生院の境内を抜けると、紫、青のあじさいが並んで咲いている道に。林を抜けると、両脇がかなり穂が伸びてきた水田地帯。一直線に進むと、丸山川に。

PICT8555.JPG 川沿いの遊歩道に、石のベンチや風車が並んでいて、その脇を通過。

 

川内橋に出て、橋を渡って右折しPICT8558.JPG、間も PICT8559.JPGなく左 手に大きな風車が見えて来ます。風車方向に入っていくと道の駅ローズマリー公園。広い駐車場と、洋館。正面に教会風な建物があり、中は PICT8563.JPG観光コミュ二ティーセンターでチラシなどが置いてあります。また、「はなまる市場」で地元の農産物や、地のものを生かした加工品などを販売。隣接されたシェークスピア・カントリー・パークは、中世のイギリス建築を復元。

 

 

道の駅に寄っていた間に、数人に抜かれて、少々急ぎ足に。人家の路地、内房線の梅ノ木踏切を過ぎて前の2人連れのウォーカーを抜くと、声をかけられ、見ると車内で、房総の寺社を巡って御朱印状を集めている元気な男性ウォーカー。「頑張ってください」と挨拶して、先へ。

 

途中に、広場風になっている三嶋神社・稲荷神社があり参拝。真っ直ぐ八幡神社方面へ。神社手 PICT8566.JPG PICT8571.JPG PICT8646.JPG前の安馬青年館クロモジ茶のサービス。独特な味の茶葉で、すっきり感があってとても美味しい。青年館前に鉢植えの木があって、地元の方から記念に数枚の葉が付いている枝をいただき、よく見ると、確かに葉に黒い斑点が。

 

続いて、正面に、急階段が見える八幡神社へと。源頼朝と因縁 PICT8576.JPGのある PICT8574.JPG神社で、本殿の欄間に三代伊八の彫刻が観れました。

PICT8579.JPG PICT8582.JPG山道を過ぎて、再び、交通量が多い国道128号線に出て、加茂交差点で渡って右に進んで行くと、一つ目の横断歩道左手に、神社の石鳥居 PICT8586.JPGと長い参道が見えていて、コース案内に沿って左折すると、正面に莫越山神 PICT8588.JPG〔全国 で4社のみの清酒製造が許可されていて、猿田彦の舞が見られる〕。スダジイの古木も横たわっていました。

 

神社の裏手から降りて行き、南房総らしいソテツの葉を切って PICT8593.JPG PICT8594.JPG PICT8596.JPGいる風景が見られ、右手に加茂縄文資料館と、加茂遺跡〔日本最古の丸木舟(県指定文化財)が出土され、他に土器なども展示〕。

 

 

車の少ない道を回って行くと、観光客がだいぶ来ている、房州のあじさい寺で有名な日運寺〔1246(文永元)年に真言宗から日蓮宗に改宗した寺〕へ。

PICT8600.JPG PICT8609.JPG参道の両脇に色とりどりのあじさい(約2万株)がお出迎え。しかし、気候が暖かなせいか、手前は花の見頃を過ぎて、色褪せているものも。

仁王門や本堂に続く両脇には、見頃のあじさい。丘陵を取り込んだ境内にピンクや紫、青、白の花が色を競い合っています。参詣者や花撮影の観光客も多数。こ PICT8605.JPGこで、駅ハイの係 PICT8602.JPG PICT8611.JPG PICT8616.JPG員たちが車で先回りしていて、遭遇。ちょうど正午のチャイムが聞こえて来ました。

 

 

ここからが一番しんどいコース。竹薮からウグイスの鳴き声も聞こえて来ます。国道を渡って、道は舗装道路ながら、ア PICT8628.JPGップダウンが続き、前後に人影が見えないせいか、長く感じます。やっと、左手に、水面が続く真野堰が見えて来て、を越えます。

右手の山道に入って上りになり、道なりに進んで行きます。矢印が無いため、ちょっと不安な分岐点もあり、正直、真野寺が随分と遠くて、ショートカットしたくなりました。この間、約2.6kmですが、アップダウンの分、時間がかかりました。

 

 

真野集会所のある広い道路に出ると、右手前方からウォーカーたちが数人下りて来て、真野大黒 PICT8631.JPG PICT8630.JPG PICT8634.JPG〔大黒天像は関東地方で残る古像としては最大級〕の看板も見えて来たので、気合を入れ直して、真野寺〔725年、行基菩薩によって開山。本堂欄間に初代伊八の彫刻がある〕へと向かいました。道の両側に白いあじさいも咲いていました。

約3千株のあじさいが山の両脇に咲き誇り、一回りして堪能。外出して、色とりどりのあじさいの花を観賞すると、梅雨時期のストレス発散効果があるそうです。

 

ここで、前の電車組のウォーカーに追いつき、十数 人に出会いま PICT8638.JPGした。トンネルを抜けて、道なりに進むと、左手に用水池が見えPICT8637.JPGて、その端を歩いて行くと、左手にまたも鳥居があり、大きな木に囲まれ PICT8639.JPG急階段が見える熊野神社〔備前焼の狛犬が神殿を守る〕へ。鳥居下で参拝し、先へと。意外と真野寺への道で体力と時間を使って、いささかバテ気味。

 

そこからは、前のウォーカーに付いて、瀬戸交差点、尾登踏切を PICT8644.JPG渡って最後のポイント 下立松原神社〔鳥居の無い神社で、頼朝公の馬洗場とされる頼朝伝説が伝わる〕へ。

駅へ出る道を行き過ぎたところで、後ろの女性ウォーカーに「おじさん、こっちよ!」と言われ、戻ることに...。

 

駅へ着くと、ゴール受付でいつもの親切な係員にコースの報告。約3時間かかって千倉駅ゴーPICT8645.JPG。アップダウンがある(特に、寺社は階段が多かった)コースで、来年は表記を変更した方が良いのではという提言を。

 

それにしても13時45分発の千倉発に乗って予定通り。週末の畑作業で成田線小見川へと、千葉駅で乗換えたまでは良かったものの、大雨成田線が成田駅で不通。待合室で待つこと1時間。何とか次の電車が来たものの、徐行運転など30分遅れて、結局、18時に小見川駅へ着いて、迎えの義兄に迷惑をかけてしまう結果に。

 

千倉というと、今年も3月に訪れましたが、早春の南房総は暖かく、お花いっぱいで感激しましたが、梅雨期の田舎道を歩きながらのあじさい寺社めぐりも、かなり楽しめました。

世界文化遺産富士山が登録され、地元をはじめ、多くの日本人が喜びもひとしおの中、昨27日から4泊5日の日程で、は深田久弥著「日本百名山」の一つ、北海道利尻山(通称;形が富士山に似ていることから、利尻富士と呼ばれている)に向かって、山の仲間3人と旅行中。利尻は、また、高山植物の宝庫で、この時期は天候も安定し、「花の百名山」と 960px-利尻岳_礼文島から[1].jpgしても有名。ついでに、小生も感激した、隣りの島(礼文)にも寄って来るそうです。

                           (写真は、礼文島から観た利尻富士)

もともと義兄の影響もあって、時間がとれると、一人でも出かけるほど、山が大好き。若い頃から、千葉山の会に入って、日本・海外の山にも出かけていました。25年前に小生との結婚式が控えた1ヵ月前にも、20キロを背負えるリュックで「結婚したらなかなかネパールに行けない」と言って、1週間現地カトマンズ近郊の山々をシェルパと一緒に歩きに...。予告無しでビックリしたのを覚えています。

 

すでに、あと20山までこぎつけて、残るは、遠い場所の九州・山陰地方の山々だそうです。

今回は、初めての離島の利尻山に挑戦。標高こそ1,721mと低山と思えますが、「登山口が海岸に近い場所からで、思っている以上にきつい」とウォーキング・サークルの山に詳しく、すでに百名山を踏破しているメンバーが話していました。

 

定年までに百名山を踏破し、定年後は、世界一周クルージングを計画している妻は、仕事も遊びも全力で取り組むタイプ。山行を計画したり、余暇を作り出すのはお得意。

 

小生の趣味は、心臓の手術を受ける前までは、登山で北岳剱岳をはじめ南・中央・北アルプスに夢中になっていた時期もありましたが、現在はウォーキング

 

あまり負担の少ない低山をハイキングする程度までは、何とか回復。一緒に登山することは、無理ですが、百名山完登を心より願っています。そんな心配は、無用?の人ですけれど。

5月のような初夏の陽気、幕張QVCスタジアムへ...。県民の日記念ということで、多くの観客で埋ま PICT8675.JPGっていると思いましたが、スタンドは空席も目立ちます(入場者は約1万人)。パリーグ首位なのに、人気がいまいち。

というのも、「県だより」に応募して、外れたとはいえ、1000円で内野自由席で観戦できるとあって、友人を誘って行く予定でしたが、都合が悪くなり、ハトちゃん一人で幕張本郷駅から直通バスに乗って球場へ。

1000円で入場。始球式、先発メンバーの紹介に間に合って、いざプレーボール。

先発の藤岡(なぜか、背番号18で期待の左腕)は、日本ハムの4番中田に PICT8651.JPG開始早々、2ランホーマーを浴び、早くも劣勢。3回までに小刻みに点を取られ、3番アブレイユにもホームランを献上ししてしまい、小生はガックリ。相手投手の武田勝の変則モーションに翻弄されて、一方的な展開。

あれほど、高目はアブレイユ(危ないよ?)とスタンドから言っていたのに...。

 

やっと、応援するロッテにもその裏、小兵の荻野選手のホームランで反撃開始。その後、安打も続いたのですが、今江選手のレフトオーバーもフェンスの最上部に当たって2塁打。次のDHで入った里崎が大ブレーキ。小生は、心の底で、サブローか福浦の方がまだマシだとつぶやきました。

味方にヒットが出たり、相手がエラーしてくれるチャンスも、得点できずにガッカリ。

PICT8649.JPG PICT8665.JPG買って来たおにぎりとつまみ、飲み物もPICT8666.JPG底をつい て来て、興味は5回裏のマリーンガールズ、マスコットのクールくんとマーくんの踊りと、観客席でのファンサービス。

生ビールなどを売る女子高校生のカラフルな衣装と、顔を見ながら観戦。隣りの夫婦もロッテファンながらクールな寸評。小生も、藤岡を3点ぐらい取られた時点で、中継ぎでゲームを組み立てて行った方が良かったのではと、伊東監督の采配に疑問?

 

ロッテの熱烈ファンの相棒がいれば、9回裏までいる予定でしたが、盛り上がりの無い凡戦に、ショーを観た後、早々に退散。9時に自宅に着いて、妻と韓国ドラマを深夜まで一緒に観ることに。

 

 

台風4号崩れの温帯低気圧の影響もあって、3日間(19~21日)は、しとしとと梅雨。最初の日の午前中こそ、自宅でも10m近い強風が吹き荒れましたが、大した大雨にはならず。

八王子の実家へ、野菜を持って行った翌日に、八王子に近い横浜線沿線の駅ハイ(in 橋本)に参加する予定でしたが、台風・雨予報ということで、来週に延期。

 

珍しく自宅にいて、梅雨の合間に、庭のサツキの剪定(花が終わって間もなくやらねばならない;夏に来年の花芽をつけるため)、草とり(2週間前に一応、全体を終えたが、またぽちぽちと雑草が伸びて来ました)、落葉掃除梅の実拾い芝刈りなどを、無理をせずに作業。

 

まぁ、芝も除草剤の効果が出て、やっと芝生らしくなって来て、雑草もはびこっていたのに弱くなり、手でも十分に抜けるようになり、庭もだいぶきれいに...。あとは、伸びた篠対策と、木々の消毒と伐採ぐらいにこぎつけました。

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 ところで、ハトちゃん大好物といえば、「母の揚げ餅」 です。

は、現在88歳(米寿)になり八王子で一人暮らし。先日、母、妻、弟夫妻とともに父の13回忌法要を終えたばかり。小生は結婚し千葉県に移り住んで、ちょうど25年が経ち、7月9日で銀婚式に...。実家へは、2週間に一度、健康面の様子と、妻の実家で獲れた新鮮な野菜を届けに帰ります。


小さい頃、母は外で働いていました。休みの日などに、お正月に残った鏡餅 PICT8677.JPGや四角に切ったを、油で揚げるのが得意で、餅がふっくらと膨らみ、どんぶりに入れて、塩をふりかけ醤油を垂らすと、何とも香ばしい臭い。熱々の餅を口に入れて、噛み締めると市販の煎餅とは比較にならないほど、サクサクしていて美味しい。弟と二人で一つのどんぶりでしたが、大半を自分がぺロリ。兄の特権を悪用したものです。醤油と塩加減が絶妙


実家に戻ると、餅が無い日を除いて、揚げ餅を作ってくれます。短時間で、簡単な揚げ餅は、まさに "おふくろの味"。帰りには、荷物になると言っても、卵(1個 50円の赤玉)赤飯混ぜご飯をお土産に持たされます。妻や子どもたちは、楽しみにしています。


膝と腰の大手術をしたので、歩くのがちょっと不自由な母ですが、少しでも長生きして、美味しい揚げ餅を作り続けてほしいと思います。

 

梅雨の合間の6月18日(火)、「JR 駅からハイキング」で「湘南の絶景と寺社めぐり(in 二宮)約6.5km」に参加。

 

コースは;二宮駅スタート右吾妻山公園右展望台右神社吾妻神社右ふたみ記念館 美術館右神社川勾神社右西光寺 右等覚院右ガラスのうさぎ像右二宮駅ゴール


 

東京駅から東海道本線熱海行に乗って、1時間10分。二宮駅には9時5 PICT8469.JPG0分に到着。駅前北口から横断歩道を渡って二宮町観光協会で、スタート受付(10:00)。台帳では2人目。天候は曇りで湿度は高い。梅雨の合間としてはまずまず。

 

PICT8472.JPG PICT8473.JPG建物の裏手にまわり左折すると、ゆるい上り坂。二宮町役場が前方に見えると、左手に吾妻山公園の案内。役場横の入口から急階段を登ります。100段登った所に標示があり、「あと200段続く」とのこと。上を見ずに足元だけを見てじっくりと登ります。

 

階段を登ると、汗ビッショリ。一息入れて、散PICT8474.JPGPICT8475.JPG道を上ります。左手に東海道線 の電車の通る音が聞こえ、アジサイが、この季節にピッタリで一角に咲いています。間もなく、右手に鳥居が見え、浅間神社。続いて左手の道は、吾妻神社へと続いていますが閉鎖中。

 

PICT8477.JPGゆっくり散策路は、右手にまわると、途中、長~いローラす PICT8476.JPGべり台〔全長約102m、傾斜10度)を過ぎると、木目調でロッジ風の公園管理事務所と右手にトイレ。

 

 

標識にしたがい、展望台を目ざす。

展望台は、芝生広場や東屋、ベンチもあって、相模湾をはじめ湘南の海。そして丹沢などの山並み PICT8484.JPGが観えます。標高は136.2mで低山ですが、見事な景観が広がります。残念ながら、本日は晴れていなかったので、感動するまでには至らず。それでも広々とした天上からの眺めは、来て本当に良かったと...。

 

マップを見て、東屋横の道を下ります。途中に、吾妻神社(東屋下に鎮座し、日本武尊と妻の弟橘姫命伝説に因み、縁結びの神とし PICT8488.JPGて親しまれている)を通って、吾妻山の緑豊かな森林浴を楽しみながら、だらだらと長い山道・階段をゆっくりと降りて行きます。雨が降るとすべりやすい道。途中で、女性ハイカーが登って来ましたが、長くて大変そう。300段の方が距離が短く、得をした感じ。

 

PICT8496.JPG PICT8497.JPG最後の石段を降りると、やっと梅沢口の車道に出ました。

右折して歩道を進むと、足元に「梅の実」がいくつも転がっていて、梅沢というだけに梅林。その先には、梨畑があり、袋を被せた梨が...。ちょっぴり、線路に沿って歩き、今度は右手に大きくカーブ。車道には、一段高い歩道が片側だけ。釜野橋のバス停過ぎまで、安全に右側を歩行。

 

 

バス停を過ぎて、チェックポイント(2.3km)のふたみ記念館(博物館)http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/futami_museum/ 前へ。冷房が利いていてホット一息。館内の入口にスタンプがあり押印。せっ PICT8500.JPGかく入館 PICT8502.JPGしたので、館内の二見利節氏絵画〔二宮出身の異才の洋画家で、生前4千点もの作品を残す〕を鑑賞。抽象画の影響も受けたと思われる筆で、色づかいが茶や灰色を基調に、濃淡を大胆な構図で描くという印象。親切な女性学芸員と立ち話をして、「この先も頑張ってください」という声に励まされて再スタート。外で、マップを持っていた1番目の男性ウォーカーと遭遇。

 

バス停前で右手に曲がる道に入って、運動場入口の信号地点まで。そこから PICT8505.JPG右折して上り坂。右手 が町民運動場になるY字路を左に行くと下り坂。途中、右手の畑では、農作業をする人たちを見かけました。 

 

川勾神社の入口看板があり、右折。3分ほど歩くと、正面に、延喜式式内社の川勾(かわわ)神社 PICT8508.JPG PICT8512.JPG PICT8514.JPG〔相模の国「二之宮」として、社名が大和朝廷「延喜式」に記されている、千年を超える由緒ある古社。子宝、縁結びのご利益がある〕へ。四方を森に囲まれた自然豊かな所で、鳥居を上がると、藁葺屋根の門に県内最古の随神の神様が...。境内には、茅の輪くぐりがあり、夫婦杉が立派でした。

 

続いて、川勾神社手前に墓が立ち並ぶ西光寺〔鎌倉時代開山で、真言宗東 PICT8518.JPG寺派の由緒ある寺。境内に、カヤの大木(樹齢約5百年)は町の天然記念物〕を参拝。また、本堂前には、砂利の上に、円状に干支の焼物が囲んでいました。

 

 

その後、いったん来た道を戻って、今度は右手の急カーブを進むとゆっくりと上り坂で、間もなく下ります。密厳院を過ぎて間もなく東海道本線の陸橋を渡ると、前に車が行き交う広い国道1号線が見えて来ます。

不意に横の建物の名前を見ると山西防災コミュニティーセンター。あわてて、手前の細い道路を右折して、裏通りの車の少ない道を進みます。宝蔵禅寺を過ぎて、T字路にぶつかり、右折すると、1号線(山西)へ。

 

そこから、旧東海道に沿って少し歩くと、左に一段高くなって、等覚院〔境内には、六地蔵尊、子を抱 PICT8524.JPG PICT8530.JPGく観音地蔵など。本尊は不動明王および両脇侍像〕へ。ふちが赤い屋根には、町指定の町最古の梵鐘がぶら下がっており、薬師堂前のフジの木も町の天然記念物とのこと。開花時期に合わせて参拝したいものです。

 

 

ここで、寺社参拝は終わり。旧東海道を進んで帰ろうと思いましたが、急に湘南の海が見たくなって、手前の道を右に曲がって、海岸へと...。

 

海岸は、工事中の場所もありましたが、 PICT8534.JPG砂浜PICT8531.JPG近くまで歩いて、潮の香りをかぐこ とに。釣り人が手前に一人、桟橋にだいぶ集まっていました。波は穏やかでしたが、先日訪れた千葉・九十九里浜とは大違いで、水は濁っていて、ゴミも散乱していてガッカリ。

 

それでも、昔、ハトちゃんは夏休みになると、月の半分は湘南(片瀬江ノ島や七里ガ浜)で泳いでいた頃が懐かしい。

 

来た道を戻り、民家脇の階段を見つけて上がると、1号線。反対側に横断して先を急ぎます。途中、吾妻神社入口吾妻山入口の横断歩道名があり、右手を振り返るとこんもりした山が観えました。

 

12時7分発の東京行に間に合わせるため、梅沢からは時速6kmペース。バス停を次々通り越して、二宮駅入口を左折すると、駅前へ。

 

PICT8547.JPGロータリーの一角にガラスのうさぎ像〔二宮駅周辺は、太平洋戦争終結直前の爆撃により尊い多くの生命が犠牲になった。戦争体験記「ガラスのうさぎ」(高木敏子著)が国民に深い感動を呼び、二度と戦争があってはならない、恒久平和への思いを込めて建造〕を見て、感動。

 

あわてて、駅反対へ階段を昇降して、観光協会ゴールの手続き。台帳には10人ほど参加。もちろん、1番早く到着。すでに、正午の時報は鳴っていて、慌てて改札口へ。見ると、なぜか、次発は11時58分の表示。本日は列車の遅れで、結局、5分遅れで電車に乗り込みました(12:03)。平日なので、席は空いていましたが、平塚で早くも立ち見が出るほど。千葉の内房線・外房線とは利用客に雲泥の差。

 

吾妻山の眺望こそ霞んでいましたが、異才の画家で、二宮に生きた二見利節の絵画にも触れることができた、有意義な湘南駅ハイ(in 二宮)となりました。

 

6月15日(土)、「長浦~袖ヶ浦公園~袖ヶ浦(約13km)」に行って来ました。

 

千葉駅8時6分発君津行の内房線。今回は近距離の千葉・長浦天候は、梅雨時期とあって、曇りのち小雨。

「長浦」駅前で受付スタート(8:38)。まず線路に沿って歩き、コンビニ前で左折。その後、上り坂でラーメン屋の角を左折してからは、一直線でたちばな通りを進みます。日本歯科大学セミナーハウスからはゆっくりと下り坂。

 

途中に、百々目堰の水辺があり、釣り人3人がリール竿を垂らしていました。平成通り手前の細い PICT8333.JPG PICT8337.JPG道を直進。少し近道を。通りにぶつかって、右折し、一つ目の信号を渡って、ずーと一直線に進む。薄日がさして蒸し暑いのと、直線が続き、汗が吹き出て来ます。落花生〔全国生産量1位)畑もあります。途中に、 PICT8335.JPG飯富真里場古墳群の看板を持ったスタッフに会う(9:12)。スタートから約6km歩いて袖ヶ浦公園入口の案内板が。

 

細い道に入り、しばらく上り下りが続き、木立を抜けると、やっと目の前に池が...。袖ヶ浦公園に到着PICT8344.JPG PICT8348.JPG PICT8355.JPG(9:18)。案内矢印にしたがい、上池(広い方)の周回道を時計回りに進みます。途中に、トイレ、休憩所、広場、アドベンチャーキッズ(遊具)、滝などがあり、観ながら周囲を散策。また、アジサイも咲いていました。

 

途中、旧進藤家住宅(市指定文化財)や袖ヶ浦市郷土博物館〔入館してお茶 PICT8468.JPGのサービス、入口で PICT8367.JPG PICT8366.JPG自然の葉を使ってのきれいな「たたき染め」を見学〕に立ち寄りました(9:32)。

 

その後、復原古代住宅万葉植物園の横を通って、イベント「花菖蒲まつり」が開 PICT8370.JPG催されている下池(狭い方)広場へと向かいます。

 

最盛期を迎えた色とりどりの花菖蒲〔約1万5千株〕があた PICT8382.JPGり一面に咲き誇っている場所は、水辺の広場、休憩所の奥など。菖蒲田の中は、観賞する人たちでいっぱい(9:43)。観光客でごった返しています。

 

梅雨どきの花は、雨露に濡れて輝いて観えます。「花摘み娘」の大人と子供2名ずつのアヤメ娘 PICT8376.JPG PICT8384.JPG周りに人が集まってPICT8387.JPGカメラの列。鮮やかな黄色いユリも見事。また、展PICT8392.JPG望台からの眺めは、園 内の 広大さを感じます。また、管理事務所前の広場では、飲食物や 地元野菜などを販売していて、観光客で賑わっていました。 

 

 

下池脇のまつり会場を抜けて、公園駐車場脇を進むと、駐車場は満杯状態。前方に平屋で横に幅広 PICT8400.JPG PICT8402.JPGの建物が見えて来たのが、「ゆりの里〔農畜産物販売所〕」(9:55)。

立ち寄ると、花菖蒲まつりで来ている観光客でいっぱい。新鮮な野菜、お花、特産品などの販売。餅つきもやっていて、つき立ての餅も食べられました。突然、後方で爆発音があり、ビックリ。ボンベを使った商品の操作を失敗したそうです。

 

その後、右折して直進。間もなく、雨が降り出して、傘をさしてのウォークに. PICT8411.JPG..。それからコースマップに従い、袖ヶ浦駅方面へと...。道の両脇には、田園風景と電柱の列。

PICT8420.JPG平成通りにぶつかり右折。ファミリーマートの前を左折し、袖ヶ浦高校のテニスコート・体育館裏を通って直進。すると、前方に案内係が立っていて、案内にしたがい右側の鳥居の先、見上げるほどの急階段が見えます。

 

そのまま、101段の急階段を登り PICT8434.JPG土神社境内へ PICT8426.JPG(10:33)。最後のポイントでの登りはしんどい。途中に係員がいて、率土神社南古墳群からの埴輪と古墳群の説明を聞きました。また焚き火の場所も。鳥居前で冷たい麦茶をご馳走になり、一息ついてから参拝。小休止後、舗装道を右手に曲がり住宅街を抜け PICT8443.JPGて、桜の並木道を抜けると国道16号線(袖ヶ浦市福王台)。そこから駅まで5分ほど。

 

駅に着くと、どうやら2番目のゴール(10:50)。ゴール受付係の車ががちょうど来たところで、「もう着いたんですか?早いですね」と言われました。係員にプレゼントの当選番号を確認。結果はもちろん外れ。また、パンのプレゼントは12時からというので、 PICT8448.JPG待たずに早い電車(11:05発)で帰路に着きました(ちなみに、昨年は10時31分発の電車に)。

ハイキングの終わりが早かったせいか、12時に最寄の幕張本郷駅へ。家でゆっくり昼食をとることに...。

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6月15日は千葉県民の日韓流ドラマ君は僕の運命(全178話)」(やっと、70話まで)を観て、缶ビールを飲んでいたら、いつの間にかウトウトと...。

 

その後、スッキリしたのと、雨がやんでいたので、県民の日入湯料半額PICT8451.JPG券をもって、チャリンコで玉光湯「ひじりのね(八千代店)」へ(15:08)。前の「やまとの湯」が暖簾替えして、3月29日に同地にニューオープン。ハトちゃんは、オープン後、初めてだったので興味があり入湯。外装と内装の一部を修復して、露天風呂の温泉成分のみ変更した感じ。下駄箱、脱衣場、浴室、浴槽種類、店 舗など、ほとんど前と変わりません。久しぶりに天然温泉に浸かり、リラックスでPICT8455.JPG PICT8460.JPGきました。

近くに安価で便利な天然温泉が復活したので、これからも利用しようと思います。

帰り道の途中、一雨ごとに七色の変化が楽しめる、アジサイが雨露に濡れて、輝いていました。

 

6月12日(水)、駅ハイ 潮来あやめまつりと水郷路ハイキング(13km)」に大学の先輩2人と参加。毎年6月に開催されているコースは、案内標識がきちんとされています。

 

成田線は1時間に1本。成田駅で、@品川の兼子局長に声をかけます。反対ホ PICT8251.JPGームから接続ピッタリの@我孫子の遠藤副長が到着。千葉寄り1番前の車両にいたのを局長が見つけ、携帯で連絡。我々が乗っている1番前の車両で合流。携帯電話の便利さを痛感。再会を喜び、「今月も生存確認?」して、おもしろ談義。

車窓から田園風景を眺めます。天候は、小雨が降って今一。ハトちゃんは、妻の実家が小見川なので見慣れた景色でしたが、先輩たちは初めてで、まさしく田舎の風景。とくに、シティーボーイの@風来坊さんには、似合わない感じ。

 

DSC00508.JPGさて、鹿島線潮来駅には、予定どおり到着(9:58)。観光地なのに、Suica が使えないのは不便。観光案内所に聞くと、お目当ての「嫁入り舟」が悪天候のため中止になり、誠に残念。せっかく、白無垢姿の花嫁さんを祝福しようと思ったのに...。小生は、昨年、「潮来花嫁さん」を観れたので、先輩たちにも是非観せたいと思っていました【左の写真は、昨年のもの】。

駅のトイレを借用後、10時過ぎにスタート。天候は台風13号くずれの熱帯低気圧の影響で小雨。

 

まず、「あやめまつり」で賑わう市営前川あやめ園へ直行。 約500種、 PICT8247.JPG百万株といわれる PICT8234.JPG PICT8238.JPG色とりどりのあやめを観賞しようと、観光客が...。口々に、運行が中止になったのを残念がる声、声、声。イベントがあれば鈴なりになる太鼓橋の人影もまばら。とりあえず、舟の発着所前へ。

 

橋幸夫の「潮来笠♪」が流れていて、歌碑や「潮来の伊太郎(旅姿)ブロンズ像」も聳え立つ。潮来 PICT8244.JPG PICT8243.JPGの伊太郎はどうも実在の人物ではないらしい。それでも園内は紫、白、黄などの見事に咲き誇るアヤメが観賞できて、カメラで撮る人たちがいっぱい。

前川には、観光客を乗せる手漕ぎ舟とエンジン搭載の観光船が数隻。女性船頭もいて、櫓を漕ぐ姿が格好良い。 

 

あやめを十分に観賞後、本来のウォークに切り替え、路地を直進すると、右手に大門河岸公園。「大門」では無く、狭くて「小門」の方がふさわしい感じ。脇を通って、横断歩道が無くて、交通量の多い道を渡って、真っ直ぐ進むと長勝寺〔臨済宗の寺で源頼朝が1185年創建。

PICT8257.JPG水戸藩主の水戸光圀が再建。庭には松尾芭蕉の句牌も PICT8258.JPGある。頼朝の菩提の為に寄進したといわれている銅鐘は国指定重要文化財で、山門、仏殿も県指定の文化財として珍重されている〕へ。

趣きのある山門から、長い境内を歩いて唐様の本堂を参拝。御神木のボダイジュも見上げるほどで寺の説明ガイドさんもいて、境内の荘厳さは、伝統的な美しさを再確認できました。

いったん、来た道を戻って、途中、あやめ橋から前川水門橋にかけて、前川園のアヤメの観賞できる場所があり、あやめの碑があります。

北利根川岸に出ると、水郷の土浦からの高速船乗り場があり、乗降客の姿が...。前川水 PICT8266.JPG PICT8265.JPG門橋を渡って川岸通りの階段を降りると、カニやナマズのモニュメントがある「恋愛の噴水 WAⅰWAⅰファンタジア」。恋愛成就といわれる新スポット。「幸せをよぶ鍵」がぶら下がっていました。兼子先輩と撮った、鋸山駅ハイゴール「恋人の聖地モニュメント」の写真を思い出して、遠藤副長が苦笑い。人集めでしょうが、潮来には似合いません。

 

北利根川の土手に上がり、川の雄大さを実感。鹿島線のガード下をくぐると、茨城県トライアスロン発祥の地の碑があります。小生は傘をさしなが PICT8270.JPGら歩 PICT8271.JPGきにくい状態。そんな中、先頭を行く局長は、多少の雨でも傘をささずに、ハイペースで突き進みます。また、小生に向かって、「トレーナーを着ていて、とろいなぁ~?」と親父ギャグを飛ばす余裕。

PICT8294.JPGそういえば、今日履いて来たシューズは紫色で、あやめに合わせて来たのか? 意気込みが違います。

 

小生が、途中で苦しくなったので、「ショートカットしましょうか?」と聞いても、「主催者のコースどおり」と言って、頑なにコースどおりに前進。

 

やっと、矢印があり左折。今度は、平地に水田地帯が広がります。交通量の多い県道101号潮来 PICT8286.JPG佐原へ。右折すると、歩道に、サルビアやパンジーなPICT8277.JPGどの低草花をきれいに配置した花壇が続きます。横を大型ダンプなどがスピードを上げて走っています。

 

間もなく、反対側へ横断。この直線が結構、長い。しかし、排 気ガスが多いこの道路をコースにするよりも、遠回りでも田園の中を通るウォークの方が良いという意見に一同賛成。隙間のあるガードレールには、カPICT8287.JPGラーであやめや嫁入り舟のデザインが重ねて観えます。また、ハス池もありまし た。コース途中、大州で県道50号水戸神栖にぶつかり、左手に大六天神社があり、T字路を右手に進みます。 

 

歩き疲れて来た頃、やっと左折の案内で、民家の横を通って、田園地帯 PICT8291.JPGの真ん中を歩く気持ちの良い道に...。風が爽やかになって、歩きやすく、「やはり、田舎はこうでなくっちゃ」 ひたすら歩く...。前後に全く人影は見えず。代わりに、野生の雉(きじ)を2羽、局長が発見。

 

広い道路が見えて来て、左手に中間ポイントの道の駅の建物が望めるようになり、力が沸いて来ました。

 

上の車道に出るため、階段を上り、左折して福島橋を渡ると、左下方に「温泉足湯」の看板、次に PICT8297.JPG PICT8298.JPG 道の駅 いたこ」へ(11:55)。地元の新鮮野菜や魚、特産品などを売っていて、駐車場に車が結構、止まっています。

ここで、名物のどら焼「虹どら」のプレゼントと、チェックスタンプを押印。トイレ休憩後、3人で、ひと通りお店を観て回りました。地元名産のワカサギの佃煮も試食、購入。売り場のオバちゃんがおまけを付けてくれたり、話をしたり...。昼食時間でしたが、駅へ戻ってからということになり、折り返して戻ることに。福島橋手前の階段を降りて、前川水路沿いの道を引き返します。 

 

右手に、灌漑用の水路が続き、左は田んぼ。一段高い所に水路があり、PICT8300.JPG 高い草に遮られて、舟のエンジン音は聞こえますが、舟は見えません。水路沿いを直進。

折り返してからは、すっかり雨もあがり、陽射しも出て来て、暑い感じ。

 

谷境橋に、釣り人が...。その後は、コースに沿って、大洲閘門堤を左折して、いったん川と離れる舗 PICT8308.JPG PICT8321.JPG 装道を進みます。小さな水門を右折して、垣根のマキが3mもある民家沿いを歩くと、ブロック塀をくねくねと上るヘビが...。後で、駅近くの高架沿いを歩いていた際には、車で引かれたヘビの 死骸にも遭遇。大洲 分校跡(更地で二宮金次郎の銅PICT8306.JPG像が元学校のPICT8302.JPG証明)、目立たない吉祥山真成院を通って、前川橋で再び水路沿いの道を進みます。

PICT8311.JPG

このあたりは、水面が低く、土手との高低差が余り無い。とき PICT8305.JPG どき、エンジン付きの観光船が通り、橋の上から、眺めを楽しみます。

川岸に沿って、紫陽花やあやめが咲いている場所もあり、ウォークしながら観賞。

辻大橋を渡り、硯宮神社の前にある愛友酒造に立ち寄ることに。ちょうど観光バスの団体客待ちで PICT8315.JPG PICT8317.JPG店員さんが駅ハイの旗の前で出迎え。酒蔵で冷たい仕込みの水と冷たい樽酒を1杯ごちそうになり、ナイスタイミング。その場で樽酒をビンに詰めてもらい千円。酒好きの局長は大満足。何でも帰りにも成田で新勝寺へ先輩2人で参拝時にも、蔵元で地酒を買って有意義だったというメールが後で来ていました。 酒蔵前では、結構、車を見かけました。 

 

その後は、水路沿いの道に戻って、潮来駅を目指して歩いて7分ほど。次の PICT8322.JPG電車を待つ間に、手打そば屋で、ビールで乾杯し、蕎麦ランチセットを注文。帰りの電車に遅れると1時間待ちになるので、食事後大急ぎで、駅前の観光案内所ゴール。小生は、ビールのせいか、トイレに直行。先輩たちが待っているホームへと駆け上がると、電車(14:27発)が入って来て、急いで乗り込みました。

電車の中で、来月の駅ハイや急死した同職場・同年代の「緑(ロク)ちゃん」の話題に。「本日は、6月でロク(6)ちゃん?の追悼ウォーク」にも...。

 

時間に余裕があった兼子局長に付き合って、成田から直通がある遠藤副長も、途中下車して新勝寺へ。京成線に乗り換えるハトちゃんと、観光案内所前でお別れ。

 

「嫁入り舟」は観られなかったものの、雨が心配でしたが、最も歴史ある「水郷潮来あやめ まつり」と「水郷散策」ができたのは大収穫で、強行した甲斐がありました。  

早朝から台風3号の影響で雨が心配された(6/11)は、第2火曜で「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の定例ウォーク。神田先生を含め14名が参加。京成「船橋」駅構内に集まりました(9:30)。

京成線で日暮里→JR山手線で池袋→西武池袋線各駅停車で二つ目の江古田駅へ(10:40着)。駅近辺は学生街で、日大芸術学部、武蔵野音大、武蔵大学など。古い寺院と自然が残る新旧建物が混在。コースは、江古田(練馬)から沼袋(中野)までの約6km

駅でトイレをすませて、先生の案内で、南口から線路沿い練馬駅方面へと天候を心配しながら進みます。ときおり小雨があり、早くもカラフルな傘の行進。

 

まず、最初のポイントは、細い路地を入ると、武蔵野稲荷神社〔創建は不詳で、本殿は小高い塚の PICT8126.JPG PICT8130.JPG上に鎮座し、1477(文明9)年、江古田・沼袋の戦で太田道灌によって滅ぼされた豊島軍の死者を葬った塚との言い伝えがある。「江古田のお稲荷さん」と親しまれている。社殿の扉は閉まっていて、塚のある本殿には行けません。龍神門などに、動物や龍の多色な彫刻が観られました。

 

別の脇道から境内を抜けると、目前に武蔵大学の校舎と裏門。そういえば、鳥居入口に、学生の境内通行を遠慮して下さいという看板がありました。

 

住宅街を通って、目白通りを渡って、右折して道なりに進むと、PICT8142.JPG白いアジサイの家が。唐澤博物館〔唐澤富太郎(東京教育大学名誉教授)の個人博物館。入口 PICT8139.JPGに二宮金次郎 の像があり、Y字路の真ん中に三角屋根の積み木で作った風の建造物〕は外観のみ見学。

 

本日は、和気藹々と話をしながらも、コースの街並みを見ながら、 PICT8146.JPG雨が心配でいつもよりは早いペース。桃色の大きな夾竹桃。豊中橋を渡ると、江古田川は、川幅が真ん中10cmぐらいで、まわりはコンクリート。

 

続いて次のポイントは、江古田の森公園〔2007(平成19)年開園。昔は、国立 PICT8164.JPG PICT8149.JPG PICT8156.JPG療養所中野病院(結核患者のための施設)の跡地にできた公園〕へ。雑木林の中は、中野区とは思えない森林浴ができて、少し上って行くと、ベンチが多くある芝生広場へ。ここで先生から「早いんですが、昼食休憩30分」という言葉(11:30)。

 

急いでベンチで、思い思いの昼食にありつきました。ときおり、梅雨のしとしと雨が...。公衆トイレにペーパーが無かったのには、困りました。

なお、隣接して東京都総合福祉センター「江古田の森」があり、車イ PICT8155.JPGスの方々の姿を...。前には中野駅行きのバス停があります。

 

PICT8166.JPG PICT8174.JPGバス停前を横切って、広い通りを進むと、紅白のかわいいチェリーセージが。 東福寺〔鎌倉時代の創建で真言宗豊山派の寺院。江戸時代には3代将軍家光が鷹狩りの際に休息し、8代将軍吉宗は御膳所に指定。豊島八十八ヶ所の二番札所〕へ。境内横に、徳川家膳所跡碑が。後方横に鐘楼を観る。

 

 

次いで、沼袋方面へと向かいました。中野区立歴史民 PICT8180.JPG俗資料室〔江古田 PICT8175.JPG村名主の山崎家が寄付した土地に建てた資料館。中野の風土や暮らしぶりをテーマに、山崎家の資料も展示〕へ。休館中で、外を見学。閑静な場所に、ツブラジイの大木、石臼などが展示されています。

 

その後、新青梅街道江古田4丁目の歩道橋を渡ると、通り沿いの家に見事なブーゲンビリアが。百観音通りの先に、明治寺〔閑静な境内には番外を含めて百八十体の観音 PICT8188.JPG石像が PICT8201.JPG PICT8204.JPGあり、西国三十三観音・坂東三十三観音・秩父三十四観音の合わせて百観音が奉納されている〕。先生を先頭に、メンバーは、各札所番号順に、彫られた表情や大小形状の違った観音様を観て回りました。ガクアジサイ(日本古来の種) PICT8203.JPGや芝 PICT8195.JPG生にピンクのモジズリ(ネジリ花)を発見。先生は、実際に百観音を全部回られたそうですが、歩けない場合はこの寺で代行してもご利益があるそうです。

 

 

すぐそばに禅定院〔室町前期1360年代に恵尊が開創。旧上沼袋村の伊藤家の菩提寺で、「伊藤 PICT8211.JPG寺」ともいわれる〕へ。境内右手に頭が丸く刈ってある、樹齢約600年の大イチョウが見上げるほどに聳え立つ。

沼袋駅前商店街の一本路地を入ったところに、実相院〔真言宗豊山派。新田一族の矢島氏が合戦で敗れて開創。境内は狭いが、墓地に PICT8220.JPG沼袋から江古田にかけて多い「矢島氏」の刻銘が半数以上〕へ。

 

最後に、商店街を抜けて、西武新宿線の踏切を渡って、真正面に平和の森公園〔1985(昭和60)年、中野刑務所跡地に部分的に開園。現在も公園を拡 PICT8223.JPG張、整備中〕へ。刑務所跡だけに「平和の森」と名づけたのではと先生の弁。少年スポーツ広場(野球場)前のトイレ休憩後、園内の沼袋側だけを散策。弥生時代の復原住居を観て、公園管理事務所へ。

事務所内1階に平和資料展示室があPICT8225.JPGり、 PICT8226.JPGメンバーが戦時 中の「中野の戦災・学童疎開」写真パネルなどや東京大空襲時の焼夷弾などを熱心に見学。しばし、戦争の悲惨さと平和の尊さを実感。習志野市の平和宣言都市の話題も...。

 

公園内で一応、解散(14時)いつもより約1時間は早い。雨もあがり、来た道を全員で戻り、西武新宿線沼袋駅→高田馬場駅→東京メトロ東西線で西船橋駅まで一緒に帰りました。

西船橋で京成線とJRに別れて、先生とともに京成線の西船駅まで徒歩5分。

神田先生は、京成船橋駅で突然、降りられて、メンバーは「ここから実籾駅まで歩くのかしら?」と言う声。一日、平均約4万歩を歩く先生は、天候が回復して、歩き足りなかったのでは?という推論になりました。真相は、月末の市内ウォークで解き明かされるでしょう!

梅雨の合間のウォークで心配しましたが、かえって暑くもなく、アップダウンが少なくて歩行距離も短かったので、ちょっと物足りなさが残りましたが、本降りにならずに、歩けて良かったと思います。

さて、9日(日)は、初夏の気温で快晴。そんな中、外房線・東金線に乗り、東金駅まで。駅ハイ「いわしの町と九十九里浜のエコハイク(約10km)」に参加。9時9分着。ホームに降りたのは、50人程度。

改札を出ると、専用バスで20分ほど。通常は駅からのスタートなので、乗車時間が長く感じま PICT8041.JPG PICT8043.JPGす。スタート国民宿舎「サンライズ九十九里」(扇形になっていて全室オーシャンビュー)へ到着。

受付の手続き、および海岸のゴミ拾い(エコハイク)のための軍手とレジ袋をいただきスタート(9:35)。

前のウォーカーに続き、宿舎内の庭を抜けると、間もなく九十九里浜PICT8045.JPG海岸 に出ると、海水浴やサーフィンする若者の姿が目に付きます。外房の海は波が高いといわれるが、このあたりの浜は静か。早速、砂浜に出て、ゴミを拾いながら PICT8051.JPG PICT8061.JPGのウォーク。右手の海を眺めながら、気温が高い割りに気持ち良い海風が。砂浜の固めの部分を通って、あちこち目を配りながら進みます。早く着いたウォーカーたちが頑張ったおかげか、海岸には意外と目立ったゴミはありません。捨てたタバコの吸殻や枯れ枝など。燃えない缶やペットボトルはありません。地元の方たちのご尽力があったからだと思います。

 

PICT8073.JPG PICT8080.JPGハトちゃんは、自宅でも、整理整頓が好きなのでゴミ拾いは好きで良かったのですが、海岸で遊ぶ家族連れや肌を焼く若者をチョッピリうらやましくも感じました。若い頃は、湘南の海へ夏休み良く行ったものですが、子供も大きくなり、海水浴はもう15年以上もしていません。海岸での歓声は、「若い人の特権」とも思えました。海岸線は、車が数珠つなぎに駐車の列。

 

ゴミ拾い〔エコ〕ハイクの意義を考え、ゆっくりしたペース PICT8095.JPGで、作業を継続。それ PICT8086.JPGにしても、眺望が良い分、ゴミ拾い区間の距離や時間が非常に長く感じられました。今回のゴールは、片貝海岸までの往復なので、先着し引き返して来たウォーカーと出会います。帰りも拾っているウォーカーがいて、頭が下がります。やっとゴミ回収所に着き、ゴミ袋を渡して、折り返し。

 

今度は、海岸線横の道(舗装)を戻るので、歩きやすい。右手は松などの防風林〔潮風で枯れている箇所多し〕の茂みと、ピンクのハマヒルガオが咲いています。間もなく、右手に PICT7811.JPGちょっと入ったところの「ふるさと自然公園センター」へ立ち寄りました。入館して見学。出入口で入館名簿を見ると、駅ハ PICT8099.JPG PICT8100.JPGイ江月水仙ロードで同行した、大阪の來山さんが一つ前に。相変わらず、元気に歩かれているんだと感心。

 

また、海岸では、ハン PICT8101.JPGグライダー(エンジ PICT8098.JPGン付)をやっているおじさんたちのグループにも出会い、頑張っている姿に、声をかけました。途中で、トイレ休憩をすませ、道はところどころ砂に埋もれて、足取りも重くなります。運動靴で行ったため、砂が入って来て歩きにくい。防波堤の上を通ったりして進みます。

途中、豊海海岸沿いに「不如帰」で知られる文豪徳富蘆花の「随 PICT8106.JPG筆 新春」文学碑を見学。「上総の海ほど美しい浜はない」という記載がありました。

 

 

PICT8070.JPGその先には、ビーチタワー〔隣りにセーフパトロールの控える建物〕前では、オレンジ服のセーバーた ちが海岸の監視を続けていました。

 

やっと、宿舎の建物が見えて来 PICT8115.JPGて、ペースが上がります PICT8116.JPG。海岸から右折し高架下をくぐって、ゴール(11:35)。暑さのために、汗ビッショリ。ゴールを探していると、旭市のおしどり夫婦に声をかけられました。

 

「今日は会えないと思いました。毛虫にやられたんですって」と。 お会いして以来、小生のブロ PICT8117.JPGグ愛読者で、駅ハイをご夫婦で続けていらっしゃいます。四街道の中村さんとも会ったそうでしたが、今回は小生は会えず。きっと、日帰り入浴に行かれたのでしょう?

ゴール反対側のコーナーで、焼きたてのいわし丸干しと、 PICT8121.JPG熱々のいわし団子汁をごちそうになり、疲れも吹き飛びました。

 

宿舎のトイレで着替えて、お土産を見たりして館内をぶらり。国民宿舎とは思えないきれいで、豪華な施設です。

 

帰りのバスで、江田さん夫妻とおしゃべり。大網駅まで所要時間は25分ほど。

大網駅(12:37発)→千葉(13:03)で、自宅に着いたのが13時30分。

砂浜のゴミ拾いは、有意義なウォークで、これからもエコ企画には積極的に参加して行きたいと考えています。

 

6月6日(木)、駅ハイ期間限定コース「栃木〔小江戸〕(約10kmに参加。

 

PICT7974.JPG往復はJRで上野駅から宇都宮線小山駅乗換えで両毛線二つ目「栃木」駅へ。沿線からの車窓は、田園風景が続く...。川越佐原と並び小江戸と呼ばれ、蔵の街並みが見所。

PICT7905.JPG観光案内所を、10時10分の受付。当日参加者は10人ほど。いつもの駅ハイ専用マップとは違って、観光案内所のマップ。

 

本日は、くもりで爽やかな風が頬を撫でるウォーク日和。まず PICT7910.JPG蔵の街大通り〔かつての荒物問屋の見世蔵と土蔵群からなっている〕を直進。県道31号線を横切り、巴波(うずま)川の関門橋を渡ります。大通りは、途中から道幅も広く、先まで見通しが利きます。室町郵便局前を右折。定願寺〔天台宗〕に続き、

満福寺〔真言宗・鎌倉時代の1262(弘長2)年、薗部村の太平山麓に創建された PICT7913.JPGと言われ、天正年間、現在地に移る。赤・青・黒三体の「三鬼尊」は、我国でも珍しい鬼神像で、中央の青鬼は鎖につながれている〕へ(10:22)。福がいっぱい得られると言う意味があり、参拝者も多いと聞く。

 

次いで、赤い鳥居が見えて、神明宮〔1403(応永10)年、栃木城内神明宿( PICT7916.JPG現神田町)に創建されたと言われていて、1589(天正17)年、皆川広照により現在地へ移され、栃木町の総鎮守となる。また、栃木の地名は、神明宮の屋根ぐしの千木(ちぎ)から出たとも言われている〕が右手にあります(10:28)。社殿は伊勢皇大神宮に倣い、神明造りになっていました。

 

PICT7919.JPG通りは石畳になっていて、あだち好古館〔浮世絵や錦絵をはじめとする、江戸情緒 を感じさせる貴重な美術品を多数陳列〕(10:31)。

PICT7922.JPG角を右手に入ると近龍寺〔1421(応永28)年、良懐上人が、城内宿河原に創建したと言われる浄土宗の寺で、1588(天正16)年現在地に移され、中国の故事「鯉が三級の位になると龍になる」ということから「三級山天光院近龍寺」と名付けられた。

境内には子育安産、学業成就の呑龍堂や文豪山本有三の墓があります。寺社が並ぶ静かなたたずまい。

 

 

左折して大通りに出ると、小説「路傍の石」で有名な山本有三(栃木市出身)の生家(記念館隣り PICT7929.JPG PICT7927.JPGの床屋)横のふるさと記念館〔1997(平成9)年オープン〕に入館(10:35)。山本氏のおいたちや自筆の原稿、愛用品展示を見学。

 

大通りに出ると、旧商家・蔵の街並みが現われます。少し戻って、信号手前に蔵の街観光館〔現存 PICT7934.JPG PICT7935.JPG PICT7936.JPGする明治期の典型的な見世蔵で浮世絵が飾られ、土産品・民芸品やパンフレットが置かれている観光拠点施設〕(10:40)。入館して、パンフレットをもらいながら、桐製のカラフルな草履に目が留まりました。

 

横断歩道を渡ると、目の前に敷地が広く、白い建物がとちぎ山車会館〔映像で山車3台で、祭りの PICT7937.JPG迫力が再現されている〕で、中間チェックのスタンプを押す(10:46)。

脇にある女体の彫像前に とちぎ蔵の街美術館〔約2百年前の土蔵3棟を改修し、 PICT7940.JPG PICT7941.JPG栃木市ゆかりの作家の作品を展示〕は、残念ながら休館日。

 

続いて右手に曲がって、蚤の市通りを進みます。裏道で車が少ない程度で、途中、道路脇の大きな建物が建設中で道は狭くなっていて、歩行者専用道路を進み、右折して先ほどの大通りに出て、左折。

一つ目の信号向こう側に蔵の街広場交番が見えて来ます。

 

マップに沿って、左に曲がって間もなく、日光例幣使街道〔1617年、徳川家康が日光山に改葬さ PICT7945.JPG PICT7948.JPGれ、毎年、朝廷から東照宮に例幣使と呼ばれる勅使がつかわされた道。嘉右衛門町重要伝統的建造物群保存地区の案内板。見世蔵などが立ち並び、今でも営業している店もあり〕へ(10:56)。

 

 古風な町並みが小京都の風情を、現代でも感じさせてくれて、観光客の姿も見かけます。

 

途中に、蔵の街墨絵処〔水墨画や撮り鉄(鉄道写真)の展示;入館無料〕そして、代官屋敷岡田記 PICT7954.JPG PICT7956.JPG PICT7959.JPG念館〔岡田家は550年PICT7961.JPG以上の歴史を持つ旧家で、畠山氏の陣屋。4千坪にも及ぶ広大な敷地に土蔵があり、岡田 家の宝物を展示〕へ(11:02)。

 

PICT7969.JPGゆっくりと街並みを眺めながら、県道32号線手前には、商家で長い板塀、暖簾や煙突・工場など、趣きのある老舗「油田味噌」店もありました(11:14)。

 

県道32号線に出て、同じ街道を戻ることにしました。反対から歩くのも乙な感じです。なお、一本先の道を覗くと、新しく造成して、モデルハウスの幟が見えて、新旧建物が、近くに混在している様子が...。

 

日光例幣使街道の石碑が立っている出入口の道を渡り、栃木病院前へ。横の細い道に入ると、モスグリーンで洋風の栃木病院〔1913(大正2)年に建てられた建物で、木 PICT7976.JPG造2階建て、屋根は単純化しないように複雑に入り組んでいて、形式も寄棟、切妻、入母屋と使い分けている。外壁は1階部分が下見板張りで2階部分はハーフティンバー形式を採用して柱など構造材が表面に現れている。玄関は外壁面より内側に配置され上部がバルコニーが配され奥行きがあり立体的な構成に。当時の洋風建築の特徴を残すものとして平成10年に国登録有形文化財に指定〕の外観を見学(11:25)。

 

続いて、県立栃木高校でも、国登録有形文化財の講堂(旧栃木県立栃木中学校講堂) - 1910 PICT7981.JPG(明治43)年竣工と記念図書館(旧栃木県立栃木中学校記念図書館) 1914年(大正3)年竣工、記念館(旧栃木県尋常中学校栃木分校本館) 1896年(明治29)年竣工 を門外から見学(11:29)。

 

続いて、栃木県議会発祥の地記念碑のある栃木市市役所別館(国登録有形文化財)へ(11:33)。その前が県庁堀で明治16年まで栃木県庁の所 PICT7986.JPG在地 PICT7993.JPG PICT7997.JPGでしたが、県庁が宇都宮に移転したため、現在は敷地に巡らされた堀だけが残存。澄んだ水に、鯉、錦鯉が泳いでいて、家族連れが餌をあげている風景も...。

 

PICT7996.JPG左折して、巴波川の橋元にも鯉たちが群れて泳いでいました。川沿いの風景はPICT8002.JPG PICT8008.JPGに似ています。巴波川綱手道を進むと、柳の木が風情を醸し出していて、手前に見世蔵のある、横山郷土館〔店舗の半分で麻問屋、半分で銀行を営んでいた明治の豪商で、建物は両袖切妻造で、当時の帳場などを再現〕へ(11:42)。舟荷揚場跡あり。ちょうど、アジサイの花も咲き始めていました。  観光している団体客に遭遇。幸来橋傍には、江戸時代後期の舟運で木材回漕問屋の PICT8019.JPG豪商塚田家の舟発着所、黒塀と白壁土蔵の圧倒的な景観の塚田歴史伝説館が見えます(11:47)。

 

蔵の街遊覧船発着所前で、先ほどの団体客とガイドが船でちょうど遊覧すると PICT8022.JPGころ。乗船料は一般500円、団体400円と意外と安い。船頭さんの案内するかけ声が聞こえます(11:49)。

 

 

しばし、乗船風景を眺めながらうずま公園手前の巴波川橋を左折し渡って、みつわ通りへと。

途中、右手に玉川の湯(金魚の湯)横を通過(11:53)。入口に短歌の石碑がある大きな銭湯 PICT8024.JPG PICT8027.JPGで、入湯料300円と安かったのですが、本日はゆっくりめのスピードだったので汗もかかないので、パス。洋風の片岡寫真館も趣きがあります。

 

 

川にかかる相生橋を渡ると、歌麿通り〔喜多川 PICT8033.JPG歌麿の栃木 PICT8031.JPG滞在から名づけられたとか〕へ。通りの両脇上部には、小さな鯉のぼりの飾りが...。商店街は寂れていましたが、花魁の化粧をしたイベント開催時の写真が飾られていたので、ちょっと拝見。

 

そうこうしているうちに、県道31号線に出て右折し、角にセブンイレブンが。昼食のおにぎりがセールで100円均一だったので、購入。

 

PICT8037.JPG左折して、駅前の大通りへと。JR東武線の駅が隣接する栃木駅北口前へ。左手に、赤いオブジェが目を惹きます。

 

観光案内所で、山車会館で押印したマップを見せてゴール(12:10)。

 

12時42分発の両毛線下りに十分間に合って、「ぶらりのんびりと歴史との出会いウォーク」を満喫し、帰路に着きました。千葉からはかなり遠いのですが、次回も訪れてみたい街並みで、「故きをたずねて新しきを知る」印象に残る一日でした。

 

 

今週はじめの剪定・垣根作りの湿疹原因は、毛虫の毛が飛散したものでした。本当に飛散悲惨)な目に遭いました。

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というのも、7日の金曜に、毎年、この時期に湿疹ができて、同じ病院・先生に受診。行って、裸になって、上半身(両腕内側と胸)を見せると、皮膚の薄い部分に湿疹が発生。状況を説明し、ハトちゃんが「花粉木くずアレルギー反応したんですかねぇー?」と尋ねると、先生は「コレは、この時期に多く見られる、空中に舞う毛虫の毛によるものです」とのこと。

 

確かに、垣根が古くなり1/3くらい外れていたので、長袖シャツで木々の間にもぐって、半分ぐらい針金で縛り直していた時、ちょうどシダレ梅の下で垂れ下がった枝葉に、オレンジの大きな毛虫。毛虫は棒で落として、足で踏み潰しました。

しかし、良く考えてみると、切った枝を拾ってゴミ袋に両手で抱えてゴミ袋に入れてから痒くなって来たんですが、先生曰く「梅や桜の樹の下で、毛虫の毛が空中に浮遊していて、それが首や袖から入ることが間々あります」と。そういえば、昨年も同じようなことを言われた気がします。1年前ですっかり忘れていました。今年は、注意していたのに、また同じ目に。看護師の妻に言うと、「お父さんは、全く学習しないね」と言われてしまい、返す言葉もありません。

 

他の月には、草とりや剪定をしていてもならないのに不思議なめぐり合わせ? やはり、木々や草花が伸びて、毛虫の多い時期の庭での作業には、暑くてもジャンパーと厚手のズボン、手袋など、また襟にはタオル、マスクという完全防備が必要なんですね。わかっていたはずなのに、甘く見ていました。

 

本来ならば、当日の午後、病院の草とり・剪定ボランティアをしていたのですが、念のため、友の会事務局長に電話してキャンセル。皮膚科が同じ病院のため、夜の受診前に、周囲の生垣や花壇を見ると、きれいになって見違えました。手伝えなくて残念! 来週でも、残りの場所を、半日お手伝いしたいと考えています。

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なお、3日(水)に取れた歯の被せ物は、結局、歯医者でレントゲンを撮って診てもらった結果、根が一つ折れて(固いものを噛んだため)根の先に膿がたまってしまい、再来週の17日(月)から、1週間に1回、4~5回通院する破目に...。痛くなったときに、早く診てもらっていたらと後悔...。

昔であったなら、抜歯とのことでしたが、かかりつけの歯科医は、できるだけ自分の歯を残し、ブラッシングで歯を長持ちさせる姿勢。小生の家族全員が、かれこれ15年ほど信頼して通院しています。

 

この歯は、ハトちゃんにとって、因縁の歯で、以前、勤務先近くの飯田橋歯科で女医の院長に、一番奥が虫歯であったのに、麻酔で痺れていたため、こちらもわからず、間違って良い歯の神経を抜かれてしまった、曰くつきの歯。以降、その歯科には行かず。

疲れて来て体調が悪くなると、痛んでいた所で、体調が良くなると痛みもなくなり、そのままになっていました。「80歳で20本」と言われるので、60歳の小生も自分の歯で食事がずーっとできるように、治療をお任せしたいと。それにしても、治療中の仮り歯での食事は、美味しさが感じられません。やはり、自分の歯が一番ですね!

 

6月に入り、ウォークは一休み。梅雨に入ったというのに、空梅雨で連日の真夏日。芝が雑草に覆われて妻からも文句を言われ、やっと雑草だけに効く除草剤を散布すると、やはり効き目があって、カタバミやレンゲソウ、イネ科の雑草が枯れて、芝刈り後、芝に活力が戻って来ました。その際には、マスクとつるつるした合羽を着て作業したので大丈夫。

 

一昨日(6/3)も、前日のリュウノヒゲの間に生えた草とりで、ほぼ日中作業。ゴム手袋をしていましたが、右手の親指に力を入れていたので、爪が紫色になって、爪先を押すと痛む状態。湿布を貼って眠りました。

とくに、5~6月は新緑で、木々や草花も大きく生長しますが、虫や花粉も飛んで要注意の季節です。

 

昨日は、駅ハイ(in 栃木)に行く予定でしたが、深夜、韓流ドラマのDVDを観ていたため、朝起きられずにドタキャン。仕方なく、6月に入って最初の筋トレ(習志野市東部体育館)に行ったついでに、ホームセンターに寄って、針金を購入。

というのも、前の家との境になる竹製の垣根が古くなり、風が強いために1/3くらい外れていたので、長袖シャツで木々の間にもぐって、半分ぐらい針金で縛り直しました。

ちょうどシダレ梅の下では、垂れ下がった枝葉に、オレンジの大きな毛虫。毛虫は棒で落として、足で踏み潰しました。

しかし、安心していたのも束の間、邪魔であった木を切った後、切った枝を拾ってゴミ袋に両手で抱えて入れたのが大失敗。17時の市内の下校放送を聞いたので、止めようとすると、両腕の内側が痒い。

「何か。ヤバイ」と思って、シャワーで石鹸を使って、洗い落としました。石鹸を使うと広がるのを忘れていました。

10分も経たないうちに、ジンマシンのように赤い斑点が全面に出来て、痒くなって来ました。

 

 

今年は、注意していたのに、また同じ目に。幸い、去年もらった軟膏があったので、塗っていますが痒いのには参っています。

だいぶ広がって、胸や腹部まで赤い斑点が出来て、痒くなっています...。

一年ぶりにまた皮膚科に行くことに。ここ5年間、カルテには6月のみ。先生に「また、やられたか?」と言われるでしょう。他の月には、草とりや剪定をしていてもならないのに不思議なめぐり合わせ?

完全防備を怠った自分が悪かったのですが、花粉アレルギースギ)が終わって、安心していたのに。何事にも注意と程々が良いのですね。植木や広い庭があるのも考えものです。まだ、自分でやれるので良いのですが、もっと年をとると職人に頼むしかなくなりますね。

 

そういえば、妻の誕生日は6月1日。要注意の月なのかなぁ?

 

6月2日(日)は、5月3日に亡くなった叔父の三十五日法要が、茨城の高崎で行われました。ハトちゃんは、母の代理で出席。自宅から柏駅経由の常磐線で「高浜」駅へ。

 

いとこで喪主である長男が車で迎えに来てくれました。高浜駅から車で10分ほどの叔父の実家まで、霞ヶ浦の堤防沿いの道路を通って、霞ヶ浦を見せてくれました。岸がサイ PICT7875.JPGクリングロードになっていて、湖面が眼の前に。先月来た時より、水面はなぎてい PICT7869.JPGて、道路には車が数台停まっていて、鯉やバス釣りに来ている釣人が竿を垂らしています。

 

 

早めに着いたので、まず祭壇に線香をあげて、お経が始まるまで時間があったのと、部屋は弔問客 PICT7880.JPG PICT7878.JPGでいっぱいになりそうだったので、亡父の実家でもある屋敷周りを歩いて...30年ぶりの周囲を歩くことに。付近は様変わり。前のうなぎ屋さんの黒い塀だけは昔のまま。

戻って、お茶を飲んで間もなく、お坊さんの読経が始まりました。皆さん、座布団に正座して聞いていました。ハトちゃんは、以前、同じ場面で、足が痺れた苦い思い出があったので、途中で胡坐に変えました。 

 

叔父の家は、田舎ではまぁまぁの名家。親戚だけでなく、近所からも大勢参列。読経後、お坊さんか PICT7860.JPGら「全国的には四十九日法要で御仏に帰すのが大半だそうですが、この地域では、慣わしで三十五日で行うようになっています。どちらかといえば、珍しい。決まりは無いので、その地域の慣習で行えば良い」との話がありました。

 

親戚以外は、ほとんど35人乗りのマイクロバスへ。近くの村の共同墓地裏の墓地へ。担当の男性一人がいて、穴を掘って、納骨の準備。

そういえば、小生が小学校2年の時に、おじいさんが亡くなって、ここまで来て、参列した記憶が甦りました。そのときは、まだ棺を土葬していました。

PICT7887.JPG半紙を短冊状に切って、墓の前の木に、来た証拠として結ぶ風習が残っていました。また、あたりには石碑の無い家も多く、墓は、盛り土の上に、塔婆を立てて、順次、線香と手を合わせました。

 

その後、マイクロバスで高浜・割烹旅館いづみ荘(霞ヶ浦湖畔に建つ川魚料理が自慢の割烹旅館)
PICT7892.JPGで、故人の思い出話に話が咲いて、また料理と飲み物、わっぱ飯(おはぎ)をたらふく食べて、秘伝のたれでじっくり調理した珍しい鯉の煮物(やわらかくて全然泥臭くない)、鰻の蒲焼は絶品。2時間ほどでお開きに。


帰りは、母の実家の最寄り駅で、高浜駅の一つ先の石岡駅へ、親戚の車で送ってもらうことに。

PICT7900.JPG列車の待ち時間まで、駅前で開かれていたイベント「がんばろう茨城!」のうち、航空自衛隊百里基地エイサー部による沖縄舞踊を観覧。石岡駅13時30分発の普通列車で帰宅の途につきました。

5/31(金)は、外房線に乗り、いすみ「波の伊八」ハイキング(約13km)に行って来ました。スタートの太東駅へは9時22分着。今回は、昨年の逆コースで太東駅→大原駅へ。

 

早速、駅前少し先の石田ストアースタート受付(9:25)。絶好のウォーク日和ながら、その時間の参加は、ハトちゃん一人。県道229号線に出て、JAのPICT7749.JPGPICT7745.JPG物を過ぎて後田踏 を渡り、ずーっと県道を歩きます。途 PICT7750.JPG中で市内循環バスを見かける。歩道の無い所もあり、車に注意して本日のメインの飯綱寺へ向かいます。

途中、道の両脇は水田風景もあり、カエルの鳴き声がのどかに聞こえます。

 

約30分歩くと、国道128号線にぶつかり、歩道橋があり、渡って真っ直ぐ細い道に入って、矢印の案 PICT7758.JPG 内どおりに進むと、まず藁葺屋根で鳥が翼を広げたような山門の風格に目を奪われます。藁の敷き詰め方も細かくて情緒があります(10:01)。

 

昨年は、境内で偶然、駅ハイスタート・ゴールで案内をしてくれた松﨑さんいすみ市役所商工観光課所属)に、出会ったことを思い出しました。

 

 

飯縄(いずな)寺〔808(大同3)年、 慈覚大師開山。天台宗明王山無動院飯縄寺。飯縄権現は、信濃国の飯綱山に対する山岳信仰から生まれた神様。神仏習合の神仏。浮世絵師として有名なPICT7764.JPG PICT7771.JPG飾北斎の作品「富嶽三十六景」「神奈川沖浪裏」の波に大きな影響を与え、を彫っては天下一の PICT7762.JPG初代伊八の欄間彫刻や、天井画の墨絵「龍」絵馬鐘楼竜神池など〕

境内に入って散策。いろいろな建造物、池などを見学。 本堂入口上部に、二つの天狗の面

本堂を覗くと、上部に装飾された伊八作の『結界欄間』が正面「天狗と牛若丸」と左右「波と飛龍」にあり、浮き彫りという独特の作風で表現されるダイナミックな波は、押し寄せてきそうなほどの迫力を感じさせます。天狗の姿をした神様が沢山奉られていました。

 

最近、新聞に掲載された天井の壁画の修復後は、一般公開されていなかったので観られなかったの PICT7760.JPG PICT7773.JPGが残念。しかし、社務所に寄って、プレゼントをいただく際、住職の奥様が写真パネルを見せてくれました。少し、話を伺い「気をつけて!」という励ましの言葉で、先へと出発。

その後、山門を左折して棚場水門をまわるコースでしたが、小生は昨年同様、ショートカットして、国道を進み、江東橋を渡って(脇に橋の由来看板あり)左折(10:30)。

 

 

夷隅川沿いの道を進みます。対岸までの川幅が広く、ゆったりとした流れを観ながら進みます。途中で、迂回路の表示があります。しかし、工事の車もPICT7786.JPGPICT7789.JPGもいなかったので、 立入禁止の横から入って、瀬崎橋の近くまで PICT7794.JPGは行けましたが、さすがに橋は渡れず、大きく迂回して黒潮橋を通って、中間チェックポイントの「九十九里ヴィラそとぼう」へ(10:49)。

 

PICT7796.JPG

ヴィラそとぼうで、トイレ休憩。いすみ市B&G海洋センター横を通って、南国情 緒の漂うフェニックスが並ぶ海岸へと出ます。

 

駐車場では、サーファーたちがサーフボードを出して、海岸へ。日焼けの若者が寝そべって読書。ビュ PICT7797.JPG PICT7799.JPG PICT7805.JPGーポイントとなっている海岸線のすばらしい眺望を観ながら大原方面へ(11:00)。

 

 

海岸に沿って、5kmほど歩いて行かなければならない、きついコース。救いは、気温の割りに、湿度が30%台で爽やかな風が吹いていた点。歩き始めは、ピンクの昼顔が一面に咲 PICT7819.JPGいている遊歩道を進みます。途中から道に砂が多くなり、埋まっていて、区別がつかない所を歩きます。打ち寄せる荒波を観ながら、潮風が頬に心地良くあたります。眺望もきいて、最初は張り切っていたのですが、ほとんど直進が続く単調なウォーク。遠方の岬がなかなか近づかない。歩いていた人は一人のみ。

 

PICT7816.JPG PICT7812.JPG PICT7820.JPGやっと、途中で海岸より低い舗装道路になり、歩きやすいと思ったのも束の間、砂をどけるショベルカーの姿。「大変な仕事だなぁ」と思いながら、横を通り抜ける。さらに、道が砂で埋まり、靴に砂が入りながら PICT7821.JPGの悪戦苦闘。砂浜を歩くのはペースが遅くなるので、人一人が通れるコンクリート幅の堤防の上を歩いて行きます。良かったのは、砂地に風紋ができていたのを観ることができたこと。

 

大原海水浴場は、下を歩いたので確認できず。真っ直ぐ歩いて、道に出た所が塩田川に架かる立派な日の出橋手前。橋を渡ると、「大原海水浴場」の大きなアーチ(11:45)。左側に公園が見えて来ます。池や遊具、風で動くモニュメントがある日在浦海浜公園。園内には、 DSC09052.JPG PICT7827.JPGの地に別荘のあった森 鴎外や林 芙美子の文学碑があります。

 

干物や海産物を取り扱っている店「がんこおやじ」を過ぎると、左手に、数多くの漁船が停泊する大原漁港(11:52)。近づくにつれて PICT7839.JPG漁村独特の潮風の香りが漂う。道路伝いには網元や、 船の名前が書いてある船宿が続き、港では、漁師が網を直したり、船のペンキ塗り姿も...。港内を観ながら、海岸沿いの舗装道を進みます。

 

そのあとはオプションコースへ。

石の大鳥居の階段を登って、小浜八幡神社小浜城址八幡崎からは、外房の海の絶景が両側 PICT7840.JPG PICT7844.JPG PICT7847.JPGに望めます(12:00)。大原はだか祭りの由来の看板もあり。 そこから大原駅までは一直線ですが、意外と距離があります。

ゴールは駅近くの観光センターへ(12:23)。受付の方とコースの話をしたり、パンフをもらって、参加 PICT7856.JPG者を聞くと、本日は小生のみ。感想として、「期間設定コース」で、都内でないのに、昨年に続き、コース上に矢印の案内が無かったのは不親切、ぐらいかなぁ~

 

末日に、絶好のウォーク日和で歩けたのは、儲けた気分に...。その後、数人の乗客と共に、大原12時41分発の外房線千葉行に乗りました(大原駅は、ムーミン列車のいすみ鉄道の始発駅でもある)。平日午後の外房線は、ガラガラ。ボックスシートでゆっくりくつろぎ、軽食と水分補 PICT7852.JPG給。途中、疲れからか良い気分でウトウト...。  

 

夷隅(いすみ)の漁村風景や海岸の景色歴史と文化、それに田園風景など、盛り沢山でしたが、歩行距離が長く、海岸沿いの道で靴下の中に砂が入り、両足小指に豆ができた思い出に...。

 

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